アイドルマスター シャイニーカラーズ 第1章のレビュー・感想・評価
全13件を表示
フィルムスコアリングとは・・・?
1回目の鑑賞ではアイドルものなのに妙に暗めの印象を受けました。 その後、この映画のウリがフィルムスコアリングだというのを知り、音楽を意識しながら2回目の鑑賞。 わかったのは、この作品ではBGMが普通のアニメのような状況の説明ではなく、キャラクターの感情の説明のために使われているということ。 そのせいか普通の作品よりもBGMが入っているシーンが多く、毎回ある不安や迷いなどの感情のシーンではだいたい弦楽器から入ることが多いため、暗めな印象を受けたようです。 どのBGMも曲の長さはシーンに合わせてあるのはわかりますが、鬼滅の刃などでやっているような、キメのアクションにピッタリ曲が合うような気持ち良さを感じるシーンはなく、キャラクターにより楽器を変えるような気遣いもなさそうで今のところメリットが感じられません。 普通のアニメのような音楽の付け方にするだけで、まるで違う作品になると思いました。 シナリオ的にも、ゴール(W.I.N.G.優勝?)の描写がふわっとしているため、キャラクターに感情移入しきれないところがあります。 ゲームをうまくアニメに落とし込めてないように感じました。 キャラのCGは可愛いと思っているので、キャラクター説明の話数が終わる2章以降はもっとこなれてくることを期待します。
ファン向けユニットプロモーション
原作ゲームに軽く手を付けた程度でストーリーはあまり知らない、曲だけ聴く程度なので より詳しくみたいなと観てみた。 新設ユニットであるイルミネーション・スターズは成長、葛藤を積み重ねていく感じに その他のユニットは既に素の形は出来上がっていてそれぞれ1話丸々主役の回ありという作り。4ユニット 16人もキャラがいるのにそれぞれに濃淡をつけず似たような出番を用意してるのはファンにはありがたいのでは。 ただ、同じ事務所にいるのに一切他のユニットとのからみがないのはびっくり。 ユニットごとにプロデューサーがいた方が自然だったかもと感じた。
「アルストロメリアいい」
今年205本目。 放課後クライシスで泣いてしまった。メンバーが客席に下りて盛り上げる、今年8月に池袋のシアターグリーンで「フクロウガスム」と言う劇を見て客席にどんどん入られるのを体感して、やっぱりプロの方が近くに来てくれると嬉しいなあと今作もそこが良かった。アルストロメリアの3人もいい。特典で当たったので大崎甘奈さんのファンになりました。
楽しさなどはあるけど、第2章に期待かな
TVシリーズの先行上映ということで見に行きました。 アイドルマスター シャイニーカラーズ 第1章 公開前はアニメ版サイトを見て、キャラクターやユニットなどを見てプチ予習しました。 ちなみに、原作のゲーム(スマホアプリゲーム)は未プレイです。 本編は第1話~第4話までの構成 だから92分なのも納得。 ライブはアンティーカ・アルストロメリア・放課後クライマックスガールズの3組 イルミネーションスターズは自己紹介とレッスンぐらいこれは仕方ないね 逆に考えれば、イルミネーションスターズのライブは第2章で披露すると思うので期待したいな。 オープニングテーマのツバサグラビティが流れた時は自然に泣いてしまった。 全体的としては楽しかったです。でも、楽しさはあるけどこれで納得してはいけない。 第1章は始まりの物語なので第2章に期待してます。
良い点も悪い点も。
全体的な感想としては新規に優しくないアニメだったと感じた。一方で確実に楽しめる部分もある作品にはなっていたと思う。構成に関しては、導入の1話とそ各ユニットそれぞれに焦点を当てた話が3話の計4話という構成になっている。
特筆すべきよい点については予想よりもCGアニメの質が良かったことや、劇半BGM単体で見たときに質が高いなどがあげられる。アンティーカのMVや放クラのライブシーンなどはできが非常に良く、見に行った甲斐があると感じるものになっていた。
一方で、よくなかった点は個人的には多くあった。まず第一にストーリー構成が単調ということである。ここに関してはまだ第1章であるため今後よくなる可能性もあるが、現時点では単調という評価になる。
具体的には、各ユニット回が毎度「お仕事を受ける→トラブル発生→何とか解決→ED」というテンプレートに乗っかっていることなどがあげられる。また、2,3,4話と全て独立したユニットの話がメインになるため、物語全体の流れが読みづらくなっている。特に3話のアルストロメリアがメインとなる回では、その話単体で見ても展開の理解に苦しむ内容となっており残念だった。
そのほかにも残念だったポイントは以下のとおりである。
・ユニット回にも焦点が当たっていない別のユニットの描写が挿入されていることで視点の変更が多くなりストレスだった。
・エモい劇半とストーリーがマッチしていない箇所があった。
・各ユニット回中の挿入歌とEDが同一であるため聞き飽きてしまう節がある。楽曲が足りないわけでもないのだから別の曲でもいいのではないかと思ってしまった。
・登場人物が多数登場する会話シーンにおいて、しゃべるキャラクターが中心に来るようにカメラが頻繁に移動するため、目が疲れ違和感があった。もう少しカメラアングルを工夫できなかったのだろうか。
・各話のタイトルのフォントや演出がチープ。
・なぜか劇場での一挙上映なのに各話の最初に「これまでのシャイニーカラーズ」という振り返りパートが存在する。2分前まで見ていたお話を忘れる奴がいるのだろうか?。バラエティー番組のCM明けを彷彿とさせた。
・CG単体では高品質だが、モブキャラのCGと主要キャラのCGとの差に違和感を感じた。
総評
全体的にシャイニーカラーズの空気感の表現や小ネタなどがきちんとあり、ファンムービーとして良い出来だったと思う。しかし、掴みやストーリーの弱さからアニメとして見たときに見続けたいと思う人が多いと思えない内容だった。昨今質の高いアニメが多く存在している中で(同じアイマスアニメとして見てもミリオンライブのほうが格段にわかりやすく良い内容だった。)、厳しい戦いになりそうだと感じた。
歌の上手い声優さんたち
3部作の第1章。 シャイな16歳の櫻木真乃は、プロデューサーと高台の公園で偶然出会い、アイドルにならないかと誘われ、芸能事務所・283 プロダクションに入った。クールで努力家の風野灯織や、元気で明るい八宮めぐるの2人とイルミネーションスターズというユニットを結成し、3ヶ月後の新人披露イベントに向け頑張っていくことになった。その他、3つのユニットの話。 このパターンっていくつあるのだろう? 歌の上手い声優って多く居るなぁ、という感想。 次は11月末公開らしいので、続けて観ようと思った。
ミリマスに続いてシャイマスも
アイドルアニメコンテンツの中でも成功を収めたシリーズの一派である本作品は、アイドルアニメの王道『商業アイドルの内側』をデフォルメした内容を、シリーズ毎作とも軸にしています。本作も同様アイマス・デレマス・ロリマス・ミリマスと続き『シャイマス』として、アイドルキャラクターがスクリーンいっぱいにその可愛らしい姿を所狭しと駆け回るのですが‥‥ 前作ミリマスからフルCGとなった様で、ポリピクのビジュアルはかなり自然なセル画アニメの雰囲気を踏襲しています。一昔前の人相類似やソフビ人形感は皆無、ただ頭髪のギザギザ感が気になるくらいでしょうか。 ついこの間劇場で鑑賞し、現在TVアニメ・配信されているミリマスのソレがアイマス1作目の雰囲気を踏襲してるとすれば、本作はデレマスの雰囲気がありました(283プロ全員の統一衣装からそんな気がしただけ?)。それに本作センターキャラの櫻木真乃は、ホンワカほっこりの子猫系美少女で、この手のジャンルでは王道鉄板(鋼鉄)のキャラ設定を背負ってるとあって、冒頭から変化球は皆無でした。 Pにスカウトされ事務所と契約、ユニットに加わり日夜レッスンに励み、同僚の仲間たちは次々に実績を上げていく中で、自分たちは悩み迷い苦しむ?という流れ(であろう事)はコレまでと何ら変わらないスタイルで、もはや水戸黄門展開と言えましょう。 従って最低限ドラマ性はあっても、スリル・サスペンス・アクション等もこじんまり、そう言った感情揺さぶるジェットコースターがない代わりに『楽曲』が、それらエンターテイメント性を背負ってこれらのシリーズを成立させているのだと感じました。 コレまでの劇場版アニメ作品とは違い、楽しみ方にコツが要ると言うか、同列で鑑賞すると道に迷ってしまいそうです。ただお客さんはソレを弁えたゲーヲタ・アニヲタ各位でしょうから、マーケとしては対象者をキチンと設定した作品です。 とは言えストーリーの『ネタ』や『オカズ』が物足りないのは、このシリーズの一番残念な点です。 と言う訳で、お話の展開を追いながら物語を楽しむ事と併せて、メインの楽曲と推しキャラがスクリーン上でワチャワチャ可愛いのを愛でるのが、本来の楽しみ方であろう作品です。個人的には面白ければイイかな、的な鑑賞でしたので、★評価数どおりの満足度です。 因みに、本作はエンド後に紙芝居漫画と撮影イベントが組み込まれています。
来年やるアニメの先行公開だが、見て損はないかなと
今話題の3Dかなんかのアニメーションということで不安ありまくりだったんですが、とてもいいと思います。 櫻木まのちゃんが主役かと思ったのですが、 話しは イルミネーションスターズ アンティーカ アルストロメリア 放課後クライマックスガールズ と言った流れでした。 私は大好きなヒロイン月岡恋鐘ちゃんの動くのが見れたのと、アンティーカのPV取り方がとてもよい。 ソシャゲやっている人としては、音楽効いたことあるけどわかりやすいかな?と思いました。 来年のアニメ再度みたときにどう思うか気になりますね。。
放課後クライマックスガールズが主人公?
アイドルマスターはU149、ミリオンライブと傑作アニメが続き、私の中でハードルが上がりまくっている中での鑑賞です。 シャイニーカラーズについてはまったく知識がないため、事前にネットで世界観だけ理解して映画館に向かいました。 まず、3DCGについてですが、一部ネットで酷評されていましたが、見だすと特に気になりませんでした。 というか・・・普通に良くないですか? アイドルが椅子に座っているシーンでのフトモモ付近とか最高です・・・。 物語については、主人公がプロデューサーにスカウトされて・・・という王道な話なんですが、少し主人公の動機が弱い感じがしました。 見た目がフワフワした主人公が、フワフワした動機で話が進んでいくので、主人公を軸に物語をドライブできていないような。 シャイニーカラーズのゲームとかを知っていれば特に違和感がないんですかね? 主人公組とは逆に、他の3ユニットは個性的な部分がうまく描かれていました。 特に4話を中心に描かれた「放課後クライマックスガールズ」はキャラ、話の展開、ライブシーン共に素晴らしかったです。 正直、今、新人アイドルのコンテスト(WINGというらしいです)が開催されたら「放課後クライマックスガールズ」を応援しますわ・・・。 「放課後クライマックスガールズ」を主人公にしてもまったく問題ないですよ。 この作品が傑作となるためには主人公組の覚醒が必須ですが、2章以降にどのような挽回を見せるのか楽しみにしながら待ちたいと思います。
見せたいものがしっかりと伝わる
良いところ
ユニット単位の当番回でユニットカラーがはっきりと描かれている
出るキャラを絞ったことで個性を把握しやすい
プロデューサーがきちんと仕事してる
ダメなところ
トラブルと偶然頼みの展開
音響のいい映画館と言われてるチネチッタのその中でもLIVE SOUNDで観てきたけど、ライブシーンで急に音質が跳ね上がってやっぱりこれは映画館で観るべきと思った。というか他の作品からもライブシーンだけ集めた上映会やってくれないかな。
ミリオンと比べるべきではないのかもしれないけど、こっちの方が見ててスッキリした。ユーザーの分身たるPがきちんと役目を担っていてアイドルと二人三脚感があってよかった。なによりアイドルの提案に対して最後の決定をきちんとPが下してるし、対外的な対応を大人として責任者として行なっている。アイドルとお友達みたいな展開は正直つまらないし、単に無責任にしかみえなかったので、この大人なPは大事。
曲の半分とはいえ、きちんとライブシーンはあるし、フル3Dとはいえ違和感の少ないところまで落とし込んでガンガン動くところはある意味これからのアイマスアニメの標準レベルを決めるかもしれない。やっぱりU149のセルモーションも良いけど、ガンガンに動かすなら3Dの方が良くなってきている。ただ3Dモデルの関係かオシャレ嗜好な摩美々や夏葉ですら私服を着回してるのはちょっとなあ。しかも1章で一ヶ月は消化してるはずなのに。まあしかたない。
ストーリーはまずはユニット紹介というながれだけど、都合よく起きるトラブルがもうなんというか食傷気味でワンパターン。まだ撮影中の雨くらいは受け入れやすいが、劇的なタイミングで停電とか共演者がスケジュールミスとかもっとどうにかしてほしいわ。数多くの仕事の中でそういうこともあった、というならまだしもよりにもよってみたいなところとかドラマチックというよりも作り物くさい。そもそも停電しなくても城をバックに雨の中でパフォーマンスしたいというのは話作れるし、そういう熱意にはちゃんと向き合える監督に見えたがな。でもまあ今後次第だな。それぞれの話の中でPがちゃんと役割があってアイドルとPで作り上げてる感はよかった。あとは次のイルミネーションスターズの話でどうなるか。
ユニット単位で話を進めるから多人数であっても、はっきりとユニットカラーを出せてるけど、この流れならストレイライトくらいは入れてもよかったんじゃ?まあ初期のメンバーとしてはここからだからよくわかるんだけど、最後あたりで触れるならノクチルとかなんとかで全部触れるか全く触れないかの二択だよなあ。
EDは二番流せばいいのに、とおもった。
全体的に柔らかい表現が好印象
原作ゲームはよく分かりません。
だからなのか、それぞれのキャラがどういう人なのかよく分からないまま話が進み、同じ事務所なのに全く出会わない? まま物語が展開したので少々戸惑いました。
イルミネーションスターズの三人は出会ってから仲良くなるまでの経過がある程度描かれたので、それぞれの個性がある程度分かりましたが、他のグループ(ユニット)は既になんだか仲が良い上に、それぞれの個性みたいなものがいまいち見えてこなかったので、やや疎外感。
せっかくプロデューサーさんという狂言回しがいるのだから、メンバーの簡単なプロフィールの紹介くらいは欲しかったかも。それこそ、都度、真乃ちゃんに紹介する……みたいなシーンがあるのかと思ってましたが、ありませんでしたね(苦笑)。
その真乃ちゃんですが、主人公なのかと思いきや、彼女を主軸に物語が進むわけではなく、かといって群像劇のように互いに関わり合いながら全体が見えてくるわけでもないので、ちょっとびっくりしました。
視点があっちに行ったりこっちに行ったりする上に、直接的な繋がり(合流)があるわけでもないので、初見には、やや分かりにくい印象。
この辺りは、原作ゲームファンを大きく意識した構成だからなのかもしれません。
反面、個々のエピソードは複雑ではなく、良くも悪くも単純な話ばかりだったので、分かりにくい部分はありませんでした。
一部「そうはならんやろ」となった部分もありましたが、もしかすると原作通りなのかもしれず、特に気にはなりませんでした。
※ちなみに、ヒーローショーの所です。子供はもう少しわがままで気移り早いので……。
序盤だからというのもあるかもですが、全体を通して重厚な物語を描くのではなく、それぞれのグループ(ユニット)のライブシーンを映えさせる為の場面を描く、ミニエピソード集と言った感じでしょうか?
楽曲はどれも素敵なので、その見せ方で正解なのかもしれませんが。
映像面では、世界で活躍するポリゴン・ピクチュアズさんということで、パッと見の印象よりも柔らかく細やかな表現が目立ちました。
キャラクターの動きが素晴らしすぎて、背景美術の硬さが浮いて見えたくらいです(苦笑)。モブやら自動車やらソファやらの動きが足を引っ張っていた、と言えば伝わりやすいでしょうか?
つまり、それくらいにキャラクターの動きは目を見張るものがありました。
特に指先や視線、些細な表情の動きが細やかで、声優さんの演技と共にキャラクターに命を吹き込んでくれていました。
ただ、一部カットでは3DCG故なのか、ちょっと顔の形が崩れ気味だったりするキャラもいたので(双子ちゃんの元気な方の子の横顔とか)、あれが意図的なのかミスなのか、少々判断に悩むところです。
(原作通りのデザインだったのなら、ごめんなさいです)
全体としての印象ですが、少し前に上映していた「ミリオンライブ!」が、ほぼ知識ゼロでも楽しめる新規に優しい作りだったのに対し、この「シャイニーカラーズ」は原作ファンの方を向いているのかな? という印象です。
この点については、原作ファンの方のレビューを拝見して参考にしたいところ。
とはいえ、まだ1/3。続きを見れば印象も変わるかもしれませんので、第二幕にも足を運びたいと思います。
良いところと微妙なところが両方たくさん
キャラクターの動きや表情は文句なしです。 非常に可愛らしく、またキャラの性格を(一部除き)しっかりと反映していました。 果穂のダンスがやたら激しいのとか最高です! 各話ごとにユニットカラーが際立っていく構成も良いですね! 一方、公園にいる真乃が鳩さんと全く触れ合わない、樹里が原作に比べてなんだかヒネた反応をする、尺の割に何で解決したのか全然説明出来てない展開がある、メインキャラに比べてあまりにも手抜き過ぎるモブのキャラデザ…違和感が拭えないポイントも正直かなりありました。 残念ながら、好きな作品だからこそ満点とはいきませんね…
全13件を表示