劇場公開日 2023年9月1日

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「学園系の恋愛映画と思いきや、とっても素敵なストーリーだった邦画。 本年度ベスト級!!」夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく イゲさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5学園系の恋愛映画と思いきや、とっても素敵なストーリーだった邦画。 本年度ベスト級!!

2023年9月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

予告編で久間田琳加さんのマスク姿が美しかったので観賞(笑)

良くある恋愛系の作品だと思ってたけど素敵なストーリーだった。
胸キュン的なシーンは少な目。
高校生のマスク姿の茜と、学校をサボりがちな青磁の2人を中心に進むストーリー。

ある理由で人と合う時はマスクを外す事が出来ない茜。
そんな茜を青磁が親身に手を差しのべる展開。
そうかと思えば後半は茜が青磁に手を差しのべ、2人が自分の殻を破って行く感じがとても良い!

学校をサボる青磁。
一見、不良少年の様な風貌なんだけど、とても優しい高校生。
茜を親身に助けて行く感じが印象的。
美術部で絵を描く才能あり(笑)
制服のズボンがいつも絵の具まみれなのが笑える。
そして青磁が学校をサボる理由に驚く。

一方、茜は一見明るく元気な感じなんだけど、家でも学校でも孤独な雰囲気があり、その理由が解った時が観ていて辛い。
お父さんが喫茶店を営業しているので朝御飯が美味しそう(笑)

そんな2人が協力し合い成長して行く感じ。
お互いが手を差しのべ合う事を象徴させる、学校の屋上のハシゴで手を差しのべ合うシーンが良かった!

ラストも良い感じで大満足の作品。

この手の映画は学園祭がお約束。
本作の学園祭の予行練習でのダンスの完成度はとても良かったです( ´∀`)

イゲ