劇場版 ポールプリンセス!!のレビュー・感想・評価
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劇場で観てよかった
昨今、日本のアニメで様々な運動を3DCGで描く試みがあるのだけど、ポールダンスはまだ未踏の分野だったか。単純に躍らせるだけじゃなくて、質量をともなった身体が一本のポールだけで支えられるということに説得力を与えるのは、かなり難しいと思う。CGは重さを表現するのは結構難しいし、すぐに浮いたような感じになってしまうから、きちんとポールでどう身体を支えているのか、みたいなディテールが大事で、それがないと嘘くさくなってしまうと思う。しかし、この作品のポールダンスシーンは嘘くさくなかった。こんな表現がCGでできるのかと感動した。
それにしても、ポールダンスの動きってすごい。ポール一本でどうやって空中にとどまり続けていられるのかと不思議に思うけど、そのすごさがきちんと伝わる作品だった。ステージ演出もファンタジックでいい。
作品自体はそのポールダンスシーンの一点豪華主義的な作り方をしているわけだけど、それ以外のパートの弱さを補って余りあるポールダンスのパフォーマンスが堪能できる。劇場で観てよかった。
尺の足りなさをすごく感じました
カラオケでたまたま宣伝を見てたまたま再上演がその後あったので見れました
上映時間の関係でストーリーの端折りが凄すぎてその違和感が拭えなかったです
YouTubeでのCGアニメを見てる前提の映画かな…
ただポールダンスのシーンが凄かったので未履修でも楽しかったです!
最高です
ポールプリンセス!!はプリティーシリーズ(KING OF PRISM含む)でおなじみのタツノコプロCGディレクター乙部善弘とavexプロデューサー西浩子のコンビが中心になってつくられたポールダンスと頑張る女の子をテーマにしたアニメーションです。2023/11/23に劇場版が公開されました。それ以前にも声優とポールダンサーによるリアルイベント、劇場版につながるエピソードのyoutube公開などされていました。劇場版は60分(特別料金1700円)で鑑賞する方としても疲れず、映画館にとっても上映しやすいような短めの映画となっています。映画の構成としては、前半の30分で7人のメインキャラクターの人物像が理解できるようなドラマパート、後半の30分でポールダンスの大会が始まり、6つのCGライブパートが流れるようになっています。前半と後半が独立しているという訳ではなく、前半で4大会連続優勝のプレッシャーを感じているユカリ(CV南條愛乃)が後半でそれをはねのける演技をする、前半で過去の失敗が描かれたヒナノ(CV土屋李央)、スバル(CV日向未南)が、後半ではトラウマを克服する演技をする、といった伏線回収がされています。60分で7人分なので正直ストーリーは駆け足気味です。「八方美人」「優しいだけの自分を抜け出し、より高みへ」と紹介された蒼唯ノア(CV早見沙織)が優しいだけの自分を抜け出している描写がない、スタッフミーティングでの「ストーリーはそげおとす形で作られていったためスマホやバックなど小物のデザインにキャラクターを落としこんだ」といった発言から、企画段階ではもう少し長い映画の予定だったのかもしれません。公開時にはキャストやスタッフの舞台挨拶を複数回やったり、ポルプリ50回みたよTシャツプレゼント企画などのプロモーションがされていましたが、空席が目立ちました。そもそも20館程度の小規模の公開で地方民は見れない人も多く、ポールダンスという親和性の低いテーマのオリジナルアニメで新規層開拓も難しい状況でした。小規模公開からのヒットとなると(ほぼ)同じスタッフでつくられたKING OF PRISM(2016年~)があります。KING OF PRISMはプリティーシリーズ3年目の作品であるプリティーリズムレインボーライブに登場する男子プリズムスタァに焦点をあてたスピンオフ(監督いわく続編)作品であり、タツノコプロCGによるプリズムショーと応援上映が話題になり、多くの新規層を得ました。これにはレインボーライブからの熱心なファンによるTwitter(現X)でのプロモーション活動が大きなきっかけとなっていました。SNSでの話題性が重要なことは周知の事実であり、ポールプリンセスでも#映画ポルプリみたよ、でツイートするとキャストサインなど豪華賞品が当たるキャンペーンをしていました。全パートで応援できる全力応援上映、ライブパートのみを応援できる上映、と公開当初より2つの応援上映を用意するといった「応援上映特化型」の映画としてもKING OF PRISMと同様です。ポールプリンセスでは新宿バルト9の小シアターにとどまっていましたが、公開2~3週後には質のいい応援が乗る上映ができていたと思います。しかしその後ポールプリンセスの応援上映は新宿含めなくなってしまいました。応援上映を仕掛けるのはなかなか難しいです。他のアニメ映画でも流行りに乗って応援上映が企画されることが増えましたが、応援が盛り上がらなかったり、ひどい言葉や罵声がとびかってしまうこともあるようです。そもそも応援上映向きの映画でなかったり、応援上映前にキャラクターが応援上映の指南をしてくれるパートがないことが原因と思われます。ですが応援上映を企画することの話題性は大きく、それだけ応援上映を一般化したKING OF PRISMの映画への功績は大きかったといわざるをえません。KING OF PRISMの菱田監督は、KING OF PRISMの前哨戦として劇場版プリパラみ~んなあつまれ!プリズム☆ツアーズ(2015年)のルート4での男子プリズムスタァへの熱烈な応援上映を経験しており、そこから応援上映向きの映画をつくる手法を得ています。最初にライブパートで観客をひきつけ、映画が始まって15~20分の初見がもっとも飽きてしまうタイミングで小室哲哉のカバー曲でバトルライブをするという熱く盛り上がるパートをもってきます。クライマックスでは応援上映がないと完成しないプリズムジャンプ、「みんなに言いたいことがありまーす!」「な~に~?」(2005年まで放送されていたV6によるバラエティ、学校へ行こう!での人気コーナー、未成年の主張のパロディー)で観客を未知の感動に導くのです。
ポールプリンセスは今のところ応援上映はなくなってしまいましたが、一部の熱心なファンを得て新宿バルト9では4ヶ月以上ものロングランとなり、御子白ユカリ観客賞第1位受賞記念!舞台挨拶付き☆お誕生日上映会などイベント上映を多数開催、イベント時にはバルト9のシアター9(420席超)を埋める盛り上がりをみせています。ポールプリンセスは前半にキャラクターを描くドラマパートがあります。そこでの主人公ヒナノの言葉「前のわたしはなにか言われるとすぐぽしゃっとなっちゃって」には衝撃を受けました。なにかを始めても、なにか言われるとすぐ傷ついてやめてしまう、これは現代の若者の特徴といえるではないでしょうか。困難なことに対してなにくそ!と頑張れる人が減ってきたと思います。後半にはタツノコプロ最新の技術が惜しみなくそそがれたCGライブで、ヒナノたちが仲間の応援からパワーをもらってトラウマを克服する姿が描かれます。このポールダンスという素材と頑張る女の子という相性がよく、ポールを力強く握って登っていくシーンを見れば、ヒナノたちのもつ才能やパワーを感じざるをえません。ポールダンスとCGライブの相性もよく、手描きでは出来ないような複雑なダンスをあらゆる角度から画角を動かしながら撮影するという人類未踏の、何度見ても飽きないライブパートとなっています。
ポップアップショップやWebくじといったグッズ展開も続いていますし、なにより2024/4/7、大田区産業プラザPiOで2回目のオンリーイベントとなるPole Dance Princess2が開催されるはこびとなりました。これはファンの盛り上がりがないと出来ないことです。今後もさらなる展開のため、圧、かけていきましょう!!
ストーリーは予習前提?
ポールダンスシーンは圧巻。曲も良かった。
アニメーションの作画も良かった。
ただ60分しかないため話はかなり駆け足で、目立った展開もなく進行していくのでストーリーに関してはあまり書くことがない。自分は知識ゼロで観に行ってしまったが、前の作品を観ておけばもう少し楽しめたかも?
CGライブに衝撃を受けて欲しい
ポールダンスショーがフィギュアスケートのように技術や表現を用いて競われている世界にて主人公達4人が全国大会に挑む物語
プリティーリズム、プリパラ、キラッとプリチャン、ワッチャプリマジ、KING OF PRISMと10年に渡りCGライブのノウハウを積み重ねてきたタツノコプロが手掛けるCGによるポールダンスショーがあまりにも圧巻でした
現代のアニメ・ゲーム・vtuber配信等においてCGモデルによる表現はとても身近なもので、誰しもが歌って踊るCGライブを性別問わず色んなオタクの方が目にしてきていると思います
そんな全てのオタクにステージ上においてポールを用いて"横だけではなく上下"を使ったポールダンスと衣装や髪までもが舞い踊る演算のエグすぎるCGライブを見て欲しい。率直にそう思いました
ストーリーも上映時間60分の中でどのような立場であっても挑戦することや高みを目指すことの大切さや尊さをシンプルに伝えてくれる物語で鑑賞後は興奮と充足感がジワジワと湧いてきました
上映劇場数と上映回数が少ないのだけが残念なので4.5
とにかく後半30分で繰り広げられるCGライブを体験して欲しい想いです
何を伝えたい作品だったのか
どの年齢層向けなのか、アクション重視なのかメッセージ性重視なのか、ファンタジーなのかリアル寄りなのか、60分の映画で主要キャラを4人も配置して全員の人格を掘り下げる選択の是非、そもそもなぜポールダンスなのか、すべての動機がぼやけている作品というのを上映中から感じていました。
エルダンジュ、普通に悪のカリスマ役じゃダメだったんでしょうか。メンバー全員善人だから観客も「強敵を制してギャラクシープリンセスに勝ってほしい」って思いませんよね。
コンセプトが一貫しておらず、いろんな人が作品に口出しするとこういう出来になります。監督さんは映画というフォーマットに収めるのに苦労されたのではないでしょうか。
気合の入ったショーシーン(良かったです)を最後に畳み掛けることで視聴後『ひどいものを観た』と感じないように辛うじてなってはいますが、救いはそれくらいでした。
これは美少女CGライブを超えた「女体パズル」である!!
正直CGライブだけを目当てで見に行きました。
ある程度の作品のノリはyoutubeの前編で知ってるので
お話については興味を持っておらず、CGライブ目当て
youtubeだと全編キャラが3Dだったのがライブパート以外は2Dになるのも予告で分かって残念ではあった
ライブパートまでは正直退屈
登場人物がまっすぐなのはいいんだけど
結局、予想の範疇を超えないドラマなんだよね
中盤にいきなり始まるポールダンスバトルとか
もっとサナ姫の嫉妬に悶える姿とか見たいんよ
お目当てのCGライブパート
んん?ポールダンスでダブルスからやるらしいんだけど
ダブルスってどうなるんだ?
一本のポールで二人とか複雑すぎないか?
CG的にも大変そうだけど、その分期待と興味が湧いてた
わっマジで一つのポール使って二人で踊ってるよ……
えっ身体がそこに入っていくの!?
眼の前のスクリーンには一本のポールで二人の美少女の身体が複雑ながらも美しく巡り合う
時には二頭の龍に、時には二柱の女神にも見えた
3DCGの硬さなどそこには存在しない….すでに進化していたのだ
絡まったように見えてきれいに解ける「女体パズル」に……
退屈なドラマパートをふっとばす何かがあった
女の子の身体の神秘……それが映し出されていたのだ……
すごかった~!CGライブパートは間違いなく次世代を感じさせるものでした!
願うことなら主人公4人組が成長した次回作があらん事を!
計算に裏打ちされた意欲作
このアニメを知ったのは最近なのですが、プリパラが好きで期待して鑑賞しに行ったら大変良かったのでレビュー投稿します。
ストーリーはポールダンス大会決勝に向けてあらすじを追うかの様に駆け足で展開します。地方予選や歌のレッスン場面なども一切描かれていません。この点に関しては評価が別れると思います。
ただ、若年層のコンテンツ消費がとかくタイパ重視となり倍速視聴やTikTok等のショート動画視聴が習慣化している人達に作品を最後まで観てもらう為にはこれが最善策だと制作陣は考えたのでしょう、YouTubeアニメの前日譚(全8エピソードで計1時間弱)や
60分という上映時間からもそれが見て取れます。
作画の面ではクライマックスの3DCGライブアニメは
凄いの一言。楽曲も文句なしでプリパラのファンは必ず満足するはずです。日常パートは通常の手書きアニメになっており前日譚と同様に全編3DCGアニメにするべきだったのでは?というレビューも散見されますが、個人的には背景と動画でコントラストのあるアニメが好きなのでライブパートの良さが際立ってむしろ好感が持てました。
マイナス点を挙げるとすると音響関係でしょうか。良くも悪くもメインキャラクターの楽曲に全振りしているのでその他の細かい部分、ライブ後の歓声や日常パートのBGM、効果音といった部分に粗が目立つなと感じたので星1つマイナスとしました。
いろいろ書きましたが、プリティシリーズファンはもちろんその他のアイドルアニメ好きやタツノコアニメを昔見ていたオールドファンもきっと楽しめる内容だと思うので是非劇場で観て頂きたいです。
めちゃくちゃカッコいいスポ根アイドル、ただ作画
YouTubeで無料公開されてる7分×8話=1時間弱のウェブアニメの続編にあたる劇場版
歌とステージ衣装とダイナミックなポールダンスが合わさった競技シーンがめちゃくちゃカッコいい。
熱いスポ根アイドルアニメ。いやー満足😀
ただYouTube版のフルCGアニメに目が慣れてたところに、劇場の大スクリーンで手書きアニメはきつい。
YouTube版は完全フルCGアニメでも違和感なく見れてたのに、劇場版は競技シーン以外は全部手書きアニメになっていて、そのせいで、手書きならではの作画ミス(カット変わりで小道具のデザインが変わったり)もあったり、変わり目で違和感を感じたり、、
でも競技シーンのCGはテクスチャーに撮影効果もバリバリ乗せて、大迫力の満足度200%
それだけにフルCGで全編作れなかったものか、、
そこだけが残念でした
いろいろ惜しい作品
作画でもCGでも結構面倒くさい題材のポールダンスを
ものすごく丁寧にきちんと見ごたえのある映像にしているところは良いと思う
ポールダンスシーンもキャラの柔軟性や
「今どういう動きしたの?」というような
アクションがあるのもよい所
WEBで公開されたアニメは観ていないのだけど
ストーリーとキャラクターのおさらいをささっとすまし
テンポよくドラマを展開させてるのもよいとは思うのだけど
なんというか全体的に汎用的な「アイドルもの」の範疇に収められてしまった印象
正直ポールダンスよりもポールの前で歌ってるシーンしか記憶に残らず
肝心のポールダンスへの魅力が全く感じられないのは何よりもまずい
尺が短いってのもあると思うけど
予選が全く描写されずに終わっちゃってるのも正直なんだかな
もっと余裕のある尺で作ればよかったのに
いろいろ惜しい作品だなあ
たくさんの人に見て欲しい
たくさんの人に見て欲しいと思ったので初めてレビューを書きます!
私は、アニメ制作会社タツノコプロCG班の仕事が大好きです。
モーションキャプチャーを使った3DCGは毎回どんどん進化していて、期待が膨らみこのポルプリの上映が楽しみでした。
劇場版は60分の映画です。Web(YouTube)には前日譚になるCGアニメが公開されています。(ちゃちゃっと説明すると、おばあちゃんのプラネタリウムを存続させるべく主人公のヒナノはポールダンスを始めます。ヒナノの親友で元気いっぱいのリリア、コスプレイヤーのミオ、過去に器械体操の経験があるスバル。この三人もポールダンスの教室に加わり四人でポールダンスに励んでいく……そんなストーリーです)
劇場版に話を戻します。物語自体はそんなに難しくもないです。予習しなくても全然オッケーです。ポールダンスの大会を目指す、女の子たちの真っ直ぐな感情を見ることができます。
ポールダンスショーのシーンは、映画館で見て体感してきてください! ポールダンスってこんなにあり得ない動きをするのか!?って思っちゃいますが本物のポールダンサーさん達をモーションキャプチャーで使って3DCGにしているので嘘ではない……。嘘じゃないのか……。
誰かが傷つくこともないし、辛い気持ちや悲しい気持ちにもなりません。60分、真っ直ぐなキャラクター達の心と、圧倒的なポールダンスショーを体感してきてください!
低予算と圧倒的ポールダンス!
登場人物が真っ当過ぎるっていう意見は多分そう。それこそプリティリズムくらい振り切ったドロドロの方が話題性はあったかもしれない。ちゃんとスポ根なので楽しめない事はないはず。
あと、YouTubeショートアニメは全編3DCGアニメだったが、この劇場版は手書きアニメーションになってて驚いた。しかし、どうしても低予算…劇場版作品なのに作画がちょっとアヤシイ。3Dモデルがめちゃくちゃ可愛いので、どうしても比較されてしまう。
逆に高フレームレートで3DCGのお芝居の方向性を突き詰めてもいいんじゃないかと思った。せっかく乙部さんのプロジェクトなんだし。
ポールダンスのシーンは圧巻の一言。どうしてもセクシーな見た目や印象は残るが、そのイメージを完全に吹き飛ばすレベルの美しさとカッコ良さ、そして可愛さ。ぜひ女性にも観て欲しいなと思う。
乙部さんチームの芸術を観るためだけでも価値があると思います。
高評価なのはライブシーンのみ
いい人ばっかりですっきりしてる
良いところ
3Dだけによく動く、とにかく動きがきれい
登場する全キャラが前を向いていて好感がもてる
熱意がきもちいい
?なところ
登場人物が少なすぎ
いきなりこれまでのストーリーから始まって驚く。もしかしてこれ前段やら前シリーズがあったのかと思ったけど、説明だけで十分追いつける。後から調べたら公式でショートアニメやってた。まだ見てないけど、見なくても問題ない。
前半が本選までの練習場面で後半は本選のみのため、葛藤などは割とすぐ解決する。だけで全員が話せばわかるし、客観視もできる良い人なので悩む場面のあとに引きずることなく、きちんと和解して常に成長を見せてくれる。短い作品だけに時間が取れないのもわかるがそれ以上にだらだらとした時間稼ぎとかなくてスッキリしてよかった。
ポールダンスの場面は3Dmodelでガンガンに動くんですが、これってポールダンスとしてどこまでリアルにできるんだろう。プロのポールダンス監修も入ってはいるけど、最初のペアで回りながら上昇していくの見てどうもそこらへんはフィクションかなあって。ダンスのプロのひととか普通に重力とか筋力とかの限界を超えたような動き見せてくれるしそんなもんかもと思ってたけど、割とそのあときちんと腕を曲げて昇っていくシーンもあって意外と全部リアルにできるのかもしれない。
ジャンルとしてセクシーな表現が多いのは仕方ないので、割と露出は多いし開脚などのポーズが多いのはしかたないが、そういうのを入れても健全に熱いスポ根風味の作品。人に勧めにくいが良い作品。
圧巻のポールダンス
私事ですがYouTubeでショートアニメやってたの見たあとに知ったので前日譚を今から見ます。
ポールダンスが競技化されているという話を耳にしたことがあったのでそこに目をつけた凄い作品が出たなと思わず見に行ってしまいました。
2Dパートははっきり言ってしまうとあらすじ語り、ちょっとしたエピソードを駆け足で行う言ってしまうとチープな作り。あと人数のバランス的に対立構造がもう1つほしいなと個人的に思いましたね。しかしそれを差し引いて余りある3Dポールダンスが素晴らしい作品でさすがタツノコプロだなぁと思い知らされました。
キャラクター、題材、優れたダンスパートはここて終わるには惜しすぎるなと思いましたので今後の展開に期待したい。
ポールダンスシーンを見て!
こちらの劇場版ポールプリンセスは、
全8話から成る5分間のWebアニメの続編に当たります。
ここでは先ずこの作品の見所でもある、
『フル3DCGによるポールダンスシーン』
こちらを是非ご覧になっていただきたいなと、
いち作品ファンとして思います。
こちらのCGグラフィック並びにアニメーションは
タツノコプロが制作しています。
最新の技術を駆使し、実際のポールダンサーさんに
モーションキャプチャーを取り付け実演したものを、
3DCGとして取り込みアニメーション化していく。
(※表現が正確ではないかもしれません)
なんて気の遠くなるような作業をするんだろう……と、
制作過程を聞いたときは驚きました。
私はそもそもが主演の声優さんのファンで
こちらの作品に触れることとなったのですが、
もうなんというか、作中のキャラクターの努力や熱量が
そのまま舞台裏でも繰り広げられているような、
その道の大人たちの、意地とプライドと情熱の物語にも見えてくる、
"キャスト・監督・製作陣・ポールダンサーとヒナノ達の物語"
まさにこんな感覚でこの作品を見ています。
正直、映画のレビューなんて書くのはうん10年生きてきて初めてですし、
果たしてこれを見た方がどう思われるか不安でしかないのですが、これだけは、
こういう馬鹿正直にものづくりに励んだ作品は評価をされてほしい。
世の中簡略化やコスト削減が優先されるなかで、
こういった挑戦的な作品にこそスポットが当たってほしい。
これこそまさにエンタメです。
長々と持論の展開みたいでどうかな……となりますが、
ポールプリンセス!!ファンとしては、この劇場版だけでは物足りない!
ので、
この先も続くように少しでも多くの方に知っていただき、
この作品をご鑑賞いただけるよう北極星に願いを込めて。
リアリティーラインの先にある
前提として、この映画はYoutubeで無料公開されているWEBアニメの続編になります。
1時間弱の作品なので、この映画を観るのであれば必ず視聴してから映画館に行ってほしいです。
この作品はアイドルとセクシーなポールダンスを組み合わせるような、ぶっ飛んだ設定になっています。
またストーリー展開もぶっ飛んでいて、WEBアニメの時点でツッコミどころ満載です。
普通に考えればリアリティーラインとか気になって作品に集中できない・・・とかなりそうなのですが・・・
この作品の場合、ツッコミどころしかないので、色々な感覚が麻痺してきて、リアリティーラインとかどうでも良くなります。
ガルパンを観た時の感覚でしょうか。
リアリティーラインを超えた先にある、ライブシーンは素晴らしいです。
このライブシーンにリソースの大半を投入したようなクオリティーです。
セクシーなポールダンスが崇高な芸術に見えてきます。(気のせいです)
上演時間が60分と短いですが、アイドルものとかが好きな人にはおススメです。
世界選手権編とかストーリーは続けられると思うので、続編を是非よろしくお願いします。
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