バッド・デイ・ドライブのレビュー・感想・評価
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3番煎じ
座席に爆弾を仕掛けて脅迫、どうも観たような記憶、「タイムリミット(2018)」とそっくりだと思ったら原作はアルベルト・マリーニ、どちらもスペインの「暴走車 ランナウェイ・カー(2015)」のリメイクでした。最初に観たタイムリミットの印象が強すぎてどうしても2番煎じにしか思えず評価するには至りません、ただ、最後の脱出シーン、そんな手があったのかと思ったがよく考えてみると車が横転した時点で体重のベクトルが変わり起爆するはずですよね。
仕事仲間も家族も不信感のせめぎあい、子供を出汁に怖がらせる手口も非道で稚拙、一件落着でホットはしたが爽快感の無いスリラーでした。
リメイク
この作品は「トータルリコール」のようにリメイクされた作品
前作との違いは犯人 ミステリー要素の作品だけに、リメイクを見る人に推理させたいのだろう。
前作では叔父にあたる人物が犯人だったが、遠隔起爆が犯人の置いた携帯電話であることを主人公が気づかないことで、長々と犯人の指示に従わされることになっていた。
今回の作品ではそのあたりがもう少しスマートに描かれていた。
しかし、犯人が一人で一夜のうちに4台の車に爆弾を仕掛けるのは到底無理だ。
この部分がまったく描かれていないところが、今回の作品の特徴でもあるが、そもそもこの原作の問題だろう。
この事件の背景に描かれるのが投資と嘘、お金 顧客からの指示に秒で付き合わなければならない投資会社の社員 良い顧客が付けば利益のバックも相当になる。
そこに潜む家族との時間を犠牲にすること。
冒頭主人公が会社と対応するシーンがあるが、妻との約束も反故にするほど忙しい。
我々日本人が知るアメリカ人の家族サービス精神は、すでに過去のもののようだ。
だからこのような作品が登場するのだろう。
ただ、リメイクするほどの作品かどうか、私には理解しにくいところもある。子供たちを車で送迎する途中見知らぬスマホからの着信と座席の下の爆弾でこの作品がリメイクモノと気づいた。すぐ消したくなったが早送りしながら要所要所だけを見たのは、前作との違いを確認したかったからだ。
しかしカーチェイスと爆発シーンは日本は30年遅れているような気がする。
特撮技術では40年 アニメ作品は断然日本が勝っているだろうが、娯楽作品のストーリー性はまだまだハリウッドが上だろう。
ただ、
TVと違って、映画に興味がなくならないのは、作り手も役者も原作も「本気」をぶつけているからだろう。その動作ひとつの表現に意識を注ぎ込むことに目が離せないのだ。
子供の命が最優先
リーアム・ニーソンのアクションはほぼ見られない。爆弾が仕掛けられたという緊迫感は、同僚が次々と爆死させられる現場を見せつけられたからでもあるし、いとも簡単に人を殺すサイコパスのために判断を誤らせる手法。車を降りられないとなると、アクション封じだもんなぁ・・・これは期待しているファンをも失望させる。
まるで本当に人が爆発に巻き込まれたかのようなトリッキーな映像や、車載電話と犯人の仕掛けた携帯のコンビネーションが面白かった。row,row,row your boatという着信音。最近見た映画でもよく耳にするなぁ。Merrilyという発音が難しいんだよ!と、自分の英語力のなさを嘆いてしまう。
犯人は誰なんだ?!というギリギリの駆け引きや、警察の協力がどちらも信用できないままでの葛藤。俺は俺の道を行く!表情からは読み取れない激しい怒りはリーアムにピッタリだったが、ちょっとマヌケなところも見せる真犯人のせいで若干興醒め。さてさて横領の罪はどこまで問われるのだろうか心配・・・
そして気になるのが娘の怪我。兄ちゃんに指を挟まれたのも気になる・・・
最強パパも流石にもうパパ役は厳しくないか?
ランナウェイ ニーソンおじさん
スペインが原作で、その後ドイツ、韓国でもリメイクされ、本作はアメリカ、イギリス、フランスの合作として 昨年公開されたサスペンス作品。ランナウェイおじさんことリーアム・ニーソンが主演で、目に見えない脅迫者や警察相手に、ベルリンの街中を逃げ回ったり、追跡したりと、相変わらずの爆走振りをみせている。
金融投資に携わるニーソン演じるマットは、この日もいつもの様に、仕事前に子供を乗せて学校へ送り届けていた。そんな時、不審な電話を着信する。その内容は、その車に時限爆弾を仕掛け、「言う通りしなければ、爆発させる」という脅迫だった。マットには、その脅迫者に心当たりはなく、子供が巻き添えにならないように、必死に指示に従い運転するが、その行く先々で、マットの仕事仲間が乗る車が、次々と爆破され命を落としていく。
そんな中、警察やメディアは、爆破現場にいたマットが爆破の容疑者として追跡を始める。視えない脅迫者と警察包囲網を掻い潜り、孤軍奮闘する展開は、ニーソンが一番得意とするシチュエーション。車に爆弾をしかけて指示に従わせるという設定は、『スピード』を思い起こす内容だが、スケールと言う点では『スピード』には適わない。
脅迫者についても、最後の最後でその正体も明らかになり、爆破の危機から脱出をしていくわけだが、途中、いつも悪役に定評のある人物が登場した時点で、そのトリックも何となく読めてしまた。案の定、その通りの結末で、サプライズにならなかったのは、配役ミスかな。それにしてもニーソンおじさんは、まだまだアクションにも挑んで、頑張ってますね。
この映画のテーマと結末に、大共感‼️
テーマとして《金融の悪》を摘発している点は誉めたい。
リーアム・ニーソンの主演作。
最近作はB級のアクションや高齢を揶揄した
「アルツハイマーの殺し屋」の映画とかで、がっかり作品が多くて
残念なリーアムさんでしたが、この映画は久々に面白かった。
運転中の座席に爆弾が仕掛けられ、腰を上げると爆発する。
そんな、にっちもさっちも行かないタイムリミットスリラー。
後部座席には子供たちも乗っている。
犯人のスイッチひとつで爆破される。
スリルもかなりある。
目の前で同僚の車が次々と爆破され、犯人の要求には絶対に逆らえない
状況はスリル満点。
個人的に金融機関とか金融に怒りを感じているので、
この映画のテーマや結末には共感したし、溜飲が下がった。
主人公は金融機関の共同経営者でTOPの右腕。
お客が幾ら金融商品で損しようと、それは個人の自己責任。
役員たちは何億の役員報酬を貰って、客の損失なんか、
知ったこちゃない‼️
というのが金融マンの常識。
アクション映画でこんなテーマを扱うなんて、意義がある。
スペイン映画のリメイクだというが、オリジナルも観てみたい。
経営者が裏金をケイマン諸島かなんかの銀行に暗号資産として
蓄えていた。
傾いた会社に見切りをつけて、裏金を手に入れよう。
それが全ての事件のとっかかりで真相だった。
こんな荒っぽいのは御免だけれど、もう少し日本の経済が
なんとかならないものか?
警察に通報したり、勝手に車を停めたり、 車を降りたりすると車は爆破されるという。 これはキアヌ・リーブスの「スピード」(1994年) にそっくりなシチュエイションだ。
動画配信で映画「バッド・デイ・ドライブ」を見た。
2023年製作/91分/G/イギリス・アメリカ・フランス合作
原題:Retribution
配給:キノフィルムズ
劇場公開日:2023年12月1日
リーアム・ニーソン
エンベス・デイビッツ
マシュー・モディーン
リーアム・ニーソンの最新作。
ドイツや韓国でもリメイクされた2015年のスペイン映画
「暴走車 ランナウェイ・カー」の英語リメイクらしい。
役者の実年齢は71才のマット(リーアム・ニーソン)
だが、なぜか中高生の子どもがいる。
個人的にはおじいちゃん役でもおかしくないと思う。
子供たちを学校に送るために車に乗り込むと電話がかかってくる。
警察に通報したり、勝手に車を停めたり、
車を降りたりすると車は爆破されるという。
これはキアヌ・リーブスの「スピード」(1994年)
にそっくりなシチュエイションだ。
嘘だろと思ったが、
後にマットの同僚の車2台が実際に爆破されて
ドライバーは死亡してしまう。
マットは警察とマスコミから爆弾事件の容疑者として追われながら、
恐怖に怯える子どもたちとともに車を走らせ続ける。
リーアム・ニーソンの映画はいつも
突き抜けた面白さはないかもしれないが、
まあまあ面白い。
この作品も及第点だった。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
運転中のリーアムを刺激するのは止めましょう
車に爆弾が仕掛けられた! 要求通りにしなければ爆破させるという。
車には学校へ送ろうとしていた子供たちも…。
いつ爆破させられるか分からない危機に瀕しながらも、子供たちを守り、怒りに燃え、犯人を探し出そうとするは、勿論この男!
リーアム・ニーソン!
車に爆弾×謎の人物からの脅迫電話。
『スピード』と『フォーン・ブース』を足したような設定だが、残念ながら“+”や“×”にはならず。かと言って“-”や“÷”ほどではない。
スリルや犯人探し、爆破やカーチェイス、尺も90分で見易い。いつもながら安定のリーアム・アクション。
子供たちを学校へ送り届けようとしていた時の災難。
子供たちの為なら命を張るあの作品のような熱血ファミリーオヤジのように思えるが、そうではない。
仕事第一の金融ビジネスマン。奥さんの話や子供の事など上の空。学校への送りも実は渋々。
運転中も子供たちと話したりせず、仕事の取引相手と電話。
そんな父に長男は反発。
さらにこの危機の最中、奥さんが離婚を準備中なのを知り…。
命の危機と家族の危機。仕事の方でも問題が…。(犯人は仕事関係者…?) トリプル危機で最悪の一日…。
そんな中で見つめ直す家族や自分の人生。
こんな状況にならなきゃ気に留めなかったのかと言いたい所だが、この手の作品にはちょうどいい。
救出の際、反発していた長男が「一緒にいる」と言うシーンは良かったね。
でも、どう見ても子供と言うより孫にしか見えない…。
同僚も同じ状況に陥り、目の前で…。
犯人によって爆弾魔に仕立て上げられる。
警察は協力を申し出るが…、当てにならない。
自分の手で犯人を探す。
包囲網を強行突破し、遂に犯人と相対する。
その犯人は…
犯人だったら驚きだったのは…
1位:まさかの奥さん、2位:実は自作自演、3位:損失させた顧客の誰か、4位:ボス。
結局お前かい! 何だかがっかり…。
爆破寸前の列車横断タイミングで何となく分かったし…。電話も録音で何ともなるし…。
設定は悪くなかっただけに、オチや犯人はちと残念だったね。動機もおバカ。
何はともあれ、
運転中の脅迫電話は止めましょう。
運転中のリーアムを刺激するのも止めましょう。
ひやひやドキドキ
リーアム・ニーソンにしては…
運転席で孤軍奮闘
自動車教習所で観せて欲しい
自動車の運転中に電話(スピーカー含め)やスマホ操作を行ったり、違うことを考えることがどれだけ危険かがよく分かる。劇中何度も事故を起こしそうになるが、ギリギリでなんとか回避。前の車に衝突しそうになるシーン(娘らが大声で注意してくれて衝突せず)で思ったが、娘らを乗せてなかったら衝突しそうなことに気づかず仕掛けられた爆弾が原因ではなく自動車衝突事故で中盤の段階で死亡してたかもしれない。いくら運転に慣れた人でも集中していないと事故りかねないことがよーくわかった。この映画では事件に巻き込まれながらかつ危険なドライブを継続するわけだが、初心運転者なら絶対にこんなこと不可能で、事件解決(犯人に応対)か運転かどっちかしかできない。
サスペンス好きの人にはもちろん、日常的に自動車を運転する人、運転(ドライブ)が好きな人にもおすすめ。
今度の兄貴は金融屋
『スピード』を期待するとがっかりする
二人の超人
リーアム・ニーソンの挑戦👏
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