ザ・クリエイター 創造者のレビュー・感想・評価
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“KANJI”のタイポグラフィから目が離せん
久しぶりに新しいタイトルのSF映画を観た気がする。
人型AIが日常から軍事まで浸透した世界。
AIが核攻撃をしかけ人間との戦争が始まる、という設定。
よくあるSFの設定にも思えるが、
AI擁護派のニューアジア陣営対、AI禁止派の西側陣営という構図が、近い将来に世界で起こり得るのでは?と思わせて中々絶妙。
個人的にSF映画は、メカやデザインのディテール、作り手の性癖みたいなものを楽しむのも醍醐味の一つだと思っている。
面白いのは、メインの舞台タイの田園風景にてメカメカしいAIが人間と集落を作っている点。
山口晃の大和絵然り、マンダロリアンS1然り、これは間違いなく絵になる組み合わせだ!
メカデザインに関しては、AIの側頭部に穴を貫通させたところで100点。
シリンダー?が回転してるのはかっこいいし、映像もまったく合成感がないのが凄い。
ノマドの形の厨二感はたまらんし、スキャンシーンは中々怖くていいね。
作り手が日本贔屓なのか、ニューアジアでは漢字が沢山出てきて、タイポグラフィとしてはメチャクチャ拘ってる。
日本語監修います?って位のガバガバ表記はお約束(子とか、伸ばし棒の向きとか)。
渡辺謙だけ日本語で喋ってたのは印象的。
あと、ジョン・デビット・ワシントンの喋ってないときの表情、個人的に凄く好きなんだよなー。
ストーリーはブレランやらどっかで観たことある映画SFの組み合わせみたいだし、メカもSWっぽいものが出てきたりするけど、色々作り手の拘りや癖が感じられるいい映画です。
世界観がいい
以前から気になっていたので近くの映画館で鑑賞。制作費を抑えているわりには、テーマであるAi vs 人間(又はアジア vs 米国)という壮大なテーマに合った背景やVFXなど、細部にこだわりが感じられてよくできていると思った。また今も続いているウクライナ戦争や、イスラエル戦争を想起させ、単なるAi戦争アクションというだけで終わっていないところがよかった。ただ少し辛口になるが、ジョン・デビッド・ワシントン(Ꭰワシントンの息子)の演技やセリフが少々クサくてᗷ級感が出てしまっていたところが残念。アルフィー役の少女が可愛くてミステリアスな空気がよかっただけに少々悔やまれた。
とはいうものの、ブレイドランナーや日本の特撮をリスペクトしているような撮影方法はなかなかしびれたので、その辺りが好きな人は必見ともいえる。
※あくまでも個人の感想です。
AI vs 人間。使い古されたテーマだが圧倒的な「実在感」で魅せる
SF映画に求めるのはコレだよ! って感じの傑作でした。
AIを排除したい西側と、AIとの共存を望む東側。
東側の開発した究極の兵器をめぐる戦いが描かれています。
AI(ロボット)vs 人間という馴染み深いテーマを扱った作品ですが、チープな感じはしませんでした。テーマ以外にも既視感のある要素は数多く出てきますが、うまくひとつのストーリーに乗せていたと思います。特に、ロボットの造形や動き、人々の生活感、そして未来兵器の恐るべき破壊力といった様々な要素が、作中で繰り広げられる戦争に圧倒的な実在感を持たせることに成功していたのが大きかったと思います。大型兵器の描写において地形や人間とのサイズの対比が際立っていたのも上手いと感じましたね。
プロットに強度の足りない部分こそあったものの、「小難しくして頭が良いように見せよう」みたいなよくある下心は感じられず、良いものを素直に描こうという姿勢が貫かれていて非常に好印象でした。
SF映画としては個人的に満点に近いです。
日本リスペクト万歳
ルックは最高。設定のツメは甘い。
撮影のライティングやシミュラントの造形、現代の雰囲気を感じさせる建築物など、映画のルックはめちゃくちゃいい。
ただ、なんでノマドは驚異とされているのか、なんでアルフィーのハッキングは防げないのか、といった疑問が色々出てきて、あまり入り込めなかった感がある。
そう遠くない未来に現実の話に…
よくあるAI vs 人間の戦いなんだが…
この映画で言うAIとは自分の意思を持った自立型の人型ロボットと言った方が良いかも。
AI(人型ロボット)と人間が共存する未来の話。
AIと仲良くやっていくグループとAIで職が奪われると危惧するグループで論争が。そんな最中ロサンゼルスで突然核爆発が起こりAIの仕業とされた。
それから5年米国はAIを排除する事にしてAIと仲良くやっているニューアジア(主に東南アジア地域)にあるとされるAIの創造主と基地を叩く事を決意。その為に衛星軌道に超巨大要塞ノマドを建設しニューアジアに攻撃を仕掛けて戦争になる。
そんな最中AIの創造主の娘と目される女性と娘から創造主の居場所を聞き出そうと接近した元米軍の軍曹(実は潜入捜査官)が恋に落ち子供もお腹の中に。もう少しで居場所が分かるかと言う所で米軍の急襲を受けて2人は離れ離れに。
果たして2人の運命は?創造主とは何者か?
彼女を探している最中に出会った不思議な能力をもつAIの子供と知り合う。この子は何者なのか?
人類はAIに勝てるのか?
壮大なストーリーと混沌とした世界、豪快なアクションや戦闘シーンは見どころ。エンドロールの後に何かオマケがあるかと期待したが無かった。
この作品は多分にブレードランナーの影響を受けている。レプリカントとは何者なのかと同じくAIとは何者なのか?共存なのか排除なのか。
それを戦争規模に拡大した感じ。
アジア地域の話しだから日本語を含むアジア地域の言語や文字が飛び交う。都市部もカオスなほど多言語で色々な看板が出ている。話す言葉も皆バラバラだが会話が成立している。自動翻訳しているのだろう。
渡辺謙も出演しているが普通に日本語と英語を使い分けて会話している。相手は別の言語だ。それで通じているのだから便利なものだ。
212 ケン!就寝中にスイッチ切られたらアカンわ
敵のテリトリーで熟睡するも放った矢を寸でのところで捉えるケンシロウを見習え!
それはさておき
AI側に感情移入するような作りでアバターの1作目を彷彿させる。
それとどうみても東南アジアなのに日本語が至る所に現れるのも
無国籍風カオス感満載で面白い。
まあ、行く先々で人間でも予測できそうな行動に全く対応できないAIを見るに
機械の反乱が起きても勝てそうな気がしたんですが甘い?
最後天空都市破壊したら浮いてられず
地上が修羅場になるのもわかりそうなものだが
アメはこんなところが適当でんな。(そのように演出したのか!)
しかし幸いなことに日本までミサイルは届かなかったし。
日本好きなギャレスさんが加減したか。
70点
イオンシネマ草津 20231025
パンフ購入
途中から訳分からなくなった^^;;;
auマンデー『ザ・クリエイター 創造者』
予告が興味深い映像だったのと、ローグ・ワンが好き作品なので鑑賞
最近AIタレントCMとかやってるし、近い将来コンピューター内の映像ならあっても・・・・
映画のようなリアルなアンドロイド的になるのはまだまだ先でしょうね。
冒頭から惹きつけられましたが、途中善悪含めて・・・
何が何で、どっちがどっちなのか・・・
同じような描写も多く訳分からなくなった^^;;;
砂の惑星デューンと同じく私には合わなかった。
2065年のA愛
古今東西、様々なAI映画がある中で、なかなか斬新な物語という印象でした。昨秋、登場するやいなや世界中を席巻しているチャットGPTにより、一気にAIが社会に浸透してきた昨今だからこそ、とても身近な切羽詰まった感覚で観ることになった気がします。最大の魅力は、主人公である6歳のAI少女・アルフィー(マデリン・ユナ・ヴォイルズ)のキャラクター・デザインでしょうか。無機質なロボット感と高度な知能や感情表現をもった部分とがうまく融合していて、しかも、まるで天使のように愛らしくて、とても魅力的でした。ギャレス・エドワーズ監督は、今作を作るにあたりインスピレーションを受けた映画として、「バラカ」(92)、「ブレードランナー」(82)、「AKIRA」(88)、「地獄の黙示録」(79)を挙げていました(映画パンフレットより)。確かにそういう部分も多々感じられましたが、見終えたとき最初に浮かんだのは、「レオン」(94)と「アバター」(09)でした。大切なものを命懸けで守ることや、諸々の境界が混在する世界の危機が描かれていて、心を鷲づかみにされました。AIと人類、アメリカとニューアジアという設定は、今まさに世界が直面している現実そのものなので、2065年の絵空事とは思えず、臨場感たっぷりに楽しめました。渡辺謙さんが剣道の胴みたいなのを着けてたり、日本的、アジア的な雰囲気にも親近感が感じられました。
もうひとひねり欲しい
人間の善と悪
一部内容は近い将来にあり得る様な?
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