「プロモーションムービー」キリエのうた めいたまさんの映画レビュー(感想・評価)
プロモーションムービー
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岩井俊二と小林武史と言えば、Charaの「スワロウテイル」、Salyuの「リリイ・シュシュのすべて」…そして今回のアイナ・ジ・エンドの「キリエのうた」
夫氏が岩井俊二作品が公開されると毎回観に行くので、どうやら映画公開らしいとは訊いていたけど何もチェックしてなかったンですが、YouTubeの広告でアイナ・ジ・エンドの歌が流れてきて「岩井俊二っぽいな…」と思ったら正にそのプロモーションだった。
曲は「小林武史ぃぃぃ!」って感じだし…で、映画を見た感想は
「っぽいわ~!」でした。
なんとゆーか、ツッコミどころ満載ではあったんですけど、私はアイナ・ジ・エンドさんの声の伸びが結構好きなので歌唱シーンは良かったし、広瀬すずはマジで可愛いな…と。
岩井俊二と言えば、何となく生々しい歪な生理的嫌悪感でお馴染みですが(私だけでしょうか…)それと同時に思春期の危うくも瑞々しい少女達の姿を描くのがマジで天才かなとも思っております。
が、今回は「危うい(色んな意味で)」の方が勝っちゃったかなぁって感じ。
アイナさんの歌声と広瀬すずの顔面で3時間を乗り切った気がする。
決して嫌いでは無かったけど、ツッコミどころと言うか、現実との整合性の取れなさのノイズが多かったなぁ。
ラストの「結局何者にもなれないで終わる」所が正に「岩井俊二って感じだな」と思った映画でした。
なっちゃん老け無さすぎでは???
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