名探偵ポアロ ベネチアの亡霊のレビュー・感想・評価
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209 ポワロは2作が限度か
ピーターユスチノスも
ナイル殺人事件絶賛
地中海殺人事件普通
死海殺人事件凡庸
でした。
ケネス・ブラナーも3作目でやはり息切れ。
最後は早よ悪魔くん呼んできて悪霊を退散させてよ
と謎解きよりくどさに参った。
ポワロを間違えて殺そうとした時も
あと2ひねりぐらいして真相にたどりつくような
アイデアが欲しかったですね。
本作も火曜サスペンス劇場ぐらいなら持つけど
劇場では凡庸でした。
60点
イオンシネマ草津 20231003
パンフ購入
脇役の功績
ポワロの推理が冴え渡る…といえばいいのだろうが、どおにも強引な印象を受ける。
話の筋自体は面白かったのだけど、編集がどおにも気に入らない。
なんか妙なアングルと妙なレンズが多様される。昭和の日活映画を観てるようで、どうにもいただけない。
それらは幻覚を表してるのかもしれないのだけれど、時折挟まれるポワロのUP…パッと視線を送るって事なのだけど、これもまた微妙。
頑なに超常現象を否定するポワロは、その種を悉く看破していく。
降霊術師も8割くらい論破
その降霊術に加担した小説家と助手も論破
数年前の娘の飛び降りも論破
その夜に起こる殺人事件も論破
何を糸口にしているのかさっぱりわからないのが厄介で…更に言うなら、彼は真犯人の計略で幻覚状態にもあるらしい。
時折出てくるオカルトっぽい部分は幻覚みたいだ。いや、幻覚と思い込みたいだけだろうって結果でもあるのだけれど、頑固な英国紳士は1ミリたりとも表層的には譲歩しない。
このオカルトパートは、それなりにセンスが良くてベネチアの雰囲気と相まって趣深い。衝撃音のSEがけたたましくはあるのだが。
ただ…幻覚状態だったと仮定して、なぜ少女だけが幻覚だと断定できるのだろうか?そもそも何故少女限定の作用なのだろうか?特定の幻覚を見せるような成分はないと思われる。
だとするなら、彼の慧眼にはフィルターが掛かってるはずで、そこを無しにして推理を構築するってのは傍若無人ではなかろうかと。
今回は特にそうなのだけど、全く接点のないと思われてた砂粒程の事柄を繋いでいって線にするみたいなとこではあるのだけれど、その繋ぎ方が卓越した想像力の産物のようで困る。爽快さがあまり…ない。
なんかシラ切り通せるんじゃないかと。
告発されてる側からしたら、自分しか知らないような事を悉く言い当てられるのだからたまったもんじゃないのだろうけど。
で、ここで考えるのが、ポワロは何を足がかりにその卓越した想像力を働かせるに至ったかなのだけど…観てる俺からすると「そう言われてみればアレってそう言うフリなのかな」なんて事を思うわけ。
だとするなら、この映画の見所ってのはポワロの推理じゃなくて、ポワロにそのヒントを与える脇役の演技こそが見所なのかなぁと。
明確なポイントを映さない分、脇役がズレた事やってたら不具合しか残らないもんな。
ポワロ作品って団体芸だったんだなあー。
そんなに怖くはなかったけれど、ベネチアの雰囲気はとても良くて、冥界の門でも開いてそうでいい感じだった。
なんだかんだ言っても、頑固で偏屈でキレ…今回はそんなにキレなかったか。年老いて丸くなったのかなw
でっぷりとしたポワロより、こっちのポワロのほうが好き。
静かな映画
ベネチアとポアロの取り合わせが◎♬
ホラー要素有
鑑賞動機:『ハロウィン・パーティー』読んでた8割、ミシェル・ヨー2割。
ナイルはスルーしてしまったけど、さてどうか。
原作は小学生の頃に読んだけど、ほぼほぼ忘れてた。
ははあ、そう来ますか。個人的にはあり。いつも澄ましたポアロが翻弄されたりおたおた戸惑う姿がいい。
少年はジュード君だったのか。大人びたというか、大人にならざるを得なかった難しい役だけど、その苦悩と悲しみがちゃんと伝わってきた。そう、子供はバカじゃない。
次を作るならまた観たいとは思えた。次は『ポアロのクリスマス』希望。まあ、『カーテン』でキッチリ終わりにするのもいいかも。
予算少なめ暗闇多め
布石
年老いても推理力聡明、そこが彼らしいかな。
映画観たけども、とにかく 一見自分のお供、友人までへも
その理由(接触してきた訳)を見解下す辺りがさすが。
常に物事の事象には全て理由があり
その事の 流れタイミングとされた訳を一つづつ
観ていく洞察力が 長けていると思うわ。
もうちょっと アクション有った方が良いと思うけど
ベニスの風景が楽しめて コレはこれで満足です。
ホラー要素もあるミステリ
気になっていた映画だったので鑑賞!
ベネチアで隠遁生活を過ごしていたポアロは、霊媒師のトリックを見破るために、子供の亡霊が出るという謎めいた屋敷での降霊会に参加する。しかし、その招待客が、人間には不可能と思われる方法で殺害され、ポアロ自身も命を狙われることに..。
ポアロは隠居生活をしてたんですね…
旧友のミステリー作家が訪れたことをきっかけに降霊会に参加することに!
降霊会が始まり霊と思われる存在からメッセージを伝え始めました。
ですがポアロを速攻で見破ります!
早すぎてびっくりしました笑
ですがその後に何者かに命を狙われます。
なんとか助かりますがすぐにレイノルズが死んでしまいます。
レイノルズ殺害の犯人を探すために事情聴取を始めます。
事情聴取をしていく中、幻聴や幻覚を見ます。
やがて屋敷に地響きが起こりますが隠し通路と地下水路、子供達が閉じ込められていた空間を発見します。
その時にフェイリエが発作を起こしマキシムに掴み掛かります
彼は音楽室で休むことに…
その後フェリエも何者かに殺害されてしまいます。
そしてポアロはさまざまなことを解き明かしていきます。まさかヴィターレとアリアドニ、レイノルズが
当初からのグルだったとはびっくりです😳
さらに犯人が母親のロウィーナ!
シャクナゲの毒性で幻視や幻聴が起こるのはさらにびっくり!
最後は娘と同じ死を迎えます。
脅迫していたのはレオポルドでした。
まさしく見た目は子供、頭脳は大人。
そしてポアロは隠居はやめるようでなにより☺️
今回思ったのか映画を観る前に登場人物を把握しておかないとと…
途中でわからなくなったことがありました…笑
ですがホラー要素もありなんだかんだで楽しめました😊
面白い映画をありがとうございました!
ミステリーとホラーの合作
2023年16作品目
舞台のベネチアの雰囲気に合った作品。
美しさと不気味さがこれ以上ないぐらい表現されてると思いました。
亡霊の、正体には少し疑問はありましたが、
雰囲気に引き込まれてあっという間に終わりました。
涼んだ
こちらのシリーズ、
風景や街並み、調度品などが絢爛で美しく、とても楽しみなのですが、
今回は嵐の夜の古いお屋敷が舞台だったので
全体的に画質が暗くて…
ただ、べネチアの街並みは、訪れてみたくなるほと美しかったので、
もう少し、そちらも楽しみたかったかな。
ストーリーとしては、原作を知っている方には賛否の否の方が多そうですが、
わたしは未読ですので、ミステリーとして単純に楽しめました!
途中で犯人が誰かは判ったので、
それをポアロがどうやって解明していくのか、
ワクワクを維持しながら、最後まで鑑賞できました。
また、前回で探偵を辞めてしまうのかな…と思ったりしたので、
まだ、続くようで良かったです!!
さらに、前情報無しだったので、ミシェル・ヨーの登場にもテンション上がったし↑
が、しかーし、
心霊要素強めだったので、
真夏の暑いまっただ中にに観たかったぁ~。
呪いじゃあ〜
原作はハロウィン・パーティを元に改変したものらしいですが、いずれにしろ知らないので楽しめました。
しかしクリスティーと言うより横溝正史といった感じですね。
何というか舞台はベネチアで中身は八つ墓村と犬神家の一族を足して二で割って館物にしたような感じですかね。
ポアロが金田一耕助の様に見えた。
降霊術だの悪霊だのちょっとポアロらしく無い感じに思え、演出的にも不気味さを強調する様に夜中の降霊術やその後嵐で館に閉じ込められたり幽霊が出てきたり。ちょっとおどろおどろらしさを出したいのか暗い演出やドアや窓がバタンと閉まる音などちょっと過剰かも。
犯人は見ていれば分かります。
あと最後のオチが秀逸ですね。その辺りもなんとなく金田一っぽい感じで被害者や容疑者達を最後に爽やかに新たな旅に送り出す。全てを分かった上で。
個人的にこの映画を見た1番の目的はベネチアでの思い出を懐かしむ事にもありました。
所々見覚えのある場所がありポアロが歩いている。聖地巡礼するまでも無く既に見た風景。
また行きたいものだ。
ヒゲダンスは踊らない
メジャー作の題名ぐらいは知ってるアガサ・クリスティ原作の本シリーズ。オリエント急行、ナイルと来て、ケネス・ブラナーの付け髭は板に付いたというか鼻の下に貼り付いた気はするが、前2作に比べると原作自体マイナーなせいか、有名俳優は少なめ、舞台もほとんど屋敷の中だけなので、予算減らされたんかな?と思えなくもない。
似たような髪型・年齢の××夫人が何人も登場するので序盤、微妙に混乱したのと、ホラーミステリー要素がある話のため画面の中になんかあるんじゃないかと終始薄暗い場面を注視するのが老眼にはやや疲れたが、107分と適当な上映時間とテンポのいい展開で、気楽に楽しめた。まあ、ミステリーにおいて幻覚って言っちゃうとなんでもありって気もするけど。
シリーズ的に縮小感は否めないが、第4作目はあるのかどうか…。
ポアロはやっぱりドラマ版のイメージが強烈
なので映画のほうはちゃんと見てなかったのですがミシェル・ヨーが気になって鑑賞、確かに怪演でした、怪しいカリスマオーラがいかにもインチキ霊媒師
ポアロあるある(アガサクリスティあるあるかな)でだいたい犯人は女性、途中にも亡くなった娘に執着している描写もあるので筋書きは分かりやすかったけど登場人物全員に役割があって無駄なキャラクターがいないのはなかなか良い、まさかあの坊っちゃんが重要人物とは
ミステリーとしては平凡だけどホラーテイストでベネチアの滅びゆく美しさがよく合っている
しかし暗くなりすぎずにラストは希望の見える終わりも好きです
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