「細胞の擬人化で感動のメロドラマが出来るとは!」はたらく細胞 ライブラさんの映画レビュー(感想・評価)
細胞の擬人化で感動のメロドラマが出来るとは!
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原作は雑誌で何度か読んだくらい。
だから設定は知っていました。
あの作品を実写映画化ってどんな風に起承転結させるのだろうと思っていました。
前半は細胞の働きを表す、ウィルスなどからの戦い。
原作にはない細胞の宿主の話が同時進行。
後半、宿主が白血病になり体内が戦場になります。癌治療はがん細胞だけでなく、普通の細胞にもダメージを与えてしまうんだと。
豪華出演者達が擬人化された細胞を真剣に演じてました。
戦場化した体内を主人公の赤血球と白血病は懸命に任務をこなそうとします。
映画の中で一番印象に残っているのが白血球から白血病のがん細胞になってしまったがん細胞を演じるFukaseさんの無邪気で狂気じみた演技。
調べるとミュージシャンSEKAI NO OWARIのボーカルだそうで、数年前に映画「キャラクター」で犯人のサイコパスを演じ、初演技ながら絶賛を受け、数々の新人賞を獲得しているそうです。だからこれを観た人は、また同じ役って思った人もいたそうです。
イヤー、白熱の演技でした。
様々な細胞ががん細胞と戦う事で死んで行き、ドラマが生まれます。
全滅して荒野になった体内に骨髄移植が行われ、宿主は無事助かります。
こんなドラマチックな展開になるとは思いませんでした。
なかなか面白かったです。
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