almost people

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解説

横浜聡子、石井岳龍、加藤拓人、守屋文雄という気鋭の4人の監督が、感情の欠けた4人きょうだいを主人公につむいだ物語。

神尾家の4人きょうだいは、それぞれに感情の一部が欠けていた。「喜び」を感じない長男・光は、執筆中の映画脚本のラストシーンに必要な再会の喜びのセリフを求めて、人々が交わす言葉に耳を傾ける。「怒り」がないことに葛藤する長女・火水子は、自ら怒りを抱けそうな場所を探し、社会革命を目指す青年たちと行動を共にする。「楽しさ」がわからない次男・太陽は、恋人から「私といて本当に楽しい?」と問われ、埋められない溝をどうにかしようともがく。「寂しさ」という感情がない次女・花子は、突然高校を中退して漁港の旅館で働き始める。退学の手続きのため花子のもとを訪れてきた担任教師の藤巻は、花子に共感し、そんな藤巻を見た花子はある提案をする。

「いとみち」「ウルトラミラクルラブストーリー」の横浜聡子監督が「長男のはなし」、「パンク侍、斬られて候」「狂い咲きサンダーロード」の石井岳龍監督が「長女のはなし」、オムニバス「DIVOC-12」にも参加した加藤拓人監督が「次男のはなし」、「まんが島」「すずしい木陰」の守屋文雄監督が「次女のはなし」でそれぞれメガホンをとった。4人きょうだいを演じるのは嶺豪一、柳英里紗、井之脇海、白田迪巴耶。

2023年製作/140分/PG12/日本
配給:コギトワークス
劇場公開日:2023年9月30日

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映画レビュー

4.0ゾッとする

2023年10月22日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

ある感情が一つずつ欠けた兄弟4人の日々。難しいけれど四者四様でどの話も面白かった。
長女の話が面白く、雰囲気が好きなのは次女の話。
他者からは自分もこう思われてるかもという俯瞰的な発見もあり、考えさせられる。
キャンペーンの缶バッジを貰ったので甘めの採点で。

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ヘルメット

2.5アレキシサイミア

2023年10月16日
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いぱねま

3.0「今日、お父さんの誕生日だから農協から五万円貰えるの」

2023年10月3日
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鑑賞方法:映画館
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栗太郎

2.0企画書を読み直したほうが

2023年10月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

喜怒哀楽の一つが欠けた人が主人公の話なんだよね。
欠けてるのは一つだけなんだよ。
第一話の長男は「喜び」が欠けてるけど、「怒り、哀しみ、楽しさ」は欠けてない設定のはずなの。でも「感情のない人」の描き方になってるの。
怒りや哀しみや楽しさはあるけど、喜びだけなかったらどうなるのか? という設定で話が進むはずなんだよね。そこがなかったの。
それで、職業・脚本家だから、喜びの表現が書けなくて、街中で喜びの声を探そうと頑張るっていう。
それもないね。喜びが書けなくて苦しむかも知れないけど、どうにか書くから脚本家になってるはず。
観てた印象は「横浜聡子なにやってんだよ」だったんだけど、脚本かなあ。

第二話、第三話も同じ問題を抱えてるの。木竜麻生は相変わらず良かったな。伊澤彩織だしてるから意味なくアクションやって欲しかった。

第四話は面白いんだよね。
寂しさが分からない次女の話なんだけど、その設定ほぼ使ってないの。でも面白いなら、その方がいいよね。
白田迪巴耶よかった。岩谷健司さんは若い女の人に言い寄られる役が多いね。そして似合う。

全体通じて退屈なんだけど、ユーロスペースはほぼ満席だったの。
この作品で満席にしてしまう我々はどうなんだと反省したけど、観ちゃうよね、企画は面白そうだったし。

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Scott