劇場公開日 2024年2月23日

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コヴェナント 約束の救出のレビュー・感想・評価

全170件中、81~100件目を表示

4.0ポストコロニアリズム

2024年3月1日
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鑑賞方法:映画館

支配から逃げる彼らは、大義のために戦うのではなく自身のために戦っていた。

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みみみ

4.0チャウチャウ…

2024年3月1日
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鑑賞方法:映画館

2021年にアメリカ軍がアフガニスタンから撤退した
のは記憶に新しく、ただ敵対してきた米軍に
協力していた通訳者らが報復を受けていた事実は
この映画を通じて知りました。

リアルな戦闘シーンから一気に米軍兵と通訳者の
絆を描く展開になり、戦争の事実も伝えながら
濃いヒューマンドラマに仕上がっていました。

今も尚、身を隠している人々がいると思うと
その恐怖は計り知れません…

ジェイク・ギレンホールは間も無くアマプラでも公開
される「ロードハウス」が楽しみです。

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Yum

3.5熱い男の友情ドラマでした。

2024年3月1日
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ガイ・リッチー監督作品だけあって男くさい人間ドラマでした。
2018年のアフガニスタンでタリバンの武器庫を探す部隊の米軍曹長ジョン・キンリーとアフガン人通訳アーメッドとの
戦時下の過酷な友情物語になってます。実際のドキュメンタリーを題材にしているそうです。ガイ・リッチー監督と関係スタッフの職人的な技で
臨場感のあるシーンが続きラストまで緊張感がありました。タリバン側の全て悪という描き方に問題はありますが、エンタメ作品として文句なしの一級品。
男同志の友情物語しても戦争アクションとして楽しめました。
ガイ・リッチー監督作品が好きなら絶対見るべき作品です。ジェイク・ギレンホールは今回も熱演でした。

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Yoji

4.0胸熱ポイントがいくつも

2024年2月29日
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まさにこのタイトルに相応しい、戦地で繋がった2人の深い絆。
そんな英雄を支える、家族や仲間の姿。
要所要所で胸が熱くなる、骨太な作品でした。

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克晴

4.0スリルとサスペンス & ダイナミック

2024年2月29日
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飛行撮影、移動撮影を駆使してアフガンの乾燥した砂漠地帯をNHK BSのようなダイナミックな映像で魅せます。

ドラマ自体はシンプルで感動の物語ですが、感動寄りではなく、サスペンスとスリラーを交互に怒涛のように押し寄せる演出方針です。映画館で足を踏ん張るタイプですね。

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越後屋

4.0アクションは序章に過ぎず

2024年2月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

難しい

前評判があまりに良かったから結構期待していたのだけど、予想していなかった角度で驚き。タイトル、そういう意味だったのか。近年のガイ・リッチー作品のようなド派手なエンタメ映画ではなく、大真面目な超本格社会派ドラマ。どうやらこれ実話らしく、おかげでガイ・リッチーの本気を見た気がした。

序盤はよくある映画な雰囲気だし、迫力はあるけど印象深いシーンはそれほどなく、本日3本目ということもありウトウトしていたんだけど、本題に入ったところで一気に叩き起される。なんとこの映画、見どころがアクションではないのだ。アクションを終えた先にある、男の熱い友情。といっても出会って数日の曹長と翻訳隊員であり、これまで親密な関係があった訳でもない。なのに、死にものぐるいで守り、守り返す。ただ助けてあげたい。それだけでこんなことを成し遂げてしまうなんて、スゴすぎる。

ジェイク・ギレンホールは一連の出来事を経験したかのような、キャリア史上最高の演技。歯痒さ、もどかしさの体現が本当にすごい。実体験した人じゃないと、こんな行動できないよ。アーメッドを演じたダール・サリムもまた、これ以上は考えにくいキャスティングで、必死にもがくようすは、リアルすぎてとてもじゃないけど見ていられなかった。基本的な登場人物はこの2人。極限まで無駄を削られた脚本だけど、洗練されていてとても魅力的な作品になっていた。ガイ・リッチーはこんな映画も撮れるんだ。益々好きになるじゃないか。

そして、日本だからと他人事に思わず、歴史についてもっと勉強しなければいけないなと思わされた。幸いにも、日本ではアフガニスタン問題のような軍事介入は起きておらず、そのためこのような問題に対する意識が自分を含め極めて低い。また、日本はメディア報道に偏りがあり、同じ時間帯にどの放送局でも同じニュースを採り上げているということがざらにある。受け身で知れる機会が少ないからこそ、自分からもっと学んでいかなくちゃならない。この映画はエンタメとしても優れているが、関心を高めるという意味でも、すごく価値のある作品だったと思う。

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サプライズ

4.5えー、普通に面白いんですけど(意外!)

2024年2月29日
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ガイリッチー=スタイリッシュというイメージで、凝った映像とかあまり好みではなかったんですけど、こんな映画撮るんですね。しっかり骨太な映画で、ずーっとドキドキしながら鑑賞しました。すごく面白かったです。

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shioshio

4.5ヒューマンドラマ

2024年2月29日
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鑑賞方法:映画館

戦闘が観ていて凄く緊張した!
ローンサバイバーやアメリカンスナイパー好きには面白い!
胸が苦しくなるシーンも多くて、最初から最後まで全く飽きずにあっという間だった。
めちゃくちゃよかった。
色々考えさせられる作品だった。

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AK

3.024-031

2024年2月28日
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鑑賞方法:映画館

コヴェナント、絆、約束。

大義もなく、
報復と裏切り、欺瞞に満ちたこの戦争。
アメリカにもタリバンにも正義はなく、
あるのは個人の信条と怒り。

現実で救う事ができた命は少なかったはず。
友情と絆を描きながら、
ドス黒い得体の知れない悪を感じた。

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佐阪航

3.0ガイ・リッチー

2024年2月28日
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鑑賞方法:映画館

ガイ・リッチーは、昔はもっと尖ってたイメージあったけど、近年はエンタメ撮る手慣れた職人といった感じ。本作もうまくまとまってる。
ただタリバンのイメージが西側のステレオタイプで、ただの悪役になってるのが浅いと感じた。

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CR7

4.0恩義に報いるとは

2024年2月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

タリバンvsアメリカの戦いの物語
アフガニスタンでアメリカ軍の通訳となった男とアメリカ軍の兵士との間に育まれた友情というか仁侠の話
自分だったらどうするかな〰️と思いを巡らせたが、僕にはできないだろうな〰️
但し現在もアメリカ側についたアフガニスタン人はタリバンから迫害を受けているようで、ここに出てくる家族は恵まれているんだろう
アメリカもこの映画を作って、アメリカも頑張ったんだ感をアピールしたいんだろうけど、余計アメリカが…トランプが政権をとりもどした時を考えると…
あんな圧倒的な武器があるのに、なぜアメリカは撤退せざる得なかったのか…勉強しないと…

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ろくさん

5.0兵士の覇気が半端ない

2024年2月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

例えばトップガンは何度見ても興味深い、コヴェナントは人生で一度は絶対見ておくべき感慨深い映画。
そう感じました。
あと戦争映画なのにとても鮮やかに砂漠の風景など描かれていて美しい映像だなと思います。
ぜひ予定を組んで映画館で見てもらいたい!!

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BLACKここあ

3.0ホントの主役は、アーメッド

2024年2月28日
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アフガニスタンを舞台にタリバンとの激しい交戦の末に現地通訳者の「未来」を手に入れるまでの話し。
追っ手のタリバンから逃げている時は、セリフは殆どなく、乾き切った山の斜面を降りる靴の音、はぁはぁと言う息遣いだけがスクリーン一杯に拡がり、観ていてドキドキしていたけれど、エンドロールを迎えて、「?」の疑問符が。
全ての根源は、アメリカじゃないか?
アメリカとタリバンの関係を掘れば掘るほど、混乱してしまう。
皆さん、評価が高いようだけど、あまりにも「キレイ」なストーリーで、ちょっと引き気味。

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ちゃ坊主

3.5ぶっちゃけ、ランボーの方が面白い

2024年2月28日
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鑑賞方法:映画館

事実を元にした人間ドラマにしては背景が描かれず、
アクション娯楽にしては味気ない。
超人ランボーが特殊技能で敵をバタバタやっつける方が面白い。

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ドラゴンミズホ

5.0それぞれ

2024年2月28日
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アフガン人通訳にはそれぞれ理由があるわけで。

それぞれの立場で通訳するわけで。

米軍も激戦だが、一番苦しいのは通訳なんだよなぁ...

しかし、ガイ・リッチーが作る社会派作品。

期待と不安がありましたが。

テロップだったり、音楽だったり、

らしさが出ててホッとしました。

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たかはしすすむ

3.0ガイ・リッチーじゃなくても良かった映画

2024年2月28日
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鑑賞方法:映画館

単純

ガイ・リッチー監督の真骨頂であるお洒落な演出と台詞回し、音楽、ファッションの特徴は抑え目。
どこを切ってもどこかの作品で見たような王道の内容で、これだとガイ・リッチーじゃなくても良かったと言うのが正直な感想。
何も前提条件なしで見たら普通に面白い作品だし、ガッカリ感はないかもしれないけど、重めのテーマでもこの監督が料理したら鳥肌もののシーンが観られるのではと期待している層(自分を含む)にとっては厳しい。

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Annex

4.5コヴェナントの重みに胸が熱くなった

2024年2月28日
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鑑賞方法:映画館

激しい戦闘シーンもあるが、事実をベースにしたシンプルなストーリーは、着地点まで分かっているので、ハラハラドキドキはほとんどなかった。
むしろ、救出資金のため家を抵当に金を借り、夫をアフガニスタンへ送り出す妻の姿や、ラストシーンなどに、胸が熱くなった。
エンド・テロップで紹介された、救われなかった多くのアフガニスタン人通訳についても、胸が痛んだ。見ごたえ十分の映画だ。

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ファランドル

3.5エンタメ要素を強くした方が良かったかな

2024年2月28日
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鑑賞方法:映画館

アメリカが行ったアフガニスタンにおけるタリバンとの闘いを舞台に、アメリカ軍のキンリー曹長と、現地で雇われた通訳のアーメッドとの”絆”を描いた作品でした。イギリス人のガイ・リッチーが監督を務めていたものの、内容が内容なのでてっきりアメリカ映画かと思いきや、イギリスとスペインの合作ということでちょっと驚きました。まあ9.11以降20年に渡って続けられたアメリカによるアフガンへの報復攻撃には、アメリカだけでなくイギリスも連合軍の一員として参加していたので、英米の間柄にも太い太い”絆”があるのは確かなのですが。因みにスペインは、アフガンでは撮影出来ないので、撮影地に選ばれたようですね。

内容的には、「ブラックホーク・ダウン」とか「アメリカン・スナイパー」など、近年のアメリカの戦争物と軌を一にするものという印象でした。違いがあるとすれば、これら2作品がノンフィクションに寄せた作品だったのに対して、本作はフィクションに寄った作品だったことや、主人公のキンリーがアメリカ人だったけれども、その相棒のアーメッドはアフガニスタン人だったというところでしょうか。
ただ作品紹介によると、「アフガニスタン問題とアフガン人通訳についてのドキュメンタリーに着想を得て撮りあげた社会派ドラマ」とされており、現地でタリバン等と闘ったアメリカ軍は、実際現地の人を通訳として雇っていたのは本当のようです。そしてアフガニスタン人がアメリカ軍に雇われることは、タリバン側から見れば敵に寝返る行為になることから、2021年にアメリカ軍がアフガンから撤退した後に、数百人の通訳がタリバンによって殺害されたというテロップで本作は締めくくられていました。
逆に言えば、そうした高いリスクを冒してでもアメリカ軍に雇われるアフガニスタン人がいたのは、タリバンへの反発心も多分にあったでしょうが(本作のアーメッドは、子供をタリバンに殺されているという設定)、高額な金銭的報酬とともに、アメリカのビザも与えるという契約があったことが、その動機にあったものと思われるし、本作でもそのような描き方をされていました。

ストーリー的には前後半に分かれていて、前半部はアフガンに派遣されていたキンリーの部隊がタリバンの拠点を攻撃したものの、キンリーとアーメッド以外全滅してしまい、しかもキンリーは重傷を負ってしまうことに。そんなキンリーを、アーメッドはソリや大八車に載せて100キロ離れた米軍基地まで運びます。一部車を使えたところもありますが、車だとタリバンに見つかってしまう恐れがあるため、大部分を重症のキンリーを引っ張って徒歩で進みます。この辺りのシーンは、舞台が中東の荒野であるという共通項もあって、1月に観た「葬送のカーネーション」を想起させるものでした。まあ「葬送のカーネーション」で引き摺っていたのは棺桶だったけど。
こうして九死に一生を得たキンリーは帰国しますが、アーメッドは依然としてアメリカのビザを与えられずアフガンに留まらざるを得なくなり、タリバンから狙われる存在になってしまいます。そんなアーメッドを、今度はキンリーが助けるというのが後半のお話でした。

目分量で言うと、概ね3分の2くらいが戦闘シーンや逃亡シーンであり、息もつかせぬ展開が続いたのは、戦争物として中々良い出来栄えだったと感じました。ただちょっと疑問というか説明が足りないと感じたのは、米兵のキンリーの戦闘能力が高いのは当然として、アーメッドがキンリーと同等か、それ以上の戦闘能力を持っていたこと。特に戦闘訓練をしたという話もなかったのに、銃の扱いは手慣れたもので、相当程度離れた相手も的確に射撃していたり、崖を転げ落ちながらタリバンの追ってから逃れたり、接近戦でも刃物を使いこなして無類の強さを見せたりと、只者じゃない動きをしたアーメッドって、一体何者なのという疑問は最後まで残りました。

まあこの点は映画のご愛敬と言えなくもないのですが、もっと引っ掛かったのが本作に「社会派ドラマ」という表現が当てはまるのかということでした。結局予定調和な終わり方をしていた点は勿論、タリバンの描き方も一方的な悪者であり、何故彼らが叩かれても叩かれてもアメリカに対抗出来るのかと言った部分には触れられていませんでした。この辺は今現在行われているイスラエルとハマスの対立にも通じるところがありますが、タリバンやハマスの理屈にも触れてこその「社会派」だと感じたところです。

また、アフガンでの米軍を中心とする連合軍による民間人の被害にも触れられておらず、この辺りもいかがなものかと思いました。2020年12月8日付の英国BBCのニュースサイトが報じた「アフガン空爆の民間人死者、3年で4倍以上に=米研究」という記事によれば、「アメリカをはじめとする連合軍の空爆で死亡したアフガニスタンの民間人の数が、2016~2019年で330%増加していることが、アメリカの研究で明らかになった。米ブラウン大学の「戦争の代償」プロジェクトによると、2019年だけで空爆で約700人の民間人が殺された。」とのこと。ちょうど本作の設定が2018年ですから、この時期に連合軍の空爆により、毎年数百人の民間人が殺されていた訳です。

勿論本作はアメリカ兵とアフガニスタン人通訳との”絆”にスポットを当てた作品であり、その他の要素を限りなく捨象することが一概に否定される訳でもないとは思いますが、もう少し多面的な捉え方をした方が、「社会派」の名に相応しいのではないかなと思った次第です。まあガイ・リッチー監督が自ら「本作は社会派ドラマだ」と言った訳ではないので、制作者サイドの本音は別のところにあるのかも知れませんが、予定調和のエンタメ要素が強い戦争物を目指すなら、「トップガン」のように敵を特定することすらしない描き方の方が、スッキリと観られるように思いました。

ただ映画としての出来栄えは優秀で、迫力満点だったので、本作の評価は★3.5とします。

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鶏

4.0ガイ・リッチーが直球で挑んだ硬い絆の社会派映画

2024年2月28日
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鑑賞方法:映画館

やはり「ガイ・リッチー監督作にハズレ無し」だった、もう一度観たい。
アーメッド:「私は言葉を翻訳するのでなく、解釈を手伝う為にいる」と言う。
とても頼もしい存在だ。
原題:『Guy Ritchie's the Covenant』よりはこの邦題で良いと思う。
25年間で長編映画の14本目、最近になるほど制作のペースが上がってきている。もう次回作とその次の作品も決まっている、楽しみだ。

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ナイン・わんわん

5.0肩コッター!

2024年2月28日
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鑑賞方法:映画館

興奮

あっと言う間に映画に釘付け!
気が付けば全身力はいりまくり。
手ぶらで歩くだけでも大変な山道を、傷ついた兵士を手押し車にのせて100km!
言葉も解らない、見つかれば殺される敵だらけの国に恩を返しに戻る!
考えられない。凄い!
でも一番すごいと感動したのは、苦しむ亭主に素敵な自宅を担保にして大金を握らせ『なすべき事をして生きて帰ってこい』と送り出した奥様。
12年間ハラハラしながら生きて来て、つい最近今回は駄目だったと真っ暗になったばかりなのよね。
こんな奥さんもらったら男冥利に尽きるよな!
一生頭上がらないだろうな。羨ましすぎです。

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亀