コヴェナント 約束の救出のレビュー・感想・評価
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アフガニスタンの現実 その2
こういう映画は見ていると辛くなるが、アフガニスタンの現実を頭に叩き込むために鑑賞。
同じ目的で、カンダハルも鑑賞したが、この映画の方がタリバンの姿が丁寧に描かれている。カンダハルのタリバンはゾンビみたいな印象。
結局、兵隊は平和を構築することは出来ない現実。
勢いにまかせて兵隊だけ送り込んではいけないのだ。
ソ連もそうだったし、ベトナム戦争もそう。
ガザも含め、平和は遠くなりにけり。
虚しい
アメリカのした事、しなかった事。
約束は守られた。
権力の空白が生まれた土地の、協力者のはかなさ
不謹慎かもだが面白かった
一時期ニュースでよく聞いたけれども米軍撤退により名前もあまり聞かなくなったな…と思っていたら、現在もガザ地区で行われている虐殺に関わるのがタリバンと現在も進行中のことである。
それゆえ面白いと言ったら不謹慎なようにも思うけれども、映画として面白かった。
ガイリッチーが?と驚いたけれども、ある意味大きな戦争の意味を問うというよりも、立場を違えた者同士の友情に焦点を当てたのが解りやすくて成功しているように思う。
次々と迫り来る敵、やらないとやられる。そんな場面の連続で、人殺しは罪だと正義論を言ってられるのも平和な場所にいての主張に過ぎないとしみじみ思う。
弟やその手伝いした者たちは残って大丈夫なの?
若干友情に至るまでのそんな何かあったかな?て気にならなくもない。当初は米軍を連れてかないとビザがおりないから、が理由だったんだろうがいつしか互いの間に友情が芽生えてた…らしい?そこが弱いと言えば弱いかも。
それにしても曹長の妻は男前ですね!
チャウチャウ…
熱い男の友情ドラマでした。
スリルとサスペンス & ダイナミック
アクションは序章に過ぎず
前評判があまりに良かったから結構期待していたのだけど、予想していなかった角度で驚き。タイトル、そういう意味だったのか。近年のガイ・リッチー作品のようなド派手なエンタメ映画ではなく、大真面目な超本格社会派ドラマ。どうやらこれ実話らしく、おかげでガイ・リッチーの本気を見た気がした。
序盤はよくある映画な雰囲気だし、迫力はあるけど印象深いシーンはそれほどなく、本日3本目ということもありウトウトしていたんだけど、本題に入ったところで一気に叩き起される。なんとこの映画、見どころがアクションではないのだ。アクションを終えた先にある、男の熱い友情。といっても出会って数日の曹長と翻訳隊員であり、これまで親密な関係があった訳でもない。なのに、死にものぐるいで守り、守り返す。ただ助けてあげたい。それだけでこんなことを成し遂げてしまうなんて、スゴすぎる。
ジェイク・ギレンホールは一連の出来事を経験したかのような、キャリア史上最高の演技。歯痒さ、もどかしさの体現が本当にすごい。実体験した人じゃないと、こんな行動できないよ。アーメッドを演じたダール・サリムもまた、これ以上は考えにくいキャスティングで、必死にもがくようすは、リアルすぎてとてもじゃないけど見ていられなかった。基本的な登場人物はこの2人。極限まで無駄を削られた脚本だけど、洗練されていてとても魅力的な作品になっていた。ガイ・リッチーはこんな映画も撮れるんだ。益々好きになるじゃないか。
そして、日本だからと他人事に思わず、歴史についてもっと勉強しなければいけないなと思わされた。幸いにも、日本ではアフガニスタン問題のような軍事介入は起きておらず、そのためこのような問題に対する意識が自分を含め極めて低い。また、日本はメディア報道に偏りがあり、同じ時間帯にどの放送局でも同じニュースを採り上げているということがざらにある。受け身で知れる機会が少ないからこそ、自分からもっと学んでいかなくちゃならない。この映画はエンタメとしても優れているが、関心を高めるという意味でも、すごく価値のある作品だったと思う。
えー、普通に面白いんですけど(意外!)
ガイリッチー=スタイリッシュというイメージで、凝った映像とかあまり好みではなかったんですけど、こんな映画撮るんですね。しっかり骨太な映画で、ずーっとドキドキしながら鑑賞しました。すごく面白かったです。
ヒューマンドラマ
24-031
ガイ・リッチー
恩義に報いるとは
兵士の覇気が半端ない
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