ドミノのレビュー・感想・評価
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予告を作った人が上手い。ツッコミどころはあるが急展開が面白かった
予告を観てた感じだとあの猟奇的な雰囲気のサイコパス的なお爺さん(オーラが実にいい)がメインの能力者系物語だと思ってたから、主人公に裏があった時の急展開は予想外でなかなか面白いものがあった。
パニック症候群の人や酔いやすい人は途中の画面がぐわんぐわんする映像に頭おかしくなるかもしれないから要注意。
あと大きくなった後の少女を演じた小役の表情が非常にいい。あのいかにも能力者ですって感じの目の演技ができるのは上手いと思った。
だがしかし、
まるで旧約聖書のような野蛮な思想(日本人には受け入れ難い)の話にツッコミを入れたくなる映画ではあった。
そもそも能力者の中でも超ハイレベルな力が使えるという少女ならば、
わざわざ人を殺さなくてもマインドコントロールで平和的に解決してどうとでも操れるだろ。
なぜ「よし、みんな殺そう!」という決断に至る?まるで旧約聖書の神のように気に食わなかったらみんな殺すというな残酷な思想である。
脳を自在にハッキングできるなら機関の奴らを自分を今後一切利用しないようにさせて、帰り道スタバかなんかに寄らせてぽけーと家に帰して普通に生活送らせることくらいお茶の子さいさいだろう。
一度かかったら簡単に術が解けないんだからそういう暗示がずっとかかるんだから自分を守ることも容易だろうに。
そんなことを言ってはただのギャグ映画になってしまうからツッコミはしてはいかんとは思うが。
それにしてもグッドウィルハンティングの人がいつの間にかこんなイケおじになってたとはなぁ。
あと、エンドロール始まったらそっこー帰る人、損してるよなぁ。
今回のように続きが流れる映画もあるのに。
「スピード違反の切符は?」
催眠術師が極まり、それによって世界で優位性を保とう、もっと言えば制服を企む政府機関によって、スーパー催眠術師である我が子を守る為闘う夫婦の話が今作である
こうして、粗筋をギュッと縮めれば簡単な話なのだが、作劇はその部分を丁寧にストーリーテリングされているので、途中で筋書きが分っても充分愉しめる作品である
但し、"ドミノ倒し"は自分には直接関連付けられなかった 勿論、本国表題そのままだとネタバレそのままなので邦題名の必要性は理解出来るのだが、これ以外のアイデア模索できなかったのかな?
映画『インセプション』のような世界観を薄い膜でくるみつつ、とはいえ、催眠術なんていう"プロレス"みたいな高度なエンタメを、それ以上の映画作品に仕上げた制作陣に拍手を送りたい
"午後ロー"的要素に着床しつつ、しかし俳優陣の巧みさにステージの引き上げを表現できた強運を感じた出来映えであった
アイデアも、シナリオ、演出も大変アイデア豊富で、その溢れるばかりの才能のさみだれに、唯々驚愕である
もう一回観ないとね
大好きなベンアフレックとロバート・ロドリゲス監督作品なので楽しく鑑賞しました。前半のクライムサスペンス風の緊張感あるパートと後半タイムループでは無いけどテネットやオール・ユー・ニード・イズ・キル的なSF的展開とアべェンジャーズ的な超人展開を見せてくれます。少し複雑なので再度じっくり観たいですね。途中までは悪のヒーロー風に絶対に捕まらない男を「ブラックホーク・ダウン」など大作で活躍するウィリアム・フィクトナーが演じていてベンに負けない存在感を見せてます。後半から雑魚キャラ扱いになり最後にまた期待感を見せて終わる不思議な役柄です。
思考と理解が追いつかない
相手の脳をハッキングするというアイデアは面白い。何が現実で、何が非現実なのかが分からず、頭の中が混乱させられるような感覚も味わえる。
空に向かって地面が反り返る映像などは「インセプション」を彷彿とさせるが、そんな奥の深い話ではなく、むしろ「トータル・リコール」のような展開の方に驚かされる。
ただ、「トータル・リコール」では、序盤に主人公の正体が明らかになり、それから話の本筋が始まるが、この映画の場合は、終盤に主人公の正体が明らかになるところが見せ場になっている。
そのため、それまで描かれてきた「謎の男を追いながら、行方不明の娘を捜す刑事の話」が、すべて「でっち上げ」だったということが分かり、それに延々と付き合わされてきた観客としては、「いったい何だったんだ?」という気分になってしまう。
その、でっち上げられた話が、「なるほど、これだったら主人公の記憶を蘇らすことができるに違いない」と思えるのなら、まだ納得がいくのだが、なぜ、あのような話が必要だったのかが、最後までよく分からなかった。
娘が写ったポラロイド写真が、主人公の記憶を蘇らせる「鍵」だったのだろうが、それまでの11回は、主人公がそれを見るところまで行き着かなかったということなのだろうか?
能力者は、主人公の親子と謎の男の4人だけなのか、それとも、赤いジャケットを着た「機関」の構成員は、皆、何かしらの能力の持ち主なのだろうか?
と、色々と疑問に思えることも多い。
いずれにしても、相手の脳内を操れる者同士が戦ったら、現実と非現実の区別がつかなくなって、話がグチャグチャになるのは目に見えているので、もっと、そうならないような工夫(例えば、「インセプション」のコインのように、現実か非現実かを認識できるような目印)が必要だったのではないかと思えるのである。
シネマサンシャイン 衣山
面白かったのは、最初の45分ぐらいでした。
矛盾や疑問、いろいろあります。
あれだと、何でもありです。
がっかり。
後出しジャンケンのようでスッキリしない
公園で一瞬目を離した隙に娘が行方不明になってしまった刑事ロークは、自責の念から強迫観念にかられ、カウンセリングを受けるようになった。なんとか職務に復帰したある時、銀行強盗を予告するタレコミがあり、現場に現れた男が娘の行方の鍵を握っていると確信した。しかしその男は周囲の人びとを操ることができ、その男を捕まえることができなかった。ロークは、占い師のダイアナに協力を求めた。ダイアナから、ロークの追う男は相手の相手の脳をハッキングしている、絶対に捕まらない男、だと言われ、その男が娘の行方を知っているようだった。ロークは無事娘を救えるのか、という話。
全てが後出しジャンケンのようでスッキリしなかったが、ラストでなんか良かったのかな、って思ってたら、エンドロールになってまた同じ気持ちに戻ってしまった。
続きを作りたい意図はわかるが、もう次は観たくない。
なんで原題のヒプノティックが邦題でドミノになる?
意味わからん。
娘役のハラ・フィンリーは可愛かったが。
合わなかった。
RESET
行方不明になった娘のい何処を捜す刑事の話。
公園で遊ぶ娘ミニーと、その場に居た刑事ローク(父)、一瞬目を離した隙に行方不明になってしまった娘のミニー…それがきっかけでカウンセリングを受ける事に…現場復帰するも、そこへ匿名の電話で銀行強盗の予告、その銀行へ向かった事から始まるストーリー。
冒頭の銀行辺りからのアクションから面白かったんだけど、ストーリーが進むにつれ非現実世界と現実世界の描写がちょいちょい切り替わるから何か分かりづらくなった。
何かストーリーに追っつかないでラストまで話進んじゃったよ!何て思ったらラストでロークからの話で組織の考え、娘、妻の話が出て納得!
何かエンドロールあとに映像続いたけど続編あるのかな?!
複雑な話のための複雑さ
すごくどうでもいい話で、つまらなかった。人を自在にあやつる能力なんてあるわけがない。あったとしたら社会がめちゃくちゃになるだけだ。話が複雑だが、複雑な物語のための複雑さなので理解する必要がない。話につきあおうとした自分がバカだ。
クライムサスペンスではありません
ケレン味と迫力を兼ね備えたロドリゲス監督の新作!
刑事アクションと思わせておいて…
原題が「Hypnotic」催眠術⁉
というよりも、催眠術の強力版。
人の脳をハッキングして自由自在に操る男。男は対象者の脳内に自由に世界を構築する。
…さて、どこまでが現実?
思えば、最初から怪しさ満点で奇妙に思っていたのだけれど、
タネ明かしでどんどんスッキリしていく一方、二転三転…
エンドロールにも仕掛けがあって、
見終わった後に、この仕掛けにちょっとモヤモヤ。
<かつてないどんでん返し>
この文言に偽りなしでした。
SIよりも難解
試写会で見ました
シャッターアイランドよりも難解でした
最初の5秒ですでに騙されているというコピーですが、幻想空間なのか現実なのか、途中からわからなくなるので、誰の頭の中をどういう方向にもって行こうとしているのか、二重三重構造になっていると理解が追いつかない感じでした
13回目のリセットが種明かしの中、進んでいくので、またやり直しかと思いきや、別の人のリセットだったとは、やられましたよ
理解がやっと追いついたと安堵したタイミングを見計らったように映し出されるエンドロールでのシーンで、最後まで席を立てなくなってしまい、再び混乱です
ある意味、エンドロールが始まってすぐに帰った人の方がスッキリしているかも知れません
カーアクションなどは、さすがに迫力満点でした
試写会にて
久しぶりの試写会。新聞週間記念日の集 井上咲楽さんのお話の後、映画鑑賞。ロバートロドリゲス監督、ベンアフレック主演 なかなか騙し騙されの内容でややこしい。ロドリゲス監督なんでアクションかと思いきや。
しかし、なかなか面白かったよ。
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