アステロイド・シティのレビュー・感想・評価
全211件中、141~160件目を表示
相変わらずキャストはすごい
ウェス・アンダーソンはこれで3作目。
そのつもりで見に行ったのに、どうしても無意識に場面場面の意味を考えてしまい、疲れた。パステルカラーのアステロイド・シティと、豪華すぎるキャストを楽しめば、それでよいのだが。
Rabbit Turn
ウェス・アンダーソン監督最新作ということで、激混みの週末明けに鑑賞。平日の昼間は流石に余裕がありました。
世界観や音楽、背景とかはめっちゃ好きだったんですが、前作の「フレンチ・ディスパッチ」程物語にのめり込むことができず、前作以上に感情表現が無くて集中力がゴリゴリに削がれてしまいました。
舞台の説明っぽい始まりから設定が説明されて、登場人物たちが動き出し、たまに補足や別の場面が映ったりと、不思議な構造で作られていました。アメリカの舞台の知識や、1950年代のアメリカの情勢や時代背景に詳しくないので、その辺りで置いてけぼりにされた感じがありました。もちろんアメリカで制作されている作品なので、日本に分かりやすく作ってほしいなんていう贅沢は言いませんが、そこが大きくハマれなかった要因だと思います。
宇宙からUFOと共にコミカルな真っ黒宇宙人が隕石を取りに来たシーンはとても印象的で、Eテレで登場してそうな目がギョロッとした作り物感が好みでしたし、挙動不審で人間たちとの会話が全くないシュールな時間がとても良かったです。
作りかけの高速道路も何か意味ありげだったのですが、意味ありげなまま終わってしまったのが残念でした。
コメディの部分も苦笑いで終わってしまったところが多く、日本のシュールと本家のシュールの違いがあるんだなと再確認することができました。
役者陣は豪華も豪華なんですが、その人の魅力がビジュアル以外で発揮されていたかと言われると難しいです。喜怒哀楽が削がれまくっているので、この人のここが凄い!なんて場面はほとんど無かった気がします。こんなところにいるのか!という驚きはちょくちょくありました。マーゴット・ロビーは中々に驚かされました。スカジョはやはり美しかったです。
オープニングとエンディング、劇中で流れる音楽はとても聞き心地の良いものばかりでした。砂漠やモノクロの背景にピッタリの緩やかな音楽に身を委ねる時間はとても贅沢でした。サントラも配信されていてとても良いラインナップでした。
予告編からの期待値が高すぎたのもあり、小難しい内容と無感情なキャラクターたちにあまり乗れませんでした。でも世界観はとても好きなので、この路線をずっと続けていって欲しいです。次は主題がもう少しはっきりしてくれたらなと思います。
鑑賞日 9/4
鑑賞時間 11:45〜13:40
座席 J-19
え、すごい良かったんだけど。芸術的でレトロ好きには刺さる。
序盤の電車のシーンだけでワクワクしたし、可愛くて萌えました。
いかにもレトロフューチャーと言う感じで、僕は好きな世界観でしたね。
ターコイズブルーが使われまくったし。
ストーリーは中身が無いしよくわからないけど、これは芸術作品でありストーリー何かはどうでもいいんだと思いました。
出てくる女性も可愛かった。
女の子がみんな可愛い。
ちょっと贔屓目に
初日からじわじわ評価が下がってきてるのでwちょっと
プッシュ🫷
個人的にはブタペストすらちょっとわかんなかったので
今度こそ観るの控えようかと思ったくらいですが、
結果、観て良かったです。
言わずもがなのいつもながらの豪華キャストが観れるのはもちろんズルいところです。(多分ブライアンクランストンじゃなかったらマジ寝たかもです。)その中でもスカヨハ、スティーブカレル、マーゴットロビーはドンピシャでした。
何より、今回はトムハンクスが心の支えとなりやっと世界観楽しめた気がしました。
しかし超天才たちの会話がそれっぽく聞こえるのは監督が超天才だからなのか?
今作だけは、、、
正直、今作に関しては監督の自己満足の押し付けにも程があるな、と。ガッカリしました。前作までの賛辞と成功が監督の自信と慢心を生み、更にはそれを指摘する人を無くし、見る人のことを完全無視したような駄作を生んだのでしょうか。名監督には必ずある商業を無視した作品ですけど、そういった名監督のものは、それでも角度の違う傑作になるモノです。しかし、ウェスさんに関してはハッキリと違いました。この人の本質は監督でなくて物書きなのではないでしょうか。それがよくわかりました。ただひたすら机に向かって、自己表現だけを考えている作家、脚本家、、という像しか見えませんでした。本当に見ている時間が苦痛で、いたたまれませんでした。
まったく
まったく面白さがわからない。
まず全体をメタ構造にする意味も分からないし、それで面白くなってるとも思えない。
ストーリーもセリフも面白いと思う部分が一つも無かった(いやクスッとしたところは何ヶ所かあったが)。
作りすぎた画面も好みではない。
ということで、まったく合いませんでした。
ウェス・アンダーソンはもう観ない。
理解不能
監督の作風や傾向も楽しむのが
「真の映画好き」と言われた事があるのだけれど
個人的にはそんな概念もなく鑑賞作品を
選んでおります。
で✋
ウェス・アンダーソン監督作品
好きな人、結構多いみたいですが、
どうやらわたしには合わないようです(笑)
2022年に公開され結構話題になった
フレンチディスパッチ ザ・リバティ、カンザス、イヴニングサン別冊(長いよ、タイトル)
ティミーが出てたから観たけど←
物語としてはとても難解でした。
本作も、ウェス・アンダーソンらしい?抽象的かつ
シュールで難解。
プッと笑えるシーンもありますが、もう脳みそが拒否反応😂
宇宙人がめちゃくちゃかわいい👽
劇中劇という構造
アステロイド・シティという一世を風靡した演劇をテレビ番組で司会者が紹介する…という構成の映画。いわゆる劇中劇で、テレビ番組の世界は白黒、アステロイド・シティの世界はカラーという演出で明確に区別される。
とはいえ、ほとんど全編アステロイド・シティの世界で、テレビ番組の世界は要所要所に数分放り込まれるだけ。しかし正直に言って、この数分が映画としての没入感を薄めてしまったと思う。
話の展開ごとに白黒のテレビ番組の世界が挟まれるため、大部分を占めるアステロイド・シティの世界で何が起こっても、これはフィクションなんだよなと変に分析的に捉えてしまうのだ。だから、本来コメディとしては一番盛り上がるはずだった宇宙人が出てくるところも、そりゃフィクションなんだからこれくらい大げさになってもおかしくないわな、と思えてイマイチ笑えない。
そのぶん、白黒のテレビ番組の側の世界に、何か重要な意味があるのではないかと期待する。喩えるなら、アステロイド・シティの世界で起こることが、漫才でいうところの「フリ」であり、「オチ」は無意識にテレビ番組の世界の方に求めてしまうのだ。しかし、結論を言ってしまうとテレビ番組の部分では笑える部分があまりなく、かといってアステロイド・シティで起きたことの説明として十分に機能するわけでもなく、宙ぶらりんのまま映画が終わってしまった。
もしかすると、映画として観るべきはアステロイド・シティの世界ですよ、ということを強調するためにテレビ番組の部分を白黒にしたのかもしれない。普通に考えたら時系列的にはアステロイド・シティの世界こそ白黒であるべきだし。けれど、そうなのであれば最後のテレビ番組の世界における「出演者が突如として「目覚めたければ眠れ」を連呼するシーン」は不必要だったような気がする。あの意味不明かつ強烈なシーンのせいで、その後アステロイド・シティの世界で起きたことを冷静に観てしまった。
総じて、劇中劇という構造にする意味がいまいち感じられない映画だった。いっそのことアステロイド・シティを現実の世界として描いてしまうか、劇中劇として描くにしても現実の世界を最初の数分だけにしてしまった方が面白く鑑賞できたと思う。
ウェスアンダーソン監督のオハコである「一つ一つのシーンの視覚的な美しさ」は今作でも健在だったため、それを観る目的であればオススメできないこともない。
自販機で土地を売る
トロッコに乗せられ、起伏もないまっすぐな道を進む。
途中には数多くの脇道があり、逐一覗き込むのだが、そこに在る意図が分からない。
意味深なオブジェだったり、古代文明の展示だったり、何もない行き止まりだったり…
個人的には、そういう印象。笑
ただでさえ意味があるのか分からない会話に、品番などの数字の羅列やら小難しい単語やらが頻出。
拾うべきかどうか迷っているうちに字幕を追いきれなくなったり。
感情の乗らない芝居も、内容があれだと、その場で台本渡されてぶっつけで読み合わせしているかのよう。
終盤、主役が「ワケ分かんないよ!」と言い、演出家が「それでいいんだ」と言う。
これがそのまんまこの映画に思えてならない。
独特の色彩と、あえてリアリティの無いのっぺりとしたセット、カメラアングルなんかは面白い。
でも、センスや技術を見に行ってるわけではないので、もう少し物語が欲しい。
外国人の俳優には疎いので、みなさんが書かれている“豪華俳優陣”にもピンと来ず。
序盤は面白そうだったんだけどなぁ…
一体全体これは・・・・・
全体的に面白かったです。が、劇中劇にする必要があったのか、なぜ劇中劇にしたのか、全く分からなかった。例えば、現代の高天才科学者が子供の頃にこんなことがあった、信じる?みたいな話にすればもっと面白くなるし、パステルカラーの世界も膨らませることが出来たのに、と思ってしまった。
まぁ、楽しいことは楽しいし、難しく考えなければくすっと笑えるし、満足して帰ってはきたけど、人に薦めるかと言うと「どうでしょう~?」的な映画でした。ヒットは難しいんじゃないだろうか。
ちょっと複雑過ぎて・・・
物語の中で物語が語られるという手法は珍しくないとは思うのですが、この作品のそれには、なぜかついて行くことが困難でした。キャラがあまりに多くて、それに加え小ネタがあまりにも多くて、見ている瞬間から前の事柄が飛んでしまうくらいのインパクトの連続で、完全に掴みきることは困難・・・。
絵とか全体の展開とか、かなり面白い!と感覚的に感じ取れるのですが、あまりの情報量にポカンとしてしまった印象です。
不思議映画
映画はある舞台上映のその裏側を映すドキュメンタリーという体の、なんかややこしい設定の映画。基本舞台を中心に描いてます。
どことなく、あり得ない設定があったり、ちょっとチープでカラフルなセット、不思議な登場人物など、全体的に寓話のような不思議な雰囲気がずっと続く映画です。宇宙人さんとかシュールで良かったよ笑。舞台の裏側の仕掛けも面白かった。
「目覚めたければ、眠れ!」
何をやってるのか、何を言いたいのか、正直わからなくても、豪華スター達が楽しくやってるだけでも、なぜかほんわりしました。すごい!って感じでなくても、スルメみたいな味わい(説明しにくいなあ)賛否両論な気もするけど、私は好きです。
むむむ・・・
前日に「PATHAAN」をアタマ空っぽにして鑑賞したツケが回ったのか、脳みそフル回転でもなかなか理解が追いつかない、久々に観終えて疲労感を覚える作品でした。
作家や脚本家の説明やリハーサルシーンがインサートされてくるので、アステロイドシティで繰り広げられているのが現実なのか劇中劇なのか、整理がつかないままどんどん展開していきます。
それでもなんだかジワジワ来るし、中毒性を覚えるんですよね。
そして映像はアンダーソン監督らしい、スクエアで左右シンメトリーが多用される「あー、そうだよね」なものでした。
爆笑じゃないけれど笑えるし、1950年代のアメリカも味わえる作品でした。
何回か観るとまた印象変わるのかなぁ。
さっぱりわからないಠ_ಠ
モノクロの舞台裏とカラーの劇で構成される劇中劇。
最初にモノクロで導入部の解説があり、以後行ったり来たりなのだが、これが邪魔くさい。
話の腰を折られるので集中できない、ぶっちゃけカラーの劇だけでよかったのでは?と思う。
キャストは豪華だけにもったいない。
どうもウェス・アンダーソン監督は合わない。
犬ヶ島はよかったが…
それでもおまえはウェスアンダーソンを見に行くのか?
と、毎回問われてるような気がして結局毎回観に行ってるな。ファンもファイナンスも世界観も確立され、世界中出たがる俳優陣も山とおり、もう背景すらコントロールして完璧な制御下である意味コンセプチュアルなフィルムアートを鑑賞してるような感覚になる。
だだっ広い何もないアメリカの西部、そこは原爆実験と宇宙の痕跡のある場所。宿と食堂と軍と地元民。それらをウェスアンダーソン風にまとめるとどうなるか、こうなる、とくる。間に挟まる劇作家のエピソードも絶妙な外し具合でなんだかウェスアンダーソンの盆栽を見てるような感じ。セリフがまったく頭に入ってこないのだけど、まあいいか、たいしたこと言ってるのかどうかもよくわからないのだけど、観たよ、と思いながら反芻する。グランドブダペスト以降こういうのが極まってきている。次は何をどうするんだろう
ある意味‼️❓タブーに抵触する‼️❓恐ろしきメタファー‼️❓
核兵器と自動販売機と宇宙人がテーマになる舞台劇風の映画。
舞台劇風なので、100%大嘘ですよ、が前提のコメディと思いきや、ある意味、本気度が高い。
時代的に核実験なのはあうけど、その恐ろしさをアメリカの庶民は誰一人知らない。
また、外国は治安が悪いので自動販売機がない、その理由をアメリカの庶民のほとんどは知らない。
UFOとは未確認飛行物体なので、ほとんどは中国やロシアの飛行物体であるが、未確認だからそう呼ぶ、宇宙人はいるだろうが、エンタメやマスコミで取り上げているようなものではない、宇宙人とされているものは全て違います、NASAも CIAも国防総省もそう分析してる。
とゆうことで、映画のテーマは、嘘話で人権侵害することはどうゆうことかとゆうこと、日本では関東大震災での国やマスコミのデマによる虐殺、など。
総じて、変な演出による、コメディ劇仕立てのサイレントホラー、異色なのでほとんどの人は気づかない、オソロシヤ、よろしくお願いします🤲
あまりコメディっぽくない
アステロイドシティで
授賞式にきた子供とその親たちが
宇宙人をみたことにより
機密保持のためにアステロイドシティに隔離される
セリフなどがユーモアがあるが
短い場面をツギハギにした感じがあり
あまりコメディっぽく感じない
途中で劇の舞台裏みたいなシーンもあるが
「アステロイドシティ」は劇中劇みたいな感じだった
一応章ごとに分かれており
1章はアステロイドシティにきた親子たちが、宇宙人を目撃してしまう
2章は宇宙人をみたことによって機密保持のためにアステロイドシティに隔離されてしまう
3章は子供が外に情報を出したことにより、隔離が解けて終わるという感じ
全体的に「超秀才」とか子供の俳優はよかったが
登場人物が多いだけでそこまで生かし切れてなかったように思った
全211件中、141~160件目を表示