劇場公開日 2024年1月26日

「こんな映画に出れるなら、私も脱ぐ。」哀れなるものたち masayasamaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0こんな映画に出れるなら、私も脱ぐ。

2024年2月8日
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鑑賞方法:映画館

ギリシャの若手、、、と言われてたころが懐かしい。今では世界のヨロゴスですわ。
ギリシャどこいったー 草。
レヴューも400越えでインパクトの程が伺えます。パンフも売り切れじゃった。地名は既存のものですがSFファンタジーの素晴らしい原作(未読)。ヨロゴス監督が10年程前、直接原作者に会ってお願いしたという気合いの入った作品です。

死んだ妊婦にお腹の胎児の脳を移植するという発想がもはや軽くフランケン越え。
そこから人という生物の誕生、二足歩行、自我の芽生え、自立、知識、思想、男女平等、ジェンダーレスと人間の歴史、進化の過程をエマストーンが脱ぎっぷりもよく頑張った。生物として進化する過程で人間の様々な問題を描いていく身体と精神の旅の話なんで脱ぎ過ぎとは思わない。
人工的なモンスターではあるが、最終的に人間としてむしろ高い完成度となり、自分の根本にある問題解決に挑む、、、というヨロゴスにしては珍しいハッピーエンドのフランケンシュタインです。

作品規模がデカくなりどん美術が凄くなってます。
ブダペストのスタジオで、全てKodakのフィルムで撮影してます。エクタクロームは16mmしかなかったのをKodakがわざわざ35mm今回用に生産した模様。
しかし情報量多いセットで広角レンズガンガン振り回すのまじキツい。「女王陛下の、、」でもそうだったの思い出した。なんとかならんかのう、、、、。
音楽も素晴らしくて帰りにDisk union行ったけどレコードとDLしか現状ないらしい、、はよCDだせ。

masayasama
humさんのコメント
2024年2月11日

タイトルが面白すぎですよー笑

hum