劇場公開日 2024年2月16日

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「ポスターや予告編と違い、不穏で不可思議」ボーはおそれている RAIN DOGさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ポスターや予告編と違い、不穏で不可思議

2024年2月21日
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鑑賞方法:映画館

アリ・アスターの作風は胸クソで嫌い、普段カッコいいホアキンが薄毛メイクで腹が出てカッコわるい、予告で観たピンクのガーリーな部屋に虫酸が走り…

というワケで魅力を感じられず、スルーしようかと思ってたけど、けっきょく2回も観ました(笑)

ポスターや予告のイメージからコメディ寄りと思ってたら、いい意味で予想を裏切られ、不穏で不可思議でジワジワ心を侵食してくるスリラー。

やっぱり、アリ・アスターの色が出てる。

今作は胸クソわるさ低めで予想の何倍も面白かった。

不穏さ不可思議さに引き込まれ没入するので、179分の長さも気にならなかったです。

特に終盤の展開や終わり方が良く、エンドクレジット時の余韻が心地いい。

2回観て評価が変わった作品で、

1回目75点→2回目80点

と、なりました。

3回目も観たいんですよね~(笑)

考察しがいあるというか、2回目は伏線に気付いたりして楽しかったんで(笑)

最初の嫌悪感なんだったの(笑)

たぶん、薄毛で腹が出たホアキンに慣れたからだと思う(笑)

というワケで、入り口はキツイが、薄毛で腹が出たホアキンに抵抗なければ楽しめると思います(笑)

なんか何回も観たくなる(笑)

RAIN DOG