「戦闘シーン少なすぎ」クレイヴン・ザ・ハンター aさんの映画レビュー(感想・評価)
戦闘シーン少なすぎ
申し訳ないがエンドロール中早く帰りたくなった(SSU作品がMCU作品のようにエンドロール後に映像入れてくるタイプだったか忘れていたので帰れなかったが…)。
散々事前宣伝でグロ表現が過激な映画です!と売り込んでいたが全然そんな事はなく、いつものSSU。
本当にグロが駄目な人からしたらエグいのかも知れないが慣れてる人間からしたら肩透かしだと思う。
というか映画内を占める戦闘シーンの割合がだいぶ少ない。回数自体は多いけど、全部雑に終わる。
クレイヴンの宣伝を見て見に来る観客は大体グロ目当てかアクション目当てだと思うのだが、本当にそれぞれの戦闘シーンがサクッと殺す&ほぼ苦戦とかないまま終わるのでカタルシスとかない。
敵が全体的に「最強のハンタークレイヴン」という肩書きの存在に充てがうには弱すぎる(何度「えっ、もう死んだの?」と思わされたことか)。
冒頭のM:I4を思わせるようなクレイヴンの協力者も存在が謎なまま終わるし、相変わらず伏線だけばら撒いて回収する気が0なのが酷い。
兄弟愛なんてワードも宣伝や試写会参加者のツイートで見られたが、兄弟愛最終的に終わってるしある意味詐欺では?w
クレイヴンが悪に堕ちた弟を狩るところまでやるなら良かったのかも。まあ、本作でSSU終わるらしいですが…
Marvelという作品群が好きなので擁護したいが、正直擁護出来ない。
この映画を見て一番テンションが上がったシーンはライノが正面から突っ込んでくる大型トラックを受け止めるシーンだった。
ライノが絶妙に気持ちの悪いキャラクターで、そこが面白かったのでこの映画で一番気に入ったキャラクターはライノかもしれない。w
あと、クレイヴンがリストを見つけて部屋を出ていくシーンで磔死体が並ぶ瞬間はくすっと来た。
ところどころMCUのパロディ(オマージュ?)かな?と思わされるシーンがあったけどそのつもりで入れたのかはよくわからない笑