あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のレビュー・感想・評価
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期待を越えた作品
遅ればせながら、ようやく鑑賞することができたので、メモ感覚で書き留める
思っていたよりずっといい作品
ゴリゴリのラブストーリーではなく、恋愛要素は控えめでちょうどいい
また、戦争ものはちょっと嫌って人も鑑賞できると思う
(このような映画はあまり観ない私だけど、ちょっとだけ込み上げてくるものがあったのは秘密だ)
若い人の目線で物語が進行していくので、純粋でまっすぐで脆くて痛々しい
けど、強く生き抜いた特攻隊の若者たち、きっと強く生くであろう百合の姿を見て、私も含め観客はどう感じただろうか
語ろうにも、私は言葉にするのは困難だ
国のため、愛する人たちのために、命を捧げた若者たちの本音とは…
妻として親として恋人として、愛する人を見送った思いとは…
当時それを語るのも困難だっただろう
今の時代、自分の人生自分が決められる世の中だ
生きる選択もできれば死ぬ選択もできてしまう
長いものに巻かれ、流れに身を任せるのも悪くないと生きてきたけど、もう少し選択する人生を歩まなければと思った
最後に…
水上くんは、作品に出るたびに素敵な俳優になっていく
どんな役でもハマり役
色々あった伊藤くんは、更なる活躍に期待する
想い
自分がいなくなった日本の平和のために
この映画もそうですが特攻隊の話を見るとどんな想いだったのかとても考えてしまいます。
本当にお国のためにと志願した人もいると思いますが、広くは愛する家族や恋人が幸せに暮らせる世の中を願っていたのではないかと思います。
映画では自ら志願したと言っていましたが、現実は大勢の前で志願したくないものに挙手をさせるという半強制的なやり方をしていたという話も聞きました。
この戦争の中で彼らの攻撃にどこまでの意味があったのか正直分かりません。
けれど全てが無駄だったとは思いたくありません。
彼らが誰かのために、そして彼らがいなくなったあとの日本の平和を願って飛び立ったことは忘れてはいけないと思います。
″当たり前″のありがたさ
百合と彰を、初めとした全ての登場人物に感情移入してしまいました。私はあまり泣くような人では無いのですが瞬きもせず涙目にもなっていないと思っていたはずなのに気がつけば涙が零れてきました。
この映画を見てご飯をお腹いっぱい食べれる幸せ、大切な人と笑い合える幸せ、勉強を嫌と思えるほど環境が整っているありがたさを感じました。私は中学2年生でもうすぐ受験生です。周りからは0学期0学期と言われ勉強から逃げ出したくなり「勉強なんてしたくない!」と何度も思いましたがこの時代の人達は学びたくても学べない。「これ嫌いだからいらない」けどこの時代の人は食べたくても食べれない。自分が今どれだけ恵まれているのか痛感することができました。
長くなりましたが、この映画は日本だけでなく世界の人に届いて欲しいです。
一日でも早く平和な世界が訪れますように。
経験値によりストレスを受けづらくなるということ
当たり前の日常に感謝
原作を読み、久しぶりに映画館で観たい!と思っていた作品。ようやく先日、舞台挨拶付きの上映で観ることが出来ました。
この映画の捉え方は人それぞれだと思いますが、やはり観て思ったことはタイトルの通りです。
自分の娘に一度も会うことなく、またきっとそれぞれ家族や愛する人を残して決死していく特攻隊員たちや彼らと共に過ごしてきた人たちを通して、実際にこんな言葉にならない過去があったことの辛さ、そしてきっと百合と同じく、いまの当たり前がどれだけ幸せなことかと改めて痛感しました。
原作と比べるとなど、細かいことを列挙すればいろいろありますが、何よりもこの映画を観て戦争がどれだけ大切なものを奪っていくのかをより多くの人に届いてほしいと感じました。
余談
当日は追い花御礼舞台挨拶とのことで、20回以上観た方もいらっしゃいました!
水上恒司くんは、昭和の純文学に出てくるような役がとても似合いますね。日本アカデミー賞優秀主演男優賞の受賞、おめでとう㊗️そして21回目(だったかな?)の舞台挨拶、お疲れさまでした(笑)
この作品は賛否両論別れると思う
まずこの作品は楽しむために見に行く作品ではなく、戦時中の特に亡き先人達に想いを馳せ偲ぶ映画だと考えて欲しい。時をかける少女を見に行く感じで見に行く作品ではない。私は1月妻と見に行ったが隣の席の客がお菓子をボリボリ食べながら品無く見ており、しかもどこが面白かったのかさっぱり分からなかったとぼやいていた。そのお菓子をむぞうに食べていたのが30代前の女性(カップル)。私の家内は残念ながら集中して見れなかったと泣いていた。後日靖国神社に行き更に先人達に想いを馳せた。その意味でも私はこの作品を鑑賞できとても良かったと思う。どの役者の演技もよく、特に主役の水上さんを始め福原さん、出口さん。皆良かった。本当に今の世の中恵まれていると痛感させられた。亡き先人達にあらためて敬意と祈りを捧げたい
戦争についてより
ラブストーリーな映画。
戦争について考えさせられるよりも、恋愛した相手が特攻隊員でって。
タイム・リープしているのに、その事について受け入れすぎて、現代の事について、言葉や行動が出てこないのにも不自然。
戦時中の事についても詰めが甘いので、まったく戦争を考えたことがない人になら大丈夫かも。
全てのことに物足りなさがあった。
25年1月 配信で視聴
内容は分かっている。
先日Twitter(X)で若者が特攻隊なんて的なコメントしてたが、その時代背景にはそれが正義であり否定する事が許されないと言うことすら理解出来ないのが現代人なのかなと。
ここのコメントでもそうだが。
それを踏まえて見てみた。
いずれにしても善し悪しは大きく別れるのかな。
映画の時間枠ではやはり伝えきれない部分が大きすぎる。
ここでのコメント、あと揚げ足とる人の多いのにはね。
とても意味のある映画
まんまとボロ泣き
実はノーマークだったんだけど、やけに評判がいいので見てみたらまんまとボロ泣きでした。
封切りから2ヶ月も経っているのに客席は結構埋まっていてしかも若い人が多い。これは凄い。
未来に希望を見出せない女子高生が戦時中にタイムスリップして特攻隊員と出会う(この子の適応能力すごいな。笑)
戦争映画は今まで散々見てきましたがこういう取り残される側視点でのアプローチってほとんどなかった気がします。登場人物は食堂のおばちゃんと女子2人と特攻隊員5人の若者だけ。(出口夏季がすごい存在感)
戦争映画にありがちな悲惨さや残酷さを前面に押し出さないので画面がきれいで演出もおとなしめでちゃんと青春映画になっている。「あの花の咲く丘」は天国のようにキレイだし、砂糖をかけたかき氷が雪、蜜をかけた方がザラメ(当時は本当にそう呼ばれていた)ってなんとも粋なネーミングですね。
良い意味で万人受けする見やすい戦争映画(すっごい褒めてます)でも見終わった後に戦争へのメッセージがしっかり伝わってくる今の時代に最適解を示した稀有な反戦映画と言えるでしょう。
戦争なんて間違っている。そんなこと誰だってわかっている。でも今もウクライナでイスラエルで戦争は続いている。軍備費を爆上げしてやる気満々の国もあるしね。戦争がなくなる日は来ないのだろうか?
響くものがありました 映画のつくりは微妙なところはあるっちゃーある...
生きてこそ。
若い方が今一番見るべき映画
普通に良かったです
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