怪物の木こりのレビュー・感想・評価
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木こりの正体わかっちゃった
う~ん。血ドバーはやり過ぎかなぁ。遺体のボカシもちょっと。亀梨くんはカッコイイけど終始クール過ぎ。菜々緒さんは悪女か看護士がにあってる。吉岡さんは暗すぎるし、獅童さんは荒ぶれ過ぎ。染谷さんはサイコパス過ぎるし(良い意味で)。なんだかんだ木こりの正体も分かりやすかったし… あっ!と言うどんでん返しが欲しかったかなぁ。主人公の悲しすぎる人生が少し辛かった。
○○○っていうと期待しすぎるかな?笑
丁寧に作られたスリラーです。いかにもサイコパスな、よくありがちな狂...
丁寧に作られたスリラーです。いかにもサイコパスな、よくありがちな狂気の演技が無いところがよいです。主人公が次第に変容していく様を、まるでなにかのバグが起こったかのような違和感とともに描いているのがとても面白いです。
二転三転するプロット、スリリングな会話、間延びせずテンポ良く見応えあるアクション、決して綺麗に切り分けることの出来ない善と悪、そしてもう一度見直すと全然意味が違って見える台詞・表情etc、と私の大好きな要素が沢山詰まっていて、結末も納得だったので大満足。キャスト全員良かったですが、亀梨さんと染谷さんのサイコパス友達関係は特に非常にユニークで面白く、もっと見ていたかったですね。
原作を知らない方でもおすすめ。
今年405本目(合計1,055本目/今月(2023年12月度)6本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))
本作品、一応PG12の扱いのようです(後述)。
私は原作を知らずに見に行きました。
その場合でも自己紹介パートはあるので理解はしやすく、またいわゆる「犯人当て」についてもかなり配慮があり、「絶対に無理だろう」ということはないとしても「ひねりのひねり」がありかなり推理を要求する点などは良かったところです。まぁ、PG12でいいのか気になりますが…(R15くらいついても文句は言えないか?)。
今週(12月1週の配給分)はどうしても「ナポレオン」一強ムード(ついで、先週からひっぱりの埼玉)かなというところですが、本作品は「謎解き+「ある意味で」ホラー(一応PG12です)」な部分もありかなりおすすめ枠といったところです。いわゆる「6回みたら1回無料」系でも推せる作品です。作品の放映時間が適正である点も良かったです。
気になったのは以下の通りで、4.4を4.5まで切り上げた形になります。
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(減点0.2/夜間に家宅捜索(令状執行)をできることはできるか)
令状に「夜間でも行うことができる旨の記載」がない限りできません(刑訴法116条)。逆にあれば可能ですが、なければできません(ただし、賭博等夜間に行われることが主とされる事案の捜索は特例。同117)。
このことは一般常識ではないので、一言入れておいてほしかったです(警察ものでもある、という事情もあるため)。
(減点0.2/人を助ける行為と事務管理、無権代理関係)
事務管理の管理者にあらゆる代理権が与えられているのではなく(判例)、また管理者は本人の意思が推知できるかわかる場合、それに従う必要があります(民法697以下)。さらに勝手に救急車を呼んだりすると(表見代理を満たさないなら)ただの無権代理にしかなりません(判例)。
(減点0.2/PG12でよいかやや疑問が残る) ※ レーティング一つ違い関係は0.2固定
まぁ、映倫が決めたことなので仕方がないと思いますが、R15ついても仕方なしかなと思います。明確に血が飛びまくるシーンもありますので、これらが苦手な方は食事(ポテトだのチキンだの)には注意です(ただ、余りにもグロすぎてどうにもならないと酷評された樹海村ほかに比べればだいぶマシ)。
※ 気になるかたは直視にならないようにスクリーン後方をお勧めします。
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罪に優しくない世界
【ストーリー】
静岡のとある森の中の一軒家、警察が令状を持って乗り込んできた。部屋の奥を見ると妻の翠と頭に包帯を巻いている子どもがいた。すぐに翠はその場で自殺した。その数年後かにサイコパス弁護士二宮を襲う仮面の男性がいた。傷を負ったが、二宮は仮面の男性への復讐を計画していた。しかし、なぜかサイコパスな二宮が段々と性格が温厚になる。一方で相次ぎ脳泥棒と呼ばれる連続殺人事件が起きている。二宮の幼少期までさかのぼる。
原作未読
【良かったところ】
今までに見たことない亀梨和也さん、キャストたちの演技は良かったけど、何か違う
SEKAI NO OWARIの主題歌がいい
【いまいちなところ】
・グロ、サイコ、シリアス期待するとがっかりします。
・テンポが悪い
・pg12の年齢制限で過去をより具体的に描けない。日本の映画あるあるですが、なぜこういう作品をpg12制限にしているのか?
・原作をもっと大切にしてほしい。映画化をしていただけるのはありがたいですが、お客さんより自分の世界三池監督ワールド全開です。
【考察】
・サイコパスも性格の1種でありどのように共存をすればいいのか?
・映画のみでは伝えたいことが曖昧で、原作には興味を持ちました。
・誰もが幸せではない事件
・無辜にコントロールされている被害者たちは生きるべきであると思う。
傑作です!
「百武朋さんマスク造形美術」
今年227本目。
11月24日映画工房はマスク造形美術の百武朋さんがゲスト。俳優がマスク被って演じる時、手を曲げて腕ここまで見える?アクション大丈夫か確認しながらの撮影。またマスクは左右非対称だと面白い。材料は子供用の油粘土。本来の物とは違和感が出ているのがいい。死体造形や特殊メイクも担当し、今作で欠かせない血糊も。仕事の原点は「グレムリン」。可愛いギズモとグレムリンが骨格が同じで、百武さんの見解だとギズモを剥いだのがグレムリン。自分も子供の時に好きだった映画が原点って嬉しい。
作品はサイコパスの謎またサイコパスどうなるのと共に警察の心理が深く描かれていたので、作品に重みが出て非常に良かったです。
佐藤健と亀梨君似てます!
悪くはないんだけど…
過激描写よりも心理描写を楽しむ作品
三池監督作品である事やサイコパスというワードと予告編から、過激な描写を期待して鑑賞する方も多いかと思います。
しかし、今作はサイコパスである人間が犯した罪そのものよりも、その半生や生き方に焦点が当てられた作品です。それ故、若干肩透かしを食らった気分にさせられる方もいるかもしれません。
個人的には原作読了済みという事もあり、違和感なく楽しめました。設定や結末は原作とは異なる点が多くありますが、映画としてのエンターテインメントに上手く昇華されていたと思います。
主演の亀梨さんの演技はとても良かったです。原作の二宮とは人物像が違う印象はありますが、そのビジュアルの良さがサイコパスを演じる上でとてもプラスになっていると感じました。特にラストシーンの美しさは素晴らしく、惹きつけられました。
染谷さん演じる杉谷も良かったです。サイコパスである彼の友情や執着というものについては原作でも考えさせられましたが、映画ではまた違うアプローチがなされている印象で、またあれこれと考えてしまいました。
私が涙脆いのもありますが、後半は登場人物達の心理描写や切なさ、やるせなさに泣かされました。過激な描写をメインに求める方でなく、登場人物の心理描写や人間ドラマを楽しみたい方におすすめします。
脳チップ笑
怪物の木こり
怪物の木こり
視点を変えて見てみると…
予告編から気になっていたので、原作を早めに読んでからの鑑賞。
いつも言ってますが、原作を読んでる場合、監督や脚本がどう料理したのか?
という視点で見るのが好きです。
・冒頭の過去事件からの掴み
・連続殺人犯がなぜ〝脳泥棒〟なのかの謎解き
・二宮と杉谷の関係性
などが多少粗くもあるが、比較的分かりやすく描かれていました。
原作で、消化不良気味だったラストの落としどころについても、個人的には、とても上手く改変したなという印象です。
原作自体も、少し強引にもってった?という部分があったのですが、改変したラストの展開に向けて、逆算して作られたような伏線などとても無難にまとめられていた、と思います。
このドラマ、実はサイコとかホラーではなく、人間性回復という視点で見てみると違う風景が見えるような気がします。
※実際問題としては、児童向けなのに内容はR15という矛盾に満ちた絵本は作られないと思います。
観終わった後なんともいえない切なさ
ただのサイコパス映画では終わらない。最後の切なさもの悲しさからの主題歌「深海魚」の流れが素晴らしい。
亀梨和也さんは目で演技の出来る人。上手かった。
染谷さんが本当のサイコパスで終わるという驚愕の設定も恐ろしい。
前半と後半でガラリと変わる映画のストーリー、見応えありました。
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