「一人、号泣してた。」ホーンテッドマンション りょうさんの映画レビュー(感想・評価)
一人、号泣してた。
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ディズニーのアトラクションの映画ということで、気楽な気分転換をしに映画館に行った。
日曜日ということもあって周りは子供たちの集団だった。
そこで見たこの映画は、アクション映画やホラー映画というよりも
愛する妻を亡くした男の悲しみの話だった。
主人公は黒人の男性で、場所がニューオーリンズと設定されている。
更に、ウォルトディズニーが製作したテーマパークが元ネタといえば
ヨーロッパからの移民で開拓の歴史、奴隷の歴史だ。
次々と命を奪う貴族、男性を殺しまくる令嬢、決闘に命を懸けて打ち合う貴族
これらに死後も従わなくてはいけない、生まれた瞬間に立場が決められて支配される従者たち
そんなアメリカ開拓の亡霊の中に、妻を亡くし悲しみを背負う黒人が・・・
正直、TDLとのシンクロなんてどうでもよくて
きっとウォルトが描いたホーンテッドマンションはこれなのかと思わせる。
主人公は亡くした愛する妻を探すが、愛された者は亡霊にはならず
愛する者が悲しんだ時に印を残すらしい。
生前の奥さんが食卓で笑顔を見せるときに手元にあるのが
アメリカの伝統的な芋料理で「テイタートッツ」・・・
最後まで見て、号泣してしまった。
料理を見て「テイタートッツ」だと知っていない周りの子どもたちはポカーンと
アトラクションを終えた感じで
そんな中で1人号泣してた。赤面
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