SAND LANDのレビュー・感想・評価
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鳥山明ワールド炸裂の冒険活劇
原作は何回読んだかわからないくらい何度も読みました。
映画化が発表されたときからとても楽しみにしていました。コミックス1巻分の原作のストーリーを100分にキッチリ収めていて、作画も声優の演技もクオリティが高く、大満足の出来でした。
魔物を含めてキャラクターのデザインや登場するメカが全て「鳥山明だな〜」という感じで、鳥山明作品が好きな方はそれだけでもきっと感動できるでしょう。
『COWA!』や『カジカ』も映画化してくれ〜。
エンドロールまで素直に楽しい♫
エンドロールは、後日談のようなフォトアルバムが流れます。最後に本当に後日談があるのでお楽しみに。なお、フォトアルバムはスクリーンの左側に流れるのでよく見たい方は左寄りの席が良いでしょう。
素晴らしい映像化、思想的にも確かだが・・・誤訳あり(笑)
世の中に蔓延る悪い奴をそれを遥かに上回る「とんでもない悪の権化、魔族のプリンス=ベルゼブブ」達が強大な力をもって懲らしめる、勧悪懲悪?・・の痛快活劇漫画のアニメ化です!
ドラゴンボールやドラクエ(こちらはキャラデザのみ)に代表される鳥山明先生の世界観がきっちきちに詰め込まれていて、漫画初期のファン(ドクタースランプあたり)からしたら感涙ものです。
主人公のベルゼブブやシーフの良い魔族っぷり?、保安官との種族を超えた絆なんかを見るに、「人は見かけや噂で判断しちゃいけない、その行動において評価されなければならない」ということを分かり易く、本当にストレートに主張されていて良かったと思います。
見かけや自認?だけで、特別扱いしろっていう今の世の中の変な風潮に釘を刺す・・いや、ベルゼだったら平手打ちくらいはするかもしれん、まあ、極悪だから許容されます笑
なお、セクシー女優・・・って表現が出てきたような記憶がありますが、これは20年前の時代背景からしたら間違いなく誤訳で、今公開するなら表現を直すべきと思いましたよ。
それはさておき、とても良い映画なので、ぜひ劇場で!
最高に面白い!! 後味 爽快なアクションアドベンチャーの傑作!
人気マンガ家の鳥山明さんが2000年に週刊少年ジャンプで短期連載した作品の映像化
鳥山さんの独特なタッチの絵をそのまま動画にした個性たっぷりの映像が印象的、特に保安官バギーや戦車などメカやギミック系がすごく好きです
そして映像もさることながら、何よりもストーリーがイイ!
水が枯渇し民が苦しむ砂漠の国で泉を求めて初老の保安官と魔物の王子ベルゼブブ、ベルゼブブのお目付け役の魔物のオッサンが旅するロードムービー
特にベルゼブブが無垢で素直でカワイくて、時にすごく強くてカッコいい、という真っ直ぐでとても魅力的なキャラクターなのがいいです
旅の途中、初めはお互い信用してなかったり反目し合っていたのが、幾多の困難や危機を一緒に乗り越えながら心通わせていくハートウォーミングなドラマであり、さらに水が枯渇している理由や保安官の過去も描かれながら3人(でいいのか?)で協力し”悪”と闘う熱いドラマも展開され、初めから終わりまで見応え満点であっという間の106分でした
バトルシーンが多いけど引っぱたいたり蹴り飛ばしたりが殆どで、人が殺されたりといったバイオレンス描写が全く無いのがいいのと、クライマックスのラストバトルはその辺のアクション映画も顔負けのスペクタクルシーンとなっていて最高に盛り上がります
主要キャラが愛おしくなるほど良いキャラばかりで、最高にハッピーで勇気がもらえて、終始ワクワク感に包まれ後味爽やかなアクションアドベンチャーの傑作です
楽しかった
子供の時読んだ漫画だったが、大人になった今改めて観ても普通に面白い!
人間と魔物が手を組んで水源を探す冒険に出たら、国の陰謀を発覚したという一連の出来事が面白くて最後まで飽きずに観られる。登場人物も個性的でアニメーションもよくできている。どんな世代でも楽しめる話だと思う!
こういうのが良い!
原作未読。
鳥山明版デューンと怒りのデスロード。
楽しい冒険活劇。
マシンのデザインも好き。うん○ガスも。
安心して楽しめました。
夕方だったせいか客席はまばらだったのは残念。
皆に見てほしい。
ルックが最高!
面白かったです!
なんか最近のアニメって絵とかキャラデザがちゃんと原作そっくりで凄い良いですね!
鳥山明最高。戦車も敵の将軍も乗ってる機械もデザイン全部最高でした。
話もめちゃ映画向きで良かった
欲を言えばもっとベルゼブブの戦闘シーンを魅せてほしかった
でも最高でした
小学生は必須でオススメ
6回観たら1回タダ!で鑑賞。でも何故『SAND LAND』!?やっぱり『DRAGON BALL』新作が観たかった!
原作は読んだが内容はスッカリ忘れている!序盤は退屈で寝そうになる。
結果、ホッコリ・ウルウルさせられるが、やはりアニメじゃ印象には残らない・・・!
出演者全員おっさん(※アクマは1000歳以上)
ヒロインがまったくいない
この乾いた大地には女っ気が全くない
保安官の渋いオヤジにアクマの王子にシーフ
王国軍も面倒くさいポリシーのありそうなリーゼント将軍
私腹を肥やしまくるクソみたいな王様
死ねばいいのに生きながらえる大将軍
砂漠におっさんばかりだと見る気も失せるが
この映画はそんなものじゃない
胸アツの漢たちが命を賭けて国民に水を届ける
エンドロールで自分は胸に手を当てたくなった
シバ将軍、いやラオに敬礼!
アニメどころの騒ぎじゃない
この作品に敬意を払うほどの作品だった
とにかくキャラデザが良すぎる
キャラクターと乗り物のデザインが素晴らしい。
原作未読ですが、一つの映画としてしっかりまとまっていて、文句なしです。
お互いに“仲間”と認め合うようになる様は見ていて気持ちがいい。
めちゃんこつおい
「アクマよりワルだなんて、ゆるされると思うか」
王道の鳥山ワールド。
安心して見ていられる。
この際、カジカやCOWA!、◯作劇場の作品もいくつかアニメ化してみてはどうかと。
アックマンの長編化も期待。
子供だけじゃなくて大人も全員幸せになれる!
予告だけ見ると、少し子供っぽい映画なのかなと思って鑑賞を望んだのですが、かなり上映中通して、ほっこり心温まる内容であっという間に感じるような楽しい映画になりました。最後まで、グダるところもなく、構成がかなりしっかりされていて映像も綺麗で、迫力もあり、素敵な映画だと感じました。今回はひとりで見に来ましたが誰かと見にくればよかったと思いました。
布教活動をして下さいw
鳥山明先生といえばアラレちゃん!と悟空!の印象で、恥ずかしながらこちらの名作の存在すら知りませんでした。
宣伝がすごいですね!
⚫︎新宿駅通路を
予告映像を流してジャック!
立ち止まって動けなくなる子と私w
⚫︎渋谷宮下パークでの大規模展示会!
ベルゼの等身大フィギュアがありました!
(結構大きかったw)
他にも、
⚫︎劇場予告に登場していたり(映画観に来たのに観ないなんてワルだろ〜w)
⚫︎原作が試し読みできる豪華ニュースペーパーの無料配布!
(これ、まぢで、読み応えあるぅ〜!!ゲット出来た方はラッキーでしたね♪)
⚫︎入場者プレゼントもあり!
東宝の力の入れようが伝わって来ますw
感想は!!
とても素晴らしかった!
全てが丁寧に作り込まれており、思いがけずの傑作(失礼! m(_ _)m) に出会えて幸せでした!
鳥山ワールド全開!
懐かしい想いも蘇りますが、それだけにとどまらず、最新の技術で映像化されているため、非常に高いクオリティ!
古臭くないよ!
ドキドキワクワク♪が止まらない!
声優陣も全てプロ中のプロw!!
やっぱりアニメはアニメ屋に任せると安心です(^。^)
しんちゃんでも数々の名言に心掴まれましたが、本作も名言で溢れていました。
みんなサラッとすごい深い事言ってくる!!ジーーーンときちゃった( ; ; )
とても素晴らしい作品なのに!
東宝があんなに力を入れているのに!
ヒットの予感がしない。。。
こんなに良い作品なのにぃ〜!
ギリギリ!!と、歯を食いしばりながら布教活動を行いたいと思いますw
だってさ!私なんてさ!
「直近の話題作に比べて、サンドランドの方が面白いなんてホントかよ!!!」
って、思っちゃったもんね!
ホビーアニメというジャンル
製作の報を聞いたときに「なんか昔読んだような記憶がある」と思ったが、二十数年前の鳥山明氏の漫画だったらしい。その二十余年前から今に至るまで圧倒的な知名度と人気を誇るDRAGON BALLと肩を並べるだけの胸がパチパチするほど騒ぐ冒険譚が本作には詰まっていた。
人が(人外もいるが)動く、メカが動く、弾は飛ぶし砂塵が舞う。コミック調のタッチでグリグリキャラクターとストーリーが躍動するのは、アニメーションが最初に目指した姿はこうだったのではと思わせてくれる。
どういう経緯で四半世紀近くを経て本作の劇場アニメ化が叶ったかはわからないが、今この令和に作る素地が整っていたことは真にめでたいと感じた。制作陣の「好き」を存分に浴びられる上質のホビーアニメとして、この夏のレジャーの選択肢に加えてはいかがでしょうか。
鳥山明だ…!!!
原作、……子供の頃にVジャンプで読んだような…?
鳥山明の好きなギャグまわし、展開、キャラ。
我々おっさんの子供の頃、こういう鳥山明ワールドが好きだったんです。
ドラゴンボールでいえばZではなく、ピッコロ大魔王が出てくる前のような。
これをもう一度見せてくれた映画製作の全関係者に感謝です。
乾ききったこの世界に
やったぞ、やりおったぞ。
本当に面白い映画と巡り会えない、映画大飢饉だった近頃。「君たちはどう生きるか」「トランスフォーマー ビースト覚醒」「バービー」「リボルバー・リリー」と大金を叩いた映画が尽く滑り、映画離れが進みつつあった私だが、ようやく出会えた。砂漠が舞台の映画が、全身を潤してくれた。
なんと良くできた映画でしょうか。
慣れ親しんだ鳥山明の作画、プロ声優の安心感、ジャンプらしい胸熱なストーリー。大スクリーンに映し出される広大なスケールと、ドラゴンボールに匹敵するアクションシーンにはテンションを上げずにはいられない。ああ、こういうのが見たかったんだよ。20年以上も前の漫画が原作とは到底思えない、現代を思いっきり風刺したこの物語は、今の私たちにとても重要なメッセージが込められている。カッコイイだけでは留まらない、すごく考えさせられる作品なのです。
単純にロードムービー、冒険ものとして驚くほど面白い。ほんの1秒たりとも飽きさせないんだから、鳥山明にはやっぱり頭が上がらない。クスッと笑えるシーンも沢山あるし、何も考えずとも十分に楽しめる映画だから、子どもたちにもこの夏、1番にオススメしたい。かなり多くのキャラクターが登場するのに、どれもこれもキャラがすごく立っていて魅力的。分かりやすくカッコよくて、分かりやすく悪だから、砂漠に似合わず超爽快。作者の気持ちとかそんなの考えずとも、脳を空っぽにして見れる、最高のアニメ映画。マリオぶりにやって来たぞ。
私たち人間が忘れてしまった、「信用」をベルゼブブたち悪魔は持ち、正しい判断を狂わせる「偏見」を知らない。人間よりも真っ当に生きており、頭がキレて、仲間を信じている。めちゃくちゃ強いのに殺しはしないし、何なら救いの手まで差し伸べてしまう。なのに、偽善者ぽくない。彼らを見ていると、人間が愚かで恥ずかしくなってしまう。この純粋さ、どこに置いてしてしまったのか。未だに戦争が続いていたり、国のトップが私腹を肥やすために国民を牛耳ったり、メディアによって特定の人物に偏見を抱いたり、本作がとても他人事とは思えないこの世の中。世界よ、この映画を見て変わる時が来たぞ。
ラスト辺りはもっとテンポよく華麗に進めれたような気もしたし、ベルゼブブや大魔王について、原作1巻であるためかあまり深堀りされていないようにも思えた。しかし、そんなことはどうでもいい。とにかく、頭で考えるよりも身体が面白い!!と反応したのだから、それでいいじゃないか。エンドロールで流れるユートピアも、本年度主題歌大賞にノミネートされるんじゃないかレベルで名曲でございました。外は暑く、感情もろとも乾ききったこの世界に、一筋のオアシスが現れた。ぜひとも、劇場でこの傑作をご覧下さい。
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