「この映画の中でおきる怪異の全てが」ボーはおそれている taketakekiさんの映画レビュー(感想・評価)
この映画の中でおきる怪異の全てが
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大金持ちの母親が金にもの言わせて計画したものだった事が分かるのだが、そんな面倒くさい事を何でやってしまうのかがいまいち説得力がなかった。
ボーに怒る怪異が、自宅の風呂にボーを監視する為だけにずっと天井に貼り付けていた男がいたり、車で轢かれたりとか死なない程度にボーを痛ぶる母親が怖い怖い。
ボーが世話になる家でペンキを飲んで絶命したり、ボーと寝た女が突然死したりと周りがどんどん不可解な死に方をする人がいたりして、最終的にスタジアムを作って大勢の観衆を集めてから過去のボーが母親にした仕打ちをスクリーンで上映したりと最恐の毒親っぷり。
これでA24スタジオでは類を見ない赤字を叩き出したそうなのだが、アリアスターには次回作が用意されているとの事です。太っ腹すぎにも程がありますね...。
散々突っ込みましたが、とっても面白い映画でした。← おい
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病人28号さんのコメント
2024年7月9日
あと、youtubeのネット考察はご覧になりましたか?
ボーの行動は全てユダヤ教ではやってはいけない禁忌だったとか、ボーが飲んでいる薬が母親の経営している製薬会社の物だったとか、また見直したくなる情報が一杯でかなり見応えがあるのでお勧めです。
病人28号さんのコメント
2024年7月9日
僕が妄想だと思ったのは、「オオカミは恐れている」の作家が手掛けた紙芝居のシーンですね。
ラストの大勢の観客のシーンは妄想でなく現実だったら面白いと思います。そこまで仕込む母親のマメなとこが笑えると思うので。