劇場公開日 2024年1月26日

哀れなるものたちのレビュー・感想・評価

全672件中、401~420件目を表示

5.0傑作!怪作!破天荒!

2024年1月31日
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鑑賞方法:映画館

素晴らしい作品ですね!脚本も映像も見事です。
シュールなファンタジー仕立てのコメディだけど、ビルディングスロマン、神話的冒険譚、ジェンダー等々、いろんな要素が詰まってますね。
とにかく、エマ・ストーンの体当たりの怪演にぶっ飛びました。マーク・ラファロ、ウィレム・デフォー、ラミー・ユセフといった脇役陣もいい芝居してる。あと、老婦人と若い黒人男性のカップルのキャラ設定が印象的でした。
???ってのが随所にあるけど、これファンタジーですから。裸、セックスも満載だけど、まったくエロじゃないですね。
エンディングも強烈⁉︎
とにかく、最初から最後まで楽しめました!

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ken57

3.0哀れなるものたちとは

2024年1月31日
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鑑賞方法:映画館

「哀れなるものたち」とは、「良識」や「社会」に縛られた人たちのことだ。
ベラは、好きなものを好きと言い、嫌いなものを嫌いと言い、自らの欲求に正直で、好奇心が旺盛で、真実を知ることを恐れず、人の善を信じ、世界が良くなるように努めている。そこには一点の曇りもない。ベラはいつも満ち足りている。
とはいえ、ベラの作った世界(ゴッドの作った世界)もやっぱりいびつで異常だ。
まだまだ成長途中のベラが行き着く世界は。

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joe

5.0ストーリー、世界観、美的センス、最高。

2024年1月31日
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評判通りの傑作である。いかにも実際、昔あったかのような怪しい医学を軸に奇想天外のストーリー、ブルジョア風俗もゴージャスに再現、風景や世界観がスケール大きく描かれ、美的センスは衣装からエンドロールの背景に及ぶ。人間性とは倫理とは何かという、いささか哲学的なテーマとともに、明け透けなセックスシーンも入れた娯楽性もある。ヴェネツィアで金獅子賞も納得、恐れ入りましたという感じ。最初は奇怪なベラが、この映画を見終えた後は誰もが好きになる。

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Boncompagno da Tacaoca

4.0Stay foolish

2024年1月31日
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ブレミンガー

3.5実はクリの話である

2024年1月31日
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笑える

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ぺこぽん

4.0アンモラルな始まりでも

2024年1月31日
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泣ける

知的

難しい

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berkeley

4.0哀れなるものたち

2024年1月31日
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哀れなるものたち

最高だった。
心を揺さぶるものって感動とか、感情移入とかじゃなくてもできるんだと知った。何か見てはいけないものを見ているような、見たくないものに目をそめたくなるような体験。人が人の形をしていなかったり、人間のあるべき姿ではない何か奇怪なものは、気味が悪く、かわいそうに映る。そういういけないものを見ている背徳感は、人間の重要な感情なのだ。だからこそ、ベラの周囲の人たちは平気でいられるのだ。だからこそ、哀れなるものたちなのだ。

①『生の感情』はあったか
おそらくこの映画で1番重要なのがこれ。胎児のような頭脳を持ち大人の体をあやつる、いわゆる「逆コナンくん」のベラは、まさに生の感情の権化。全ての意思表示が生の感情であり、それを抑える術を持たぬ。だからこそ純粋で、愛しく思えてくる。やはり我々観客は、生の感情が爆発するものに共感を覚え、この世界の社会的抑圧から解放されることを願っているのだろう。

②緊張感はあったか
特段、特筆するような緊張感のあるシーンはなかったように思える。それがこの映画がエンタメでない理由だろう。もっとエンタメ性を出すのであれば、ベラの行動がきっかけで命の危険に晒されたり、誰かを殺してしまいそうになったりするが、どちらかというとこの作品はそういう緊張感のあるシーンすらもコミカルに描いている感じがした。だからこそ、ベラに対して嫌な印象を持たず、終始感情移入できたのだろう。

③「謎」はあったか
これはなかった。ほぼなかったと言っていい。この作品は、1人の人物を追っていく物語で、ベラという少女の成長を追っていく物語だった。不必要な要素だと思う。

成人女性の体に胎児の脳を移植して誕生した、見た目は大人で頭脳は子供の少女、ベラ。彼女は、子供ならではの自由奔放さから、ベラを創生した父親代わりのゴッドに半ば監禁されていた。
その事実を知った遊び人のダンカンは、ベラをリスボンに連れ出し、外の世界の冒険をさせる。ベラはそこで出会うさまざまな人間や世界に触れ、だんだんと成長をしていく。しかし、まだ未成熟の彼女の行動により、ダンカンと共に破産し、パリに置き去りになってしまう。
そこで彼女は、自身の性的好奇心と金銭的危機を考え、娼婦になることを自ら決める。
そうした中、ゴッドの危篤を知り、帰ってくるベラ。そこで彼女は、自らの出生の真相を知り、やがてゴッドが死ぬと、医者になることを決意するのであった。

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tyshi

2.5毒々しい

2024年1月31日
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怖い

難しい

あまりにもセックスシーンが露骨で多すぎて付いていけませんでした。高齢が故のたわごとでしょうか?

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おしか

2.5「生々しい描写」は もう少し控えめにしてほしいと思いました。

2024年1月31日
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idweb

3.024-015

2024年1月30日
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ディズニーでR18+、
そういう事なんですねぇ。

趣味の悪い設定に奇怪な生き物、
そしてモノクロ。
しんどい始まりだなぁと思っていると、
成長と向上のお話。
なかなかええやんと思っていると、
食欲と性欲の話、そして支離滅裂。
終始よくわからん。

フランケンシュタインとピノキオに
何が足されたようなお話し。
寓話で啓示のような、ないような。

まあ、
エマストーンの表情だけで満腹です😅

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佐阪航

5.0オトナの童話

2024年1月30日
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知的

女フランケンシュタインの怪奇路線モノかと思い観始めたけどラストに向かいエマはもう成長していくしなかなか面白かった。
画が独特の色調、ウィレム・デフォーのメイク良いし、エマの脱ぎっぷりも良いし。オトナ向けの童話で好きだわ。

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koo

5.0ブッ飛んだけどスゴイ映画と言うしかない

2024年1月30日
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ぶっ飛んだ、スゴイ映画を観てしまった…という感想です。あくまでもいい意味で。

数々のR18指定の映画はあれど、
ここまで真っ向から描かれると
それは、食べたり眠ったり…といった人間の日常の行為と何ら変わりません。

そればかり注目されがちですが、
人はこうやって成長していくのか…とまじまじと考える
真面目で、でもシュールな映画だと思いました。

1人の女性の驚くべき成長と純真無垢な様を前にして
「哀れなるものたち」は
ひれ伏すしかありません。
主人公ベラも、演じたエマ・ストーンもあっぱれ、です。

エマ・ストーンというと
私はずっとラ・ラ・ランドのイメージを引きずっています💦
もし、あの映画の中で、最後は有名な女優になった設定のミア=エマ・ストーンの人生が続いているとしたら、
相手役を演じたライアン・ゴズリングは、
「ミア、君はなかなかスゴイ女優になったんだね…」とつぶやくことでしょう。

まあよくこの役を引き受けたし、
製作側にも加わっているそうです。

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ruriruri1515

1.0これがアカデミー賞候補?

2024年1月30日
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怖い

難しい

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月光仮面

4.5本能と理性と感性を刺激する一作

2024年1月30日
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公開を楽しみにしていた一作。
奇作でアート的な作品かと思いきや、中身はわかりやすい作品ではあった。
しかし、いい意味で期待を裏切られた。

奇抜な設定から、しっかりと人間の本能と、社会性と愛が新しい視点で描かれており、斜め上の行動をするベラから目が離せなかった。

セックスシーンだらけではあるが、最初は微笑ましくなるが、だんだんと生々しく、重くなってくる。人間が生きるのに性が深く結びついており、人間たらしめることが改めて感じさせられる。
体当たりで演じたエマ・ストーンにただただ脱帽である。

社会性を学んでいく過程でのさまざまな登場人物も癖が強くも魅力的である。

そして、不協和音と優美だが禍々しくもある、こだわり抜いた美術も長い映画を飽きさせない。

最後は丸くおさまってしまった感はあるが、人間の期待と怖さを感じるベラであった。

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ひでぼー

3.5好き嫌いはあれど主演女優賞レベルです

2024年1月30日
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予告CMをみた時は生理的に苦手かも…と思いましたが、解説やレビューをいくら読んでも作品のイメージがわかず、結局は気になって自分の目でみに行くことにしました。

フランケンシュタインでもマイフェアレディでもなく、もっと単純な成長物語のように感じました。性的なシーンが多いですが、動物的で色気がなく、あぁ人間も動物だわという気分になります。
かなりファンタジックで非現実的な衣装や装置、演出があまり私の好みではありませんでしたが、とにかく主人公を演じたエマ・ストーンから目が離せず、ベラが次にどうするのか、どうなるのかが気になって見守ってしまいます。いかに彼女が真剣に役や作品に向き合い、全身全霊をささげて演じているのかが見て取れて感動しました。
くせの強い内容で好き嫌いが分かれるとは思いますが、たとえ映画自体が嫌いでも、この演技はアカデミー主演女優賞レベルではないでしょうか。

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かつのじょう

4.5ヨルゴス・ランティモス × エマ・ストーン

2024年1月30日
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これは今年のベストワン候補となる傑作。

自ら命を絶った身重のベラ。天才外科医によって自分の胎児の脳を移植され蘇生した。

そう、これは新生児の脳と大人の体を持ったベラの成長記。無垢だからこそ、偏見がないからこそわかる物事の本質。

例えば性欲は食欲と同じように自然に存在するもの。なくてはならない大切なものなのに何故に恥ずべきもの、包み隠すべき存在になってしまったのだろう。

何の先入観もなく善し悪しを判断するベラ。
ここに清々しほど明確な哲学がありました。

美術も好きだった。好きな世界観を形成した。あり得ない世界で、作り物の世界で真実を模索する。久々に「映画は映画である」と叫びたくなった。

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エロくそチキン2

5.0とんでもないムービー

2024年1月30日
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笑える

楽しい

これはとんでもなく面白い映画でした。
とんでもない実験で生まれたとんでもなく魅力的なキャラクター。
フェミニズ厶などのメッセージもありますが、主人公の成長物語として単純に楽しめます。
しかしエマ・ストーンの演技はとんでもなく素晴らしかったです。こういうハリウッドスターの体当たりの演技を見ると、日本の人気女優はとても敵わないなと思ってしまう。

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光陽

4.5とっても文学的

2024年1月30日
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興奮

知的

こういう小説があれば大好物と思ってたらハヤカワepi文庫で原作出てるんですね。早速購入して読んでみようと思ってます。
赤ん坊の知能、大人の肉体。彼女に常識なんて言葉は存在しない。不味いものは吐き出す。気に入らないものには暴力も辞さない。自分の欲望を満たすために駄々もこねる。お金と肉欲のために身体だって売ってしまう。気持ちいいことして何が悪いの?欲望、好奇心の思うままに何でも試してみる。それがベラという女。
物語が進むにつれ、赤ん坊が子供になりそして大人になるようにベラも成長していく。その過程も面白い。

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ゆみあり

3.5グロイかもいかもしれんがエロくない

2024年1月30日
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子どもの脳の移植フランケン
性欲に走るなその娘
世界を知ると世界を救おうとする
素直だ
でもかつての自分を追い詰めた奴は許せんなぁ
街の有り様が凝っていて美しい

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すぅ

4.0人生謳歌

2024年1月30日
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難しい

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まこやん