ドミノのレビュー・感想・評価
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面白がれるかどうかは多少分かれるかもしれないが
この映画についてネタバレなく語ることは至難の技だが、今いちど冷静になって考えると「そんな馬鹿な!」と私が胸の中で何度も口にした後半の劇的な展開よりも、前半部分の抑制された雰囲気に満ちた状況設定の方が見どころは多いかもしれない。娘が行方不明のまま見つからないという、やり場のない心の痛みと無力感と怒りを抱えたベン・アフレック演じる陰鬱な主人公は、この後何が起こるかわからない混沌とした恐怖に身を晒すのに適している。一方、もし貴方が無類のウィリアム・フィクナー好きであったなら、彼の魔術師然としたミステリアスな立ち居振る舞いにグンと期待値が上がるはずだ。与えられた設定やヒント、はたまたノーランの『インセプション』を彷彿とさせる謎めいた映像表現をもとに、我々の頭は「一体どんな結末が?」とフル回転する。その答えが乾きを満たしてくれるかは人それぞれ。ロドリゲスはやっぱりロドリゲスなのだった(良い意味で)。
絆は信じること
頭の混乱具合もことくらいだとついていけますよ
マトリックスと同じくらい
さすがにTENETは難解度が高いし毛色は違うけど箱男は思考を止めました
自在に人を操れたらどうなるのか、そんな人が善人でいられるのか
ほんの少しの欲でも罪悪感を感じなくなる
そうなるとそれは悪魔の力
身につけた人は苦しみ続けるか力を忘れるかしないと人としての幸せは得られないでしょうね
ジェダイはその為に修行を積み精神を鍛えてフォースを高めてゆくように力を使う側が幼いととんでもないことになってしまう
大統領になるのも総理大臣になるのもかなり修行をしてからじゃないとダメだと思いますよ
まだまだ人類は幼いのだから。
ロドリゲス監督作品ってこんな感じだったっけ!?
本作監督のロバート・ロドリゲスは以前はクエンティン・タランティーノ監督と師弟関係にあったことで、以前より結構追っていた。そんなこんなで、とにかくロバート・ロドリゲス監督目当てで鑑賞。本監督作品は「デス・プルーフinグラインドハウス」以来、実に15年以上ぶりか。
観終えて正直なところ、うーん…いまひとつだ。やたらと複雑に入り組んだストーリーについていけなかったこともあるが、それにしてもわかりにくかったし、とにかく終始暗い。「デスペラード」的なテンポと刺激を求めていただけに、ロドリゲス監督の現在地に個人的にはちょっとがっかり。
本作もそれなりに凝っていて決して悪くはないのだが、個人的には好きにはなれないジャンルだったかな。
超能力で人の心を操る犯罪者というのは無敵過ぎてしょうもないと思った...
超能力で人の心を操る犯罪者というのは無敵過ぎてしょうもないと思った。
ただ、娘の失踪の真相はもっと奥が深い。
真実が明らかになっていく過程はなかなかスリリングだ。
ただ、あの終わり方はどうなのだろう。
普通にハッピーエンドでいいと思うのだが。
これは予測不可能!
あまり評判がよろしくない?
けど個人的には好きな映画だった。
まんまと騙された〜
ノーラン監督作品と比べるのは酷な気もしつつ、、
演出やストーリーはノーラン作品の方が上、ただこの映画は90分とコンパクトなのが良い。
ロバート・ロドリゲス監督の割には・・・
面白そう~~~と思って観ました。
ベン・アフレックが主演でもたまにハズレがあります。
この映画は当たりでもハズレでもないと思います。
最初はどうなるのかワクワクしましたが
中盤からはそうきたかあーって感じでした。
監督はロバート・ロドリゲスです。
その割には普通でした。
ひとひねりもふたひねりも足らんような気がします。
はじまりは好きだったが…
予備知識全くなく、
あらすじの絶対捕まらない犯人と娘を誘拐された刑事
と言う設定だけで面白そうと見始めた。
最初はめちゃくちゃ面白くてどうなるんだろ?と思ってた
けど、犯人が奇術を使うと言うところから、
疑い始め、
後半はこっち系か…残念と言う感じだった。
ベンアフレックの
疲れた感じの主人公って結構好きなので、
前半のまま突き抜けて欲しかったけど、
まぁそれでも二転三転して飽きずには観れました。
正直あらすじが最高潮だったけど…
監督がロバートロドリゲスだった事も驚いた。
監督にしては脱線せず脚本を全うしてるようにも
感じました。
驚愕のドンデン返し
仮想現実と現実が入り混じるトリックを用いた作品は色々あるけど、それが幾重にも重なり合っている点が本作の秀逸なところ。もはやどこまでが現実なのか分からなくなり、あらゆることを疑い出しかねないレベル。果たして続編はあるのか?
張りぼての夢
ロバート・ロドリゲス×ベン・アフレック「ドミノ」。この組み合わせにしては、普通だったなー。自身のミスで娘が行方不明になってしまったというトラウマを抱え込む刑事というベン・アフレックにはハマり役なんだけど、あるジャンルへストーリーが移行していってからはいろいろ雑だったし結末も凡庸。
驚愕の事実が明らかになった時には、「◯◯◯◯かよ!」とツッこんだもんな。そのジャンルには錚々たる傑作があるからちょっと辛い。
サスペンス映画というから観たのに
天下のケツ顎俳優のベン・アフレックをマ王は好きなんだけどねぇ〜
特に「トータル・フィアーズ」と「ペイチェック」の彼がデタラメ感が飛び抜けてて好感触だった(悪口ではない)
さて今作のベン・アフレックだがケツ顎を右に左に振り回して娘を探す刑事を演じてる😶
で、マ王はてっきりサスペンス映画だと思って観たのよ😅
思いっきりSFじゃねえか😤
どうして設定が途中で怪しい方向に変わったんだ?と訝しんだらロバート・ロドリゲス監督でしたか💦
ならこの内容でも仕方無いし納得の範疇にしなくてはならない✨
何故なら彼は「フロム・ダスク・ティル・ドーン」で同じ手法を使っているからだ🥸
何でも彼が20年も温めてた企画らしいけど1996年公開から同じネタをどうアレンジしようかと考えてたって事なの?
まぁ兎に角、謎の組織が強いのかバカなのかよく判らんしラストを考察する限りじゃパート2も作りたいみたいな雰囲気だし🌀
ただし「フロム・ダスク・ティル・ドーン」もパート3まで作ったから、それも許される範疇としておこう😑
マ王はU-NEXTでの鑑賞だったのでそうなったのかもしれないが、鑑賞中ずっとピザが食べたくて······
映画館での鑑賞オススメ度★★★☆☆
サスペンスよりもSF度★★★★☆
サスペンスよりもロドリゲス度★★★★★
誰が正しく、誰が被害者か、またはその逆も・・・
どんでん返しは面白かった
でも、主人公に絶対的な正義があるのかわからなかった
「組織」も絶対的悪のように描かれていないので
全滅させるしかないという流れに少し違和感が・・・
お嬢さんの内なる「悪」を感じてしまい、そちらのほうが怖かったです
でも、面白かった
ほぼ事前情報なしで観たら——
Amazonレンタルで鑑賞。
ロバート・ロドリゲス監督、ベンアフ主演以外の情報をまったく入れずに観たせいか、劇中の仕掛けにほぼ全部ビックリしたし、メッチャ楽しめた。
寺沢ホーク氏の「下町のインセプション」という表現はまさにピッタリで、映像や世界観、ストーリー、大体インセプションの1/10くらいの規模だし、劇中でやろうとしている事も近いんだけど、でもそこは良い意味でロドリゲス監督ならではのインディー魂や作家性が溢れていて、クライマックスでベンアフが真実を知るあのシーンは、まんま「映画」と物語がリンクしていて感心してしまった。
まぁ、観終わった後思い返せば「アレ?」って思う所も結構あるんだけど、少なくとも観ている間は全然気にならないのは、ロドリゲス監督の上手さなのかも。
ミッドクレジットの“あれ”に、続編作る気マンマンだという意見も見るけど、個人的には続編云々より「“あれ”を入れる方が映画が締まる」から入れたと思うんだよね。もちろん続編を作るチャンスがあればやりたいのも本音だろうけど。
ほぼ90分の上映時間も含め、一切ストレスなく観られる作品全体のスケール感もとても好ましい。
色々と絶妙なバランス感覚で成り立つ作品
ハッタリに次ぐハッタリ!なんじゃこりゃあ!?の展開がテンポ良く、テンポ良すぎて置いてけぼりにされる感覚が嫌いだと絶対面白くない本作。
個人的には悪くなかったのだが、これは観る人を選びまくると確信した。これだけ説明している様でしていない説明とネタバラシを繰り返されると飽きるものだが、90分程度にまとまっているので関心する間もなく気づくとエンドロールを眺めている。「ものすごい組織っぽいけど構成員少なすぎでは?」「結局それぞれの目的は?」などなどツッコミどころは多く、もっと金かけて時間伸ばして丁寧に作れば傑作だった?とも思ったが、そうするとこのテンポ感疾走感は失われてまさに"催眠術にかかった様な感覚"は表現できないのかもしれない。
いや、そんな大したことを狙ってやっているわけでも無い様な気もするが。
続編撮る気マンマンな終わり方で、監督は撮ると言ったら撮る男なので続編はあるのだろう。一応期待して待ってみる。
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