言えない秘密のレビュー・感想・評価
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珠玉のラブストーリー
秘密を知ってから涙が止まらなかった
予告の時点から、「108歩」の意味がずっと気になっていました。
雪乃と出会いピアノを引く楽しさを思い出して演奏家として輝き出す湊人と、湊人と過ごす時間を何よりも大切に過ごす雪乃。映画を観終わった今、言えない秘密が分かったからこそ、二人が楽しそうに幸せそうに過ごしていた光景がとても儚く美しく感じました。
終始、映像が綺麗でどこかレトロで、繊細なピアノのメロディーがとても素敵です。
雪乃の言えない秘密がわかった瞬間から涙が止まらず、雪乃の行動のすべてがつながって、抗えない運命が本当につらかったです。
京本さんと古川さん、お二人の声の耳心地が良く穏やかで、音楽のようで、物語の鍵になる曲もどこか切ない音色なのに温かく、とても素晴らしい。
京本さんは表情の移ろいが繊細で豊かで、雪乃と過ごす湊人のキラキラした可愛らしい顔を思い出すと、終盤の苦しそうな表情に胸がギュッと締め付けられました。
古川さんは恋する瑞々しい雪乃から、徐々に陰を纏っていくお芝居がさすがでした。
湊人と雪乃が一緒にピアノを弾くシーンが何度か出てきますが、仲良く楽しそうに連弾するシーンと最後の二人でピアノを触るシーンとの対比に号泣です。
エンドロールで流れる『ここに帰ってきて』も、湊人と雪乃の結末を知ってから聴くと、もうずっと泣きっぱなしでした。
言えない秘密を知った上で、もう一度最初から湊人と雪乃を観たくなりました。
キュートな魚顔、
海に居た方がいいよ、最後ひゅうひゅう言ってたし。
しかし、バレバレな幼馴染や悪友二人組はちょっと不愉快。うるさ過ぎる足音とか音楽の盛り上げ方にもうんざり。
歳の差21歳は仲々ひねりが効いてた、ス・トーンズのエンディング曲もベタベタでしたが悪くなかった。
切なくも美しいピュアなふたりの物語
何度も観たい素敵な作品✨
ベタな恋愛映画ではあるが、泣ける
もともとリメイク前の作品が10数年前のものなので、演出プランや進行としては割とありきたりな部分がある。だが、それが良い。結局人間はそれで投げるのだ。
主演の京本大我さん、元々舞台を主軸においている為、今までの演技はどうしてもわざとらしい部分があった。今回はとても塩梅が良い。また、やはり美男子は世の正義である。
古川琴音さんの、表情の付け方には見惚れる。彼女がヒロインでよかった。
もう一度見たくなる映画
もう一度観返したくなる
美しい旋律とノスタルジックな映像に加え、主演二人の細やかな感情表現による演技で一気に作品の世界に引き込まれる。その秘密が何なのかが分かった瞬間から思わず涙が溢れてきた。ストーリーを知った後にもう一度別視点から観返したくなった。
言えない秘密
古川琴音の魅力全開
ピアノの海外留学から帰国し音楽大学のピアノ科に編入した湊人は、留学中に受けた厳しい指導がトラウマとなり思うようにピアノが弾けなくなっていた。そんなある日、湊人は、取り壊しが決まっていた旧講義棟の演奏室で、神秘的なピアノを奏でる雪乃と出会った。美しい旋律に強くひかれた湊人はその曲名を尋ねたが、雪乃は秘密だと言って教えてくれなかった。その後2人は自然とひかれ合い、湊人は雪乃のピアノ演奏に接していくうちに、再びピアノ演奏が出来るようになっていった。かけがえのない日々を過ごす2人だったが、ある日突然、雪乃は湊人の前から姿を消してしまった。雪乃を探し彼女の家に行った湊人は・・・という話。
2007年の台湾映画が原案との事だが、それは未鑑賞。
ストーリーの良さと主演2人の素晴らしい演技に引き込まれ、ファンタジーなんだけど涙が出た。
特に古川琴音はピアノの演奏も指先までちゃんと映されていて、経験者なんだとわかる。海でのシーンとか凄く魅力的だった。
ひとみ役の横田真悠も可愛かった。
悲しいけど面白かった。
6回目
秘密がわかってから観る2回目3回目からは色んな視点からみることができる。
繊細な感情表現の答え合わせができて湊人と雪乃の思いがより強く感じ毎回涙が止まらない。
ピアノシーンは毎回感動
意外と自転車に乗る湊人が凄くかっこいい。
この愛はきっと儚い終止線! 奏でるピアノ旋律が二人の逢いたい想いを結ぶ~
2007年公開の台湾映画(原題:不能説的・秘密)監督:ジェイ・チョウ氏
これを元にした制作映画「言えない秘密」を本日観ましたよ。
どうもチラシやトレ-ラ見てて思ったのは、相手の女性役を
何でこの子が、この子を、この子で撮ったのか。疑問だったが
最後まで見てて、成る程ねと頷いた。
確かに ”秘密の為”であったのだと感じたわ。
出だしは普通で見れるけど、中盤過ぎから? 幽霊?ホラ-?なのコレ
って思えたり、ゾォォォォォッとしたりもしたけど。
終盤に その秘密が明かされて 総ての伏線が繋がる時
彼女の想い、彼の願いが一つになって、最後はジーンと涙するだろう。
良いんじゃないかな、こんな恋の話もと思う。
劇場内、涙声が至る所でしてた様に感じます。
元と成った台湾映画の方も観てみたいと思いました。
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監督:河合勇人氏
脚本:松田沙也氏
------MC----
樋口湊人(ピアノ音大生)役:京本大我さん
内藤雪乃(秘密の音大生)役:古川琴音さん
樋口透(湊人の父 茶店マスタ)役:尾美としのりさん
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或る音大での話。海外留学から戻って来た樋口湊人(通称ミナト)が、不思議な旋律を奏でるピアノに惹かれて古びた木造の音楽室で、それを弾いていた内藤雪乃(通称ユキノ)と出会う所から 二人の恋が始まる。
彼には綺麗な級友がいたが、なぜ?どうして? この子に惹かれてしまうのか。大いに、それは大いに疑問には思う。(男性目線にて)
最初の無理やりな海辺での場面、ちょっと二人の戯れにこっちは軽く引く。
クリスマスライブ、ダンス・・・なんか 二人無理してそう。そう思える。
見ていて やっぱり不思議な間柄には感じるね。
でも 二人でピアノ連弾することで、この距離感がグッと近くなって
最初に疑問に思えてた ”これ二人違うわ~”感が 和らいでいくのを覚える。
やがて、ショパンピアノコンク-ルに集中していく彼。
そして学校に来なくなる彼女。彼女に一体何が??
何かの幽霊なのか、そんな思いが横切り、中盤以降 ゾっとする所もあった。
そして 終盤にその秘密が明かされて行く。
・ピアノから貴方が座ったいたベンチまで108歩なの・・・
この言葉の意味とは。
・なぜ、彼女はピアノの部屋で喘息なのと答え 彼を締め出したのか。
・彼女は本当に居るのか、居ないのか。幽霊なのか。
・二人で撮った写真には何が映っているのか。
・父が治した赤いトイピアノ。それはいつ何処から来たのか。
・彼女の家と思われる場所。なぜ荒れ果てた家?その住人が不愛想なのは何故?
・なぜ?彼女は あの譜面をあの場所で弾かないでと言ったのか。
古い木造の音楽室と、そしてそこに置かれた年季の入ったピアノ。
そして いよいよ 終盤~
彼がピアノコンサ-トの最中に目にする ドアを開けて演奏を見に来た彼女。
彼女は 既に病に侵されていた。何があったんだ~
・・・ ふふふっ
と言う訳で ココからは ヒ・ミ・ツ です。(*´▽`*)
やっぱ ネタバレもろに書いちゃうとさ 皆さん劇場へ見に来んでしょう。
何だそんな話か~って事で。
ラストは シッカリと展開し、イイ感じに終えてますよ。
それだけは確かかな。
京本大我さんと古川琴音さん、二人イイ感じに頑張ってたなと思う。
そう想いながら 劇場を後にしました。
気になる方は
劇場へ どうぞ!
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・・・ふふふっ 仕方が無いなぁ・・・
(タイムスリップ~) 来てはイケないゾ-ンまでアナタは来ましたね。
以降 もろネタバレです。 ※西暦に誤りがあったらすみませんw。
実はユキノは2001年の人(同じ大学の音大生)なんです。
病気(喘息)があってコンサ-トにも出れなくなって、落ち込んだ時
古い音楽教室のピアノを偶然弾くんです。その時、或る謎の古い譜面を見つけるんですね。
その譜面通りにゆっくりと弾くと・・・なんと 2022年の音楽教室へタイムスリップするんですよ。丁度そこへ 最初の場面のミナトとの出会いがあるんです。
最初に会った人だけは 自身が見えるルールらしいです。
だから ミナト以外には見えない。
ユキノはピアノを使って 2001年と2022年の21年間の時間を行き来してたんですね。
ある時、帰りが遅くなった時に 2022年の自分の家に戻るんですね。
そこで、自分の部屋に入って 自分がいつ病気で死ぬか分かるんです。
それが2002年3月。病にかかってずっと病院に。ミナトのコンサ-トを楽しみにしていた彼女は最後の願いで タイムスリップして見に来たんですね。
彼女は余命が短いのを知って、まだ生まれていない彼の家(茶店)へ行ってお父様に逢うんですね。もう直ぐ子供(ミナト)が生まれる事を確認し 母にお祝いでマスタ-にトイピアノを贈って欲しいと遺言するんですよ。
この場面展開は 非常に良かったです。
彼への愛を感じますね。
ミナトは、コンサ-ト終えてから もう一度2023年のユキノの家へ。
そこで 自分がミナトで有る事を告げ、全く信じられないお母様に
今は亡き娘の部屋へ案内されるんです。
彼女へあげたクリスマスプレゼントのオルゴ-ルも飾ってあって。
そして 謎の譜面がそこに。
母の言う娘は最後に音楽教室のピアノの場所で見つかった~話を聞いて
急いで 譜面を持ってあの場所へ。
譜面を早いピッチで弾いて 過去に戻る~タイムスリップ。
ピアノの傍に 倒れたばかりのユキノの姿。
未来に行けば きっとユキノを治せるだろうと 必死にピアノを二人で弾いて
行こうとするが・・・・ 運命は儚い。
彼女は、彼の腕の中で 息絶えるんです。(ここは非常に悲しかった)
気が付けば ミナトは元の世界に戻っていた。
家に戻ると そこに彼女の日記が お母様から届けられていて
二人で撮った写真が挟まっていた。
彼にとって、彼女が過去の記憶の一部になった 瞬間であった。
私は、愛とは良く出来ていて完全である物程、愛する努力も何も存在しないもの程、詰まらないなと思っている。
そう言う意味で、古川さんだったのであろう。21年前からタイムスリップして来るユキノを演じるのは、きっと彼女で有る必要が在ったのだろうと そう感じた。
青春18x2といい、この作品といい、中々台湾絡む作品は いいね!
ピアノの音色と共に
見終わって数時間が経つ今も、頭の中ではピアノの音が流れています。ピアノを通じて心を通わせていく湊人と雪乃のシーンは本当にあったかくて楽しくて幸せで。音楽の持つ力、好きなものがあること、好きになれる人がいることがもたらす底知れぬパワーを感じる映画でした。
秘密がわかったところからラストまで、とにかく本当に涙が止まらなくて。台湾のオリジナル版はどんな終わり方なのか、気になったのであとで観ようと思います。
そして、スクリーンで流れたSixTONESの「ここに帰ってきて」は、まさにこの映画そのもの、だと感じた。映画をみる前までと、見た後ではこの歌の聴こえ方が違って、本当に涙無しではとてもムリなレベルで深く深くささりました。
秘密を知ったいま、また映画を観た時にどこでどんなことを感じるのか。また必ず観に行きます。素晴らしい時間をありがとうございました!
秘密の意味が分かると・・・涙涙
留学での辛い経験から、ピアノを弾く事が楽しめなくなってしまった湊人。
編入した音大で出会ったどこか不思議な雰囲気を持つ雪乃と恋に落ちるラブストーリー。
一見、有りがちな甘酸っぱい青春を描いた青春ドラマの様に見えるが、タイトルが示す秘密の意味って一体何だろう?と思いながら鑑賞。
前半は心地よい雰囲気の中ストーリーが進んでいくが、後半に入りストーリーの核心に触れ始めると、もう切なさで涙なしでは観れなくなります。
現実世界でありながらのファンタジー設定と、この何とも言えない切なさは、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を観た時の感動に近いものがありました。
古川琴音がラブストーリーの主演というのが珍しく、何となくチェックしていたのですが、これは想像以上の良作でした。
それにしても、少し不思議な雰囲気を持った役柄は彼女に適役ですね。
美しい映像
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