名探偵ポアロ ベネチアの亡霊のレビュー・感想・評価
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静かな映画
探偵映画の名作というものを鑑賞してみたが、
テンポが緩くて、ワクワク感もなく、
1日の疲れが出てきたレイトショーでは、
睡魔に勝てずに、ウトウトしてました。
派手なアクションはなく、全体的に暗い屋敷の中なので、仕方ないところです。
観客は私一人かと思いきや、始まる直前に右前の方に人の気配がありましたが、終演後は、やはり私一人でした。
ベネチアとポアロの取り合わせが◎♬
ベネチアとポワロが好きなら、お勧めの映画。
ミステリとしてはイマイチですが、古城が舞台で意味深な登場人物たちにワクワクはしました。
ヨーロッパって、室内を日本みたいに隅々まで照らさないので、ホントに暗くて見にくい。
でも、それがホラー感を醸し出していました。
「ヴァチカンのエクソシスト」と雰囲気は似ています。
ベネチアの風景とポアロの融合にワクワク。
ベネチアは世界で一番好きな街で、ポワロは一番尊敬する名探偵なので、観ているだけで幸せでした。
ただ、「オリエント急行殺人事件」などの過去作と比べると、見劣りはします(^-^;
ホラー要素有
今までのシリーズを見てたので朝一の1人貸し切り状態で。
ベネチアが舞台。
ストーリーはホラー要素を含む殺人事件。
ホラーは嫌いではないので問題なく鑑賞。
他シリーズをみてきたせいか私には少し物足りない感じになりました( ´ω`;)
消して悪い訳ではありません!
鑑賞動機:『ハロウィン・パーティー』読んでた8割、ミシェル・ヨー2割。
ナイルはスルーしてしまったけど、さてどうか。
原作は小学生の頃に読んだけど、ほぼほぼ忘れてた。
ははあ、そう来ますか。個人的にはあり。いつも澄ましたポアロが翻弄されたりおたおた戸惑う姿がいい。
少年はジュード君だったのか。大人びたというか、大人にならざるを得なかった難しい役だけど、その苦悩と悲しみがちゃんと伝わってきた。そう、子供はバカじゃない。
次を作るならまた観たいとは思えた。次は『ポアロのクリスマス』希望。まあ、『カーテン』でキッチリ終わりにするのもいいかも。
予算少なめ暗闇多め
ほぼ全編が暗すぎる室内で、居眠りしちゃダメよとばかりに大音量の効果音がたびたび放り込まれます。
演者も印象薄めの方が多く、せっかくのベネチアの風景も最初と最後に申し訳ほどという、言ってしまえば安易なこけおどしの作品ではありました。
やはりポアロはデビッド・スーシェのテレビ版に限りますね。
布石
ブラナー版前2作。実は今ひとつ乗り切れない感じが拭えなかったんですよねぇ。なんて思いつつも来てしまう。そして大正解。結末辺りで評価は分かれそうでしたが、私は好きですね。やはり舞台演劇調の方がしっくりくるのでしょうか。更に言えば前2作がこの作品への布石の様にも作られている様に感じ、「むしろ、この作品の為に二つ作ったのか」なんて痺れたりもしました(勝手な解釈ですが)。
ホーンテッドマンションよりもホーンテッドマンションだったな笑
年老いても推理力聡明、そこが彼らしいかな。
映画観たけども、とにかく 一見自分のお供、友人までへも
その理由(接触してきた訳)を見解下す辺りがさすが。
常に物事の事象には全て理由があり
その事の 流れタイミングとされた訳を一つづつ
観ていく洞察力が 長けていると思うわ。
もうちょっと アクション有った方が良いと思うけど
ベニスの風景が楽しめて コレはこれで満足です。
ホラー要素もあるミステリ
気になっていた映画だったので鑑賞!
ベネチアで隠遁生活を過ごしていたポアロは、霊媒師のトリックを見破るために、子供の亡霊が出るという謎めいた屋敷での降霊会に参加する。しかし、その招待客が、人間には不可能と思われる方法で殺害され、ポアロ自身も命を狙われることに..。
ポアロは隠居生活をしてたんですね…
旧友のミステリー作家が訪れたことをきっかけに降霊会に参加することに!
降霊会が始まり霊と思われる存在からメッセージを伝え始めました。
ですがポアロを速攻で見破ります!
早すぎてびっくりしました笑
ですがその後に何者かに命を狙われます。
なんとか助かりますがすぐにレイノルズが死んでしまいます。
レイノルズ殺害の犯人を探すために事情聴取を始めます。
事情聴取をしていく中、幻聴や幻覚を見ます。
やがて屋敷に地響きが起こりますが隠し通路と地下水路、子供達が閉じ込められていた空間を発見します。
その時にフェイリエが発作を起こしマキシムに掴み掛かります
彼は音楽室で休むことに…
その後フェリエも何者かに殺害されてしまいます。
そしてポアロはさまざまなことを解き明かしていきます。まさかヴィターレとアリアドニ、レイノルズが
当初からのグルだったとはびっくりです😳
さらに犯人が母親のロウィーナ!
シャクナゲの毒性で幻視や幻聴が起こるのはさらにびっくり!
最後は娘と同じ死を迎えます。
脅迫していたのはレオポルドでした。
まさしく見た目は子供、頭脳は大人。
そしてポアロは隠居はやめるようでなにより☺️
今回思ったのか映画を観る前に登場人物を把握しておかないとと…
途中でわからなくなったことがありました…笑
ですがホラー要素もありなんだかんだで楽しめました😊
面白い映画をありがとうございました!
ミステリーとホラーの合作
2023年16作品目
舞台のベネチアの雰囲気に合った作品。
美しさと不気味さがこれ以上ないぐらい表現されてると思いました。
亡霊の、正体には少し疑問はありましたが、
雰囲気に引き込まれてあっという間に終わりました。
涼んだ
こちらのシリーズ、
風景や街並み、調度品などが絢爛で美しく、とても楽しみなのですが、
今回は嵐の夜の古いお屋敷が舞台だったので
全体的に画質が暗くて…
ただ、べネチアの街並みは、訪れてみたくなるほと美しかったので、
もう少し、そちらも楽しみたかったかな。
ストーリーとしては、原作を知っている方には賛否の否の方が多そうですが、
わたしは未読ですので、ミステリーとして単純に楽しめました!
途中で犯人が誰かは判ったので、
それをポアロがどうやって解明していくのか、
ワクワクを維持しながら、最後まで鑑賞できました。
また、前回で探偵を辞めてしまうのかな…と思ったりしたので、
まだ、続くようで良かったです!!
さらに、前情報無しだったので、ミシェル・ヨーの登場にもテンション上がったし↑
が、しかーし、
心霊要素強めだったので、
真夏の暑いまっただ中にに観たかったぁ~。
呪いじゃあ〜
原作はハロウィン・パーティを元に改変したものらしいですが、いずれにしろ知らないので楽しめました。
しかしクリスティーと言うより横溝正史といった感じですね。
何というか舞台はベネチアで中身は八つ墓村と犬神家の一族を足して二で割って館物にしたような感じですかね。
ポアロが金田一耕助の様に見えた。
降霊術だの悪霊だのちょっとポアロらしく無い感じに思え、演出的にも不気味さを強調する様に夜中の降霊術やその後嵐で館に閉じ込められたり幽霊が出てきたり。ちょっとおどろおどろらしさを出したいのか暗い演出やドアや窓がバタンと閉まる音などちょっと過剰かも。
犯人は見ていれば分かります。
あと最後のオチが秀逸ですね。その辺りもなんとなく金田一っぽい感じで被害者や容疑者達を最後に爽やかに新たな旅に送り出す。全てを分かった上で。
個人的にこの映画を見た1番の目的はベネチアでの思い出を懐かしむ事にもありました。
所々見覚えのある場所がありポアロが歩いている。聖地巡礼するまでも無く既に見た風景。
また行きたいものだ。
ヒゲダンスは踊らない
メジャー作の題名ぐらいは知ってるアガサ・クリスティ原作の本シリーズ。オリエント急行、ナイルと来て、ケネス・ブラナーの付け髭は板に付いたというか鼻の下に貼り付いた気はするが、前2作に比べると原作自体マイナーなせいか、有名俳優は少なめ、舞台もほとんど屋敷の中だけなので、予算減らされたんかな?と思えなくもない。
似たような髪型・年齢の××夫人が何人も登場するので序盤、微妙に混乱したのと、ホラーミステリー要素がある話のため画面の中になんかあるんじゃないかと終始薄暗い場面を注視するのが老眼にはやや疲れたが、107分と適当な上映時間とテンポのいい展開で、気楽に楽しめた。まあ、ミステリーにおいて幻覚って言っちゃうとなんでもありって気もするけど。
シリーズ的に縮小感は否めないが、第4作目はあるのかどうか…。
ポアロはやっぱりドラマ版のイメージが強烈
なので映画のほうはちゃんと見てなかったのですがミシェル・ヨーが気になって鑑賞、確かに怪演でした、怪しいカリスマオーラがいかにもインチキ霊媒師
ポアロあるある(アガサクリスティあるあるかな)でだいたい犯人は女性、途中にも亡くなった娘に執着している描写もあるので筋書きは分かりやすかったけど登場人物全員に役割があって無駄なキャラクターがいないのはなかなか良い、まさかあの坊っちゃんが重要人物とは
ミステリーとしては平凡だけどホラーテイストでベネチアの滅びゆく美しさがよく合っている
しかし暗くなりすぎずにラストは希望の見える終わりも好きです
理性よりも潜在意識?
探偵を引退したというポアロのもとに、知り合いの作家から降霊会へのお誘いが…。そんなものはまやかしだと言いつつ、子どもの霊があふれるという屋敷に向かったポアロを事件が襲う物語。
人気シリーズのミステリー作品第3作目の本作。
全体を通して、あらゆる点からなんだかものすごく金田一感のある作品。これは好みですねぇ♪
ミステリーでありながらホラーテイスト満載。中々怖いし、揃った面々も濃いしで期待も高まる‼降霊術か…婆さん、それっぽい背景は分かったけどまずはタイプライターの件を弁明しなさいよw
そんなこんなで、第一の殺人が起きてしまい、調査を進めるポアロ。霊的なものを信じない彼だが、説明のつかない不可解な事態が幾度も襲い、疑心暗鬼になるポアロだったが…。
ベネチアの美しさと古くて恐ろし気なお屋敷、霊的な現象と殺人事件と…といった世界観はすべてがマッチして良いし、尺も長過ぎずだしシンプルに面白いのだが…
あらゆる事柄が現実的と言うよりはちょっとファンタジックで考察のしがいが…だし、解決までの流れがいきなりすぎな印象もあって、もうひとつ!といった印象も。
でも前述の通り、昔観ていた金田一シリーズみたいな雰囲気が懐かしくもあり、ミステリー作品として普通に面白かったし、終わり方もシンプルながら清々しい気持ちになれて良かった。
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