劇場公開日 2024年2月23日

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落下の解剖学のレビュー・感想・評価

全457件中、41~60件目を表示

4.0何故、夫は落下して亡くなったのか。

2024年10月8日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

妻が疑われ、裁判にかけられるが色々な人が関わって息子の行動もおかしく惹き込まれる映画でした。

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未散

4.0夫婦喧嘩と犬

2024年10月8日
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鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

知的

犬の名はスヌープ。『ピーナッツ』のスヌーピーのようにモノトーン。冒頭、なぜか体を洗ってから散歩に行く...時系列を変えているのかな。終盤の白目からの復活はCGではないらしく、その演技が絶賛されている。

三か国語を話せるサンドラに扮するのはサンドラ。名前が同じ。
アマプラにて日本語字幕を出して日本語吹き替え版で観た〈英語の時はこのカッコが付く〉。
弁護士との仲は怪しいとも怪しくないとも言える。

両親とも作家なら才能は有りそうだが、残念ながら視力が弱い息子ダニエル。なぜスヌープでアスピリンを試したのか、なぜその後「僕を助けて」と言ったのか、自分も殺されるかもしれないという意味なのか、それとも自分が知らずに父を殺していたことがわかったのか、母が父を殺したことがハッキリしたからなのか、母が無罪とハッキリしたのか、或いは何も信じられなくなったから助けてという意味なのか。いずれにしても、母親を無罪にするためにクライマックスで父親のセリフを完全に作り上げた描写がある。

見れば見るほど謎は深まるばかり。
録音された夫婦喧嘩、暴力シーンの映像はない。当事者の証言を信じるしかない。
裁判後の何かが起こりそうな雰囲気、遅く帰ったサンドラの行動の詳細は不明...弁護士と何かあったかどうか。それは視聴者の想像に委ねられている。
ラスト、ダニエルがスヌープではなくサンドラの頭を撫でた理由と、スヌープがサンドラの隣に来た意味もハッキリわからない。

序盤からイライラさせたりモヤモヤさせ、計算していて意図的で、印象操作を感じる作品。

夫婦喧嘩と犬が印象に残るエンターテインメント。

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どん・Giovanni

3.0家族の解剖

2024年10月8日
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ミステリーかと思って、
落下の解剖学とはなんぞや?と思って見てたら、
解剖とは父が転落して、それが自殺か他殺かの裁判になり
裁判により家族の関係性が解剖されて行く。
と言う話だった。

結局、家族のことなんて誰も分からず、
自分たちが生きてる社会も、誰かの噂やデマでかなり
印象が左右されてしまっているように思う。
この事件も結局は真実は分からず、
裁判官が息子に言うように主観でしかない。

録音されていたケンカの音声。
弁護士との怪しい関係。
息子の証言。
観客をとことん惑わせ、見終わった後に話し合いたくなる
映画でした。

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奥嶋ひろまさ

4.5検証すればするほど真実は分からなくなるもの

2024年10月8日
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てけと2

1.0生理的に好きになれない登場人物とストーリー

2024年10月7日
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話題性が高かったため、気になり見てみました。

何か・・・冒頭のシーンからちょっと「嫌だなぁ・・・・」
二人の会話の内容が、意味がわからないなりにもキザっぽくて嫌悪感。それに輪を掛けて大音量が流れてくるけれど、その利用されている音楽のメロディーも嫌だし、客人が来ているのに大音量を流す行為を行う夫の性格も・・・・・・

そこから物語が進んでいくうちに、主人公の「サンドラ」がとても嫌なキャラクターだな・・・・・何か、とても図々しい人という印象を受けました。

 それに輪を掛けて息子が可愛そうだな・・・・・と。

 ストーリーも自分の好みではない、鬱々とした展開で前日の夫婦の言い争いの録音テープのシーンで、耐えられず視聴を止めました。(そこからネットで物語の概要を知り、あぁ、見なくて正解だったと思っています)

サンドラが嫌なキャラクターだと印象付いてしまったのですが、それだけ役者さんの演技が素晴しかったのだと思います。

個人的な好みです。自己主張する人間同士の憎しみ会いは無理して見る必要性がない。不愉快。

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ヤナコ

4.5夫婦の仲

2024年10月6日
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夫婦の仲はたにんにはわからないものである。その一面を裁判を通じて見せてもらったが、それすら本心がどこにあるのか夫婦にしかわからないものである。日頃から丁寧に暮らすことが大切だとわからせてもらった映画である。

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まさ

3.5エンターテイメント性はないけど

2024年10月6日
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難しい

判決が出たって真実が解るわけじゃあない

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ぎょうざ

4.0できた息子…

2024年10月5日
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知的

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KEI

4.0人間だけでなく、犬に注目

2024年10月5日
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【鑑賞のきっかけ】
本作品は、カンヌ国際映画祭でパルム・ドール賞を受賞していることもあり、劇場鑑賞を予定していたが、機会を逃してしまいました。
このたび、動画配信が始まったので、早速、鑑賞してみました。

【率直な感想】
<「ミステリ」ではなく、「人間ドラマ」>
本作品は、フランスの雪の積もった山奥の山荘に、夫と妻(サンドラ)とひとり息子(ダニエル)という三人家族が暮らしているという設定です。
ある日、11歳のダニエルが飼い犬と散歩に出かけ、戻ってきてみると、父が山荘から転落して倒れていて、既に絶命していました。
やがて、警察の捜査の結果、妻のサンドラは殺人容疑で刑事訴追を受け、裁判が開かれることに。
…と、記載してくると、シチュエーションは、完全に「ミステリ」、しかも、ジャンル的には、「法廷サスペンス」なのですが、本作品は、そうではありません。
宣伝用のポスターには、「これは、事故か、自殺か、殺人か」とあるけれど、どれが真相かを追求する作品ではありません。
本作品で描こうとしているのは、「人間ドラマ」です。
夫婦の人間関係はいかなるものであったのか、視覚障害のある少年ダニエルに対して、父と母はどのように接していたのか。
これらが、2時間半という長尺の物語の中で、じっくりと描かれていきます。

<2番目の注目点があります>
多くの映画作品において、冒頭のシーンが後の展開を考えた時、非常に重要だったりします。
本作品は、それに該当します。
本編が開始した時、カメラは階段を下から、映しています。
この階段から、ポンポンとボールが「落下」してきます。
階段の下まで落ちてきたボールを、駆け下りてきた「犬」が咥えて、再び、階段を上っていきます。
つまり、本作品で最初に登場するのは、「人間」ではなく、「犬」です。
「人間ドラマ」重視なのに、「犬」が最初に登場。
本作品は、カンヌ国際映画祭において、パルム・ドール賞のほかに、「パルム・ドッグ賞」を受賞しています。
私も、今回初めて知ったのですが、優れた演技をした「犬」に対して与えられる賞だそうです。
そうした視点で捉えてみると、この「犬」が物語の中で、重要な役割を果たしていることがよく分かります。

【全体評価】
人間の演技に注目するとともに、「犬」の演技にも大注目という本作品は、強く胸に刻まれる、期待を裏切られることのない秀作であると感じています。

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悶

4.0優れた脚本と今な画作りの傑作

2024年10月5日
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先が読めない羅生門的脚本、観ているこちらもあちらこちらを疑ってしまう共犯関係を2時間半の中で何回も作られ、時折紛れるYouTubeのような生々しい映像で、これはフィクションなのか?本当に?とラストのエンドクレジットまで緊張感が続く、素晴らしい映画を見た!と大声で言いたくなるような映画でした。

最後まで観たみなさん、本当にこれで我々は真実を観たのでしょうか?
映画を観た我々しかみていない冒頭の彼女は善人に見えたでしょうか?
映画とは、フィクションとは、映像作品とは、を考えずにはいられない傑作でした。

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あした

4.0タイトルが秀逸

2024年10月4日
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2024年10月3日
映画 #落下の解剖学 (2023年)鑑賞

冬山の山荘で男が転落死し妻が殺人容疑で逮捕される。裁判で夫婦の確執や前日の口論が暴露される。弱視の息子が証人として出廷することになり

うーん真実が知りたい

夫婦で殺人事件が起きた時のその後の子どもの人生を描いた作品見たいな

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とし

3.5誰しも

2024年10月3日
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いつ何時もずっと仲良く理解し合いながら同じ歩幅、理解で力でいれる相手はいない。
最後の結末がなんとも言えない空気感です
それも全部含めて人間なんだと思いました
ストーリーにすごく起伏があるわけではないので大どんでん返しを期待しないほうがいいかもですが、それでもこれからに向かって前に進まなきゃいけないと教えてくれる作品となっています

最後の方の夫婦間の言い合いはなかなか言葉にできないことを口論し白熱しすぎて…
パートナーと一緒に見ないほうがいいかもです…
吹き替えで鑑賞しましたが字幕では言語が入り混じりまた違った印象になるかもです

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ビタミン

3.0事件か事故か それだけではおさまらない

2024年10月2日
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サスペンスものはあまり積極的には観ていないが、第96回アカデミー賞5部門ノミネートということと、タイトルが妙に気になり鑑賞。
全体を通して決して悪くはない創りのだが、ここまで評価された理由も正直わからない。
確かに事件か事故かどんな判決になるのか的な緊張感は終始ぴーんと張り詰められているものの、結局焦点はそこではなかったの!?って感じだったのは少々肩透かし。タイトルの趣旨も結局自力では解読できず。
観ていて誰とも共感できないまま淡々と流れていく上映時間152分は、さすがにちょっと疲れてしまう。

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いけい

4.0他殺か、自殺か、事故死か

2024年10月2日
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悲しい

怖い

山荘で父親の死体を息子が見つける。
山荘にいたのは父親と母親だけだったため、母親に殺人の嫌疑がかかる。
そして裁判となり、家族の秘められた過去が、次から次へと晒されることになる。
証拠のない事件で、観ている方もわからないが、家族それぞれの人生が裁判という形で、みんなの前に繰り広げられる残酷さは強烈だ。

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いやよセブン

3.0感想メモ

2024年10月2日
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興奮

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ヒラめ

2.0新しい試み

2024年10月2日
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うみやめぼし

2.5ゲージツは

2024年10月2日
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単純

難しい

いつも曖昧。

フランス映画とは相性が悪い。
パルムドールを獲ったとなればなおのこと。
そして、やっぱりそうだった。

途中までは良かった。
多様な結末が想起され興味を惹かれた。
後半は一転、ヒロインの醜悪さばかりが目につき、
そうなると不必要と思えるタバコや飲酒のシーンが鼻についた。
オリンピックでも色々あったが、フランスとはこういうところ?

そして、結局は当たり前の推定無罪で、真実は闇の中。
ダラダラと裁判の経過を見せられただけで、何も残らない。
あるとしたら、もやもやした不快感。
映画館で見なくてよかった。

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みみず

2.0長すぎる

2024年10月1日
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犬の名前が「スヌープ」なのがずっと気になった

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まこ

3.5物の見方

2024年9月30日
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人の意見に左右されずに物事を俯瞰的に見るということは、得てして難しい。一つの映画を観るにおいても、他者の意見を見ることで納得し、落とし所を得たつもりになってはいないだろうか、と物語を通して己の主体性のあり方を見つめ直した。

ニュースひとつ見て顛末を決めつけることは簡単だが、果たしてそれは誰の意見か。まさかやたらと説得力のあるネットコメントの赤の他人の意見ではあるまいな。

死人に口無し、言葉を紡げるのは生者のみである。
果たして私は誰の立場に立ち、物事を考えたか。彼が目を開いて世界を見た時、あの真白な世界は果たして、本当に美しい姿をしていたのだろうか。

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ゑゐ

2.5勝った時はご褒美があるのかなって

2024年9月30日
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半分法廷劇で話が進むがあんなに夫婦喧嘩で激しくやりやって、それはもう別れた方が皆の為と思われる。ちょっと前なら普通に男女逆で当たり前に与えられていた役割、それが結局不和の原因、録音されていた2人の会話は気が悪くなる。それを聞く息子の気持ちは堪らない。
映画としてはそれほどでもないかなぁ。

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GAB I