劇場公開日 2023年9月15日

名探偵ポアロ ベネチアの亡霊のレビュー・感想・評価

全221件中、101~120件目を表示

4.0アガサ・クリスティ原作のハロウィン・パーティを大胆にホラーアレンジした作品。

2023年9月20日
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冒頭から美しいベネチアの景色に引き込まれる。
夜のベネチアも雰囲気抜群で好き。
ミステリー×ゴシックホラーで私に刺さる映画だった。
テンポ良くて尺は短めな分、ミステリーはわりとあっさりしているけど、上質。
それよりホラー演出に気合が入っててかなり良かった。
眠くなりそうな推理シーンで突然のジャンプスケア、目が覚める笑
景観の見せ方もホラー演出も上手いし、たまに面白味のあるカメラワークとサウンドデザインも見せてくれるので楽しかった。
好き嫌い分かれそうだけど
ホラー、ミステリー好きには刺さる事間違いなし!

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ひな

4.0その変なチョビ髭を取れ

2023年9月20日
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鑑賞方法:映画館

ベースとなっているのはクリスティの「ハロウィンパーティー」。ただしハロウィンが題材なのとポアロが友人の女性作家と同行し事件に巻き込まれることくらいが一緒で役名をそのまま使っていてもお話は全く異なる。ミシェル・ヨーの演じる霊媒師ジョイス・レイノルズは原作では殺人事件を目撃する13歳の少女の名前だったりする。
そもそも原作の舞台はロンドン郊外の邸宅なのでベネチアに移した時点で換骨奪胎、ほとんどオリジナル脚本みたいなものです。アメリカ資本の映画だけど制作陣はケネス・ブラナーもリドリー・スコットも英国人。グランドツアーじゃないけど英国人のDNAには大陸への憧れみたいなものがあるのだろうね。オリエント急行、ナイル殺人事件に引き続き英国以外に話をもっていった。
ただ、非常に良くできた脚本で、謎解きに全くの矛盾や不合理を感じさせません。ベネチアの風物や怪奇趣味をとても上手く織り込み十分楽しめる内容になってます。オリエントやナイルのようなビッグネームに頼らなくてもシリーズとして見応えのある映画をつくることができることを証明したので是非この路線で次作もお願いしたいところです。
一つだけ、ケネス・ブラナーのチョビ髭はやはりアルバート・フィニーやデヴィッド・スーシェのポアロを観てきた我々にはなんか前例をなぞっているというかコスプレみたいに見えてしまいます。ケネス・ブラナーは身のこなしがとても英国人的というか、今までのポアロ像からはどうしても異なる部分は隠せません。でも、演技の厚み、オーラのレベルが違っており堂々たるポアロを演じていると思います。だったら別に変なチョビ髭をつけることなく外見的にも新しいポアロを創り出したらいいんじゃないかと思いますが。

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あんちゃん

3.5自撮りの探偵?

2023年9月20日
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そうとう実験的なカメラワークち驚かされる。超広角なカットや、自撮り風なアングルなど、どこまでその効果を意識しているのか。中身はクリスティのオーソドックスなのだが、監督のケネス・ブラナーがポワロ役に力瘤を入れすぎている気がする。まあ、前2作もそうではあったが。

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t2law

2.0S(すごく)F(ふつう)

2023年9月20日
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特別ハラハラドキドキもしないし、良い余韻も悪い余韻も特になし。
S(すこし)F(ふしぎ)なミステリーかと思いきや…

ベネチアってあんな水面ギリギリに玄関あって、嵐があったら浸水しないんですか?
すごく危険な街ですね。
とても神秘的で素敵ですが…行ってみたい。

………

それ以外悪い感想も良い感想も出てこないよ!
すっごくすっごくすっごーーーくふつう!!
SSSF!!!

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かめ

3.0今回は完全密室劇

2023年9月20日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

オリエント急行、ナイルに続くケネス・ブラナー版ポワロの第3弾。今回は完全密室劇である本格ミステリー。ポワロも前作と違って探偵らしい活躍。

舞台は第2次大戦直後のベネチア。
ナイルの事件後に引退し優雅に暮らしていたポワロのもとに知人のミステリー作家オリヴァが訪ねてくる。ハロウィーンに行われる降霊会に参加しないかという誘いだった。
霊媒のインチキを暴きたい好奇心からポワロは参加することになるが、その会場となった屋敷は嵐のため孤立。
次々に起こる霊による?ミステリアスな出来事。翻弄されながらもポワロの脳細胞は回転し始めるのだった。

原作はアガサ・クリスティの晩年の「ハロウィーン・パーティー」
前2作のような大作ではないが、ホラー要素のある推理ミステリーの佳作です。
地味だが上映時間も103分で手ごろに鑑賞できます。

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higeossann

3.5B級カルト系ホラーっぽい

2023年9月20日
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幻想的というか、子ども向きなスリラーというか、少なくとも本格ミステリじゃなかった。
ケネス・ブラナーの美学が炸裂していて、もはやポアロでもなんでもなかった。
解決に至っては、思い切り他人の協力あってのものだったし。
ラストに至っては『シックスセンス』っぽい。
個人的にはミシェル・ヨーの怪しさが最高だったし、面白いとは思ったけれど、B級カルト系ホラーっぽくて一般にはおすすめはしにくいかな。

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コージィ日本犬

4.0今回のポアロは良かった

2023年9月20日
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Scott

2.0Zip Your Lips!

2023年9月20日
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ブレミン

2.0へ?

2023年9月19日
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ケネスのポアロは毎回酷い。
今回も原作とは全く違うものになっていると聞いて、どんな改変かと思ったら改悪。
物が壊れる音しか、頭に残ってない。
ケネスは俳優としては良いのに。
彼がプロデュースすると、何でこんなへんてこりんな作品にしてしまうのか。

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ロジャーグリオ

3.0探偵?

2023年9月19日
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レッド

5.0ヴェネツィア好きなら観てほしい

2023年9月19日
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楽しい

興奮

幸せ

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はるけっと

2.5暗い

2023年9月19日
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暗い内容、たまに大きい音!眠さが勝って音で起きる💦

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シゲゾ〜

4.023-109

2023年9月19日
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鑑賞方法:映画館

アガサ好き、ポアロ好き待望の
シリーズ第3作を観賞。
ハロウィンの一夜の呪われた屋敷が舞台。
前作とは打って変わって夜のシーンが続き画面は終始暗い。

犯人はなんとなく目星はついてたが、二重三重のミスリード日引っ張られそうになる。

最後に残された謎も全て解決、
そして名探偵ポアロ復活。
次回作も期待してしまいますねぇ😁

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航

4.0起承転結の「転」が抜けてる

2023年9月19日
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映画自体もミステリーもよくできてると思う。雰囲気作りがとても上手で、そしてテンポがよく次から次へと何かが起きて結構展開が読めない話で面白かったし、時代に合う背景と登場人物で全員キャラにとても合うと感じた。日本のミステリー映画と違って、犯人の過去話に大幅に時間を使ってヒューマンドラマに発展するようなこともなく、ただただミステリー事件に堪能できる。主人公ポアロの探偵人生にも大きいなターニングポイントになる事件であり全体的によかった、が、タイトルの通り「転」がないね。

いきなり全部の謎が解けた感じが凄く違和感。ポアロが閃いた場面もなく、現場調査する場面もほとんどない、特に第二の事件は全く調査がない状態で、いきなり真相にたどり着いたことはとても強引ですね。どんなに天才な探偵でも調査しないと真相が分かるわずがない。原作を読んだことないが、小説にでもこんないきなり謎解き始まるの考えにくい。そこは多分映画の編集の問題かしら?

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とうき

4.0屋敷に閉じ込められるポアロ

2023年9月19日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

アガサ・クリスティ原作
60作目の
「ハロウィーン・パーティ」を

監督・製作・主演の
ケネス・ブラナーが
原作を大きく改変し 初映画化した

「名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊」

ポアロが登場する作品では
31番目の長編ミステリー。

ブラナー監督が
ポアロを演じる

「オリエント急行殺人事件」
「ナイル殺人事件」に続く
シリーズ第3作目となります。

水の都 ベネチアが舞台
隠居生活をしていたポアロの基に
友人でもある、推理作家の
アリアドニ・オリヴァが訪ねてくる

子供の亡霊が出ると噂される屋敷で
ハロウィーンの日に行われる
「降霊会」に誘われるポアロだが・・

今回も、灰色の脳細胞で
事件を解決するポアロです。
ミステリーだけに
ネタバレはやめておきますね。

エブエブで
アカデミー主演女優賞に輝いた

ミシェル・ヨーが
怪しい雰囲気で
霊能者レイノルズを演じています。
出番は少なかったのですが
迫力ありました。
他、招待客を演じた
キャスト達の存在感もあります。

アガサ・クリスティ作品は
映像美も楽しみのひとつで

今回の舞台となる
イタリアの古都ベネチアも
街の雰囲気がよく出ていて

霧に霞むベネチア
運河を渡るゴンドラも有名ですね。

霊能者レイノルズが仮面をつけて
ゴンドラに乗って
屋敷に入るシーンも神秘的。

「ナイル殺人事件」から
10年後の物語設定となる為
様々な難事件を解決してきた
ポアロが、引退して
余暇をのんびり
楽しんでいる様子が
冒頭にあるので 必見です。

引退しても
訪ねて来る人の列が
絶えない為、一切 自分の周りに
近づけないようにと
ガードを固めているポアロだが
きっと、友人作家が事件を抱え
訪ねて来た時、「出番」と言う文字が
浮かんだポアロだったと思うのです。

ラスト、怪奇事件を解決したポアロの
心境の変化も描かれていましたから。

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LaLa

4.0古典的ミステリー

2023年9月19日
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怖い

知的

古典的ミステリーの作品。
昨今の奇想天外なトリックに飽き飽きしている人にとっては、ほっと一息つける安定のミステリー作品。
真犯人はハウダニットさえ分かればすぐ分かるが、それを彩る様々なトリックや想いについては最後のポアロの謎解きでなければ分からないところもあり、ミステリー好きとしては満足いく作品でした。
あと夏?公開ということで、ちょっとしたホラーっぽい薄暗い雰囲気も時期的に良い作品ですね。

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KT

4.0映像が見にくい

2023年9月19日
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悲しい

知的

難しい

映像が暗くて、はっきりしなかった。
ストーリーは、面白かった。

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いつも6

2.5ベネチアのうたた寝

2023年9月19日
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静かなシーン、つい眠り、数回ありました。幸い、ポアロの降霊暴露のシーンはしっかり覚めてました。あのシーンもうたた寝ならどうしょうも無いですから、この作品鑑賞。

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ホモサピエンス

1.5地味

2023年9月19日
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 オリエント急行、ナイル川と観て今回。アガサの中でももっとメジャーな作品があるはず、ポアロに感じる個人的な魅力は時代の雰囲気、今回は建物の中で話しが展開して、その辺が弱い。 一番雰囲気があるのはBBCのテレビドラマ版な気がする。

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旅行者

4.5{ミステリー}と{ホラー}のハイブリッド。両者の塩梅や良し

2023年9月19日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

『ケネス・ブラナー』が監督・主演を務める
『エルキュール・ポアロ』シリーズの第三弾。

が、先の二作〔オリエント急行殺人事件(2017年)〕〔ナイル殺人事件(2022年)〕が
ほぼ原作をなぞって造られていたのに対し、
本作は”〔ハロウィーン・パーティ〕より”とされているように、
事件が起きる日や過去の事件との絡みで新たに起こる殺人との
骨格の部分は引用しつつ、その実態はかなり異なるストーリでの仕上がり。

物語りは、旧知の探偵作家『アリアドニ(ティナ・フェイ)』が主人公の元を訪れるところから。
彼女は自身が『ポアロ』を有名にしたとの自負を持ちながら、
直近の三作は酷評され、新作での起死回生を目論んでいる。
原作者の『アガサ・クリスティ』を投影したような造形。

二人が向かった先は旧家で開催される「交霊会」。
女主人で、以前は売れっ子のオペラ歌手だった『ロウィーナ(ケリー・ライリー)』は
数年前に最愛の娘を亡くしており、
その霊を霊媒師の『ジョイス(ミシェル・ヨー)』に呼び出して貰おうとするものだった。

しかしその場で事件は起こり、
あまつさえ『ポアロ』まで命を狙われる。

これは{ホラー}か!とも取れる、
鬼面人を嚇すシーンが頻出。

最終的には科学的な説明がつけられはするものの、
予備知識無しに観ると心臓に悪いことこの上ない
過去作には見られなかったテイスト。

全ての容疑者に時間的なアリバイのあるトリックや、
密室での殺人は、種明かしをされればやや肩透かしに近い内容も、
そこに至る経緯には二重三重の罠が張り巡らされ、
推理する主人公の慧眼を際立たせる構成。

脚本の『マイケル・グリーン』の腕の冴えを
胸のすく思いで見る。

また全体を覆うおどろおどろしいトーンは
制作に名を連ねる『リドリー・スコット』の影響かとも思わぬでもない。

脚本家も彼のお気に入りのようだし。

「代理ミュンヒハウゼン症候群」が産んだ悲しい結末は
しかし、{ミステリー}よりは{ホラー}の要素が強く出た描写。
この好嫌により、本作への評価は賛否分かれることだろう。

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ジュン一