言えない秘密のレビュー・感想・評価
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設定はやや強引だけど
アナログ(ポラロイド)には写って、デジタル(動画)には残らないとか細かい点が大雑把だけど、古川琴音の真っ直ぐな視線に泣いていた。
美しくて繊細な素敵な物語でした!!
ホントにホントに素敵なお話でした!!
映画を見る前、予告の時点である程度予想を付けていましたが、秘密は私の予想を遥かに上回りました!!
京本大我さんのピアノは3ヶ月前から練習したとは思えないほどの湊人の感情までも伝わってくるようなピアノでした。
古川琴音さんのピアノは流石経験者であって連弾シーンではリードされていました。
秘密が明かされてからあの言動があういう意味だったんだ、あの行動はそういうことだったんだって伏線が回収されていって、その事実の涙が止まりませんでした。
その時の湊人の表情も忘れられません。
最後のシーンは儚くて切なくて、でも美しくて、、
終わり方も素敵でした。
本当に大好きなお話でした!!
もう3回見ましたが4回目も見たいです!!
たくさんの方におすすめしたいお話です!!
1回ご覧になった方も2回目を見ると新たな伏線に気づいたり登場人物の感情がよりわかったりすると思うのでぜひ行ってみてください!!
台湾原案らしい切なく美しいラブストーリー
台湾映画を原案にして制作された切なく美しいラブストーリー。日本映画にないようなストーリーだと思いながら鑑賞していましたが、鑑賞後に台湾映画を原案にしていると知って納得しました。途中で展開が読めてしまいますがそれでもピアノの音色やBGMが素晴らしく聞き惚れてしまい世界観に引き込まれました。
2024-106
オリジナルが、とても気になる作品
【”音大の旧校舎で出会った彼女は何を聞いても”秘密”と言って微笑んだ。”Secretと書かれた楽譜、赤いトイピアノ、そして連弾。今作は、全てが分かって来る最後半は涙を堪えるのが難しい作品である。】
■英国留学から帰国した音大生のミナト(京本大我)は、ある日旧校舎から流れて来るピアノを弾いていたユキノ(古川琴音)と出会う。
ミナトは留学先で指導教官から厳しく指導され、挫折して帰国しておりピアノへの情熱を失っていたが、謎めいた且つ悪戯っ子のような笑顔を浮かべるユキノに惹かれ、一緒にいる事が多くなり、連弾をしたりしているうちにピアノへの情熱を取り戻していく。
が、ある日ユキノはある日、忽然と姿を消してしまう。
◆感想
・序盤から中盤にかけては、ミナトがピアノバトルに嫌々臨むときに、英国で指導教官から罵倒されるシーンが映り、彼がピアノへの意欲を失いつつあることが、仄かに分かる。
・だが、ユキノと出会ってから彼は旧校舎にあるピアノで彼女と連弾したりするうちに、謎めいた笑顔が素敵なユキノに惹かれて行き、且つピアノへの情熱も戻って来るのである。
■中盤あたりから、ユキノの母(西田尚美)のミナトが訪問した時の態度などから、何となく作品構成が分かるが、観賞続行。
そして、後半に入りユキノが2002年の音大生であり、不治の病に侵されていた事や、2003年に旧校舎のピアノの前に倒れていた事が分かるシーンから事情が明らかになって来る。
そして、ユキノがミナトに”ゴメンね。逢えると思っていなかったから・・。”と告げる前半の何気ない言葉が、実に切ないモノだと分かって来るのである。
■ユキノは生前に若きミナトの父(尾美としのり)が経営する喫茶店のカウンターに座って、珈琲を飲んでいる。
そして、室内を見渡し喫茶店を営む赤ちゃんがもうすぐ生まれる事を知るのである。
死期が近い彼女は、生まれて来る赤ちゃんに赤いトイピアノをプレゼントするのである。
その赤ちゃんに自分がもう弾けないだろう、ピアノを弾く喜びを知って貰いたいために。
<今作は20年の時を越えて、二人の男女がピアノをキーに出会い、お互いに惹かれつつ永遠に別れる束の間の恋を描いた作品である。
今作は、ユキノの想いはミナトに引き継がれて行くのだろうな、と思った切なくも愛しいラブストーリーなのである。>
言えない秘密
映像やシチュエーションも登場人物もノスタルジックなイメージに沿っていてそこに重厚であったり、また軽やかなクラシック音楽が違和感なくマッチしていてとても美しく映画館で観るための作品だと感じました。
秘密については、ふわっとした予測はしていましたが、それが明かされていく様にはもう涙が溢れて、それでも場面は進むし
恋愛映画にありがちな妬み嫉みもほとんど影響なく、ただただ二人の行く末を見守ることに没頭していました。
観た後はすぐ、もう一度観なきゃ
観なくてはいけない、
同じ感動をもう一度、ではなく、雪乃の気持ちになって観たい!
そう思いました。
またピアノの演奏が素晴らしかった!
指の動きは本物でしたし、連弾では鍵盤の上でデートをしているような…
そのシーンを観るためだけでも何度も観に行きたいです。
美しい映画
#12 原作そのまんまやん
我が親愛なるジェイ・チョウの原作を、あくまでもリメイクと称せず原案としたからには、相当元と変わっているのかと思いきや、ほぼ元のまんまやん。
違うのは主人公が留学から傷心で帰ったという設定、高校から大学になったこと、そしてラストが決定的に違うこと。
でも途中のピアノ王子バトルとか、メモがうまく伝わらないこととか、108歩とか、その他もろもろ全部綺麗そっくり原作のまま。
2008年に「言えない秘密」が公開されたときは、東京でも武蔵野館とかキネカ大森とかマイナーな単館系の映画館だけで公開されて、その後もDVD化も遅かったので、元の作品を観てる方もほぼいないかと思うけど、DVDとかネット配信で観れる方は、是非原作の美しいヒロイン グイ・ルンメイちゃんと、自らちゃんとピアノを演奏している主役のジェイさんを見て欲しい。
期待より良かった
言えない秘密
もうひと声
最近やけに多い恋人が失踪して実は…という展開か、
ありふれてて飽きて来たなと構えて観賞し始めたが、
序盤で4月は君の嘘パターン?と感じた。
いつ動き始めるのかと待っていたが、
中盤がかなり冗長で少々嫌気がさした。
それに余りヒロインが弱っていく様子もなく、
母親がどうにも怪しげでオカルトとか別パターン?
と思い始めた頃に急展開。
そっち系か。
これもどこかで観たパターンだけれど、
伏線も次々回収され涙腺緩みっぱなし。
歳とったからかな、最近恥ずかしげもなく安易に涙してしまう。
とにかく古川琴音が抜群に良かった。
どちらかと言うと個性派バイプレーヤーかなと思っていたが、
苦しみの中に光を見出そうとするヒロインに何の違和感もなかった。
愛おしいと感じさせられた。
京本もうまくフィットしていて好感がもてた。
旧ジャニーズ系云々と言う方も見かけるが、
泥舟から早々に逃げ出すような輩よりよほど立派。
欲を言えば何年後か、京本がイギリスの教師にリベンジする画が欲しかった。
連弾シーンは2人の関係性がよく現れていた
予告でファンタジー要素があることは大体予想がついていましたが、その予想をはるかに上回るほど美しく素敵な映画でした。
前半の雪乃と湊人の距離が縮まるシーンはお二人の素に近い演技がより微笑ましく感じられ、後半の切なさをより助長させました。後半秘密が分かってからは涙が止まらず、最初のちょっとした違和感の正体が次々と分かってきて、そこも面白かったです。
ピアノシーンは京本さんは3ヶ月前、経験者の古川さんは1ヶ月前とお二人ともとても練習されていて、連弾のシーンは本当に楽しさが伝わってきて素晴らしかったです。
映画の最後は切ない終わり方でしたが、主題歌の歌詞を聴いて初めて映画が完成するなと感じるほど湊人のその後の心情が現れていて、幸せを願わずにはいられませんでした。
秘密が分かった状態でまた2回目を観ると、また違った発見や想うことがあるなと感じたので、また観に行きたいと思います。
普通のラブストーリーかと思いきや
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