「時代劇コントに垣間見える、「首」の軽さ。」首 たくさんの映画レビュー(感想・評価)
時代劇コントに垣間見える、「首」の軽さ。
この映画、「構想30年」などと謳ってはいるが真剣に時代劇をやる気など毛頭ない。現代的な武将たちの喋り方や、秀吉らの掛け合い、志村的お歯黒ババアの登場などからもその意思が伝わる。
しかし、信長の狂気的な暴力があることによって映画全体に緊張感が走り、現代とは異なる倫理観をありありと見せつけられる。彼がいることによって、この映画は映画たり得たのだと思う。
コメントする
この映画、「構想30年」などと謳ってはいるが真剣に時代劇をやる気など毛頭ない。現代的な武将たちの喋り方や、秀吉らの掛け合い、志村的お歯黒ババアの登場などからもその意思が伝わる。
しかし、信長の狂気的な暴力があることによって映画全体に緊張感が走り、現代とは異なる倫理観をありありと見せつけられる。彼がいることによって、この映画は映画たり得たのだと思う。