劇場公開日 2024年1月26日

哀れなるものたちのレビュー・感想・評価

全480件中、221~240件目を表示

5.0生きる本質

2024年2月2日
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鑑賞方法:映画館

知的

2時間越えるものですが
人の本質を問うもの、帰るとき考えることができました。

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あわてない

4.0アートな映画

2024年2月2日
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鑑賞方法:映画館

感想をどう表現したら良いのか??奇妙でサイコなファンタジーなんだけど、嫌な感情は湧きませんでした。
鑑賞の途中からタイトルの哀れなるものが、登場人物のうち誰のことなのか考えていますが未だに答えが分かりません。私から見ると、狂気だけどハッピーな人達ばかり出てきます。翻弄されたり振り回されたり…でも哀れというより、自分に正直に生きてる人達です。
エマストーン演じるベラが成長する過程は、危なっかしいけど逞しい!ちゃんと子供から大人になっていくのが分かります。あのラ・ラ・ランドのキュートな女優さんと同一人物とは思えません。
あと、時代設定がよく分からないけど、建物や背景や小物まで美術館のような映画です。ストーリー抜きにして、それだけをよく見るためにもう一回見てもいいかなって思うくらいでした。
世界観が独特で好き嫌いは分かれそうだけど、私には良い映画でした。

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たかな

3.5明るい性跳、成長の話。

2024年2月2日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

エログロ、ゴスロリ、ファンタジー。
鑑賞後のこの気持ち。シェイプオブウォーターの制作スタジオとのことで、納得ですわ。
同じ感じ。感動とかはなし。面白かったけどね。

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色即是空

3.5エマ・ストーン

2024年2月2日
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鑑賞方法:映画館

同監督の『ロブスター』がキライで、予告で知ったクセのある世界観も、どうかな…と思いつつ、

好きなエマ・ストーンが出てるって事で、1週遅れで観賞しました。

R18になってたけど、エマの、ガッツリのヌードや、けっこう激しいカラミありで、体当たりの演技。

エマは、この映画で主演女優賞を獲得したみたいです。

『ラ・ラ・ランド』や『アメイジング・スパイダーマン』のエマが好きな自分にとっては、複雑だけどね…(笑)

フランケンみたいなウィレム・デフォーとか、アヒルみたいな犬とか、ゲテモノ系を感じますが、

ゲテモノ系に見せかけて、キチンとメッセージあります。

一般的には、まあ面白いんだろうけど好みじゃない(笑)

70~75点ぐらい。

※原作は小説みたいだけど読んでません。

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RAIN DOG

5.0哀れなるものたち

2024年2月2日
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鑑賞方法:映画館

知的

物語☆☆☆☆☆
演者☆☆☆☆☆
美術☆☆☆☆☆
涙 ╳

身体が大人の女性
移植により
頭の脳が赤ちゃんから
いろんな経験をして
大人になっていく物語。
18禁?
このような出来事
映画のなかだけで
体験してほしい。
そして知性ある
大人の女性になってほしい。
男は反省してほしい。
そんな物語を
美術館で上映している
感覚の映画でした。

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tendo

3.5特に胸に残るものがない

2024年2月2日
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鑑賞方法:映画館

どんな映画なのか前情報を入れずに見に行ったので、上映中も着地点がわからず結構もやもやと変なストレスを抱えたまま見続けました。別にストーリーとしては難解なものでもないですが、この映像や世界観をまるごと愛せる人だったらおもしろい映画と言えるのではないでしょうか?エログロが過剰に思えたし、終わってみても特に何か考えさせられるものもないし、また見たいとは思えなかった映画でした。多数の受賞も、、、まあ、わからなくはないのですが、好き嫌いでいったら嫌いに傾きますね。
ちなみにデートムービーではないので、お気をつけください。

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shioshio

4.0メアリーの総て

2024年2月2日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

19世紀のゴシック小説「フランケンシュタイン」を下敷きにその作者メアリーと父母(父はアナーキズム、母はフェミニズムの先駆者)へのオマージュ作品である。ストーリーもさることながら魚眼レンズやぶっ飛んだ美術など映画の成しえる非日常的リアリティを野心的に詰め込んだこれぞ映画で、2時間ちょっとの間は日常を全て忘れてどっぷりと暗闇のスクリーン世界にいざなっていただける。アカデミーの作品賞と脚本賞、エマ・ストーンの2度目の主演女優賞、マーク・ラファロの助演男優賞は決まりだろう。事前に聞かされていたのと自分がもうゴッドウィン同様の老いぼれなのでそこまで抵抗はなかったが、性交シーンがあまりに多すぎるのがちょっと問題である。明らかに必要ないカットとそのものずばりを描写する必要が無いと思われるシーンが幾つかあった(それは放蕩弁護士とのパートで)と思う。後半の娼館での描写はもちろん必要なのだが…。ハリウッドを支配するポリコレへの挑戦なのか皮肉なのかあるいは優等生のできすぎやりすぎなのか、そのテーマがあまりに広く深く誰もが正面から向き合って来なかったが故に多種多様な物議を醸す今世紀の最重要作となることは間違いない。

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たあちゃん

4.0冒険は続く

2024年2月2日
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鑑賞方法:映画館

サルのままでは終わらなかったー!
なんだか清涼ですらある

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うー

4.5ベラの成長を通して見せる世界の不条理

2024年2月2日
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予告編から気になっていたのが流れる音楽。ちょっとずれた音程で奏でられるこのメロディだけでも本作の不思議な雰囲気を十分に感じられる。
近未来っぽいのに中世っぽくもあって、ファンタジーな世界。死亡して間もない女性の遺体に、その人の胎児の脳を移植するというトンデモ設定だからこんな雰囲気の世界にしないと受け入れられない(この世界観でも受け入れられない人はいるだろうけど)。
トンデモ設定だけど、実は一人の女性の成長物語となっている。序盤のベラは脳が幼子なので、残酷で倫理観がなく無礼で本能に忠実だ。とても動物的とも言える。そこからいろんなものを覚えて成長していく過程が面白い。そうだよな、体が大人なんだからセックスを覚えてしまうとあんな感じになってしまうのもわかる。エマ・ストーンの体当たり演技がすごかったし、あんなに見せてるのになぜかエロくはなかった。あの世界観のせいかもしれない。
なかなか不思議でなかなかの冒険物語。ベラという女性を通して見せる世界の不条理はちょっと笑えて結構考えさせられる。予告編を見てイメージしていたよりもはるかに面白い映画だった。

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kenshuchu

5.0期待度◎鑑賞後の満足度⭐ 最高❗久方ぶりに映画館で👏してしまった。或る意味で映画を変えたと言っても良い傑作。今、この映画に出会えて幸せだ。

2024年2月2日
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鑑賞方法:映画館

※2024.02.04. 2回目の鑑賞【サンシャインシネマ大和郡山】
※2024.02.07. 3回目の鑑賞【ユナイテッド・シネマ橿原】
やはり並外れてユニーク(規格外)でありながら、ほぼ完璧な(フローレスな)映画世界を構築している。
※2024.03.03. 4回目の鑑賞【なんばパークスシネマ】
原作を読んでからの鑑賞。原作も摩訶不思議な小説ながら、そこから本作の様な脚色をしたのも凄いと思う。かなり大胆に手を加えていながらも原作のスピリットは損なわれていない。
どちらが好きかと言われると、私には珍しく映画の方が好き。

①先週投稿したレビューが何故か消えていたので再度投稿しま~す。(意図的に消されたのであれば何故かは何となく分かるので今回はもう少しお上品に…)

②ヨルゴス・ランモンティス監督作品と言えば、

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もーさん

4.0哀れなるものとは?

2024年2月2日
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鑑賞方法:映画館

覚えきれない程の名言の数々
物語を追って140分あっという間だった。

生き方の参考になる映画
定期的にリピートしたい作品。

哀れなるもの程、哀れなる事がわからないのだろう。

人間という生物と哲学のお話。

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カノキ

5.0ただの存在として

2024年2月1日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

幸せ

ジェンダー、女性の生きにくさを描いた作品は昨今、とても多い。
バービーはまだ見ていないが、幾つか見てきた中で本作が一番バランスよく鮮やかだったと絶賛したい。
だいたいグロ、悲惨、痛い、鬱々していただけに、いけいけベラ、どこまでも!
と爽快だった。

色々な現実の側面をいい具合に寓話化。
ンなあほな的SF、ファンタジー要素で美しくかわしつつ直球勝負が見事だった。

ゴッドがベラを実験対象としてのみ期待していた、
女として、子供としてはなく、ただの存在、肉塊として、
それがベラの自己肯定感を爆上げしたような気がしている。
気負わない、縛られることのないベラ、あるがまま、飾り、飾られないベラ、最強。
おかげで巷にありがちな男女の立場の逆転はちりばめられると、
特に船旅パートなど、痛快も一周回ってコメディーでさえあった。

R18だが、かつてなくいやらしさはない。
内へとジクジク掘るではなく、外へ外へ、全てを飲み込むエネルギーに満ちていた本作、エマがとにかくカッコいい。
惚れた。

飲み込んで来た側の人にはきっと、不快だと思うけれど。

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N.river

4.0 とにもかくにも絵面が強い。どこの魔界でロケしたの?というくらい摩...

2024年2月1日
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 とにもかくにも絵面が強い。どこの魔界でロケしたの?というくらい摩訶不思議なロケーションが連続し、それをぬけぬけと「リスボン」「アレキサンドリア」「ロンドン」と章タイトルで言い張るのに思わず笑ってしまう。不気味さとチャーミングさを併せ持つヒロインも、奇抜なファッションとエマ・ストーンのこれまでにないような演技も相まって素晴らしい。エンドロールまでもが凝りに凝った美術表現で、これだけパネルにして飾れば、立派な現代美術の展覧会が開けそうな程だ。

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sugsyu

4.0エマストーンの怪演に酔え!!

2024年2月1日
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知的

原作は読んでおらず、あまり前情報もなく観ました。

『女王陛下のお気に入り』と『籠の中の乙女』の純文学的描写が大好きで、エマストーン主演ということもあり、久しぶりに映画館へ。

この作品は18+ですが、個人的に、エログロ描写は必要十分だった思うので、友人・恋人・家族とも気まずくならないと思います。
ホラーで難解ですが、たまにクスッと笑うこともあります。私は、ブラックジョークに笑うこともところどころありましたが、あまり笑えない人もいたように思います。(「思います」というのも、映画館では誰が笑っていたかも分からないので。)

さて、作品の中身ですが、冒頭から引き込まれる映像でした。
特に音楽、ファンタジー要素もある背景、絵画的色彩が、自分の表現欲を駆り立てました。この良さを他の人に伝えたい、でもどう伝えれば良いのか、自分にはまだ言語化できません。ただ、圧倒的天才が描いた世界がそこにある、という感じです。
この絵画的描写と純文学のようなストーリー、脚本が刺さる人には刺さるはずです。
そして何よりも、エマストーンの息を呑むほどの美しさと演技力に釘付けになり、物語にのめり込んでいくことでしょう。

あらすじは予告でも書かれているので省きますが、この映画は、純粋無垢かつ自由奔放な女性(主人公)が、精神的に成長する中で体験したこと、見たことを時系列に沿って、赤裸々に映していくだけです。ただし、主人公や彼女を取り巻く人物たちは、自分の内面を、自分が気づいている限りは包み隠さずありのまま語っています。行間の読み方、読むか読まないかすら、鑑賞者に委ねらていると思いました。
そういった映画はたくさんあるでしょうが、この作品は特に、セリフが少ない分、そして主人公が白痴な(状態から始まる)分、よりそういった要素が強いです。

「女性であること」、「女性の自由の解放」といったことを主題と置くには、ちょっと物足りなさがあるかもしれません。主人公の女性は、体を売ることになるので。
これは「女性」の解放ではなく、「誰のものでもない自分」の解放です。

前知識が欲しいのであれば、監督の作品を観るよりも、『フランケンシュタイン』を読む、もしくはその映像化作品を観てから行くことをお勧めします。

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笑子

3.0セットと衣装とエマ・ストーンの「成長」を楽しむ映画

2024年2月1日
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まず「デート向き」ではありません。
ファンタジーというか「逸話」というか、「絵本」みたいな話。
(子供向きではないけど)
この世界観についていけないと、見るのがツライかもね。

エマ・ストーンの演技というか「成長」を楽しみつつ、
「世間、常識」との乖離と、
「我々の常識、固定観念」を揺さぶる作品。
ディズニープラスに入ったらもう一度見てみよう。

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みっく

3.0重い

2024年2月1日
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予告編を見てダークな御伽噺で面白そうだと思って観たら、思いの外ヘヴィーな映画で驚いてしまって、見終わってぐったりしてしまった。
まぁ、人間の歴史なんて、一面ではSEXの歴史でもあるわけだし、映像自体も良くできているとは思うけど、一般受けしないんじゃないかな。

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にがつうさぎ

3.0実験と冒険を通しての成長物語

2024年2月1日
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そう考えて鑑賞すると、展開されるエログロが冷めた感じになる。
エマ・ストーンと美術と衣装は賞を取る価値のある仕事をしています。

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おさむ

3.5エロでグロ

2024年2月1日
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悲しい

怖い

ベラの衣裳がすてき。
ストーリー展開に驚きました。
原作があるんですね。
エマストーンもよく主演したな、と思う、熱演だけど。
セックスシーンが多すぎて、ちょっと辟易。
強烈な映画でした。

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マリエル

4.5素晴らしい映画ではあったのですが……

2024年2月1日
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いや、面白かったんですよ。評価も嘘じゃないんです。
役者陣はもちろん、異常に作り込まれた世界観と絵作り、女性の成長譚としての物語にも唸らされました。不協和音気味の音楽は、予告編の時から苦手でしたが、作品にはあってましたし、エグい設定の中で画面を彩るギリギリ不快感を抱かないクリーチャーたちや改造人間たちもいいバランスだったと思います。2時間半あっという間でした。

ただ、心には全然響かなかったです。面白かった、という感情とともに、どこかでクールに突き放して見てる自分もいました。

何とも不思議な映画体験でした。

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よして

5.0エンドロールまで最低=最高

2024年2月1日
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「にんげんよ!スバラシイぞおおッ!!」って神視点で抱きしめたくなった。
ニカニカ笑いながら劇場出たら...清水崇がパンフに同じこと書いてやがって悔しっw。
こんな作品の背景美術に『パディントン2』のスタッフ引っ張ってくんの狂気!(褒)
アヒル犬、ブタ鶏が好きすぎる。ブリューゲル!
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あのね。あのですね。
母の体に入れられた娘脳が、カラダ的にタブーなことやり狂う展開がゲキ快感なのよ。
この「けへへへ~ざまあみろお」感、わかる?私はわかる!そしてわかってほしくない!
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ほんでさほんでさ!
オトコが見せたがる景色の!
アラジン気取りで連れてく世界の!
んまぁ~あああ退屈なコト!
退ぁい屈ぅなコトおおおお!
クルーズ!シャレオツなショーパブ!
バイク!競馬!横浜の夜景!(←これ私の)
あるあるぅうううわぁあああ!!!!!(叫)
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「私は非常識で冒険家。受け入れてくれる器が欲しい」テキな台詞があって、脳に直接書き留めたい。
イタリア以降のベラのセリフは一字一句書き留めたい。
字幕の松浦美奈さんが、本作もキレッキレ!
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でも、どことなく監督が、(たぶん)自身の男性的経験を振り返って、テレの自虐と[調子こいてた時に甘えさせてくれた相手]に感謝してる気がして、チャーミングだわ~って感じたお年頃の私です。
娼館のヴードゥーオババ(脱いだらスゴいのw)には私も打ちのめされた。確かに幼かった。反省。
フェミもミソジニーもなく、全員しっちゃかめっちゃか活き活きしてて、ポジティブヴァイブスで、私もすごく救われたし、楽しかった(^O^♪)
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義父のげっぷに耐える養子よ(感涙)。
枯れ専の私的にはベストデフォーでした。下あごの縫い跡に熱烈ジャンプ。
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で、
結末も痛快ながら、
エンドロールがさらに極上で。
観客を神視点に持ち上げたあと、
「...見えんべ?」「...想像すんべ?」
って写真カマしてきて、しっかり地に叩き堕としてくれるからw、打撲に呻きながらおうちまで這って帰れましたとさ。
はい。私もきっぱり、哀れなるものサ。痛つつ(┌;^”^)┐
.
.
.
(これは相応しくないけど、どうしても書きたい)
エマ・ストーン素晴らしいですけど、見ながらな~んか『岬の兄妹』の真理子を超えないなって...やっぱ常軌を逸した名演でした。
和田光沙さん神!日本の役者ってスゴイとこ到達してるよほんと。

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雨丘もびり