ドミノのレビュー・感想・評価
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原題のhypnotic(催眠術)の方が評価されたかも
刑事ロークは自分が目を放した事で、娘を誘拐されて行方不明になります。そのことから妻とは破綻してカウンセリングを受けている状態。銀行貸金庫強盗のタレコミがあり現場に向かいます。狙われている貸金庫の中には娘の写真と「レブ・デルレーンを見つけろ」というメモ、はたして娘を見つけることはできるのか?とサスペンス作品の流れとなります。ところがここから妙な展開です。人を自由に操る能力を持つ男が登場します。更にその能力は他にも持っている女性も登場します。相手の眼を見ながら言い聞かせるとその通りに人が操られます。どっかで観たぞ。スターウォーズですジェダイではないか。主役はロークでなくルークなんかいと突っ込みいれたくなります。催眠術で人を操ったり幻影を見せたりします。これが予告にある騙されるなとなります。この展開は少々無理があるように思います。種あかしがありますが、セットならまだしもむき出しの機材や真っ赤なブレザーを様々な背景や衣装に催眠術で騙しているというのはいささか強引過ぎです。ラストは騙したはずが騙されたとなりますが、これもなんだか興醒めでした。更にはエンドロール中に更に追い打ちの映像で続編を匂わせています。B級映画です。94分の上映時間なのでお気軽に観る分にはよいかもしれません。
最強じゃんっ!!
あの脳力、私も弟子入りしたい!
催眠術のその向こう側。
ストーリーが進むにつれて、どれがホンモノ?誰が何?どれがどれ?と異空間に迷い込む感じが、ゾワゾワした。
で、『ハイっ!どーーーんっ!』って種明かし。
こんなちゃっちぃセットで、何年もずっと繰り返されてたのか!?という衝撃w
最後の最後に答え合わせして終わり。
最強の家族が生き残ったけど、あの家族は普通に暮らしていけるのかな?
組織は本当に壊滅したのかな?
その後のストーリーも見てみたい気もするw
もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな
ていうくらいの催眠術?パワーがあるんだから、娘を捕まえないといけない意味が分からない。
主人公たちがいる施設も、家族三人で写真撮れるような場所に行けるので自由があるのかないのか。
例えばデルレーンのパワーを無効化出来ちゃうとか、そんな能力だったら狙われる理由がわかる気がするんだけども。
13回目スタートになってから、エキストラ役の職員たちがシーンに合わせてわちゃわちゃしてるのが面白かった。
こんな事を、12回も!?
米国テキサス州オースティンの刑事ダニー・ローク(ベン・アフレック)...
米国テキサス州オースティンの刑事ダニー・ローク(ベン・アフレック)は、ちょっと目を離した隙にひとり娘のミニーを失った。
たしかに、先ほどまで目の前で遊んでいたはずなのに・・・
いなくなってしまったのだ。
連れ去った犯人はまもなく逮捕されたが、犯人の少年はミニーをどこへ連れて行ったのか覚えていないという。
あれから5年。
ロークは、いつものようにセラピーの前で目を覚ました・・・
といったところからはじまる物語で、その後、近くで銀行強盗が発生、相棒ニックスとともに現場に急行、銀行近くにいた不審な中年男性に目を付けるが、その男は不思議な能力を有していた・・・と展開する。
「冒頭5秒で騙される」というフレコミなので、身構えていたが、映像が出る前に原題「HYPNOTIC」が出たところで、「ははぁん、催眠術のハナシですか」と想定が付く。
というか、「HYPNOTIC」って「催眠」の意なので、ネタバレでもなんでもないわけで。
すると映画鑑賞歴が長いものだから、『テレフォン』みたいに催眠術にかけられた人間爆弾のような映画か?とか、余計な勘が働いてしまう。
ま、当たらずとも遠からず。
そういう要素もあり、『インセプション』的要素もあり、のゴッタ煮感覚のサスペンススリラー。
(『インセプション』よりも『バーチャル・ウォーズ』に近いかも)
だが、もっとも近しい感じを抱いたのは『炎の少女チャーリー』。
謎の組織「ディヴィジョン」は、『炎の少女チャーリー』の「ザ・ショップ」のようだし、眼帯かけた男性も出て来るし、そんでもって最終兵器が少女で、父親が少女を守ろうとするというのも、まんまの設定。
途中、ネタバラシ的な構造はヒッチコックの『めまい』を踏襲しているが、映画が面白くなるのは、その後。
深層意識世界を描いた『インセプション』では、「現実世界では主人公たち、眠っているだけやん!」とロドリゲスはツッコミを入れたのだろう。
本作では眠っているだけでない。
その上、「映画って、こういう張りぼてセットで撮ってまんねんで」と言わんばかりの映像をみせ、それで面白くさせるという離れ業を繰り出している。
ロバート・ロドリゲス監督、ほんとうにB級ムービーが好きなんだねぇ、と今更ながら感心。
<追記>
念の入ったことに、『バーチャル・ウォーズ』の主演ジェフ・フェイヒーまで登場させているのには恐れ入谷の鬼子母神。
構想20年と言われて納得
ヒュプノシス(催眠)
人を意のままに操りその間の記憶を失う
技法が異なるのか定義は曖昧だが
ポイントは対象者の催眠へのかかりやすさ
かかりにくさに依るところが大きい
ということ
恐怖症の克服に催眠を用いる
といった有効利用もあるようだが
科学的根拠もはっきりしていない
催眠を犯罪に利用した例は
19世紀に存在するそうだが
それが催眠によるものかの立証が
難しいのである
という知ってるようで知らない
ジャンルをテーマに
ロバート・ロドリゲス監督が
構想20年練った今作
どうだったか
その構想が始まった
2000年代初頭と言えば
マトリックス等の仮想現実ものが
流行っていたのを思い出し
その頃のテイストの作品に
感じました
つまり古臭さでしょうか
どんでん返し系なんですが
思い出しても
序盤から節々にあえて雑
というか違和感がある作りで
なるほどとさせてくれるとこは
あります
ただなんというか
催眠をかける瞬間の演出が
なんだかチープ
テイストは深夜にやってる
海外ドラマみたい
原題はHypnoticですが
それをドミノに変えたのも
どうでしょう
ドミノってタイトルの映画
結構多いんですよね
パッと浮かべるだけで
トニスコとデパルマのやつが
あります
ドミノには「頭巾」「仮面」
という意味があり確かにそんな
シーンもありましたね
あと某時間逆行映画で出てきた
シーンと同じロケ地が出てきた
のはちょっと笑った
確かに20年前の構想を
現在のCGエフェクトで再構築
するという意義はあると思いますが
もう少しかなぁという感じ
ただあの終わり方
続編やんのかなぁ
ただの匂わせエンドだと思うけど
鑑賞動機:予告8割、ベンアフ1割、フィクトナーの不気味さ1割
エンドロール含めて本作単独なら、「そう言う趣向だったんだ、へえ」で済む。でも続編とかいらない。誰が誰の手のひらの上で踊っているのか、を無限に恣意的にひっくり返せるのだから。ずっと後出しジャンケンし続けられるようなものだもの。
面白いが、B級映画感。。
本日観てきました
ベン・アフレック見たさでしたが、
全体的には面白かったです
…が、映画観で見るほどかな?と思ってしまいました
・既視感
インセプションに似てます。自分は大好きですが、設定が微妙。催眠状態になってから、夢遊病のように動いてると笑ってしまいます。ずっと寝てるままで良くない?周りの人も映画の撮影みたいで大変そう笑
・悪役
プリズンブレイク俳優のウィリアム・フィクナーは最高でした。序盤はハラハラドキドキで見れます。でも、科学組織の目的がイマイチで、チープな感じがしてしまいました。国家の秘密組織としてくれればまだ良かっです
総括
主人公の目が覚める(現実に戻る)までは楽しめましたが、後半、カラクリがわかってからは嘘ホントの区別イマイチで、感情移入できず。。自由になっても、これからこの人たちはどうやって生活するの?人も沢山殺して…とか思ってしまいます(余計なことですが)
あとアクション増やしてくれればもっと好みな映画だったかと。
エンドタイトル中の謎のエピソード
決してアンフェアではないが、まあ、過剰広告だわな。普通のサスペンスでのどんでん返しかと思ったらそうではなかったわけだし。
まあ、普通のストーリーだとさすがにネタ切れしているわけで、こういう展開にもっていくしかないんだろうな。みなさんのレヴューにもあるように、エンドタイトル中のおまけ映像で謎が深まってしまってわけわからなくなったわ。
さて、”現実”を見る時間だ──
予告の時点でワクワクしていた分、
本編も存分に楽しめた。
娘を誘拐された警官による、
信じ難い超能力バトルの行く末がこんなところに着地するとは…。
最初は有りがちな警官VS黒幕という展開から、
まさかの「そっち側」に居た主人公VS機関、
果ては家族VS機関…。
いやぁ、最高だった。
前半はよくありそうな刑事ドラマ。
とんでもな敵に翻弄されながらも、
娘を見つける為に翻弄する主人公。
仲間を失いながらも、
決死の覚悟と心の痛みから覚醒…!?
…かと思いきや。
「周りを見て」の合図から赤服の機関の連中が現れ、
今まで見せられていた前半の展開をすべて崩される。
「主人公が娘を誘拐?」
「妻は機関の連中?」
「あのおっさん…こんなところに…」
このシーンに移ったあとの奥さんとの会話を見ながら、
「壮大な離婚劇か?」とツッコミを入れた。
奥さんが娘さんを取り返す為に、
主人公を逆に操って我が手中に…?
ハリボテセットを慣れたように歩く主人公、
モブとなる赤服達、
動きに無駄が無い。
13回目によるイレギュラーがあったにしろ、
過去12回の流れまで完全一致なのすげーわ。
そして逃げ出す主人公。
「あーあ、こいつが黒幕かよ最高か?」
とか思っていたら、
ドミノ崩しを始める主人公。
序盤の写真の伏線がここに出てくるとはねぇ…。
ドミノの構成も虚構の世界が崩壊するように、
一本道から曲がり角、環状線のような空間から建物。
小さな力が巨大化していくように、
娘さんの力も強大になったことによる伏線…なのか?
そして終盤。
遂に直接対決を図る主人公VS機関。
昔の思い出を懐かしむように、
娘さんに抱き寄る奥さんを洗脳するかのように、
めっちゃな眼力の娘さんによる「虚像の崩壊」。
「これは現実世界じゃない!」
うん、まじで現実じゃ無かったわ。
ここまで来ると奥さんがどうなるかの方に意識削がれたけど、
ここでも2度目のどんでん返し。
「主人公が一方的な悪」と思わせ、
幸せな生活を取り戻す為に奥さんを洗脳しているかと思いきや、
記憶の「復元」を試みていたとは…。
家族丸ごとドミノ計画にぶち込まれ、
ふたりとも機関の一味。
そして互いにリセットしたことにより記憶が無く、
主人公補正によってすべてを取り戻す。
何が言いたいか?
結局娘さんすげーんだなぁと。
しかもこれラストの展開からして、
エンドレスループじゃないですかやだぁ…。
でももしかしたら、
最後のシーンが本当かも?
実は主人公はあの銃撃戦で死亡、
あのおっさんだけ生き残りヘリで帰還するところ…とか。
もしくはそもそもこの舞台すら何かの実験で、
本当は何も解決していない…とか。
いくらでも考察は出来るが、やめておこう。
だって「この世界も『現実』とは」証明できないのだから。
我々も誰かの掌で踊らされているのかもしれない。
このレビューも陰謀だというのか…!?(それはない)
ネオB級映画とでも呼ぼうか!
ものの見事にお約束を守ってるよね。ただ、能力の設定が少しズレてくような気もするね後半。
ネタバレパートが肝なんだろうけどね、あそこで
エー!ソーダッタンダー!
って思わせたかったんだよね。ベンアフレックというネームバリューこそが最初のミスディレクションだったのかも。
ロバートロドリゲスってこと忘れてたよ、エンドクレジットまで。ラストに向かって気持ちよかっただろうなあ。編集の時とか笑
でもさ、ベンアフレックが記憶を取り戻すトリガーがよくわからなかったなあ。まあ、敵味方を二転三転させたかったんだろうけどね。
デスペラードも好きだし、プラネットテラーも好きだけどね。今回は
偉大なるB級
といっていいかも。というか、
ネオB級
かな?やっぱ、ロバートロドリゲス、だもん!
期待が大きすぎたかも
鑑賞前に色々コメントを見て期待が大きかった分、評価点が低いかも。どんでん返しも、このプロットなら何でもできるし、驚きはない。ミニチュアのようなセットが本物に見えるという発想は面白かったけど。
"ややスリリングさに欠けるけど、次作に期待!…"な映画
面白い具合に相手に催眠術をかけることの出来る超能力者たちの攻防…そんなSF作品でした。
映画『イノセント』のような緊張感あふれる場面でもあればもっと面白かったかも…続編に期待します笑
*2023年11月2日水曜日、日本シリーズで阪神がオリックスに劇的に勝利し(@甲子園)、日本一に38年ぶりに王手をかけた…そんな夜。
13回目の準備をしろ
こないだ鑑賞してきました🎬
ベン・アフレック演じるロークがセラピーを受けてるシーンから始まり‥。
冒頭、ロークの「意識が別の場所に」という台詞はのちの展開の伏線になってますね。
周囲の人を操る能力を持つ、ウィリアム・ファクトナー演じるデフレーンとは、何者なのか❓
なぜ、ロークはなぜ催眠術を遮断できるのか❓
アリシー・ブラガ演じるダイアナは何故協力してくれるのか❓
最後は怒涛の展開でしたね。
私の理解が追いつきませんでした😅
最終的に催眠術を悪用してるっぽい組織を、殲滅したローク一家。
娘のミニー(ハラ・フィンリー)とも再会し、実は奥さんだったというオチのダイアナと仲良く旅に出ます。
エンドロール後、協力してくれた老夫婦が映し出されますが‥❗
続編がありそうな終わり方でしたね。
予告編の「冒頭5秒であなたは騙される」は、概ねあってるかな。
ベン・アフレックが主演の時は、大体最後はいつもの表情で全部片付けちゃいますね😀
ミルフィーユ映画
ベン・アフレック目当てで観に行きましたが、ウィリアム・フィクトナーもイケオジで素敵でした。
あの謎の男、不気味な男、魅力的な男…序盤、なんてすごい敵だ…!と思ってたら二転三転して頭こんがらがりそうになりました。
でもインセプションやテネットより幾分優しい内容。まだ飲み込めた。
前半の違和感がどんどん解消されていくのは気持ち良いですね。
最強の謎の男(イケオジ)が、どんどん種明かしされていくごとにそれもなくなってきて、なんだか漫画とかでよくある、序盤はシルエットでしか出てないすごい奴が、ちゃんと出てきた途端凡人に感じるあれを思い出しました。
ただ!エンディング後!そんな人にこそちゃんと最後まで観てほしい!流石不気味な男、イケオジ、ただでは倒れませんでした。
続編がありそうな匂い漂わせてくれました、流石イケオジです。
でもドミノさえも騙すって、ではあなたが最強では?と思ったけど。
騙し合いの重ねがけ、楽しめました。
相手に種明かしする時のドヤ顔が皆良かったです。
ところで序盤、イケオジがあんなに駆けているのに息一つ上がってなかったのは、セットが狭かったから息が上がるほど走ってないとかいう裏設定はありますか?
途中から全然思ってたのと違う話だった!
予告を見てリーアム・ニーソンの96時間のような映画を想像して観に行ったら全然違った。観る前はあんなジャンルの映画で94分は短すぎるだろと思ってたけど特に物足りないとかは感じずちょうどいい長さだった。中盤までの感想はキアヌ・リーブスとトム・クルーズ(マトリックスとM:I)のいいとこ取りしようとして低予算故にB級感が全面に出てるなーという感じだったけど元々B級映画も好きなのでそこは特に問題なかった。中盤からなんか雲行き怪しいなこの展開と思ったら全然予告から想像していたのとは違う世界観に。そういう映画も好きなのでガッカリとかはないけどグラデーションが雑ではあった。そういう映画ならそういう映画でもっとちゃんと上手く作って欲しいという少しの不満はある。あとオチがちょっと弱いというかなんというか。オチで最後かなり映画全体の評価が下がった気はする。オチが違ってれば4.0つけたなという感じ。
エンドロールが始まってすぐには席を立たない方が吉
ミッドクレジットシーンがあるので、エンドロールが始まってすぐ席を立たない方が良いでしょう。
にしても、う〜ん……思わず「鳳凰幻魔拳!」と叫びたくなる作品でした。
個人的には、たしかに騙されたっちゃ騙されたんですが、そこに気持ちよさはありませんでした。
例えるなら、軽薄な嘘をずっと吐き続けられているような感覚。
本当っぽい展開が続いても、「はいはい、どうせ嘘なんでしょ?」と勘繰っていると、案の定……の繰り返し。
意外性があるにはあるんだけど、膝を叩きたくなるような痛快さがなく、興奮するような驚きには至りませんでした。
というか、こうなると、もうどうとでも展開できますよね。
「構想に時間かけ過ぎると、もう何が面白いのか途中から分かんなくなっちゃうんじゃなかろうか?」などと邪推したくなる始末。
ロバート・ロドリゲス監督の過去作を振り返ってみると、もっとシンプルな作品に良作が多いような気がします。
今作のような手の込んだ仕掛けが多い作品は、あまり向いていないのかもしれません。あくまで個人の感想ですが。
最後は続編製作の可能性に含みを持たせる終わり方で、あとは興収次第といったところでしょうか。
そう言う展開
ですかあ、という感じですね。宣伝通りに「最初の5秒で騙されます。」ですね。でも、最初の世界観→最初のネタバレ→最後の展開と規模感が少し小さくなる感じをのがどう捉えるかですね。これは続くのでしょうか?
堂廻目眩
思いのままに人を手繰る異能者と刑事の物語のはずが、造られた現実の書割りとなり、それを突き抜けて何処へ行くのか
最後までしぶとい敵さんは次作への想わせかな
なんにせよザ・クリエイターとは違いますが、超能力少女が美しい
結構難しかったです。
ニックスが残念すぎて、ロークが少し悪魔に見えました。ストーリー的に難しいところはあったかもしれないけど、デルレーンを倒す!みたいなストーリーの方が好感度が上がるかと思いました。また、続きが気になる終わり方で、ひっくり返ってひっくり返ってってのが良かったです。一つ気になるのは13回目でなぜリセットが成功しなかったのか、その伏線や何かきっかけがあったのか。僕が見逃しているだけだったら誰か教えてください!よろしくお願いします!
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