四月になれば彼女はのレビュー・感想・評価
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俳優陣の演技が光ります
公開初日、舞台挨拶の全国同時中継付きで鑑賞して来ました。この形の舞台挨拶は初めての体験。すごく良いと思います!地元の映画館はほぼ満員でしたよ。このタイプの舞台挨拶が普通に行われるようになることを切に希望します!
作品については、主人公の藤代俊(佐藤健さん)、その婚約者の坂本弥生(長澤まさみさん)、藤代の学生時代の恋人の伊予田春(森七菜さん)等々、どの役も演じる俳優さんたちの演技がみずみずしく、とても光るものがありました。
ストーリーについては、自分が女性でどうしても女性目線で見てしまうからなのか(とはいえ、自分が全ての女性を代表できる訳もないのですが)、一瞬、弥生の行動も春の行動も「自分ならそこまでの行動は取れないかな、、」と感じてしまいました(特に弥生については)。
でも、そこに引っかからずにストーリーの進行に心を委ねて鑑賞したら、3人の気持ちの流れを理解出来る気がしました。
なんとなく、、ではありますが、藤代と2人の女性、特に藤代と弥生の心の結びつきやその深さが、どちらかというとサラッと描かれている感じがして、それに比べて弥生や春の取る行動がすごく深刻で重大なので、自分には「一体どんな関係性だと、そこまで行動するのかな、、」と少し突飛に感じられてしまったのかな、と思いました(でも、その衝動的で突飛にさえ思える行動は、若さゆえと言えるかもしれませんが。このあたり、今20代の人たちに感想を訊いてみたいかな)
弥生の行動が突飛だと感じないためには、藤代と弥生が患者と医師の関係から離れて、ぐっと心が近づいていく過程が、もう少し濃く描かれても良かったかな(観る側としては、もっと濃い感じで2人の魂の結びつきを観たかったかな)、と思いました。2人は最後、お互いをかけがえのない存在だと気付くわけですし。
女性2人に深く共感し切れなかったからなのか、何故か私の心は藤代くんに共鳴?同情?してしまいました(これって変でしょうか、、、?でも、今カノと、恋の初めの頃のような刺激はないけれど穏やかに未来を築いて行こうとしていたのに、彼女は出奔してしまうし、決定的に破局した元カノからは急に手紙が次々と送られて来るし、周りの人達からは「弥生の気持ちが全然分かってない!何で結婚しようと思ったのか分からない」と追い詰められるし、、。私も藤代くんみたいに動揺しそう。
ストーリーについてはそんな感じでしたが、俳優さん達の演技は皆さん素晴らしく、長澤さんが最後に海辺で泣くシーンは、苦しい気持ちから自らを解き放って前進しようとする力強さに満ちていたし、森さんは、難しい家庭環境の中で生き方を模索する、感受性の豊かな10代〜20代の女性を演じていて、素晴らしいと思いました。佐藤さんも、普段は穏やかな医者でありながら、自分を突き動かす情熱を確かめようとする藤代の役を熱演していたと思います。
また、ペンタックス(中島 歩さん)は、「こういうノリの(寝坊してばかりの笑)学生っている!いかにも写真部長!」と感じましたし、10年後の大学職員?研究者?の姿もすごくなじんでいました。ともさかさんは優しく話を聴いてくれるお姉さん的なお医者さん役がピッタリで、タスク(仲野太賀さん)も、時にイライラしながらも藤代を見守り、内省を促す重要な役割を果たしていました。弥生の妹(河合優実さん)は、弥生とはタイプが全然違うけれども、一番の理解者なのだと伝わりました。そして、ワンシーンだけの出演でしたがすごい存在感だったのは、春の父親(竹野内豊さん)で、その心の闇の深さを感じました。藤代と春が海外旅行に行かせて欲しいと父親に頼み込むシーンで、父親は下を向いたり身体を揺らしたりしながら2人と会話をしているんですが、その姿が、出口のない暗く沈んだ世界を、うつろな思考がさまっているような感じで、、、うすら寒く感じ、一瞬自分の体温が下がりました笑。
藤代は、この出口のない世界から春を救い出してあげたかったんでしょうね。藤代が父親と会話しながら「これは、思ったより根が深くて春を救い出すのは無理かもしれない」とひるんだ瞬間もよく描かれていたように思います。
そういえば、関係ない話ですが、春が亡くなった後、ペンタックスから藤代にかかってきた電話の声、春の父親だと思ってしまいました。父親から電話が掛かってくるかも、と想定していたからそう聞こえた?それとも俳優さん2人の声質が似てる?
この作品のテーマでもある、「それでも人は恋をする」について舞台挨拶では、「最近は、恋愛に対して消極的になりがちな時代では?」ということが話題になっていましたが、、、どうなのでしょうか。最近、個人的にYOASOBI の「ラブレター」にハマって繰り返し聴いてるんですが(いきなり話が飛んで、失礼します)、この歌自体は「音楽」に対する愛をラブレターにしたものなんですが、あれだけの熱量の愛を、やはり今の20代の人たちは好きな人に対してもまっすぐ向けているのではないかな - たとえ心の中に秘めているのであっても - と感じました。これも20代から30代にかけての方たちに是非尋ねてみたい!)
結果的にこの映画は、映画に触発されて、自分の「人を好きになる気持ち」が、みずみずしく生き返った気がしたし、「人はまっすぐ愛したいな!」と感じさせられた、、そんな映画でした!(制作者が意図した効果かどうかはわかりませんが、飲んだら不思議な効果があった薬みたいな感じ笑)
最後に。
春になれば、、のタイトルに相応しく、映画の中に満開の桜の木が出てきてすごく嬉しかったです。映画の中でも美しい桜を見られて感動できる、、日本人に生まれて良かった!笑 自分も、しばらくぶりに大好きな場所にお花見に行こうと思います。特に朝の桜は空気も澄んでキレイで素晴らしい。どうか今年の桜が雨や風に打たれてしまいませんように、、、桜、LOVE!
ピュアな気持ち
結構遠回しなやり方で みんな生きてるな〜って感じがしました。 自分よりも大切な人 とってもいいフレーズですよね。 でも、一生添い遂げる中で そう思える時間って、そんなに長くはないんじゃないかな? 推し活だって、 推し変とか言って心変わりしちゃうんだから 一緒に生活したりなんかした日には…! ただ、長澤まさみさん、森七菜さん 佐藤健さん、仲野太賀さん 皆さんいい演技されてたのでホロり泣いてしまいました。
このキャスティング上手いなー。
幕開けからエンドロールまで気分良く観続けさせる。 これってなかなかないかも。 それぞれの俳優の落ち着いた表情が心地良い。 オープニングの景色から期待が膨らみ飽きさせずにストーリーが進む。 楽しかったな。
満ちてゆく
予告とかポスターとかから申し訳ないんですが、なんかきな臭いな〜と思いながら観るかどうかを悩んでいたんですが、困ったことに今週公開の新作が少なすぎるので時間帯とかもちょうど良かったのでものは試しで鑑賞。
春休みシーズンだからか昼の興行でもしっかり入っていました。
虚無と言わざるを得ないレベルの薄さでした。愛するとはなんぞや的なテーマだと思うんですが、性格の差異や距離感とかはもちろんあると思うんですが、いくらなんでも融通が効かない登場人物が多すぎないか?と疑問に思うばかりでした。
主題から話を逸らしまくってたのも印象が悪く、遠回し遠回しにして話を進めなかったのはなんでなんだろうと上映中ずっと首を傾げていました。
まず主人公の現彼女の弥生と元カノの春が相当に面倒くさいです。
そういう人がいるんだなーとは思いますが、幸せになるのが嫌だとかうんだかんだ、愛を終わらせないためにはうんだかんだ、そういう悩みがあるのはまだしも、それが原因で仕事を放り投げて失踪して元カノの元へ向かうという情緒乱れまくりの行動には呆れっぱなしでした。
そもそも一回違う人との結婚前に逃げ出してる前科持ちなのに、また逃亡して被害者ヅラなんかしちゃって、多分この先の人生でも似たようなことをして信頼とか失っていくんだろうなーと他人事ですが思ってしまいました。
春は俗にいう病み系ストーカーで、どうやって元彼の住所を見つけ出したのかってのも引っかかりましたし、そこに写真と手紙を送りまくってるところに恐怖を覚えましたし、こやつも逃げ出しの前科持ちだし、海外を飛び回って最後の最後にぶっ倒れて助けてもらうというはっきりいうと迷惑だなぁと思ってしまいました。こういう展開で病気になるのもまぁありがちですが、最後はあっさり逝ったのもあって、なんか生死の扱い方のバランスが悪いなと思ってしまいました。
主人公もまぁ難ありで、無神経さと無自覚を持ち合わせており、何に対しても消極的な面があまり受け入れられず、そもそも患者に手を出してエッチしちゃってる時点で…って感じでした。
ゲイの友人への言葉も悪気ないみたいで嫌でしたが、この人は責められすぎだなというのもあって半々くらいの感情が残りました。ただエスカレーター上がったところで泣き出したのは邪魔だ!と思ってイラッとしました。現実でもエスカレーターの前で立ち止まる輩が嫌いなので笑
要所要所に出てくる関連人物も、出てきただけな印象が強く、春の父親なんかまさにそれで、娘を旅に行かせたくないのかなんだかうやむやなままで、そのフレーズを言わせたいんだな→はいこのポジションってのばかりで印象に残らなかったです。
ラストシーンもベッタベタの再会で、こんなん絶対また同じようなこと繰り返すじゃん…と苦笑いしっぱなしでした。
サトケンと長澤さんという邦画のトップランナーを走る2人の半裸シーンとか刺激強すぎるだろと思っていましたが、どうにも差し込まれるシーンが突然だったり、やたら多く差し込まれるので、もうノイズになってしまっていました。
役者陣は全体的に良かったと思います。
サトケンと長澤さんは安定安心で、森七菜さんは立ち振る舞いがとても素敵でした。
ビッグラブな中島歩さんがこれまたチャーミングな役で出ていて、大学生は無理あるだろうと思って苦笑いして観ていましたが、やはりこの方の独特な愛嬌はたまらないです。
河合由実さんも出番は少ないながら、鋭い目つきのインパクトは凄かったです。
山田監督が普段MVを撮られているということもあって、制作チーム含めた映像の美麗さは素晴らしかったと思います。
ウユニ塩湖をはじめ海外の透き通った景色に圧倒され、日本でも朝日だったり海だったりがこれでもかってくらい映っていて息を呑みましたし、東京の街並みも普段観る作品とは違う映像を楽しむことができました。
カメラワークも結構動き回るんですが、全体的に観やすくて目を回すことも無かったですし、撮影が上手なチームなんだなぁと思いました。
藤井風さんの主題歌は素晴らしく、映画よりも濃い歌詞なんじゃないかくらい頭に残る歌でした。
エンドロールに入るタイミングで曲が流れてタイトルドーンの流れは原作の川村元気さんがプロデューサーだった「君の名は。」と一緒やったなぁとフフッとなってしまいました。
こういう邦画が今年も出てしまったなーという残念感がありました。珍しくもっと長ければ面白くなったのではと思える作品でした。
鑑賞日 3/26
鑑賞時間 12:40〜14:40
座席 F-27
共感できる部分もあったがよくわからない部分もあった
映画の序盤の、「いつかこの気持ちがなくなってしまったらどうしよう」という長澤まさみのセリフにとても共感した。自分も誰かと付き合った後いつもこの気持ちを味わってしまう苦味が私だけじゃないと思えて少し心が軽くなった。
しかし、佐藤健が森七菜の持っていたフィルムカメラを受け取ったあと写真を現像しているときに、長澤まさみの写真が出てきた時「え?」となった。ちょっと怖かったし意味がわからなかったかな、、
自分的には主人公に共感・感情移入ができなかったところがちょっと残念だったなと感じました
でも登場人物が所々、恋愛をする時のコツのようなセリフを言っていたのを聞いてこれからまた自分が恋愛をするときに心得ておきたいなと思う部分も多かったので評価は半々です
長澤まさみ、森七菜さんの演技は素晴らしい!!
長澤まさみ、森七菜さんの演技は素晴らしいです!!佐藤 健さんは演技派な俳優さんなのにこの役柄だと、本来の佐藤 健さんの良さが発揮されてないように思われます。
肝心なストーリーは、ご都合主義みたいな所があり、あまり入り込めませんでした。
今彼女が元彼女の所に理由はどうであれ、実際にあんな形で現れたら怖いです。。。最終的に三角関係。。。もつれ??? 弥生の生いたちがわからない。。。春の頑ななお父さんはどうなったの?。。。藤代にしてみたら最終的に納得したカタチにはなってるけど、弥生は最終的に、本当に納得出来てるの???最後も疑問符?でした。
川村元気さんの原作、脚本の作品は期待してたのにイマイチでした。。。期待しすぎてたのかも(^^;
まぁ佐藤健だし・・・
2024年劇場鑑賞71本目。 なんとなくで医者になり、元カノが森七菜でフィアンセが長澤まさみと、善逸が聞いたら「おまっ・・・!ふざけんなよ・・・!」と血の涙を流しそうな主人公ですが、佐藤健ならやりかねないなぁと思うので諦めました。 今カノの失踪と元カノとの思い出が交互に出てくるストーリーでしたが、こういう展開になるのかぁと感心しました。泣けもしたのですが、やっぱりめちゃくちゃ良かったとならないのは主人公の醒めた感じですかね。結構大変な事になってると思うし、行動もちゃんと起こしているのですが落ち着きすぎかな・・・・・・。 まぁあと今カノの妹が辛辣すぎるのですが結婚したら義理の兄にそこまで言うかな・・・。この映画でも数少ない喫煙者の役だけあるぜ!
大人になれない子どもたち
評判が悪いので鑑賞(?) クソクソ言われてる「変な家」が、個人的にはあんまりクソに思えなかったのが謎に悔しくて、そろそろマジもんのクソ映画を見たい頃合いだったのでちょうど良かった。これが正真正銘。笑っちゃうくらい、嫌いな映画。日本映画、ホントこういうところだよ。 プロデューサーとしては一流、脚本家としては三流以下の川村元気という男は、功績によって築かれた地位を好き放題使って、大俳優をキャスティングし、馬鹿みたいにお金をかける。いやぁ、羨ましいね〜。さぞかし楽しいでしょう。でもね、観客は楽しくないし、分かってしまった。あなたは見た人の心に残る物語を描けない。もし、「百花」や本作のような映像作品を作りたいのなら、映画ではなく、プロモーションビデオでどうぞ。 登場人物の誰にも共感できず、これほどの大俳優をこれっぽちも生かせない脚本家に、良い映画は作れません。近年公開された「花束みたいな恋をした」「ちょっと思い出しただけ」「余命10年」などは恋することの面白さや切なさ、儚さに美しさを描く傑作であるために、とても恋することが好きとは思えない主要キャラ3人にどう感情移入したらいいのか分からないし、まるでドキドキしない。映画ってのは小説に映像が付け足されただけじゃないんだからね?映像だけに振り切っても仕方ないぞ? こんなペラッペラで、カッスカスな映画もまあ珍しい。藤井風のMVでしかない。てかそもそも、佐藤健と森七菜は無理ありすぎだし、森七菜の父が竹野内豊もあまりに違うし、長澤まさみと河合優実が姉妹なんて違和感でしかない。海外って美しいな〜、以上。この映画で得られたのは、森七菜は左利きだってことだけ。やっぱりホンモノは違うね😂
途中で
水曜日で時間潰しのためちょうどいい上映時間で入りました。 ネッフリの初恋を先月見終わってハマって号泣したので涙活的な考えでハンカチを握りしめ着席 美しい映像から始まります!期待をしながら鑑賞 しかし、半分くらいにきたとこで先が読めてしまい少し冷めてしまいました。 パートナーがいれば色々と恋愛について考える機会になるかも?しれません 自分に取っては景色の映像美をみた映画となりました。
大切な人をもっと大切に思える
相手を思いやることの大切さを思い出させてくれました。長く一緒にいると恋人友人夫婦みんなそうですが、側にいるのが当たり前、言わなくてもわかるでしょ、となりがちですが、劇中でも言ってましたが愛することをさぼってはいけない、思いやりを忘れてはいけないと再認識させられました。 学生時代の2人がキラキラしてて、自分もあんな純粋な時代があったなと懐かしく思いました。 ウユニ塩湖や海外の街並みが雰囲気あって、アート作品のよう。監督が米津玄師やあいみょん、宇多田ヒカルのMVを手がけた人だけある。 エンドロールの藤井風の曲が映画の雰囲気に合っていて余韻を深くしてくれる。 この映画を観て、友人たちと恋愛について語り合いたいと思いました。
恋愛なんかするもんじゃねえなと思わせてくれる作品
ノイズが多すぎて集中できなかった。
大筋としては、幸福恐怖症のメンヘラ長澤まさみとお互い未練しかない佐藤健と森七菜がいて、自分の死期を悟った森七菜が元カレに強めのエゴをぶつけた結果、破れ鍋に綴じ蓋。メンヘラとメンヘラ。
以下、とりあえず気になったノイズ。
・7年恋愛できなくなった原因の元カノから結婚直前の彼氏に手紙が届くのかなり嫌すぎ(てか住所変わってなかったんか?
・二人で行こうとしてた海外旅行を空港でドタキャンマジ?大学生で海外旅行分の金をドブに…?
・駅のエスカレーター登り終わった直後の所で泣き崩れるのやめろ
・獣医師が緩和ケア←正気?
・「あなたを探してきましたよ」←怖
・「なんとなくわかってましたよ」←怖すぎ
・便利屋として使われるペンタックス
・深夜に静岡まで運転して放置されるペンタックス
・時代の入れ替わりが激しすぎて本筋が掴みにくい
・佐藤健(35)と森七菜(22)の一歳差設定
個人的な感想としてはマジで私が一番嫌いな、主要人物以外の感情が無視され機構と化している系の話ですごく苦手でした。
仲野太賀と中島歩の役があまりに優しすぎる。
ペンタックスは絶対幸せになっていてほしい。絶対にだ…
長澤まさみの写真が出てきた瞬間怖すぎて笑ってしまったし、ある種森七菜の復讐譚(失敗)であったとも思う。恋愛なんかするもんじゃねーなほんと。
重ね合わせてしまって号泣
幸せな境遇、そうでない境遇。その違いは不条理に思えるけど、現実の方が過酷かも知れない。抗うことの出来ないそれぞれの環境の中で、受け入れて生きる様々な知人を重ねてしまって、至る所で涙が出た。 仲野大賀の役がめちゃくちゃかっこいい。
恋したくなる!
若い頃、恋愛、愛情、生と死と後悔について考えさせられる。パートナーが居ないならどうしたら見つかるか、パートナーがいるならどうしたら上手くいくか、愛と結婚について、人生の選択やいつ訪れるかわからない死に対してどう生きるかを、後悔のない人生を送る方法を教えてくれる映画かもしれない…
どんな場面でも彼氏の元カノは無理
わたしは人間的にできていないので、どんな状況であっても結婚前の自分の彼氏の元に元カノからあんな手紙がくるなんて地獄すぎて無理です。 そして愛を終わらせない方法は、常に新しい愛する形を探し続けることなのではと思いました あと、海外旅行行きたくなった
画面は華やか
役者さんの演技は良かった
冒頭は棒読みっぽい違和感があって、あれこんな感じの役者さんだったけ?と思ったけど展開上の演出だったのかなと思っている
ペンタックスさんいい味出してた。魅力的なキャラクターでした。
映像も綺麗。さすが山田さんだなと映画を通してずっと感じた。色味や構図の見やすさがいい。
ストーリーは若干分かりづらかった。共感の相手がいなくてなかなか入り込めなかった。尺がもうちょっと長くなっても説明して欲しいところは結構あった気がする。
竹野内豊、ワンシーンの出演なのに流石の存在感。
ロンT1枚なのにかっこよかったなー。
あとフィルムって結構高いし現像も大変だからその一枚の価値みたいなのがあると良かったんじゃないかな、、パシャパシャ撮りすぎだと思ったのは私だけかも。
この人と一緒にいるときの自分が好き
自分自身を愛して生きていけるようになるには? がテーマかな。「この人と一緒にいるときの自分が好き」って、確かにうまく行く恋愛の鍵な気もする。
ウユニ湖やアイスランドの映像は美しかった。全体にちょっと冗長な感。
説明しない作り方なのはわかるけど(長澤まさみの過去とか竹野内豊の謎とか)、佐藤健と森七菜が別れたのにちょっと無理がある気がした。旅に行けないからって別れる必要はなかったのでは? あーそれとも、何年もかけて世界を回るみたいな旅のつもりだったから、それをしない=人生を共にしない、てことだったのかな。
長澤まさみと佐藤健は、最初のシーンで、あんまりお似合いなカップルじゃないなあ、と思ったが、そういう風に演じていたんだと後から話の展開でわかった。さすが二人とも役者。
森七菜、『銀河鉄道の父』に続いて、若くして死ぬ健気な女の子。演技の上手さもあって、本当似合いすぎ。次は元気な役をやってほしい。
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