ネクスト・ゴール・ウィンズのレビュー・感想・評価
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これぞ映画エンターテインメント!タイカ・ワイティティ監督の真骨頂!!
ジョジョ・ラビットを鑑賞して以来、タイカ・ワイティティ監督には注目していましたが、
ようやく監督作品が封切られ、めちゃめちゃ期待して鑑賞しました。
題材は事実をベースにした世界最弱のサモアのサッカーチームが
トーマス・ロンゲン監督を迎え、1ゴールを目指して描かれるヒューマンドラマです。
なんとなくストーリーやオチは想像ができますし、それが期待でもあるのですが、
予想通りでも、それを上回るくらいに心を揺さぶられますし、猛烈に感動できて、
近年、これほどモチベーションが上がった映画は観ていないです。
サモアの人たちの大らかな人柄やお国柄が
私たちにとっては、ちょっと笑えてしまうくらいに癒されるキャラクターなのですが、
物語としては、社会問題やシリアスな内容を織り交ぜながら、
単に笑える映画に終始せず、きちんと魅せる、心を揺さぶる、心にぶっ刺さる内容になっており、
そのバランスがタイカ・ワイティティ監督の真骨頂なのだろうと思いました。
主人公トーマスを通じて、サモアの人々から大切な何かをいろいろと教えてもらった気がします。
ラストは涙するほど素晴らしかったです。
映画って本当に良いなと思いましたし、幸せな気持ちになることができました。
今後もタイカ・ワイティティ監督作には注目していきます。
監督も必ずと言っていいほど出演していますし、ゆかいな神父さんでこれまた微笑ましかったです。
本作は結構地味目な扱いになっているように思いますが、
多くの方に観ていただいて是非とも心を震わせてほしいなと思います。
ありがちなパターンにギリギリならない実話ベース ゆったりとした国民性、LGBTQの許容も実話 重すぎない語り口、作り込みすぎず軽妙な感動
2001年、ワールドカップ予選史上最悪の0-31の大敗を喫して以来、1ゴールも決められていない米領サモアチームに、次の予選が迫っていた。破天荒な性格でアメリカを追われた鬼コーチ、トーマス・ロンゲンが就任し、立て直しを図るが、果たして奇跡の1勝は挙げられるのか!?(公式HPより)
実話ベースということと、「アメリカ領サモア」(って馴染みがないですが)の、ゆったりとした国民性、重すぎない語り口が魅力の1本。
ありがちな「弱小チームが新監督を招き奮起して大逆転」というこれまで何百本もあるような超パターン映画にギリギリならない実話ベースで感動できます。
LGBTQの許容も実話。
とっても感動した『ジョジョ・ラビット』のタイカ・ワイティティ監督・脚本・製作で、本人の出演も微笑ましい。
コーチの感動スピーチ後、そのまま試合を描かずに、一人の選手の話や、読み聞かせ?などを交えて描いていたのも、なかなか珍しい描き方だった。
上映時間も104分と長すぎないのもイイのですが、内容が良かっただけに、もう少し、あと10分くらいこの世界に浸っていたかった!
そこだけが少し物足りなかったのですが、足りないくらいがちょうどいいのかも?
追い込まれたサッカー監督が晩年最下位のアメリカ領土サモアの弱小チー...
追い込まれたサッカー監督が晩年最下位のアメリカ領土サモアの弱小チームを立て直す。
勝つことにこだわりすぎるのではなく、楽しくプレーする、サモアの人柄が主人公の考え方を変えていき、チームは奇跡を起こす。
痛快感もあって笑えて感動できた。
ただ、監督のジョジョラビットと比べると笑えなかったのと感動も少なかったかなぁ。
ゆるーく笑って楽しんで
「ありえないほどのポンコツチームに、外部から落ちぶれコーチが招へいされ、最初グダグダだけどなんだかんだ勝利に向かって一致団結」
似たような映画、指の数ほど思い浮かぶけど、これもそういう映画。よくあるよね。
そういう映画はだいたいそれなりに楽しめるけど、これもクスクス笑いながら楽しめる仕上がりになっておりまーす。
ところで私、タイカ・ワイティティの「マイティ・ソー/バトルロイヤル」が大好きなんだけど、もうあんな爆笑できて勢いのある映画作れないのかな。残念だな。
良くあるスポーツ⚽️克服もの 頑張った❗️ただ アメリカン サモアの人間味良し。ただチト鍛錬期間が・・
いいたいことが明白
喪失 失意 苛立ち
そんな サッカー⚽️命のコーチが
明らかにシロウト【ただし 本作は based on だから 現実は そこそこ上手いと思う】
軍団に最初は苛立つが 徐々に サモアの人々の無私無欲 信仰 家族想い だけど のんびり気にしない
に触れて
それでもイイじゃ無いか❓と再生の物語
ジョジョ・ラビット で ナチス 軽快に皮肉った ユダヤの血を引く タイカ・ワイティティ
監督が アカデミー賞で 監督賞作品賞逃した 敗者の立場から ユーモア交え 応援歌
イイよね 米国領サモア マジのんびり
それまで殺気だっていた マイケル・ファスベンダー演じる主人公が
徐々に島に溶け込み その良さ 選手ヘタクソだって頑張ればイイじゃ無いか❓に気づく
のどかな自然 なら一緒に負けましょう ならあなたのご自由にあなたの幸せが第一
という精神に感化されてか❓ 選手に熱烈なメッセージだ❗️
有料🈶パンフは 読みやすいし パンフ買う習慣の人には良いのじゃ無いかな
地理的な状況 とかサッカー⚽️豆知識 とか普通に充実
ただ 実際は もう少し 違う意味で強化した模様【有料🈶パンフ購入して❗️】
撮影地は・・・
前の斜め前の男性おじさんが笑い上戸 で ツボごとに笑ってた😆その割には エンドロールで
字幕がまさにロール状態で退席 最後の最後にワンシーンワンショットありましたよ❗️エンドロールの後
こういう おじさん ストレス溜まんねーだろな って感心しました。サッと来て 笑って サッと帰る。
LGBTQ多様性は わかってまんがな。
それよりも 申し訳ない 試合には出てないが レギュラーの GKのおデブさんが良かった
最後の【途中にも出てくる】教会の神父だか牧師さん 誰❓ 監督本人❓
商売のお金のやり取り中でも 神に祈りは欠かさない ある意味 脱力系で笑いました
【イヤイヤ 盛ってても【最初に 盛ってる ナレーションあり】 実はそれほどまで敬虔な人でもそれはそれで正しい】
面白い映画でしたよ。
星が平均なのは もう ドキュメンタリー映画が基礎で わかりやす過ぎと
W杯予選までの日数が インスタント 的な
実力派力作が並ぶ連休初日 こういった疲れない作品。帰ってオススメ。
さぁ コレから 落下の解剖学 観ようかな【もうすでに有料パンフ読み切って 長尺➕難解路線確定か❓】
「1ゴール、ただ1ゴールだけ
それだけ入れてくれればイイ❗」っと言うことで、チームも頼まれたコーチもとんでもなく、ポンコツな面々のサクセスストーリー⁉️
なのだが、これ迄には無かったユーモア織り混ぜた語り口がイイ❗
絡んでくる島の人たちのおおらかさが、これまた良い。
ここ1ヶ月ほど気持ちの向く作品が見当たらなく、久しぶりの劇場鑑賞作品、冷たい雨の降る寒い日が続く時に、この手放しで映画ならではの楽しみが堪能できた作品、ありがとうで有ります。
さて、ラストに向かう語り口のスクリーン展開の見せ方がこれ又イイ❗笑いと熱い感動を押さえきれない‼️
当の本人登場のお決まりもありつつ、しばらく経ち暑くなった頃ビールでも飲みながら家で観たいモノ、ソコで残りの☆1.5分が埋りそうです。
1ゴール…1ゴール…1ゴール……
「負けを知る、すべての人へ。」
フライヤーに記載された
キャッチコピーを見て
絶対に観に行こうと思った。
あらすじ
サッカーの話。
公式戦で一度も勝ったことのない
世界最弱 アメリカン・サモアが
実力はあるが気性の荒いロンゲンを
監督として向かい入れ
公式戦での“1ゴール”そして、勝利を目差す。
下剋上!!という感じではなく、
とにかく“1ゴール”!ところが好き。
のんびりとしたサモアチームからしたら
1ゴールは合格点、
熱血な監督からしたら
1ゴールは及第点。
でも、練習や試合を通じて監督も
及第点から合格点へと変わる姿が印象的だった。
サモアチームは始めから
マイペースな感じは変わらず、
変わっていくのは
彼らを尊重し理解しようとしたロンゲン監督。
ただ、サモアチームはずっと
ロンゲン監督に幸せになってほしいと願っており、
お互いに心が向き合っているところが良かった。
登場人物は多いが掘り下げが少なく、
あまり魅力が伝えきれていないのは残念。
現在もサッカー関連で活動している人には
スポットが当たっているが、そうじゃない人は……
みたいな感じ。
楽しむだけでは目的を成し遂げられない、
基礎があるだけでは続けられない、
2つが掛け合わさることにより物事を成し遂げることができると感じた。
マイケル・ファスベンダーのファンになった作品。
心が和らぐお話です。
最近、日本語版が発売されたFootball Managerというゲームで、弱小サッカーチームの監督としてプレイしています。成績が悪ければ、選手に逃げられ、ファンから呆れられ、オーナーや役員会からも責められる。だったら、もっと良い選手を獲得して、チームを強化しようとしても、予算が足りないとあっさり却下され、ゲームを通じて、監督業の辛さが身に染みています。成功すれば、大きな名声を得られる一方で、かなりストレスが溜まる仕事だと思います。この映画に出てくる監督さんのように暴れたくなる気持ちはわかります。まして、サッカーは野球と違って、試合中にサインで選手を動かせるわけでもなく、自らの判断で動く選手達と、試合に向けて、お互いにどれだけ理解を深めて信頼関係を作れるかが大事なスポーツ。史実通りのストーリーとはいえ、実際に、ポンコツ監督が、ダメダメチームをどう変えていくのか? ゲームの参考になればと・・・というわけでもないですが、興味を持って観に行きました。
前置きが長くなりましたが、映画の内容としては、チームが、いかに成長し、勝利したかという点に焦点を当てるよりも、過去に引きずられ、また、自分の期待とチームの実情のギャップにすっかり呆れて、何度も途中で匙を投げてしまう、相変わらずダメな監督が、まったく異なる環境で暮らす島の人たちの考えを知って、少しずつ、自らを見つめ直し、人として生き方を改めて考える物語でした。そして、監督の成長と共に、それが、チームや島の人たちにとってもハッピーな結果がもたらされる、心が安らぐ良いお話です。
張本さんがサモアのサッカー会長に扮して大活躍!
監督の「おもしろいだろう! 感動するだろう!」という雰囲気が鼻について、どうにも気になった。のだけれど、感動させられる私は単純?
「シコふんじゃった」や「クールランニング」を思い出してしまった。
南国の明るさやエンドクレジットで流れる曲を含めて、好きな作品になりました。
最後に映像があるので、最後まで席は立たないで!
素直に感動
シンプルな話を口説い脇エピソード無くスピーディーに描いていて飽きずに楽しめた。クスっと笑わせる演出も秀逸。ただ日本語字幕にいちいち米領サモアと出てくるのは米国のエゴで民族が引き裂かれている事実を見せつけられ興醒め。そりゃAmericanと言ってはいるけど、島民は喜んで言っているのかな?
家族で観ても楽しめます
小学生の子供達を連れて鑑賞。
試合までの過程でかなり引き込まれていた様子。
試合が始まった時は身を乗り出して食い入るように観ていました。
正直まだ早いかなと思って連れてきましたが、終わった後は拍手して喜んでいました。
ストーリーは分かりやすく、段々と感情移入していけました。サモアの国民性も日本人にとっては受け入れやすく親近感も覚えます。
スポーツの勝利にこだわる事のないメンタルを持っているキャラクター達はとても観ていて心地良かったです。
普段スポーツを見ていて、負けたチームがどんな過程でどんな背景があるかと想像したことはなかったですが、これからは勝利をしてもその喜びを味わうだけでは無く相手への敬意を忘れないようにしたいと思いました。
笑い感動が詰まった素晴らしい作品でした。
迷える白人にアーメン
どうしようもない弱小チームが、1人の指導者に出会って奇跡を起こすという鉄板ネタ。なんだけど、最も知りたい結末を思い出話としてチームのメンバーに語らせる焦らし手法を用いることによって感動はマシマシに。
実績のあるコーチが、嫌々ながら弱小チームを任されるって、何度も見てきた。でも、タイカ・ワイティティ監督が上手いんだよね。マトリックスなんかの小ネタを挟んで、白人と米領サモア人とのギャップを面白く料理している。
マイケル・ファスベンダーとエリザベス・モスの配役もバッチリで、誰もが楽しめる作品でございます。
ゲラゲラ笑って観ていられる楽しい映画!
凄く面白かったです。島民の温かくてゆる~い感じに癒されました。笑いあり、スポーツ物の感動あり、家族のポロリもあり、楽しくて素敵な映画でした。しかもこれが実話とは!サッカー協会の会長がとても素晴らしくて温かな方だったのもそこも素敵でした。
サモア、最高!
弱小サッカーチームが外から来た訳有コーチと共に強くなっていく話だけど、それ以上にサモアの文化にやられたわ。
今すぐ全てを投げ打ってでもサモアに行きたくなるよ!
なんて幸せな国なんだろう。
どの人もどんな時でも自分の体と心の声を聞いて、自分の事をとても大事にしているのがすごく良かった。監督が持ってない、必要なものを全部サモアの人たちがくれたんだな。
情熱だけでは手に入らないもの。
常に前向きで自分を大事にできるからこそ相手も大事にできる文化が素敵すぎる。
第三の性の美人、本当にお花だった。
彼女がいるだけで皆んなが元気になる。
そしてそれを文化として認めてる所がまた良いなあ。
違いを認められるって、お互いに相手を大事にできる場じゃないとできないよね。
もちろん、チームがコーチが変わった事で変貌して行く様も面白かったけど、何よりサモアの人たちがとても素晴らしかった。笑えて泣けて常に明るく前向きに生きることの大事さを学んだよ。
試写会に当選して、一足先に鑑賞です。 (一般公開前ですので、内容の...
試写会に当選して、一足先に鑑賞です。
(一般公開前ですので、内容の詳細にはまだ触れません。)
米領サモアのサッカーチーム、
W杯予選で0-31大敗、一得点もあげたことがなかった、いわくつき不名誉なチーム。
合衆国から、鬼のようなキレやすい監督が来ることになり。
南国らしいおおらかさ、
揉めたりこじれたりもしながら、
徐々に上向きになってゆく様子。
いかにもアメリカ映画、ひたすらまっすぐでした。
試写会会場でも、観衆から何度も笑いが起こる、
エンタメ性がかなり強めの映画でした⚽
のんびりサモア最高!!!
アメリカ領サモアのサッカーの実話をもとにした感動物語です。
世界最弱のサモアのチームと米国サッカー連盟の派遣したおちこぼれ監督
笑えます。感動します。泣けます。
米国領サモアに行ってみたくなりました。
#ネクストゴールウインズ
面白い
笑って泣けるスポ根コメディにハズレなし!雰囲気としては、「クールランニング」?でも、派手に大成功する物語ではなく、「ワンゴール」という小さな目標を目指すところが良かったです。実話とのこと、「第三の性」の選手も実在するので驚きでした。エンドロールに実際の映像も出てきますよ。
「楽」をもって「苦」を制すタイカ・ワイティティ
弱小orワケありアスリート達がワンスアゲインを目指すという、実録スポーツドラマ映画の雛形となる一本。実話ゆえに結果自体は既に知られている事だけに、こうしたワンスアゲインスポーツもの(と勝手にジャンル定義付け)は、いかにフィクション要素を加えるかがカギ。
のんびりと牧歌的な風土の米国領サモア民に感化されて変わっていく主人公トーマス・ロンゲン役のマイケル・ファスベンダーは、本人とかなりの実年齢差があるのはやむを得ないにせよ(トーマス1956年生まれ、マイケル1977年生まれ)、おそらくフィクションと思しきトーマスのワケあり事情が明かされるタイミングと、「サッカーは戦争、殺し合い」と言っていた彼の心の変容それぞれが唐突すぎた感がある。ただ要の試合シーンでのクライマックス描写は、既存のワンスアゲインスポーツものとは一線を画したいというワイティティ監督のこだわりを感じたし、チャウ・シンチー作品のような随所に盛り込まれたベタギャグも“らしい”。
覚醒したロンゲンの言葉「勝ちたいなら楽しめばいい」――『マイティ・ソー バトルロイヤル』で「苦」境に立たされるも覚醒したソーを「移民の歌」に合わせてハチャメチャかつノリノリに暴れさせ、『ジョジョ・ラビット』ではユダヤ人を「苦」しめるヒットラーを「楽」しいイマジナリーフレンドにしてナチスをコケにしたワイティティ監督。「楽」をもって「苦」を制す彼のポリシーだ。
ワンスアゲインスポーツもののマスターピースと思っている『クール・ランニング』にも事実とはかなり異なる箇所があるように、要は“事実は事実、映画は映画”と割り切って観るのがベター。
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