「悲しみ」はたらく細胞 こいずさんの映画レビュー(感想・評価)
悲しみ
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骨髄移植の前処置について知ってはいたけど、体内で起こっていることってまさにああいうことだよなあ、と実感した。
移植された万能細胞によって新しい環境が戻ってきて、そっくりな赤血球白血球たちがまた生まれても、もう違う個体なんだと。
まあ、ふだんから細胞たちにも寿命がそれぞれあって、入れ替わりながら体は生きているんだけど…
焼き尽くされた荒野に一人立つ赤血球ちゃんの後ろ姿が辛かった。
子供の頃見てたら悲し過ぎて軽くトラウマになってたかも。
諸行無常、だから生けるもの全てが細胞の一つ一つまで尊い。
この細胞たちのために、自分を愛していたわってあげなければいけないな。
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