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劇場公開日:2023年9月30日
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解説
横浜聡子、石井岳龍、加藤拓人、守屋文雄という気鋭の4人の監督が、感情の欠けた4人きょうだいを主人公につむいだ物語。
神尾家の4人きょうだいは、それぞれに感情の一部が欠けていた。「喜び」を感じない長男・光は、執筆中の映画脚本のラストシーンに必要な再会の喜びのセリフを求めて、人々が交わす言葉に耳を傾ける。「怒り」がないことに葛藤する長女・火水子は、自ら怒りを抱けそうな場所を探し、社会革命を目指す青年たちと行動を共にする。「楽しさ」がわからない次男・太陽は、恋人から「私といて本当に楽しい?」と問われ、埋められない溝をどうにかしようともがく。「寂しさ」という感情がない次女・花子は、突然高校を中退して漁港の旅館で働き始める。退学の手続きのため花子のもとを訪れてきた担任教師の藤巻は、花子に共感し、そんな藤巻を見た花子はある提案をする。
「いとみち」「ウルトラミラクルラブストーリー」の横浜聡子監督が「長男のはなし」、「パンク侍、斬られて候」「狂い咲きサンダーロード」の石井岳龍監督が「長女のはなし」、オムニバス「DIVOC-12」にも参加した加藤拓人監督が「次男のはなし」、「まんが島」「すずしい木陰」の守屋文雄監督が「次女のはなし」でそれぞれメガホンをとった。4人きょうだいを演じるのは嶺豪一、柳英里紗、井之脇海、白田迪巴耶。
2023年製作/140分/PG12/日本
配給:コギトワークス
劇場公開日:2023年9月30日