名探偵ポアロ ベネチアの亡霊のレビュー・感想・評価
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ケネス・ブラナーのポアロが好きな人におすすめ
原作を読んだことがないですが、原作をそのまま映像化したと思われます。オチ自体はよくできているのですが、エンタテインメントが溢れている現在ではどこかで聞いたことあるような印象を持ちました。
ただ、ケネス・ブラナーが演じるポアロの髭面が好きな人にはおすすめです。ドアップがたくさんあるので見応えあります。
あと、IMAXでなくても十分楽しめると思います。アクションはないですし、ホラーテイストに寄ってもいないので、映像自体を楽しむ必要はないためです。
アガサ・クリスティ作のエルキュール・ポアロシリーズ『ハロウィーン・...
アガサ・クリスティ作のエルキュール・ポアロシリーズ『ハロウィーン・パーティ』(1969年発表)の映画化で、『オリエント急行殺人事件』、『ナイル殺人事件』に次ぐケネス・ブラナー監督・主演の映画エルキュール・ポアロシリーズの第3作目。
今回の原作は「ポアロ」シリーズの中でも余り知られていないマイナー作品から題材をとっており、あくまで着想を得たというだけで、映画では大幅に脚色しています。
時は第二次世界大戦終戦直後。美しくもどこかミステリアスな水上の迷宮都市ベネチア。謎解きからは身を引いた名探偵エルキュール・ポアロ(ケネス・ブラナー)は穏やかなこの水の都で静かに暮らすことに徹していました。
今も事件を解決してほしいという依頼がわらわらと舞い込んできますが、頑なに無視。ヴィターレ・ポルトフォリオ(リッカルド・スカマルチョ)という真面目なボディガードが守ってくれていました。
そんなある日、アリアドニ・オリヴァ(ティナ・フェイ)という旧友のミステリー作家が訪れてきました。親しいのでさすがに無下にはできません。オリヴァは降霊会に参加しないかと持ちかけてきます。なんでもジョイス・レイノルズ(ミシェル・ヨー)という名の「死者の声を話せる」という霊能者がいるらしいです。
当然、理屈で考えたがるポアロはそんな非科学的な話を信じません。オリヴァもそれをわかったうえで、あえて持ちかけてきたのでした。
ポアロは、霊媒師のトリックを見破るために、子どもの亡霊が出るという謎めいた屋敷での降霊会に参加します。
しかし、その招待客が、人間には不可能と思われる方法で殺害され、ポアロ自身も命を狙われることに。犯人が実在するかさえ不明な殺人事件に戸惑いながらも、真相究明に挑むます。
はたしてこの殺人事件の真犯人は、人間か、亡霊か。世界一の名探偵ポアロが超常現象の謎に挑む、水上の都市ベネチアを舞台にした迷宮ミステリーが幕を開けるのでした。
今回の作品では、完璧な密室殺人など、目の越えたミステリーファンを唸らせる謎が用意されています。疑い深いポアロでも最後には降参して、霊の存在を否定できなくなるほどでした。
先ずはレイノルズから離れた位置にあるタイプライターが文字を1文字ずつ打ち、霊と思われる存在からのメッセージを伝えるという謎。
ポアロは即座にこのトリックを見破ります。隠れていたアシスタントのニコラス・ホランドが(アリ・カーン)無様に転がり出てきました。手元のスイッチで文字を打てるという仕組みだったようです。まぁ、この辺は序の口。
その後にバルコニーから転落したのか、衆目の前でレイノルズは中庭の彫像に体を突き刺さされて死亡します。犯人は誰なのか?一同は戦慄にかられます。
そして謎なのがドクター・フェリエ(ジェイミー・ドーナン)の死亡。彼はナチス・ドイツの強制収容所にいた経験があると判明し、明らかに戦争による心の傷を負っていました。死亡する直前に精神的に錯乱し、息子のレオポンド(ジュード・ヒル)らによって、鍵のかかった部屋に拘束されていたのです。このように完全密室であるにもかかわらず、フェリエは刃物で刺されて死亡してしまったのです。
一連の事件の根源にあるとボレロが睨んだのが、ロウィーナ・ドレイクの娘アリシアの死。自殺とされているようですが、最終的にこれは他殺だと明らかになります。ではアリシアは、誰が殺したのでしょうか。それとも亡霊の呪いにかかって転落死したのでしょうか?
さて過去2作の観光映画的な見映えを期待している向きには、違和感を感じる仕上がりです。何しろ今回は、舞台のスケールも小さく、地味で、何より暗いテイストなのです。あれこの作品ミステリーではなくて、ホラーなのかと思うくらい、怖い話になっていくのです。
それでも安心してください。ポアロはキチンと推理し、超常現象の原因と真犯人を突き詰めていきます、
但しケネス・ブラナー監督はその超常現象に完全な解明を求めていません。原作との共通点として、謎解きで全部が解決せず、不可解さをほんのり残すことです。映画でも全ての現象がアガサ・クリスティ作のエルキュール・ポアロシリーズ『ハロウィーン・パーティ』(1969年発表)の映画化で、『オリエント急行殺人事件』、『ナイル殺人事件』に次ぐケネス・ブラナー監督・主演の映画エルキュール・ポアロシリーズの第3作目。
今回の原作は「ポアロ」シリーズの中でも余り知られていないマイナー作品から題材をとっており、あくまで着想を得たというだけで、映画では大幅に脚色しています。
時は第二次世界大戦終戦直後。美しくもどこかミステリアスな水上の迷宮都市ベネチア。謎解きからは身を引いた名探偵エルキュール・ポアロ(ケネス・ブラナー)は穏やかなこの水の都で静かに暮らすことに徹していました。
今も事件を解決してほしいという依頼がわらわらと舞い込んできますが、頑なに無視。ヴィターレ・ポルトフォリオ(リッカルド・スカマルチョ)という真面目なボディガードが守ってくれていました。
そんなある日、アリアドニ・オリヴァ(ティナ・フェイ)という旧友のミステリー作家が訪れてきました。親しいのでさすがに無下にはできません。オリヴァは降霊会に参加しないかと持ちかけてきます。なんでもジョイス・レイノルズ(ミシェル・ヨー)という名の「死者の声を話せる」という霊能者がいるらしいです。
当然、理屈で考えたがるポアロはそんな非科学的な話を信じません。オリヴァもそれをわかったうえで、あえて持ちかけてきたのでした。
ポアロは、霊媒師のトリックを見破るために、子どもの亡霊が出るという謎めいた屋敷での降霊会に参加します。
しかし、その招待客が、人間には不可能と思われる方法で殺害され、ポアロ自身も命を狙われることに。犯人が実在するかさえ不明な殺人事件に戸惑いながらも、真相究明に挑むます。
はたしてこの殺人事件の真犯人は、人間か、亡霊か。世界一の名探偵ポアロが超常現象の謎に挑む、水上の都市ベネチアを舞台にした迷宮ミステリーが幕を開けるのでした。
今回の作品では、完璧な密室殺人など、目の越えたミステリーファンを唸らせる謎が用意されています。疑い深いポアロでも最後には降参して、霊の存在を否定できなくなるほどでした。
先ずはレイノルズから離れた位置にあるタイプライターが文字を1文字ずつ打ち、霊と思われる存在からのメッセージを伝えるという謎。
ポアロは即座にこのトリックを見破ります。隠れていたアシスタントのニコラス・ホランドが(アリ・カーン)無様に転がり出てきました。手元のスイッチで文字を打てるという仕組みだったようです。まぁ、この辺は序の口。
その後にバルコニーから転落したのか、衆目の前でレイノルズは中庭の彫像に体を突き刺さされて死亡します。犯人は誰なのか?一同は戦慄にかられます。
そして謎なのがドクター・フェリエ(ジェイミー・ドーナン)の死亡。彼はナチス・ドイツの強制収容所にいた経験があると判明し、明らかに戦争による心の傷を負っていました。死亡する直前に精神的に錯乱し、息子のレオポンド(ジュード・ヒル)らによって、鍵のかかった部屋に拘束されていたのです。このように完全密室であるにもかかわらず、フェリエは刃物で刺されて死亡してしまったのです。
一連の事件の根源にあるとボレロが睨んだのが、ロウィーナ・ドレイクの娘アリシアの死。自殺とされているようですが、最終的にこれは他殺だと明らかになります。ではアリシアは、誰が殺したのでしょうか。それとも亡霊の呪いにかかって転落死したのでしょうか?
さて過去2作の観光映画的な見映えを期待している向きには、違和感を感じる仕上がりです。何しろ今回は、舞台のスケールも小さく、地味で、何より暗いテイストなのです。あれこの作品ミステリーではなくて、ホラーなのかと思うくらい、怖い話になっていくのです。
それでも安心してください。ポアロはキチンと推理し、超常現象の原因と真犯人を突き詰めていきます、
但しケネス・ブラナー監督はその超常現象に完全な解明を求めていません。原作との共通点として、謎解きで全部が解決せず、不可解さをほんのり残すことです。映画でも全ての現象が真犯人の仕業や幻覚のせいだと言い切れません。もしかしたら本当に怨念があるのかもしれないと臭わせるオチが、本作の魅力でしょう。
なので全2作をご覧になっていない方でも、本作はこれ単独で充分楽しめる一作となっています。だと言い切れません。もしかしたら本当に怨念があるのかもしれないと臭わせるオチが、本作の魅力でしょう。
なので全2作をご覧になっていない方でも、本作はこれ単独で充分楽しめる一作となっています。
これぞミステリー。
いや、オカルト・ミステリーとも言うべきか。
このシリーズの魅力のひとつは、豪華キャストにあったはずなんだが、知ってるのはミシェル・ヨーだけ。
キャストで犯人がわかっちゃうことがあるから、今回はこれで良かったのかも。
犯人はこの中の誰かか、それとも幽霊の仕業か。
ポアロの推理が途中まで冴えてないのにも理由があった。
最後は、あ、意外! あ、意外!
性格が素直だからか簡単に騙される。
ベネチアが舞台だけど殆どが建物の中、暗い雰囲気で物語が進んでいくから、解決した後のシーンは景色も美しくユーモアもあって、心地良く劇場を後にすることができました。
謎解きのための謎設定(4人の孫に4つの蔵、1月から12月までの人形等々)や、さぁここで泣いてくださいと言わんばかりの音楽、がなかったのでよかった。
性格素直じゃないか。
期待値下げて観に行ったので、思いのほか楽しめました。
ハロウィンパーティー
原作はハロウィン🎃パーティー。ポアロの鋭い洞察力が炸裂?でも自らの心に映るものには逆らえない。IT に導かれベネチアでGhost Huntingするポアロ(A Haunting in Venice)は、今までになく異質で弱くも実に人間味のあるポアロだ。A Haunting in Venice
怖い
大好きなポアロシリーズ。
ベネチアが舞台ということで美しい街並みを楽しみにIMAXにしたのですが、ホラー要素が強く、臨場感溢れすぎてめちゃくちゃ怖かったです。
前2作に続き美しい映像、テンポの良いストーリー展開で個人的には大満足です。怖いけど笑。
映画の後に原作も購入したので読み終わったらもう一度劇場に行きたいです。
すごい評価低いけど
リースニーング
ベネチアというロケーションが秀逸。
古臭くて信仰と迷信が渦巻いてる感じで。
そんな今はオーバーツーリズムで
観光客に溢れた街の過去に戻って
まるでその場所にいるような疑似体験ができること。
それが映画だと思う私にはとても良い映画でした。
スーパーヒーローがCGで縦横無尽にスクリーンを
飛び回らない映画もたまには良いかと。
あと旅好きな方におすすめ!
あそこ登ったなー、とかになります。
ケネス・ブラナーのポアロはタフでエネルギッシュ
レトロなベネチアを背景に、
描かれるのは、現代に通じる人の業。
皆が皆、自分本位で、亡霊よりタチが悪い。
殺伐とした世界に、闘いを挑み続けるポアロを応援したい。
予告見た時からポアロでベネチアが舞台の話なんてあったかなと思ってた...
予告見た時からポアロでベネチアが舞台の話なんてあったかなと思ってたら『ハロウィーン・パーティー』を翻案したものだと。
原作だと子供殺されるからそのままの映像化は避けたのかな。
ここまで改変するならオリジナルストーリーでもいいのではと思うけどね。
舞台を観光地とかに変えるのは昔の『地中海殺人事件』でもやってたからいいのだけど、屋敷に籠もりっきりで運河でアクションとかするわけでないので余り活かされてないような。
尺は103分と短いのだけど、一人ずつ尋問するシーンが多いせいか体感時間は120分くらいに長く感じますね。
暇なときのサービスデーとかでぶらっと入って観るには丁度良いかもしれません。
ハーヒュー(私の感嘆の声)
このジャンルの映画大好きなので めちゃ堪能できました!びっくりするシーンが多いので私は声が出てしまい恥ずかしかったです😁カメラワークが最近のYouTube見てる様で新鮮でしたよ!私はとても楽しめました 映画ならではの雰囲気もたっぷりです!
程よいホラー的な味付けが良かった
ケネス・ブラナー監督・主演のポアロシリーズの第3弾でした。ポアロと言えばデヴィッド・スーシェ、デヴィッド・スーシェと言えばポアロと言うほどに人口に膾炙しているポアロのテレビシリーズに"挑戦"するケネス・ポアロですが、第1弾の「オリエント急行の殺人事件」はオーバーアクションじゃねと思ったものの、第2弾の「ナイル殺人事件」では慣れてきたせいもあってか、結構嵌ってきた感じでした。
そして迎えた本作ですが、原作の「ハロウィーン・パーティ」の本筋を踏襲しつつも、舞台をベネチアに移したことを始め、登場人物やシナリオを大幅に変えており、全く新しい物語として楽しめました。特にホラー的な味付けはデヴィッド・スーシェ版にはなかった(というか原作の小説にもなかった)ものであり、この方向性と程よいバランスは非常に良かったと思います。
また、舞台となった水の都・ベネチアの風景が美しくもあり不気味でもあり、この辺りの映像美も見所のひとつだったと感じました。
そう言えば「オリエント急行の殺人事件」は東ヨーロッパ、「ナイル殺人事件」はエジプト、そして本作がベネチアと、ケネス・ブラナーのポアロシリーズはいずれもロンドンを離れた場所での事件であり、またオリエント急行は雪の白、ナイルは砂漠と太陽の黄、そして本作は水の都の青と、作品ごとにこだわった色調があるようで、仮に第4弾があるのであれば、舞台がオランダでチューリップの赤がイメージカラーになるのかなと想像したりしたところです。
俳優陣ですが、ケネス・ブラナー以外で注目したのはミシェル・ヨー。「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」で本年の米国アカデミー賞主演女優賞を受賞した彼女が、不気味な霊媒師を怪演しており、個人的にはエブエブより良かったんじゃないかとすら思いました。
過去二作を上回る
オリエント急行、ナイル川の二つを観てイマイチを感じていましたが、本作は鑑賞後の痛快感は抜群でした。
偉そうに物申すとケネス・ブラナーの成長がいろいろと感じられました。
・簡潔に分かりやすいんだけどピタピタとフラグを回収しているようで鑑賞者の盲点を突いてくる面白さ
・妄想と現実の境界の描き方
・各キャラの背景、物語が糾える縄の如く進んでいく様子
・ベネチアの街が映える映像に恐怖感や不安を煽ってくる音響。
原作は一切知りませんのでラストのラストはやられた思いでした。
ベネチアに行きたい
ミステリとどちらを観るか悩んだ挙句、やはりベネチアが舞台の映画を観たいと思い、こちらにしました。
ベネチアの街並みはそれほど多くはなかったけど、やはり、ベネチアの雰囲気を充分に堪能出来て良かったです。
で、肝心のポアロ映画としては、何しろずっと暗い場面が続き、うかつにも途中で二度ほどウトッとしてしまいました。
でも、ポアロの謎解きは相変わらず面白く観れました。
といっても、やはりミステリも観に行くかな~(#^^#)
悪くは無いが・・・
ラストの推理はちょっと強引?
どうやってそこにたどり着いたのか?
イマイチ納得出来ないなぁ。
一人目が死んだ時、あんなにうまく刺さるだろうか?
犯人が水に落下した時、即死なのはなぜだろう?
過去作に比べたら疑問が残るかな。
ホラーチックな雰囲気は緊張感があって良かったと思います。
続編があれば観るかもね。
観る人が???なポアロ解説
美しい水上都市ベネチアで、名探偵ポアロは、子どもの亡霊が出るという屋敷での降霊会に参加した。そこで招待客が殺害される事件が発生し、犯人が実在するか、亡霊なのか、不明な殺人事件の真相究明に挑む・・・という話。
これ、観てる人が???ってなるんじゃないかな?
ポアロ1人でペラペラしゃべり続けるいつものパターンだが、作り方が悪いのか、眠くてたまらなかった。
原作を読んではいないが、本もこんな感じなのだろうか?
置いてけぼり感が残るポアロ解説でした。
ポアロのヤル気スイッチがオンに。ウダウダくすぶってたポアロの再生はやはり謎解きだった。
最初のほうで、ポアロが、知り合いの作家女史に、「世界で1番頭がいい自分でも、降霊会のトリックを見破れなかった。だけど、もし世界で2番目に頭がいいあんたに謎解き出来るならやってみなさいよ」みたいな感じで上手くのせられた場面が面白かった。
その少し前に、「あんたの作品は全部面白いけど、ここ最近の3作は駄作ネ」とか言ってコキ下ろされていたし、自分が2番目と言われたことに内心カチンと来てて、負けじ魂に火が着いたのかもしれない。
後になって作家女史とポアロのボディーガードが最初からグルであったことにポアロも気付く。だけどこの時点では、(どうも最近やる気がないし、作品もイマイチらしい)ポアロは彼女にヤル気スイッチを押されたのじゃないかと思う。
さて、心霊現象は全て幻影だったのか?ポアロが話したドアに半分隠れた少女や聞いた歌声は幻だったのか? それらをどう解釈するかは見る人によって様々だろうが、娘を殺した母親が海に引き込まれていくシーンは示唆的だ。
事件解決後、ポアロは今までの心霊現象も全て幻覚だったと断じる。しかし聡明なポアロのことだから、この世には科学や自分の知性だけでは解明できない謎(心霊現象だけでなく)が存在するかもしれないと0.01%ぐらいは感じていると思う。
この作品がミステリーとして優れてるかどうかは分からないが、ポアロが最後にポンポン謎解きしていく様は小気味良かった。
戦争で心を病んだ父親と、それを暖かく見守る早熟な男の子の親子関係が良かった。今で言うヤングケアラーっぽい。部屋に外から鍵をかけられ殺人フラグが立ったときには、この子の父親を殺すのだけはだけは勘弁してくれーと絶望的な気持ちになった。終盤、この男の子にかけるポアロの暖かい思いやりにウルっと来た。
生き残った人達はそれぞれ新しい一歩を踏み出す形で去っていく。聡明な男の子が新しい家族のもとで幸せになってほしいと願わずにはいられない。ポアロも復活である。
スクリーンで観る、最高に贅沢なクリスティーンの舞台劇
ハロウィーンの夜、しかも嵐の中屋敷内で起こる密室殺人❗
これだけでもう、ワクワクしてしまいませんか🎵❓️
余計なVFX等使わず、「音」だけでサスペンスを盛り上げて行く❗️
さすが舞台演出が好評なケネスさん
キャストのメンメンも、チャラ着くこと無く、堂々と大人の雰囲気漂う作品。(顔のアップがやたら多い)
趣旨は違うが公開中の「ホーンテッド・マンション」と、味比べするのも楽しいかと⁉️
体感するミステリー
謎ときよりもヴェネチアの雰囲気や美術を楽しむ作品かな。
早い段階で、犯人の目星はついた。このパターンは、今では珍しくないからね。
IMAXで鑑賞したから、子供の囁き声があちこちから聞こえてくるし、轟音が四方から振動で伝わってくる。体感するミステリーといったところかな。
MI2もそうだったけれども、コロナ禍で人がいなくなったヴェネツィアは、水も澄んでいて本当に美しい。エンドロールでヴェネチアを一望できるが、このショットは最高でございます。
今回も自分のアップ多め
自分大好きケネス・ブラナー監督・主演。
ということで、今回も自分のアップ多めです。
たださすがに前作でやりすぎて注意されたのか、
今回は「5秒以上の連続アップは禁止」と契約に盛り込まれたようです。
(憶測)知らんけど。
でも5秒ギリギリ「アップ長くな…?」て言いかけたら終わる感じ。
こずるい男。
IMAXフル活用で、でっかい画面でベネチアを堪能…
ただ密室劇なお話なので、そんなベネチアを拝めるのは、
始まりと終わりくらいなのは、少し残念でした。
後味の良い終わりだったのが救い。
安定感のあるシリーズ
ベネチアで隠居生活を過ごすポアロの前に、霊能者による降霊会の誘いが舞い込み…。
シリーズ3作目。今までの2作に比べてやけにこざっぱりと纏まっている気がするが安定感のあるシリーズになって来ているため、このまま全作やって欲しいです。
全238件中、141~160件目を表示