哀れなるものたちのレビュー・感想・評価
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こんな映画に出れるなら、私も脱ぐ。
ギリシャの若手、、、と言われてたころが懐かしい。今では世界のヨロゴスですわ。
ギリシャどこいったー 草。
レヴューも400越えでインパクトの程が伺えます。パンフも売り切れじゃった。地名は既存のものですがSFファンタジーの素晴らしい原作(未読)。ヨロゴス監督が10年程前、直接原作者に会ってお願いしたという気合いの入った作品です。
死んだ妊婦にお腹の胎児の脳を移植するという発想がもはや軽くフランケン越え。
そこから人という生物の誕生、二足歩行、自我の芽生え、自立、知識、思想、男女平等、ジェンダーレスと人間の歴史、進化の過程をエマストーンが脱ぎっぷりもよく頑張った。生物として進化する過程で人間の様々な問題を描いていく身体と精神の旅の話なんで脱ぎ過ぎとは思わない。
人工的なモンスターではあるが、最終的に人間としてむしろ高い完成度となり、自分の根本にある問題解決に挑む、、、というヨロゴスにしては珍しいハッピーエンドのフランケンシュタインです。
作品規模がデカくなりどん美術が凄くなってます。
ブダペストのスタジオで、全てKodakのフィルムで撮影してます。エクタクロームは16mmしかなかったのをKodakがわざわざ35mm今回用に生産した模様。
しかし情報量多いセットで広角レンズガンガン振り回すのまじキツい。「女王陛下の、、」でもそうだったの思い出した。なんとかならんかのう、、、、。
音楽も素晴らしくて帰りにDisk union行ったけどレコードとDLしか現状ないらしい、、はよCDだせ。
これは冒険なの?
映像は楽しく、ゴシックロマンスの世界に浸れる。映画館まで観にいく甲斐はあった。
ストーリーは手塚治虫のブラックジャックの読者であれば、そんなに奇妙奇天烈とは思わないのでは。ただ、あれは漫画ならではの世界観だった。昭和の午後の光が緩く差し込む子ども部屋で貪り読む漫画。その背徳性めいたものが剥がれ落ちていく気がする今日この頃。
弁護士と駆け落ちしたベラの精神は急速に成熟。船で会うウィットある貴婦人とのやり取りが楽しい。売春宿だけではなく、もっと街の集会に行く様子などを見たかった。
ただ私が男性目線で彼女を見た場合、はたして女性としての彼女に溺れるだろうか。色気もなければ神秘性もない。馬車が走っている時代にアンドロイドを妻にしたいとは到底思えない。そして多くの男性が望む女性の若さ。主役の年齢だとかなり外れていないか。
男性たちの憧憬は、ベラを社会に参加させるための映画のお約束として、男性優位の社会から見事に自由を勝ち取ったベラに快哉を。しかし、そもそも時代背景が違うから、現代の目で見れば至極当たり前だし。哀れなるものたちは、しぶとく残ってはいるけれど、影は薄くなった。いいことだ。めでたい。
だんだんテーマが不明になってきた。
哀れなる“もの”たち
まれにみる完璧な映画
瞬きするのがもったいないほど!
造形、アングル、衣装、演技、ストーリー、音楽、照明…
映画を構成している要素は数えきれないほど沢山ありますが
ワンシーンワンシーンが完璧で刺激的で、貪るように観ました。
とくに『メトロポリス』『カリガリ博士』テリー・ギリアム監督好きはハマると思います。
あくまでも個人的な好みの問題ですが
『籠の中の乙女』でぶっ飛んで
『ロブスター』でハマり
『聖なる鹿殺し』に心酔した私にとって、
実は『女王陛下のお気に入り』は、さほど刺さる映画ではありませんでした。
『哀れなるものたち』は、エマ・ストーンとの再タッグということもあり、あまり期待していませんでしたが、自分で観ずに勝手な判断をするのはいけません。
私的にはヨルゴス・ランティモス監督最高傑作!
こんな映画を作ってしまって、次の作品が撮れるのか?と心配になるほど。(←大きなお世話)
『哀れなる“もの”たち』平仮名なのがミソ。
さて、気になるオスカーの行方は??
エマ・ストーンは既に『ラ・ラ・ランド』で主演女優賞をもらっていますが、この演技は無視出来ない!
少しでも子育てに関わった人ならわかるでしょうが、赤ちゃんは可愛い悪魔です。
好奇心の塊ゆえに、残酷でもある。
おっぱいをあげてたらふいに乳首を噛まれて、「痛っ」と顔をしかめたらニヤリと笑われた…なんてことも、あるあるですよね。
一粒の水滴が起こす波紋のように、自分の起こしたワンアクションが他のものに影響を与えて変化が起きるのが楽しくて仕方ない。
飽きるまで繰り返して、周囲を怒らせたり悲しませたりして、徐々に社会性を身につけていく。
常識や道徳に囚われない、見事な演技でした。
自己中心だった赤ちゃんは、様々なことを感じて、観察して、吸収していきますが、人間として一番大切なのはイマジネーションだと感じました。
自分ではない他者の存在を知り、立場や気持ちを想像できること。
戦争だの弾圧だの、人間が起こす不幸な行為は全て、自己中心の赤ちゃんのまま体だけ大人になった人たちがやらかしている。
そして、想像できる心は新たなものを創造する原動力にもなる!
でも、この映画の本当にすごいところは、決して他者にはなれない隔たりと、知的好奇心の残酷さをしっかり盛り込んでいるところ。ものすごいジレンマに、心が掻き乱されて悶絶しました。
女性の“商品価値”についても考えさせられます。
嫉妬や束縛など、その人を独り占めにしたい気持ちはとてもわかりますが…それって本人の主観や人格を無視した所有欲なのかも?
『Poor Things』『哀れなる“もの”たち』
平仮名に調理したシェフを呼べ〜!
ベラは自らの欲求にのみ従う
簡潔にまとめると、①女性の権利と性の解放をテーマにした、②ゴージャスでアートなエログロ面白映画です。①を訴えるよりは、②をやりたかったのかなという気はします。
追記
本作は美術が優れた作品で、ぜひもう一度観たいと思いましたが、1月末に弟が緊急入院して、余裕が無くなりました。感想はルーズリーフにまとめていたので頑張ってレビューを上げたのですが、消えてしまいました。
再度のレビューですが、私としてはこんな個性的な作品に当たり障りのない無難な感想を書いても仕方ないとは思っています。ただ、どこが悪かったのかわからないので、詳しく書くことが出来ません。一つだけ書きますが、①より②がテーマと思ったのは、18禁だからです。欧米では何歳から観ることができるのか知りませんが、日本では高校生が観ることは出来ません。本当に伝えるべき人たちに伝えられません。
共感とコメントを下さった方々にはお詫びいたします。
あと、こまめにこのサイトを見る余裕が無く、共感してくださった方をたどりにくくなっていることもお詫びします。
世界の痛みに、堪えられません
動いているのは太陽ではない。我々が暮らす大地が、動いているのだ…。こう唱えた学者さん、神への冒涜として、処刑されそうになりました。ヒトが作った良識ある社会とは、時として、ヒトの進化を妨げるものです。(この話に興味ある方は、マンガ「チ。」をご覧下さい。)
醜悪の美と云うか、可憐な蓮は泥より出でると云うか、綺麗は汚い、汚いは綺麗と云うか…。
R18とのことですが、性的描写より、精神的消耗のほうがキツい映画。ベラちゃんのように、自分の無知を知るヒトなら、更なる高みを目指すことも、できるのでしょうが…。ただ、性的好奇心→知的好奇心→社会的好奇心の順に関心を持つのは、妙に納得してしまいます。
良識ある社会は、ヒトを暮らしやすくするシステムとして有効ですが、一方でヒトの可能性を、摘んでいるのかもね。世界の痛みに、真正面から向き合える純粋さを、ベラちゃんから少し分けてもらいたいものです。(因みに、マザー・テレサは、その純粋さを生涯持ち続けたようです。凄い人。)
今の私がpoorな世界に暮らす、poorな存在だとしても、ヒトの可能性はmuchであってほしいな。
とはいえ、私には荷が重い映画。新しい世界の始まりを告げる陣痛に、堪えられそうにありません。この映画、思い出しながらご飯食べたら、口から泡吹きそうな気がします。皆さんも、是非お試しあれ!。
倫理観が捨て去られた、最高に狂気に溢れた作品
前もって、私は映画を見る時高確率でポップコーンを食べます。どんな作品でもあまり問いません。
なんなら「首」を見た際にも構わずポップコーンを食べてました。
しかし、私は初めてポップコーンを買って後悔をしました
だからこそ、これからこの作品を観る人はネタバレは極力避けますが前もってポップコーンを買わない事をお勧めします。
(感想)
作品の冒頭、それは完全に倫理観が捨て去られたもので
あった。予告から塩ポップコーンを食べ続けていた私はこの作品に「多少の過激表現はあるけど食べても大丈夫だろう」という予想から遥かに裏切られ、珍しく手が止まり「プライベートライアン」の冒頭の衝撃以来に恐ろしさが閃光した。このように私たちが考えているであろう倫理(この世の道理)が捨て去られた。
最初は「やばい、これ耐えれないかも」と思うように一度たりとも無い途中退場を考えたのであった。
しかし、その狂気は次第に麻痺して笑みに変わってしまった。そのような気持ち悪さを考える余儀がないくらい映像と音楽、内容それぞれに秀逸さが滲み出ていた。
映像
これは観る前でも分かるだろうが、カメラワーク、舞台そして背景が「絵画」のように素晴らしい。これまで舞台や背景が素晴らしい・綺麗な作品はたくさん見てきたが、
内容は気持ち悪いのに関係なく描いている。そうして作品自体が最高に狂っていると感じた。
音楽
これは是非、映画館で観てもらいたい点になるが内容と同様に我々が思う(少なからず自分は感じた)不快に感じる音を最大限にBGMとして出しているのだ。いわゆるミニシアターで上映されるマニアックな作品に使われているかもしれないが、自分はこんなにも人が不快になりそうな音を多くの場面で使っていることに何度も狂気を感じた。
しかし、その反面絵画のような心地よい音も出しており、こんなにも最悪と幸福を使い分けた映画音楽は無いのだと感じた。
内容
そして作品の根幹となる「内容」
ネタバレは極力防ぎたいのであまり事細やかく書けないが
最初は「とてつもなく気持ち悪い、こんな倫理観が捨てられた作品は初めてだ」と思っていたが次第にそれは麻痺してしまう。その気持ち悪さを乗り越え、それを面白さと捉えた上で哲学的な表現、三つや四つ上のようなレベルの高い会話によって主人公ベラの変化を表しているのではないか。私自身最初から最後手前まで理解することが難しかった。しかし、改めてベラの人生の歩み方を見ているのだとようやく感じることができた。
私は何度も登場人物の成長を大きく描いた作品は見てきた。しかし、こんなにもスタートが狂気であり、前例に当てはめることができなかった作品である。この作品は例外であるもののその"変化"に感動せずにはいられなかったのである。
最後に総評を記していきたい
この作品には前評判がとても良く、大きな期待が寄せられていたが、私の想像を大いに裏切ってきた。この作品は本当に観るものを選んでいく。カップルでこの作品を観に行くなんて是非反対する。私も何回も見たいとは勿論思わない。
それでもこの作品は"一度"でいいから見て欲しい。
今までの概念を覆すかもしれない、もしかしたらこの作品に快楽を覚えるかもしれない。もちろん拒絶反応をしても仕方ない。
そのくらいオスカーを取ってもおかしくない。
"映画史"に残ってもおかしくない作品だったと
私は考える。
今年の最高傑作かも
まだ1月なのに、今年のベストワンに出会ってしまったかも知れない。
物凄く新しい斬新な作品だけれども、同時に、古くから多くの才能のある作家達がチャレンジしてきたテーマも含まれており、斬新な作品と過去の名作との比較で、時代性を感じることもできる、本当に傑作だと思った。
過去の名作で、比較対象になるのは、まずは、黒澤清監督の「ドレミファ娘の血は騒ぐ」
さらに遡ると、サルトル•カミュの時代の無神論的実存主義。その時代の作品群。あの時代に影響を受けた学生たちが、性欲に突き動かされ、女の子に「自分の欲望を開放せよ。モノガミーなんて下らない」と言って口説いていたのが懐かしく思い出される。自分もその一人だった。今振り返ると恥ずかしい。
さらに、そのような口説き文句を真に受けて自由奔放に振る舞う女に対する谷崎文学。「痴人の愛」もこの系譜につらなるかもしれない。
ただし、この映画が新しいのが、上記の文学作品群が全て男視点だったのに対して、完全に主人公のベラ(エマ・ストーン)目線で描かれているところだ。しかしながら、現代においても、この作品が男性監督の手によるもので、女性監督ではなかった、というところが2020年代という時代の縛りを感じさせるものでもあり、新しい時代への流れも感じさせる。
途中退出者が
年配のグループなのか、開始1時間も経たずに5~6人退出していきました。
間違いなく万人受けする映画では無いですね。
エマ・ストーンがピュアなヒロインを熱演してます。
色気は全く感じません。
哀れなるものは皆んな男性ですね。
凄いものを見てしまった…
本日、方々で評価が高いので情報なしで鑑賞しました。
いヤァー凄い衝撃、ショックを受けました。
はじまってすぐに訳わからずショック
すぐにエッチなアレでショック
中盤も話しの展開がわからずショック
ラストのラストもなに!てなくらいにショック!
エマストーン他の演技力に脱帽!
やられちゃいました!
画面が美麗です!
オープニングからエンドクレジットまで手抜きなし!
この映画の前に邦画のゴールデンを見たのですが、遥か彼方にとんでもしまいましたわ!
いゃ〜日本にいてもこんなの見れてよかったです。
公開中にぜひとも劇場でご鑑賞ください。
万人ウケではありませんが…
女性の成長譚
新宿ピカデリーにて鑑賞🎥
最初は「エマ・ストーンは、いったい何者?」と思ってしまう奇怪な行動が多かったが、彼女が存在している経緯を知ると「なるほど!」と思う。
そして、彼女が様々な経験を通じて「大人の女性」になっていく成長譚が描かれた映画だった。
しかし、成長する姿を描くにしても、やはりエロすぎる😄w
また、彼女の存在経緯の奇抜な設定は、あの手塚治虫の傑作「ブラックジャック」にも無い。「よく考えたものだ…」と感心してしまった。
更に、船の造形や(赤ん坊が多く亡くなる村へ通じるはずの階段が壊れた)城砦の造形も見事であった✨
中世ものにとどまらず、未来的描写を上手く融合させた監督の手腕はアッパレ‼️
グロい場面がそんなに無かったのは、個人的に良かった🤣笑
これは、なかなか素晴らしいダークファンタジーではなかろうか。
鑑賞後に気分が楽しくなる種類のものではないが、良いものを観た(^-^)
<映倫No.49713>
驚異のランティモス監督。圧倒的な芸術作品。
作品自体の感想ではないが、
『籠の中の乙女』(※)から十年余りで、このレベルの総合芸術を作り上げたランティモス監督の手腕に驚愕して、鑑賞後はしばらく放心した。(監督の長編作品はほぼ全て見てきたが、)これまでの制作ノウハウを、確実かつすごいスピードで吸収し、それを壮大な掛け算にしてアウトプットしていると感じた。50年以上やり続けてもこの境地に辿り着ける芸術家は、特に、大勢のアーティストと協業する芸術である映画の監督は、多くないのではないか。本当に同じホモサピエンス種なのかと疑うほどの衝撃だった。
※ 低予算作品、という意味で。テーマ表現やショット演出はこの頃から群を抜いていた。
作品のテーマやストーリー構成については、
監督が脚本も書いて思うがままに演出している過去作と比べてしまうと、物語の力強さ&アークの丁寧さに欠ける印象。原作の脚色への苦心が感じ取れるというか。エピローグも少し乱暴に感じた。
それで-0.5だけしてしまったが、それも畏れ多いほど、ビジュアルとしてあまりに美しく、神さまの創作物かのような圧倒的な芸術作品だと感じた。
なんか
考えさせれる内容だが
主演4人の演技が凄く、さすが18歳禁なだけある
映画館で見れるうちに是非
ベラの成長が著しく親の気持ちってこんな感じなのかと
熱烈なシーンも多いので一緒に行く人は選んだ方がいいかと思います
大人向けファンタジー
綺麗な映像が夢のよう。上映時間142分が夢のようです。
ディズニーランドにもこういう「夢の国」を造って欲しい。
ファンタジーならではの自由な展開ですが、現実との距離感が秀逸。ひょっとしたら今我々が生きている世界の常識も、誰かが脚色したファンタジーなのか・・・
見たことのないプロットで人の進化を辿る。凄まじい!新しい!
あらすじ読んだときはさっぱり意味がわからなかった。口コミからも見る前は異様に脱ぐのね、位しか分からず、沢山賞をとっていることと、エマストーンでなければ見たかどうか。でも久々に満席でなかなか取れない映画でもあった。
結果、凄まじかった。見るべきだった。赤裸々な娼婦のセックスシーンは若い人や男性には刺激が強いかもしれないけど、感情がないからか流せるくらいに全てのシーンが美しい。たまに脳内ファンタジーが再現されているのか?現実味のないロンドン、リスボン、船、パリのシーンや入れ替わりのタイトルページも画集のようで素敵だった。覗き穴風の視点やモノクロとの対比などの演出も多用されていて美しい。
母であり、子でもある、言わば人造人間、ベラバクスター。大人の体に胎児の脳、そこから見せる、人としての急激な進化。
ただ親の真似をしてメスを振り回し物を壊す
なぜなぜ期に入り好奇心が止まらなくなる
初めての反抗で親に逆らう
外の世界に触れ人との交わりを知る
社会的通念や、人への礼儀や配慮を知る
友人との出会いと学びで世界が広がる
世の中が正しいだけではなく自分が無力であることを知る
お金の稼ぎ方を知る
人との相性を知る
自分のしたいことを見つける
親の深い愛と、元夫の歪んだ愛を知る
そして体だけ成熟してるから早くに性の快楽も知る(脳的には幼稚園児くらいの時?)
進化と同時にベラの言動もどんどん哲学的に、そして学術的になってきて正直難しい。けど展開も引き込まれるし、ベラが最後バッドエンドなのかグッドエンドなのかも想像つかないまま進行して飽きるタイミングがなかった。
子どもの素直な心で大人の世界を生きるということ、そしてこういう過程で人の脳は進化する、ということをスピーディーにみせてくれる。美しさもありながら、自分に執着せず真っ直ぐに生きていくベラに虜になっていくダンカンや周りの人々も、今ないものへの憧れか。
最後、博士が死んだ時その脳を元夫に移植するのかなと思ったけどもっと牧歌的??だった。
奇妙な前提で成り立つほのぼのとした世界のラスト、私は好きでした。
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