ネクスト・ゴール・ウィンズのレビュー・感想・評価

全115件中、81~100件目を表示

3.0ワイティティ監督ぽさは感じた。

2024年2月24日
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鑑賞方法:映画館

単純

ワイティティ監督らしいギャグが目立った。
アメコミ映画ではあまり気にならなかったが、スポーツを題材にした今作だと、ちょっと面白くなかった。

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たくわん

3.5低予算でB級臭が漂うもラストで感動するサッカーを題材とした作品。 本年度ベスト級。

2024年2月24日
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鑑賞方法:映画館

何も考えずに観られる作品。
簡単なストーリーで物足りない感じもしたけど実話ベースのストーリーと言うことで勉強になった(笑)

ワールドカップで、0対31で大敗した米領のサモアのサッカーチーム。
試合で1点も捕ることが出来ず、目標はワールドカップで1点を捕る設定。

アメリカからサモアの監督を雇われたトーマスがチームを指導して目標を達成させようとするストーリー。

ダメダメな選手ばかりで指導に苦労するトーマス。
新たに選手を見つけ出しチーム作りに翻弄。

そして本戦に望むものの前半で得点されチームがバラバラになるものの後半の展開が胸熱だった。

後半の試合の見せ方が上手くて感動する!
でもあまり心に残る作品では無かったのが残念。

エンドロールで流れる音楽が何故か豪華(笑)
ストーリーよりも最後の音楽が心に残りました( ´∀`)

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イゲ

3.5たまにはこんなウェルメイドもいい

2024年2月24日
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久々にファスベンダーを見ました。いいですね。
作品は全く予想通りの作品でした。それでも見てよかったと思えたのはあのサモアの会長ですね。素晴らしい人柄です。
しかし、こと勝負事はそれでいいのか?と思いましたが、そもそもの目標がそこまで高くないのでそれでもいいんですね。心身を削ってまで勝負にこだわらないんですね。たかがサッカーだし、チームスポーツですからね。そういう考え方もありだと思いました。
今の日本もそうなって来ているような気がしますが、人を許す事ができない人も多くなっているようにも思えます。
サモアに行ってみたくなりました。
タイカがちょいウザかったです。

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マクラビン

3.5感動・痛快・爽快のハットトリック

2024年2月24日
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超弱小のスポーツチームに、まるで違う文化圏からやって来たやさぐれコーチ。
スポーツ物の少年漫画によくある流れだが、そこにタイカワイティティのスパイスが加わるとあら不思議、なんとも素敵な人間味あふれるストーリーが展開される。
普段サッカーを観ないのに、鑑賞中は夢中で選手たちの活躍を祈ってしまった。
とにかくこの監督の作品は、登場人物がみーんなキュート。愛のある笑いとほんのり残る感動の余韻が、なんとも心地良い。
アメリカ領サモアの人々の、穏便で実直で、でも勇気ある人柄が、監督の作風にとても良く似合っている。
爽やかで優しくて愉快な、素敵な素敵な映画だった。

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uru

4.0幸せな気分を分けてもらえた

2024年2月24日
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幸せ

ドキュメンタリー映画
『ネクスト・ゴール! 世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦』(2013)
を基にした、実話ベースの物語。

作品中でも説明されていたけれど、「サモア」と「アメリカ領サモア」二つの国は別物、でも、民族的には同じポリネシアなんですね。

実在しているメンバーの他にフィクションも交えながら、万年最下位のチームと、無職か、アメリカ領サモアの監督かの二択を迫られた崖っぷち監督の素敵な再生物語。
しかし、トーマス・ロンゲン監督が就任してから今日に至るまで最下位になったことはないという事実が凄い。
(現在のFIFAランクは作品中の宿敵トンガよりも上なのです)

タイカ・ワイティティ監督が冒頭と、エンドロールの後に神父(?)役で和んだ場を、更に和ませてくれます

幸せな気分を分けてもらえる、そんな作品でした。

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kinako-cat

4.5たぶん日本人は大好きな作品

2024年2月24日
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泣ける

笑える

楽しい

「クール・ランニング」のような実話スポーツコメディです
特に本作はスポーツよりお笑いに重きを置いていて
米コメディーにありがちな下品な笑いではなく洗練されたユーモアが炸裂します
丁寧に良く作りこまれた脚本でアメリカから来たプロの監督と
本作の主演がアメリカから来た名優マイケル・ファスベンダーなのは
まさにイメージが被ります

名作「ジョジョ・ラビット」の監督であちらはコメディとは言えない感動作でしたが
こちらはゴリゴリのコメディに仕上がっています
脚本もタイカ・ワイティティ監督が手掛けており繊細で緻密
様々な人物背景やサモアとはが情熱をこめて書き上げられています
娘さんからの電話にもしっかり注目して観てくださいね

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椎名モモコ

4.0クレジットは最後まで観るべし

2024年2月24日
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笑える

スポ魂なんだけど、サモアの国民性によって笑いが生まれる
タイカ・ワイティティ監督はツボを抑えてるから安心して観てられるよね、出たがりだけど

ちょっと盛ってるらしいが、実際の映像見て、そこ実話なんだと笑えた
クレジットは最後まで観るべし!

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NOSTOS3

4.55つの感情的段階

2024年2月24日
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これは外さないだろう、予告からそう感じて鑑賞

米領サモアのサッカー代表は万年最下位の負け犬チーム。そんな負け癖集団を生まれ変わらせるべく任命された新監督(演じるのはマイケル・ファスペンダーさん)がキレまくり。キレまくるけど終始ユーモアが溢れているので「セッション」みたいにハラハラする事なく笑い混じり観れる心地よい作品だと思いました

代表チームの飛躍的な成長もさる事ながら監督自身も人として成長する構成は、実話をエンターテイメントとして描くお手本の様な出来映え
物語の前半で人は受け入れ難い状況に直面すると5つの感情的段階を経験するといった説明があり、その時はサモアへの派遣を命じられた監督に対してのケアでしたが、物語全体を通して監督や選手たちが潜在意識を受け入れて、大切なものを見つけるといった過程が見れました。伏線でしたね

ファスペンダーさんはクールな役が多いですが、本作や「フランク」の様に人間くさい役もピカイチ💯

ありがとうございました

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KEN

3.5落書きは浮気の始まり

2024年2月24日
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よくあるプロットやけど、それはそれでしっかり感動させてくれますね。ちょくちょく入れ込まれている映画の小ネタに思わずクスッとしてしまった(๑˃̵ᴗ˂̵)劇場にも暖かい笑いに満ちていてこういった作品のありやね!

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shige12

4.5国民性

2024年2月24日
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サモアと米領サモアがあるなんて全く知りませんでした
海外のシンクロナイズドスイミングチームに赴任してる日本人コーチの話:時間にルーズなところを咎めるとのびのびしている長所を潰してしまうと言っていたのを思い出しました 異文化コミュニケーションみたいな人生の修行のような監督業、会社のマネジメントに携わる方々にも響くストーリーなのでは
気難しくて短気な役をマイケル・ファスベンダー好演 まさかの真実にフィクションみたいな結末ですが、コミカルかつ感動とても面白かったです

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ゆう

4.5マダムウェブと迷って、観客4人のコッチを観ました

2024年2月23日
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良:幸福論、1点や勝利の話しではない
悪:宣伝とかちゃんとやった方が良い、良い映画なのに勿体無い
再鑑賞:有り

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カトカツ

4.0これぞ映画エンターテインメント!タイカ・ワイティティ監督の真骨頂!!

2024年2月23日
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ジョジョ・ラビットを鑑賞して以来、タイカ・ワイティティ監督には注目していましたが、
ようやく監督作品が封切られ、めちゃめちゃ期待して鑑賞しました。

題材は事実をベースにした世界最弱のサモアのサッカーチームが
トーマス・ロンゲン監督を迎え、1ゴールを目指して描かれるヒューマンドラマです。
なんとなくストーリーやオチは想像ができますし、それが期待でもあるのですが、
予想通りでも、それを上回るくらいに心を揺さぶられますし、猛烈に感動できて、
近年、これほどモチベーションが上がった映画は観ていないです。

サモアの人たちの大らかな人柄やお国柄が
私たちにとっては、ちょっと笑えてしまうくらいに癒されるキャラクターなのですが、
物語としては、社会問題やシリアスな内容を織り交ぜながら、
単に笑える映画に終始せず、きちんと魅せる、心を揺さぶる、心にぶっ刺さる内容になっており、
そのバランスがタイカ・ワイティティ監督の真骨頂なのだろうと思いました。

主人公トーマスを通じて、サモアの人々から大切な何かをいろいろと教えてもらった気がします。
ラストは涙するほど素晴らしかったです。

映画って本当に良いなと思いましたし、幸せな気持ちになることができました。

今後もタイカ・ワイティティ監督作には注目していきます。
監督も必ずと言っていいほど出演していますし、ゆかいな神父さんでこれまた微笑ましかったです。

本作は結構地味目な扱いになっているように思いますが、
多くの方に観ていただいて是非とも心を震わせてほしいなと思います。

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ひでちゃぴん

4.0ありがちなパターンにギリギリならない実話ベース ゆったりとした国民性、LGBTQの許容も実話 重すぎない語り口、作り込みすぎず軽妙な感動

2024年2月23日
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泣ける

笑える

幸せ

2001年、ワールドカップ予選史上最悪の0-31の大敗を喫して以来、1ゴールも決められていない米領サモアチームに、次の予選が迫っていた。破天荒な性格でアメリカを追われた鬼コーチ、トーマス・ロンゲンが就任し、立て直しを図るが、果たして奇跡の1勝は挙げられるのか!?(公式HPより)

実話ベースということと、「アメリカ領サモア」(って馴染みがないですが)の、ゆったりとした国民性、重すぎない語り口が魅力の1本。
ありがちな「弱小チームが新監督を招き奮起して大逆転」というこれまで何百本もあるような超パターン映画にギリギリならない実話ベースで感動できます。
LGBTQの許容も実話。
とっても感動した『ジョジョ・ラビット』のタイカ・ワイティティ監督・脚本・製作で、本人の出演も微笑ましい。
コーチの感動スピーチ後、そのまま試合を描かずに、一人の選手の話や、読み聞かせ?などを交えて描いていたのも、なかなか珍しい描き方だった。

上映時間も104分と長すぎないのもイイのですが、内容が良かっただけに、もう少し、あと10分くらいこの世界に浸っていたかった!
そこだけが少し物足りなかったのですが、足りないくらいがちょうどいいのかも?

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ITOYA

4.0追い込まれたサッカー監督が晩年最下位のアメリカ領土サモアの弱小チー...

2024年2月23日
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追い込まれたサッカー監督が晩年最下位のアメリカ領土サモアの弱小チームを立て直す。

勝つことにこだわりすぎるのではなく、楽しくプレーする、サモアの人柄が主人公の考え方を変えていき、チームは奇跡を起こす。

痛快感もあって笑えて感動できた。

ただ、監督のジョジョラビットと比べると笑えなかったのと感動も少なかったかなぁ。

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いたかわ

4.0ゆるーく笑って楽しんで

2024年2月23日
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泣ける

笑える

楽しい

「ありえないほどのポンコツチームに、外部から落ちぶれコーチが招へいされ、最初グダグダだけどなんだかんだ勝利に向かって一致団結」
似たような映画、指の数ほど思い浮かぶけど、これもそういう映画。よくあるよね。
そういう映画はだいたいそれなりに楽しめるけど、これもクスクス笑いながら楽しめる仕上がりになっておりまーす。

ところで私、タイカ・ワイティティの「マイティ・ソー/バトルロイヤル」が大好きなんだけど、もうあんな爆笑できて勢いのある映画作れないのかな。残念だな。

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ゼリィ

3.0良くあるスポーツ⚽️克服もの 頑張った❗️ただ アメリカン サモアの人間味良し。ただチト鍛錬期間が・・

2024年2月23日
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泣ける

笑える

楽しい

いいたいことが明白

喪失 失意 苛立ち

そんな サッカー⚽️命のコーチが
明らかにシロウト【ただし 本作は based on だから 現実は そこそこ上手いと思う】
軍団に最初は苛立つが 徐々に サモアの人々の無私無欲 信仰 家族想い だけど のんびり気にしない
に触れて

それでもイイじゃ無いか❓と再生の物語

ジョジョ・ラビット で ナチス 軽快に皮肉った ユダヤの血を引く タイカ・ワイティティ
監督が アカデミー賞で 監督賞作品賞逃した 敗者の立場から ユーモア交え 応援歌

イイよね 米国領サモア マジのんびり

それまで殺気だっていた マイケル・ファスベンダー演じる主人公が
徐々に島に溶け込み その良さ 選手ヘタクソだって頑張ればイイじゃ無いか❓に気づく

のどかな自然 なら一緒に負けましょう ならあなたのご自由にあなたの幸せが第一
という精神に感化されてか❓ 選手に熱烈なメッセージだ❗️

有料🈶パンフは 読みやすいし パンフ買う習慣の人には良いのじゃ無いかな

地理的な状況 とかサッカー⚽️豆知識 とか普通に充実

ただ 実際は もう少し 違う意味で強化した模様【有料🈶パンフ購入して❗️】
撮影地は・・・

前の斜め前の男性おじさんが笑い上戸 で ツボごとに笑ってた😆その割には エンドロールで
字幕がまさにロール状態で退席  最後の最後にワンシーンワンショットありましたよ❗️エンドロールの後
こういう おじさん ストレス溜まんねーだろな って感心しました。サッと来て 笑って サッと帰る。

LGBTQ多様性は わかってまんがな。
それよりも 申し訳ない 試合には出てないが レギュラーの GKのおデブさんが良かった

最後の【途中にも出てくる】教会の神父だか牧師さん 誰❓ 監督本人❓

商売のお金のやり取り中でも 神に祈りは欠かさない ある意味 脱力系で笑いました
【イヤイヤ 盛ってても【最初に 盛ってる ナレーションあり】 実はそれほどまで敬虔な人でもそれはそれで正しい】
面白い映画でしたよ。

星が平均なのは もう ドキュメンタリー映画が基礎で わかりやす過ぎと
W杯予選までの日数が インスタント 的な

実力派力作が並ぶ連休初日 こういった疲れない作品。帰ってオススメ。

さぁ コレから 落下の解剖学 観ようかな【もうすでに有料パンフ読み切って 長尺➕難解路線確定か❓】

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満塁本塁打

3.0「1ゴール、ただ1ゴールだけ

2024年2月23日
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笑える

楽しい

興奮

それだけ入れてくれればイイ❗」っと言うことで、チームも頼まれたコーチもとんでもなく、ポンコツな面々のサクセスストーリー⁉️
なのだが、これ迄には無かったユーモア織り混ぜた語り口がイイ❗
絡んでくる島の人たちのおおらかさが、これまた良い。
ここ1ヶ月ほど気持ちの向く作品が見当たらなく、久しぶりの劇場鑑賞作品、冷たい雨の降る寒い日が続く時に、この手放しで映画ならではの楽しみが堪能できた作品、ありがとうで有ります。
さて、ラストに向かう語り口のスクリーン展開の見せ方がこれ又イイ❗笑いと熱い感動を押さえきれない‼️
当の本人登場のお決まりもありつつ、しばらく経ち暑くなった頃ビールでも飲みながら家で観たいモノ、ソコで残りの☆1.5分が埋りそうです。

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too-ku-o

4.5漫画か

2024年2月23日
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29本目。
漫画かよと思ったけど、実話を元にだから、どの程度の脚色があるかは知らないけど、結構近い感じなのか。
いい具合に遊んで、ふざけて、持っていく所は持っていく。
久々にスッキリした気分。

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ひで

4.51ゴール…1ゴール…1ゴール……

2024年2月23日
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泣ける

笑える

楽しい

「負けを知る、すべての人へ。」
フライヤーに記載された
キャッチコピーを見て
絶対に観に行こうと思った。

あらすじ
サッカーの話。
公式戦で一度も勝ったことのない
世界最弱 アメリカン・サモアが
実力はあるが気性の荒いロンゲンを
監督として向かい入れ
公式戦での“1ゴール”そして、勝利を目差す。

下剋上!!という感じではなく、
とにかく“1ゴール”!ところが好き。
のんびりとしたサモアチームからしたら
1ゴールは合格点、
熱血な監督からしたら
1ゴールは及第点。
でも、練習や試合を通じて監督も
及第点から合格点へと変わる姿が印象的だった。

サモアチームは始めから
マイペースな感じは変わらず、
変わっていくのは
彼らを尊重し理解しようとしたロンゲン監督。
ただ、サモアチームはずっと
ロンゲン監督に幸せになってほしいと願っており、
お互いに心が向き合っているところが良かった。

登場人物は多いが掘り下げが少なく、
あまり魅力が伝えきれていないのは残念。
現在もサッカー関連で活動している人には
スポットが当たっているが、そうじゃない人は……
みたいな感じ。

楽しむだけでは目的を成し遂げられない、
基礎があるだけでは続けられない、
2つが掛け合わさることにより物事を成し遂げることができると感じた。
マイケル・ファスベンダーのファンになった作品。

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トウマ(20代/女)

4.0心が和らぐお話です。

2024年2月23日
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最近、日本語版が発売されたFootball Managerというゲームで、弱小サッカーチームの監督としてプレイしています。成績が悪ければ、選手に逃げられ、ファンから呆れられ、オーナーや役員会からも責められる。だったら、もっと良い選手を獲得して、チームを強化しようとしても、予算が足りないとあっさり却下され、ゲームを通じて、監督業の辛さが身に染みています。成功すれば、大きな名声を得られる一方で、かなりストレスが溜まる仕事だと思います。この映画に出てくる監督さんのように暴れたくなる気持ちはわかります。まして、サッカーは野球と違って、試合中にサインで選手を動かせるわけでもなく、自らの判断で動く選手達と、試合に向けて、お互いにどれだけ理解を深めて信頼関係を作れるかが大事なスポーツ。史実通りのストーリーとはいえ、実際に、ポンコツ監督が、ダメダメチームをどう変えていくのか? ゲームの参考になればと・・・というわけでもないですが、興味を持って観に行きました。

前置きが長くなりましたが、映画の内容としては、チームが、いかに成長し、勝利したかという点に焦点を当てるよりも、過去に引きずられ、また、自分の期待とチームの実情のギャップにすっかり呆れて、何度も途中で匙を投げてしまう、相変わらずダメな監督が、まったく異なる環境で暮らす島の人たちの考えを知って、少しずつ、自らを見つめ直し、人として生き方を改めて考える物語でした。そして、監督の成長と共に、それが、チームや島の人たちにとってもハッピーな結果がもたらされる、心が安らぐ良いお話です。

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GF