「ポスターや予告編と違い、不穏で不可思議」ボーはおそれている RAIN DOGさんの映画レビュー(感想・評価)
ポスターや予告編と違い、不穏で不可思議
アリ・アスターの作風は胸クソで嫌い、普段カッコいいホアキンが薄毛メイクで腹が出てカッコわるい、予告で観たピンクのガーリーな部屋に虫酸が走り…
というワケで魅力を感じられず、スルーしようかと思ってたけど、けっきょく2回も観ました(笑)
ポスターや予告のイメージからコメディ寄りと思ってたら、いい意味で予想を裏切られ、不穏で不可思議でジワジワ心を侵食してくるスリラー。
やっぱり、アリ・アスターの色が出てる。
今作は胸クソわるさ低めで予想の何倍も面白かった。
不穏さ不可思議さに引き込まれ没入するので、179分の長さも気にならなかったです。
特に終盤の展開や終わり方が良く、エンドクレジット時の余韻が心地いい。
2回観て評価が変わった作品で、
1回目75点→2回目80点
と、なりました。
3回目も観たいんですよね~(笑)
考察しがいあるというか、2回目は伏線に気付いたりして楽しかったんで(笑)
最初の嫌悪感なんだったの(笑)
たぶん、薄毛で腹が出たホアキンに慣れたからだと思う(笑)
というワケで、入り口はキツイが、薄毛で腹が出たホアキンに抵抗なければ楽しめると思います(笑)
なんか何回も観たくなる(笑)
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