カンダハル 突破せよのレビュー・感想・評価
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戦争は終わらない
スパイ工作員があらゆる国、組織から追われ自国の救出部隊のもとまで逃げるストーリー。
通訳、サポート役の現地人と共に逃げるのだがアクション、戦闘シーンは迫力あり満足できるもの。
サポート役の現地人が受けてきた迫害や差別や恨みなどの中東諸国が抱える問題をバックグラウンドにあらわしているが、簡単な問題でなく平和に生きてる私達には想像すら難しく、啀み合い常に戦闘状態の国々、組織が入り乱れる様は到底日本人には理解出来ないだろう。
同じ地球にこのような国、地域でも日常があり営みがあって生まれてくる子供、戦闘やその被害を受けて命を落とす人、愛する人達を理不尽にも失い悲しみに暮れる人がいることを忘れてはいけないなと思います。
いろんな勢力が出てちょっと混乱
ジェラルド•バトラーさんが出るということで観に行きました😊
CIAの諜報員であるトム•ハリスは相棒のオリバーと共に
インターネット業者に偽り装置を仕掛けます。
工作を確認したCIAは原子炉を爆破しさらなる核兵器開発を阻止します。
あとは帰国するだけでしたが急遽新たなミッションが伝えられます。
気乗りしないものの断りきれず仕方なく引き受けます。
通訳のモーと共にアフガニスタンの国境の町の隠れ家へ向かいました。
しかしCIAの内部告発によって機密が漏洩し工作員の情報がばれてしまいます。
イラン政府だけでなくさまざまな組織から命を狙われてしまいます。
オリバーは殺されトムは安全圏に脱出するためにCIAの基地へ向かうことに。
基地から30時間後に離陸する飛行機に乗らなけば生き残ることは不可能になります。
道中はカーチェイスがあったりヘリに追われたりしますが
昔馴染みの人物の元を訪れ新たな車を提供してもらいます。
しかし裏切りにあってとらわれてしまいます。
そこへローマンが攻撃を仕掛けトムとモーを救出。
3人が乗った車をカヒルが追跡してきます。
銃撃戦の末、ローマンが撃たれてしまい足手纏いにならないように車から飛び降りカヒルに殺されてしまいます。
その後、車も破壊されてカヒルとの銃撃戦になりますがなんとか勝利しました。
ですが周りには敵が集まってきており
なすすべもなくトムとモーは死を覚悟しますが
CIAの最後の手段で空爆を実行してなんとか命は助かり飛行機に乗ることができました。
こうしてなんとか脱出できトムとモハメドは家族と再会して終了!
さまざまな組織が出てきてちょっと混乱しました笑
この人はどこ所属の人だった?ってなることが多々ありました笑
ですがいろいろ入り混じってて楽しめました!
モーが許したシーンはよかったです…
息子が殺されたのに復讐せず許すして報復の連鎖を止めたのはほんとに尊敬できます
スリリングな展開ながらも人間ドラマもあり
今の起きていることもあいまっていろいろ考えさせられる映画でした
素晴らしい映画をありがとうございました☺️
無知は辛い
イラン🇮🇷情勢疎いし←疎くないものがないw
ISIだのISISだの、パキスタン情報部、タリバン、
アフガン軍だの紛争地域でもあるから
敵が敵同士だし、四方八方から狙われる😨
八方塞がりの中、民間人通訳のモーと
CIA工作員トム(ジェラルド・バトラー)との間に
生まれる友情とバディ、アクションには
ハラハラしっぱなしです。
敵側にも(アメリカ目線)家族があり
愛するもの、守るものがあるという部分も
ちゃんと描かれていたのは比較的珍しい気がします。
そのため、何を憎み、倒すべきなのかを
考えさせられます。てか、考えてさっさとやめてくれ🙏
中東情勢、地理、勢力図などについてのみならず
無知であると映画も楽しみ方が半減するなぁ🤣と
実感した部分も😅
ジェラルド・バトラーの次回作「ロスト・
フライト」も
楽しみです✈️
見知らぬ中東の風景
アクションエンタメ作品の範疇であるものの、中東での風景や町、人々は極力本物に近いものを再現しようと試みていると思います。
一方で、中東リテラシーが足らないので自分の勉強不足を嘆きつつ、イミグレーションすら怖れとドキドキで無理ーと世界の遠さを感じていました。自分にとってはこれはエンタメなのかリアルなのか判断つかない中でのサバイバル体験。
ロケ地はサウジとの事ですが、ニュースとは違うエンタメ作品で見る風景はとても意義あると思います。
あぁ、イラン、アフガン、パキスタン…
紛争地区のややこしさをアメリカというかCIAの目線で描いた秀作。国家意識よりも自分たちの集団、部族の利益不利益で行動し、そこに金が絡み、プラス殺された殺したの感情が強烈に入ってしまって、全く収集が付かない神にも、人にも見放された不幸極まれない国、土地の悲惨なストーリー。アクション作品を建前に本音はイスラム地区の複雑さを利用した西側の参入が描かれている。所謂、武器商人とそこに投資する投資家たちの莫大な富を得るためのネタバレ作品でもある。生き延びたジェラール・バトラーよりも犬死にした俳優たちに鑑賞者としての目線は止まる。昨今の映画は強烈なメッセージを伝える。この作品はその最たるものだ。平和を夢物語や絵空事にしてはならない。平和にならない限り、地球という星が終わってしまう。私たちは積極的に考えをあらため、そのための行動をすべき、フェーズに入っていることをこの作品から学べる。
娯楽アクション映画です
まことにややこしい中東が舞台なだけに、いろいろな勢力が組んずほぐれつする中を窮地から脱出するお話です。
しかしながら、政治や宗教などに関わる問題にはさほど深く切り込まず、あくまで娯楽アクション映画でございました。
かといって派手なドンパチは大団円までお預けみたいな感じです。そのあたりがご不満な向きもあるかもしれませんが、なにしろ主役はジェラルド・バトラーですから、なんとかなります。
男の世界をお楽しみあれ。
大乱戦
2023年劇場鑑賞260本目。
イランの核施設を破壊した諜報員があらゆる組織に狙われながら脱出を目指す実話ベース作品。
よく分からなくなりましたが色々な組織が彼の命を狙って追ってくるのは他の映画でもありますが、組織同士も仲が悪いので戦ってしまうところが新鮮。
一緒に逃げる通訳の人の持つドラマが良かったです。
最後はもっとその手何回も使えばいいのにとも思いましたが政治的に難しいのかな。
迫力の脱出劇
実話がベースになっているとは信じられないくらいのハードバイオレンスでした。
中東エリアの戦時感がひしひしと伝わってくる緊迫の連続で味方と敵と裏切りが入り乱れる暗澹の世界が恐ろしい展開。このエリアには絶対近づきたくないと本気で思いました。改めて戦争反対とイスラム教国の平和を祈りたくなりました。
この手の作品にピッタリのバトラーに感動です。ホントに強靭な精神と肉体の塊のような役柄がお似合いです。
是非映画館で🎦
120
人と人はなぜ争いを起こすのか
イランで任務を成功させたCIAのトムが次の任務を遂行中に前の任務の情報が漏れ、トムが中東の様々な組織に追われながら、通訳のモハメドと一緒に脱出する話です。
国家組織や武装組織様々な組織が出てきますが、以下のことは変わりません。
みんながアッラーに崇拝している
家族がありながらも任務を行っている
現在の戦争は金や資源を得ても終わりではないというトムの言葉に響きました。
国のトップの指導者が自分のプライドのために、たくさんの人々が自分の国を守るために戦っています。技術の進化により、欲望も変わっています。
途中で今戦っているのはどことだ?となった
イラン革命軍、タリバン、パキスタン軍、アフガン軍閥、ISISと敵がいっぱいいるから、今襲ってきているのはどこなのか、だんだんわからなくなってきた。アメリカ本国は衛星で監視しているだけで、楽しているなあ。で、最後はミサイルで一網打尽って、そりゃ、世界から嫌われるわな…
お気楽には見られないドンパチ映画
イスラム圏の勢力争いについての知識がかなり必要で、わたくしもご多聞に漏れずこれが足りないがために、地理的な問題や敵対関係がかなり分かりにくかったです。
また、タイムリミット30時間と言いながら、特に時間を気にしている様子がないのも、分かりずらさの原因かと。
80点
基準点 20点満点
面白いか凄いか?
凄い映画
1.派手な絵だったか?(俳優の顔、絵)
20点
サウジアラビアでの撮影。これが1番デカい。CGにしてもあれはでかい画面で観ればより楽しめるはず。
2.ドラマ性はあるか?(主人公の成長、過去、悲しみなど)
16点
もう少しジェラルド・バトラーの家族を見せるとなお、もっと感動したかも。最後にやっと娘が出るくらいで、映画中には奥様の声しか出てこない。。
3.アトラクションの連続だったか?(見ててドキドキしたか?)
18点
何度も何度も敵が追いかけてくる。安心かと思いきや敵が攻めてくる。これぞアトラクション。
4.芸術性はあったか?(ドラマとは違う)
12点 当たり前だが主人公がピンチの時助けが来る。最後の場面も結局それで倒すのかい。早くそれで倒せよと思う。
5.どれだけ期待を裏切ったか?予想と違ったか?
14点 期待以上でした!やはりジェラルド・バトラーの髭が大きいほど面白い映画になる説はありそうである。
熱い友情物語
バトラーさんは何やってもバトラーさんだったw
そんなバトラーさんを堪能出来ました。
・作戦中止からの脱出地点のカンダハルを目指すまでの展開が緊張感あり過ぎ。
・バトラーさん演じるトムとほんとは奥さんの妹を探すために密入国というか密帰国していた通訳さんとの友情を基本ラインに、トムを巡る友情関係に胸が熱くなる。で、現実の自分に嫌悪感w
・戦闘シーン、銃撃や爆撃、爆破は迫力十分。なお、迫撃と爆撃の区別がつきます。そのため、爆撃の迫力はドン引きするほどでした。
・パキスタンのエージェント役、かっこいいです。敵役ですがもう一人の主役として観てもいいかも。
緊張と友情。かなあ。
最初から心臓が飛び出しそうな緊張感。
普通に暮らしていても命の危険があるようなところで、よく工作員なんてできるなぁ。もう最初のシーンから心臓が止まりそう。
アラブの人たちにも(アラブって一括りにしてるところがダメなんだろうな)愛する家族がいて、帰るべき家庭がある、当たり前のことだけど今まであまり描かれていなかったことがしっかりと描かれている。
と思ってたら、最後の追っ手やっつけるところなんて人間て思ってないな。そもそも核施設の爆破だってそこで働いている人もみんなぶっとばしてる訳だから。
これが現在も起こっていることというのが辛い。
私たちはいかに幸せな国で幸せな時代に暮らしていられるのか、先の大戦で復讐の連鎖を断ち切るべく戦いの矛を収めてくれた先人たち、犠牲になった方々の御霊に感謝を忘れてはならない。
アフガニスタンの現実・スパイの現実
ミッション・インポッシブルみたいに、トム・クルーズは出てこないし、かっこいい武器も出てこない。
当然、美女も出てこない。埃と砂と乾燥が続く。
遺跡のカーチェイスもなく、海辺の風景もない。
しかし、これがスパイの事実なのだとわかる。
また、日本の報道ではわからないアフガニスタンの現状がわかった気がする。当然映画なので演出されているとは思うが、観ている人にわかりやすく伝えていると思う。
アフガニスタンが一つにまとまらない理由、戦争が続く理由、根本的解決策がみつからない理由がわかり、心に刺さる。
脱出劇
中東を舞台にした、実体験をベースにした脱出劇。
手に汗握る程の、ハラハラドキドキ感が長続きはしないが、満足できる位に盛り込んでいる。暗視スコープ装置での戦闘シーンなど銃撃戦も盛り沢山。
戦争映画や特殊部隊ネイビーシールズなどを沢山観ている人にはちょっと物足りないかも。
実体験ベースでアクション重視の映画ではないので、そこは納得するし、観てよかった
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