ドミノのレビュー・感想・評価
全211件中、1~20件目を表示
面白がれるかどうかは多少分かれるかもしれないが
この映画についてネタバレなく語ることは至難の技だが、今いちど冷静になって考えると「そんな馬鹿な!」と私が胸の中で何度も口にした後半の劇的な展開よりも、前半部分の抑制された雰囲気に満ちた状況設定の方が見どころは多いかもしれない。娘が行方不明のまま見つからないという、やり場のない心の痛みと無力感と怒りを抱えたベン・アフレック演じる陰鬱な主人公は、この後何が起こるかわからない混沌とした恐怖に身を晒すのに適している。一方、もし貴方が無類のウィリアム・フィクナー好きであったなら、彼の魔術師然としたミステリアスな立ち居振る舞いにグンと期待値が上がるはずだ。与えられた設定やヒント、はたまたノーランの『インセプション』を彷彿とさせる謎めいた映像表現をもとに、我々の頭は「一体どんな結末が?」とフル回転する。その答えが乾きを満たしてくれるかは人それぞれ。ロドリゲスはやっぱりロドリゲスなのだった(良い意味で)。
ひねくれた人は観てはいけない(笑)
2023年公開、アメリカ映画。
【監督】:ロバート・ロドリゲス
【脚本】:ロバート・ロドリゲス、マックス・ボレンスタイン
【原案】:ロバート・ロドリゲス
主な配役
【刑事 ダニー・ローク】:ベン・アフレック
【霊能者 ダイアナ・クルーズ】:アリシー・ブラガ
【ロークの相棒ニックス】:J・D・パルド
【謎の男 レブ・デルレーン】:ウィリアム・フィクナー
【ロークの娘 ドミニク(ミニー)】:ハラ・フィンリー
1.ベン・アフレック
『ペイチェック 消された記憶』を思い出しながら観ていた。
ベン・アフレックは、この手のサスペンス系SFとの相性が良い。
特殊能力(催眠)を操れる者が現れて、
同士討ちさせたり、
主人公に催眠耐性があることが判明したりするのだが、
核心に触れるまでのストロークがとても長い。
個人的には、「引っ張り過ぎ」の印象。
2.設定に溶け込もう
徐々にロークとダイアナの関係性や、
ふたりの有能さが明らかになってくる。
あ、もちろん、娘もね(笑)。
◆秘密機関って何なん?
◆記憶を消すってそんなに簡単なん?
◆娘は誘拐されたんとちゃうん?
◆13回も失敗したら別の方法とるやろ?
◆二人にもっと子供を作らせたらええやん?
などと言い出すと、
この手の作品を楽しむことはムリだ。
ひねくれた人は観てはいけない(笑)。
3.まとめ
続編を匂わすラスト。
面白かったが、
アクションシーンはもっとアイデアがほしかった。
☆3.0
全てを理解するには何度も見る必要がある
ロドリゲス
2回観るとより楽しめる
Netflixで再鑑賞。
この作品の一番いいところは、90分にまとまってるってところ。
もうちょっとだけ削ってもいいシーンはあった気がするけど、この尺に収めるため殆ど無駄がないストーリー展開で、劇場で観てえらく感心した。
突っ込みどころは多々あれど、本作は最後の最後まで楽しませてくれる良作と思います。
おーそうきたか
絆は信じること
ロドリゲス監督作品ってこんな感じだったっけ!?
本作監督のロバート・ロドリゲスは以前はクエンティン・タランティーノ監督と師弟関係にあったことで、以前より結構追っていた。そんなこんなで、とにかくロバート・ロドリゲス監督目当てで鑑賞。本監督作品は「デス・プルーフinグラインドハウス」以来、実に15年以上ぶりか。
観終えて正直なところ、うーん…いまひとつだ。やたらと複雑に入り組んだストーリーについていけなかったこともあるが、それにしてもわかりにくかったし、とにかく終始暗い。「デスペラード」的なテンポと刺激を求めていただけに、ロドリゲス監督の現在地に個人的にはちょっとがっかり。
本作もそれなりに凝っていて決して悪くはないのだが、個人的には好きにはなれないジャンルだったかな。
超能力で人の心を操る犯罪者というのは無敵過ぎてしょうもないと思った...
これは予測不可能!
ロバート・ロドリゲス監督の割には・・・
はじまりは好きだったが…
驚愕のドンデン返し
張りぼての夢
全211件中、1~20件目を表示