いっちょらい

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いっちょらい

解説

「轟音」「わかりません」「道草」などの作品を続々と発表している俳優で監督の片山享が、故郷の福井県を舞台に、かつて手がけた短編映画「いっちょらい」を自らのメガホンで長編リメイク。

地方都市のシャッター商店街。中華料理屋を営むテツヤは、東京で自分の店を持つ夢を持っていたが、父が病に倒れたため仕方なく実家の店を継いでいた。希望を失ったテツヤがくすぶった毎日を淡々と送る中、周囲の人たちは前を向き幸せになっていく。そんなある日、テツヤが訪問看護師から告げられたのは、父の容体が悪くなっているという現実だった。

「GOLDFISH」「RUN! 3films」などに出演してきた松林慎司が短編版に続いて主人公テツヤ役を演じ、長編映画初主演を飾った。タイトルの「いっちょらい」は福井の方言。「一張羅(いっちょうら)」のことで、すなわち「(自分にとって)一番いいもの」を意味する。

2023年製作/93分/日本
配給:夢何生
劇場公開日:2023年6月17日

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映画レビュー

3.0多分父親のことがなくったって…

2023年6月18日
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悲しい

父親が寝たきりになり東京に出る夢を諦めて福井の新栄商店街で家業の中華料理屋を継いだ男の話。 夜な夜な元カノからの留守電を再生したり、商店街会長の息子の陰口たたいたり、昔は無口なカッコ良さがあった様だけれど、ただ煮え切らず言いたいことを言えないだけの女々しい男になってしまった主人公。 全部親父のせい?最終的には自分で選んだ道だろうにとみていてイライラが募る情けない男。 弟とのやり取りからのラストは、ありがとうだけでは結局何も変わっていない様に見えてしまって、もう少し気概をみせてカッコ良さを増して締めてくれたら尚良かったかな。

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Bacchus

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