名探偵ポアロ ベネチアの亡霊のレビュー・感想・評価
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年老いても推理力聡明、そこが彼らしいかな。
映画観たけども、とにかく 一見自分のお供、友人までへも
その理由(接触してきた訳)を見解下す辺りがさすが。
常に物事の事象には全て理由があり
その事の 流れタイミングとされた訳を一つづつ
観ていく洞察力が 長けていると思うわ。
もうちょっと アクション有った方が良いと思うけど
ベニスの風景が楽しめて コレはこれで満足です。
ホラー要素もあるミステリ
気になっていた映画だったので鑑賞!
ベネチアで隠遁生活を過ごしていたポアロは、霊媒師のトリックを見破るために、子供の亡霊が出るという謎めいた屋敷での降霊会に参加する。しかし、その招待客が、人間には不可能と思われる方法で殺害され、ポアロ自身も命を狙われることに..。
ポアロは隠居生活をしてたんですね…
旧友のミステリー作家が訪れたことをきっかけに降霊会に参加することに!
降霊会が始まり霊と思われる存在からメッセージを伝え始めました。
ですがポアロを速攻で見破ります!
早すぎてびっくりしました笑
ですがその後に何者かに命を狙われます。
なんとか助かりますがすぐにレイノルズが死んでしまいます。
レイノルズ殺害の犯人を探すために事情聴取を始めます。
事情聴取をしていく中、幻聴や幻覚を見ます。
やがて屋敷に地響きが起こりますが隠し通路と地下水路、子供達が閉じ込められていた空間を発見します。
その時にフェイリエが発作を起こしマキシムに掴み掛かります
彼は音楽室で休むことに…
その後フェリエも何者かに殺害されてしまいます。
そしてポアロはさまざまなことを解き明かしていきます。まさかヴィターレとアリアドニ、レイノルズが
当初からのグルだったとはびっくりです😳
さらに犯人が母親のロウィーナ!
シャクナゲの毒性で幻視や幻聴が起こるのはさらにびっくり!
最後は娘と同じ死を迎えます。
脅迫していたのはレオポルドでした。
まさしく見た目は子供、頭脳は大人。
そしてポアロは隠居はやめるようでなにより☺️
今回思ったのか映画を観る前に登場人物を把握しておかないとと…
途中でわからなくなったことがありました…笑
ですがホラー要素もありなんだかんだで楽しめました😊
面白い映画をありがとうございました!
ミステリーとホラーの合作
2023年16作品目
舞台のベネチアの雰囲気に合った作品。
美しさと不気味さがこれ以上ないぐらい表現されてると思いました。
亡霊の、正体には少し疑問はありましたが、
雰囲気に引き込まれてあっという間に終わりました。
涼んだ
こちらのシリーズ、
風景や街並み、調度品などが絢爛で美しく、とても楽しみなのですが、
今回は嵐の夜の古いお屋敷が舞台だったので
全体的に画質が暗くて…
ただ、べネチアの街並みは、訪れてみたくなるほと美しかったので、
もう少し、そちらも楽しみたかったかな。
ストーリーとしては、原作を知っている方には賛否の否の方が多そうですが、
わたしは未読ですので、ミステリーとして単純に楽しめました!
途中で犯人が誰かは判ったので、
それをポアロがどうやって解明していくのか、
ワクワクを維持しながら、最後まで鑑賞できました。
また、前回で探偵を辞めてしまうのかな…と思ったりしたので、
まだ、続くようで良かったです!!
さらに、前情報無しだったので、ミシェル・ヨーの登場にもテンション上がったし↑
が、しかーし、
心霊要素強めだったので、
真夏の暑いまっただ中にに観たかったぁ~。
呪いじゃあ〜
原作はハロウィン・パーティを元に改変したものらしいですが、いずれにしろ知らないので楽しめました。
しかしクリスティーと言うより横溝正史といった感じですね。
何というか舞台はベネチアで中身は八つ墓村と犬神家の一族を足して二で割って館物にしたような感じですかね。
ポアロが金田一耕助の様に見えた。
降霊術だの悪霊だのちょっとポアロらしく無い感じに思え、演出的にも不気味さを強調する様に夜中の降霊術やその後嵐で館に閉じ込められたり幽霊が出てきたり。ちょっとおどろおどろらしさを出したいのか暗い演出やドアや窓がバタンと閉まる音などちょっと過剰かも。
犯人は見ていれば分かります。
あと最後のオチが秀逸ですね。その辺りもなんとなく金田一っぽい感じで被害者や容疑者達を最後に爽やかに新たな旅に送り出す。全てを分かった上で。
個人的にこの映画を見た1番の目的はベネチアでの思い出を懐かしむ事にもありました。
所々見覚えのある場所がありポアロが歩いている。聖地巡礼するまでも無く既に見た風景。
また行きたいものだ。
ヒゲダンスは踊らない
メジャー作の題名ぐらいは知ってるアガサ・クリスティ原作の本シリーズ。オリエント急行、ナイルと来て、ケネス・ブラナーの付け髭は板に付いたというか鼻の下に貼り付いた気はするが、前2作に比べると原作自体マイナーなせいか、有名俳優は少なめ、舞台もほとんど屋敷の中だけなので、予算減らされたんかな?と思えなくもない。
似たような髪型・年齢の××夫人が何人も登場するので序盤、微妙に混乱したのと、ホラーミステリー要素がある話のため画面の中になんかあるんじゃないかと終始薄暗い場面を注視するのが老眼にはやや疲れたが、107分と適当な上映時間とテンポのいい展開で、気楽に楽しめた。まあ、ミステリーにおいて幻覚って言っちゃうとなんでもありって気もするけど。
シリーズ的に縮小感は否めないが、第4作目はあるのかどうか…。
ポアロはやっぱりドラマ版のイメージが強烈
なので映画のほうはちゃんと見てなかったのですがミシェル・ヨーが気になって鑑賞、確かに怪演でした、怪しいカリスマオーラがいかにもインチキ霊媒師
ポアロあるある(アガサクリスティあるあるかな)でだいたい犯人は女性、途中にも亡くなった娘に執着している描写もあるので筋書きは分かりやすかったけど登場人物全員に役割があって無駄なキャラクターがいないのはなかなか良い、まさかあの坊っちゃんが重要人物とは
ミステリーとしては平凡だけどホラーテイストでベネチアの滅びゆく美しさがよく合っている
しかし暗くなりすぎずにラストは希望の見える終わりも好きです
理性よりも潜在意識?
探偵を引退したというポアロのもとに、知り合いの作家から降霊会へのお誘いが…。そんなものはまやかしだと言いつつ、子どもの霊があふれるという屋敷に向かったポアロを事件が襲う物語。
人気シリーズのミステリー作品第3作目の本作。
全体を通して、あらゆる点からなんだかものすごく金田一感のある作品。これは好みですねぇ♪
ミステリーでありながらホラーテイスト満載。中々怖いし、揃った面々も濃いしで期待も高まる‼降霊術か…婆さん、それっぽい背景は分かったけどまずはタイプライターの件を弁明しなさいよw
そんなこんなで、第一の殺人が起きてしまい、調査を進めるポアロ。霊的なものを信じない彼だが、説明のつかない不可解な事態が幾度も襲い、疑心暗鬼になるポアロだったが…。
ベネチアの美しさと古くて恐ろし気なお屋敷、霊的な現象と殺人事件と…といった世界観はすべてがマッチして良いし、尺も長過ぎずだしシンプルに面白いのだが…
あらゆる事柄が現実的と言うよりはちょっとファンタジックで考察のしがいが…だし、解決までの流れがいきなりすぎな印象もあって、もうひとつ!といった印象も。
でも前述の通り、昔観ていた金田一シリーズみたいな雰囲気が懐かしくもあり、ミステリー作品として普通に面白かったし、終わり方もシンプルながら清々しい気持ちになれて良かった。
冷静かつ広範な洞察力
原作は読んでいません。ですので、見事な映像、演出とともに、ストーリーも楽しめました。
ベネチアの素敵な景色をもう少し楽しみたかった気もしますが。
謎解きの背景にある登場人物それぞれの背景を丁寧に描かれていたのは、原作者の仕業なんでしょうか。
霊媒師と戦う様子には、なぜか上岡龍太郎さんを思い出してしまいました笑。
やはり、物事の心理を見極めるには、冷静な考察が必須。ポアロに負けないほどの洞察力を持った登場人物が鍵を握っていたってオチも最高でした。
ホラー的な展開が好きではない
ケネス・ブラナーの名探偵ポアロはこれで三作目。軽めの本格ミステリー好きとしては観ないのもどうかと思い鑑賞。
本作の原作はややマイナーな本らしい(オリジナルなのかと思ってた)。霊媒師のトリックを見破るために呼ばれたポアロが、その場で起きてしまった殺人事件の真相を究明しようとすることなのだが、最初からあまり乗れないでいた。そして途中もホラーのような展開にも乗り切れない。
最後に犯人が明らかになっても、そうなのか!とはならない。本格ミステリーなのに、ホラー的な展開でミスリードしようとすることに辟易してしまったのかもしれない。
観終わった後に、ケネス・ブラナー・ポアロの映画はどんな点数つけていたっけと映画.comで検索したら、イメージ以上に自分がつけた点数が低くて驚いてしまった。たしかにいいイメージは持っていなかったけど、ここまでとは。だったら観なきゃよかったんだよと少し後悔することも珍しい。
ホラー要素強め
推理小説は好きだけど、ホラー映画が苦手な私的には刺激が強かった。
予定外にその後もう一本観て中和が必要だった。
特にSEが強いので、大きい音が苦手な人も注意。
そもそも、アガサ・クリスティが描くポアロが、超常現象を肯定するはずないと、思って行くじゃないですか。
読者としては、やっぱりそれが共通認識なので。
それが、まあ結構「えぇ〜🤔」となった。
こんな小説あったのか?と調べたら、やっぱり、かなりのアレンジがされている。
これをアガサ・クリスティ本人が監修したら、何を思うのだろうか。
「名探偵ポアロ」という題名だけに、少し疑問に感じた。
【その他】
▪️ベニスの情景は美しいが、ほぼ室内なのて絵的に変わり映えが少なく、制限されてる点。
▪️ケネス・ブラナーがやっぱりかっこよすぎてしまい、ポアロの変人ぷりというか、潔癖症だったり、小動物みたいにモジモジ文句いったり、いい感じの人間的な「味」というか魅力にかける。変人の描写が卵の大きさだけなのが違和感を更に増大させる。
▪️ミッシェル・ヨーが素晴らしかった。
▪️最後に流れるベニスの情景はひたすら美しい。
空撮を観ながら昔行ったなあ…と記憶が蘇った。
全員関係者。
オリエント急行殺人事件、ナイル殺人事件に続く今作。どの作品も基本たまたま居合わせた人ってのがおらず、全員がなんらかの動機や役割がある訳で、最後のシーンでの旅費に費やす部分は善行で心を癒す優しさを待って悪意に満ちた探偵業に戻る決心をさせたのではなかろうか。
結局のところ霊や魂があるのかないのか曖昧ではあるけど、純真や誠実さは存在するわけで、それらを守る担い手としての自分の居場所を見つけたのかもしれない。正直、霊媒師のおばさんはとばっちり。
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