「暴虐と言う名の嵐その名はロッキー」K.G.F: CHAPTER 1 樹さんの映画レビュー(感想・評価)
暴虐と言う名の嵐その名はロッキー
はい。
インド映画ブームに乗っかり
RRR.
ブラフマーストラ.
ランガスタラム。
の次はK.G.F見てきましたよ。
主人公ロッキーの立身出世
ギャングスターの王となる
今風に言うならロッキーOrigin
というべき物語。
実際かなり面白かったんですがそれよりも兎に角長い!!
基本ロッキーの物語を新聞記者が語っていく形を取っているのですが、
彼が走りすぎると自分を戒めるシーンが何度か挟まれるようにストーリーの緩急が激しすぎます。
なかなか話が進まないなと思ったら
一気に話が進んだりと
インド映画あるあるの話が長くてトイレに行けないが非常に困った状態。
今なら行けると移動したら話が飛んでました(笑)
映画の内容をレビューすると
前半部の名を挙げるための物語はひたすらクールなキャラ。
惚れた女を口説く際にだけお茶目なキャラを出す。
そんなロッキーを既存キャラで言うなら引かぬ媚びぬ省みぬな某世紀末覇王さまです。
ド派手で格好良いアクションですが
他のインド映画の主人公と違いロッキーはまっすぐに突き進む例えるなら暴虐の嵐
ひたすらに突き進みます。
インド映画の魅力である生命力や躍動感はそのまま且つ
ロッキー自身は踊らない。群舞の中でもロッキーは存在感大で突き進み、
前半クライマックスシーンではこれでギャングの王に!?で終わります。
そしてここでトイレタイムに失敗しました(笑)
後半の金鉱脈編は導入部の1人での堂々とした潜入作戦は痺れますが、
ひたすらに陰鬱なSTORYが進みますし、基本シーンが埃っぽい。
STORYとして王となるロッキーには必要な物語ですが、前半部の☆5つに対し、
後半部は戦闘は暗く分かりづらい。
母の薫陶と言うべき遺言の意味。
前半部の失敗の理由が明かされなければ前半と後半のロッキーのキャラが説明できないなどの+要素があってはじめての☆3つです。
後後半になってキャラが多すぎて理解できなくてしっかりSTORYを把握するには何度か鑑賞が必要です
途中途中良いところがありながらの前半後半で評価の分かれるChapter 1に対し、Chapter 2はどうなるのか楽しみです。
でも体力尽きたのでChapter 2の鑑賞は後日。
追記、パンフレット買いましたが、
キャラ相関図がイラストで更に混乱する(;´д`)