白鍵と黒鍵の間に

劇場公開日:

白鍵と黒鍵の間に

解説・あらすじ

池松壮亮が1人2役で主演を務め、昭和末期の銀座を舞台に2人のジャズピアニストの運命が交錯し大きく狂い出す一夜を描いたドラマ。「素敵なダイナマイトスキャンダル」の冨永昌敬監督が、ミュージシャン・南博の回想録「白鍵と黒鍵の間に ジャズピアニスト・エレジー銀座編」を大胆にアレンジして映画化した。

昭和63年。銀座のキャバレーでピアノを弾いていたジャズピアニスト志望の博は、謎の男からのリクエストで“あの曲”こと「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を演奏する。しかし“あの曲”をリクエストできるのは銀座を牛耳るヤクザの親分・熊野会長だけで、演奏を許されているのも会長お気に入りのピアニスト・南だけだった。未来に夢を見る博と、夢を見失ってしまった南の運命は絡みあい、多くの人々を巻き込みながら事態は思わぬ方向へと転がっていく。

共演には仲里依紗、森田剛、高橋和也、クリスタル・ケイ、松尾貴史ら個性豊かな顔ぶれがそろう。

2023年製作/94分/G/日本
配給:東京テアトル
劇場公開日:2023年10月6日

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(C)2023 南博/小学館/「白鍵と黒鍵の間に」製作委員会

映画レビュー

4.0どこかデタラメな世界観のゆらぎにハマる。

2023年10月31日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 4件)
村山章

4.0不条理をそのまま味わうか、予備知識で時間操作を補うか

2023年10月5日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

知的

ジャズピアニスト・南博の回想録を原作とし、冨永昌敬監督が脚本も書いた劇映画。映画化に際し、銀座のクラブでピアノを弾き始めた頃の“博”と、3年後にアメリカに旅立つ“南”という、異なる時代にいる別々の主人公を池松壮亮に演じ分けさせて、昭和63年(1988年)の銀座のある一夜に南と博を同居させる、少々ひねった作りになっている。この趣向は劇中では明示されないので、原作などで予備知識があれば、南と博それぞれの設定を補いつつ構成の妙を楽しめるだろう。そうでなければこの変化球の2役に惑わされるかもしれないが、理屈抜きで不条理劇として味わうのもありかもしれない。

菊地成孔との多種多様なコラボや、ドキュメンタリー「アトムの足音が聞こえる」など、もともと音楽と音に強いこだわりを感じさせる冨永監督が、ついにミュージシャンを主人公としジャズが重要な役割を担う劇映画を作ったわけで、単純に嬉しくもあり、感慨深くもあり。池松は異なる時代のキャラクターを演じ分ける巧みさもさることながら、「ゴッドファーザー 愛のテーマ」のピアノ演奏では撮影時の音がそのまま使われたというから驚きだ。歌手役のクリスタル・ケイが美声を披露するなど、劇中音楽の本格ぶりもまた映画の魅力を高めている。

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共感した! 10件)
高森 郁哉

4.0一度は行きたかった「キャバレー」

2025年5月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

とても面白かったです。

話の辻褄とか、そんなことはどーでもいいです。雰囲気とユーモアと映像と音楽に浸りながら、流されるように観ていればいいのでしょう。駄目な監督が作ったら15分でギブアップですね。

池松さんは素晴らしい。改めて思いました。

冨永監督は「ローリング」大好きですが、こうした退廃感(?)が見事ですね。全編暗いし。新作ありますね。今度は映画館いきます。

わたしの年齢だとキャバレーは未経験です。自分で遊べるような大人なってから、お呼ばれしたことを含めれば、いろいろな飲み屋さんは経験してます。ただ典型的なキャバレーは知りません。

もうないからです。

少し前、名古屋にある「キャバレー」に行きました。別に悪い店ではないんですが、わたしが考える「キャバレー」ではありませんでした。本作のような「キャバレー」で楽しんでみたかったです。

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ウルスアベイユ

3.0ボストン、あ、だからか。

2025年1月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

なぜかわからないけれどウディ・アレンの「ブロードウェイと銃弾」を思い出した。
それにしても池松壮亮って良い役者だね。

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ケンドー鹿児島