BAD LANDS バッド・ランズのレビュー・感想・評価
全311件中、301~311件目を表示
※山田くんは なかなか出てきませんよ。笑
山田くんお目当てファンの方は
心してお待ち下さい。
いつ出てくるんかーい!!って
痺れが切れそうになる前に
出てきた後の展開は見ものです!!
ダークな美顔、ギャップ萌えです。
(ラスト、一蓮托生な感じが切なくよかった)
サプライズにビックリokd先輩!
ワンシーンのちょい役でしたが
友情出演、嬉しかったです!!
別れ際「お互い長生きしよ」的な
あれはアドリブ?楽しかった!
安藤サクラさん、はまり役でしたね。
負のオーラ全開、強さ、優しさ、
地獄の過去の醸し出しっぷり
さすがでした。
闇の中でも皆から愛され
希望を託され生かされた
男前なダークヒロインの
新たな人生に乾杯!!
曼荼羅こと宇崎竜童さんが渋い渋い!!
入墨ヤバおっちゃんで終わると思いきや
後半酒抜き後に復活(覚醒?)したヤバさ最高。
余生の生き様、めっちゃカッコよかった!!
痺れた!! 今回の中で一番好きな存在かも。
なめたらあっかぁーん〜
武器屋のボス天童よしみさん、
そのまんまでした。笑
見たまんまちょい役でしたが
よかったです!!
金髪女、林田こと、サリngROCKさん
めっちゃ存在感抜群。
海外アクション映画に出てきそうな
クールなカッコよさ、イケてました!!
今後の更かる活躍に期待。
原田監督の魅せ方、テンポ、
ダラダラ見せない潔い寸止め感、
役者個性の絶妙な引き出し方、
さすがでした。
ダークな世界の中で
歪みながらもちゃんとあった
愛と絆にグッときました。
素敵な作品でした。面白かった!!
現実にあってほしくない闇の世界
けど現実にありうる世界の中が描かれ
色々考えさせられました。
ありがとうございました!!
======================
本日の鑑賞(公開初日2本)
①08:50〜11:26 バッド・ランズ
②11:30〜13:36 沈黙の艦隊
今回は重めな2作でした!
======================
くるくるティースプーン。
大阪で特殊詐欺に手を染めた者達の話。
雇い主の名簿屋高城、表向きはNPO法人理事長、その雇い主高城を殺ってしまい金を奪った事で巨悪から狙われる事になってしまったネリとジョーのストーリー。
過去の男から追われるネリ…
色々な人物から見せて進むストーリーって感じ、最初何か話が分かりにくいなと思ったけど雇い主の高城を殺っちゃった辺りから分かりやすく面白かった!
安藤サクラ演じるネリ、サクラさん何の役をやっても染まるね~
サバサバした男気ある立ち振舞いのネリよかった!
山田涼介演じるジョー、何か頭の悪いヤバイ奴だったけどネリ思いのいい奴だった。
宇崎竜童さん演じる曼荼羅(上松)、何か最初はイっちゃった奴だったけどシラフになるとまともでラスト辺りの自分は降りてネリの乗るタクシーを見送った辺りの上松の振る舞いに何か分からないけど泣けてしまった。
賭場にいたショートヘアの金髪悪女子、ミッションインポッシブルだっけ?何かの作品に似たキャラがいた様な(笑)
この先どうなる?と終始引き込まれ面白かったです!
口座の暗証番号、高城がオヤジだとわかってネリの誕生日だろ!って察せた!(笑)
予告から期待してた映画だった
原田眞人✖️黒川博行✖️安藤さくら
面白くない訳がない。
この世界にずっと浸っていたい。
黒川博行の小説は、最後に事件が解決しなくとも主人公は必ず決着をつける、って誰かが評していたけれど、この映画で、ジョーと曼荼羅がつけた決着には思わず涙が溢れた。黒川博行原作の映画でまさか泣くとは思わなかった。
新撰組のセットで「なんか懐かしい感じがするな」と山田涼介に言わせたり、天童よしみの舐めたらあかんとかところどころで放り込まれる小ネタも楽しめる。
吉原光夫主役で黒川博行の警察犯罪ものシリーズ化してほしい。
ラストシーンと宇崎竜童に拍手。
金がすべての世の中で、男に傷つけられ、育てられ、闘ってきたネリが、最後に金がすべてでない男たちに助けられ、夜明けの大阪の街を外へ向かって走って行く。
ラストシーンを思い浮かべるたびに涙が出てしまう。
映画史に残るラストシーンじゃないか。
映画っていいな。
タイトルなし
サクラちゃんの敏捷さ、大阪を駆け回る感じが素敵。クールでときに冷たいくらいの外面と熱いハート、一方での被傷性。どちらも彼女の役柄によくあるもの。父との関係の描き方もよかった。宇崎竜童が歳も年だけど、アルコール依存で錯乱状態でありながら、シャンとしたときはそうなのもすごかった。DVやサイコの男とか存在自体が好きじゃない。大阪の描き方もそれはそうだけど、過去のものは大して見たくない気もする。ヤクザ映画そのものがもうサイコになりつつある。とはいえ、半グレはリアルなのだ。その点ではリアル。下手な大阪弁もあいまって、よく音声が聞き取れない。密度の高い脚本だけに、聞こえないとどうしょうもない。確かに詐欺犯罪に悪用されているのは、ああいう人たちなのかも。
取り留めのない暗さが『原田 眞人』
勁草
オレオレ詐欺に携わる犯罪グループに焦点を当てた黒川博行先生の「勁草」の実写化。
原作未読だが、主人公は男性だそうです。
そこを原田監督が女性に変更し、サクラちゃんをキャスティングした事はお見事でした。
ジャパニーズノアール!
原田眞人監督、主演「安藤サクラ」
ってだけで勝ち確!!
そして原田監督が珍しく女性を主人公に据えたので興味がわきました。
大阪で特殊詐欺を生業として生きる血のつながらない姉弟、ネリ(サクラちゃん)とジョー(山田君)
ジョーのやらかしがきっかけで、億を超える大金を手にしてしまい、警察だけでなく他の組織にも追われる事になる2人を描いて行くクライムサスペンス。
本作では、ニュースで見聞きする特殊詐欺の内部、仕組みなどを登場人物のセリフや動きで細かく説明されます。
⚫︎掛け子。。電話を掛けて騙す役
⚫︎出し子。。振り込ませた金融機関から現金を引き出す役
⚫︎受け子。。被害者に接触し現金を受け取る役
⚫︎見張り役。受け子が被害者と接触しても良いか判断する役
⚫︎名簿屋。。多重債務者などの名簿を売る組織
⚫︎道具屋。。足のつかない携帯、パスポートや架空口座を売る組織
ネリは"三塁コーチ"と呼ばれる見張り役でかなり手慣れな様子。
「教授」と呼ばれる出し子
(大塚泰正さん)との「仕事中」も警察の気配を察知し、犯行を中断。逮捕を免れる。
細分化された部署とも呼べるその徹底的に管理されたシステム。加えて、お互いの素性は知らないという巧妙さ。
現実でも逮捕しても一斉検挙につながらないという怒りや、やり切れなさと重なる。
本作でも、
地道な捜査を粘り強く続け、確実に犯罪者達に迫って来る佐竹刑事(吉原光夫さん)達だが、結局は、
「追う刑事」と「逃げる犯罪者」
あと一歩の所まで来るのに届かなかったり、逮捕してもごく一部。
そんなもどかしさもリアルなのかもしれない。
そして、ネリを頼ってバカでサイコパスなジョーがやって来る。
役に立っているんだか、いないんだか。
しかし借金の工面までしてくれるネリ。いつもジョーを気にしている。
ジョーのネリに対する異常な愛情と執着は狂気すら感じたが、その過去の繋がりを知ると、理解し難いその歪んだ関係性も納得してしまう。
ネリの親玉で実は父でもあった高城
(生瀬さん)は、最初ネリの味方か敵かわからなかったけど、結局クソだった。
曼茶羅(宇崎竜童さん)は高城とは古い付き合いらしく、幼いネリを可愛がってくれた人物だ。
アルコール依存なのか?と思ったが、ネリが秘密を語った後からは、強力な助っ人となる。
"曼茶羅"と呼ばれるだけあって人生を悟っていた人だったな。
ネリ達が隠れ家にしているプールバーのママ
(鴨鈴女さん)もネリとジョーを助けてくれる。お金だけの関係ではなかったと思う。
(敢えてこう書きますが)
クズ同士でもそこには人情があった。
心底の悪人ではない描かれ方に救われました。
しかし、主要人物が全て犯罪者なので勿論共感はしない。
ネリとジョーの生い立ちや、過去の不幸には、少しの同情は出来ても肯定は出来ない。
金は持っている奴から掠め取ればいいんだと笑いながら話した2人には怒りさえ覚えた。
んですけど。。あそこまで闇落ちした2人を、むしろ憎むべき存在である彼女らを、突き放せない自分がいて驚いた。
ネリはジョーを、ジョーはネリを、
深く必要としていた事、常人には理解出来ない形をした愛でも、固い絆で結ばれている事が、ヒリヒリ痛みを伴って分かるのだ。
ネリの過去の男に対する決着の付け方もジョーと曼茶羅の愛だ。
ラストのネリの疾走。空の色が変わっていく。印象的なシーンでした。
もう、ジョーも曼茶羅もいないけれど、その先に小さな希望があって欲しいと思ってしまった。
本作の収穫としてはやはり!
今まで見たことのないサクラちゃんが見れた事!
彼女からは目が離せません。
山田君もサイコパスな役をしっかり
こなしていたと思います。あの見せ場はもうひと盛り上がりあったら尚良かったです。
宇崎竜童さんは素敵でしたわぁ。
背中の入れ墨がお似合いでした。
そして!
天童よしみさんにあんな事言わせちゃう原田監督にあっぱれww
闇の世界の中の愛
裏の世界に生きる人々
全311件中、301~311件目を表示