釜石ラーメン物語

劇場公開日:2023年7月8日

釜石ラーメン物語

解説・あらすじ

「仮面ライダーゼロワン」を皮切りにドラマやバラエティ番組でも活躍するモデル・俳優の井桁弘恵を主演に迎え、岩手県・釜石市を舞台に、家族の再生と人々の人情を描いたドラマ。

山と海に囲まれた岩手県釜石市のラーメン店「小川食堂」。東日本大震災で店を切り盛りしていた正恵が行方不明になってから、残された夫の剛志と次女の仲良が店を守ってきたが、客足はいまいちだった。そんなある日、3年前に家を飛び出したきり音信不通だった長女の正美が突然帰ってくる。厨房に立つ仲良に「お前にお母ちゃんの味は出せない」とダメ出しし、店を畳もうとまで言い出す正美。姉妹はぶつかりながらも、かつての母の味に迫ろうと、街の人々を巻き込み奮闘する。

正美役を井桁、妹の仲良を「17歳は止まらない」「20歳のソウル」の池田朱那が演じ、2人の父親である剛志役の利重剛をはじめ、藤田弓子、村上弘明、佐伯日菜子、大島葉子らベテラン勢が脇を固める。「ライカ」「恋恋豆花」の今関あきよしがメガホンをとった。

2022年製作/85分/G/日本
配給:ムービー・アクト・プロジェクト
劇場公開日:2023年7月8日

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(C)「釜石ラーメン物語」製作委員会

映画レビュー

3.5 ご当地発信じゃなかったのが成功の理由か

2025年7月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

癒される

カワイイ

そこまで期待してなかったが、意外にもなかなか面白かった。ありきたりでベタなストーリーではあるが、きちんとしっかり丁寧に作られており笑いとか涙の要素もしっかり描かれていて、ごく普通に楽しめた。今関あきよし監督発信で作られた映画で、いわゆる御当地発信映画じゃないのが良かったんだろう。ご当地映画って地域の魅力や歴史を伝えようみたいな余計なとこにばかり気が行って、肝心の映画としては退屈なものになっちゃうことが多いからなあ。この映画はあくまでプロ主導の娯楽映画として作られていたし、それでいて東日本大震災の痛みを伝えつつ釜石の風景なども十分魅力的に撮られていた。

役者陣では主演の井桁弘恵の演技は正直ちょっと微妙だったが、妹役の池田朱那って子が結構上手かった。今後売れるかも。そして父親役の利重剛はやはり上手い。この人の演技で映画がビシッと締まったものになったと思う。利重さんは最近お父さん役でいい味出してますね。そして亡き母親役が佐伯日菜子。金子修介監督の『毎日が夏休み』(1994年)でデビューしたんだよなあ。時が流れるのは早い。陸前高田市出身の村上弘明も特別出演してました。ま、ともかくなかなか面白かった。観ててラーメン食いたくなりました。

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バラージ

4.5 「いつまで、続くかわからないけど」

2025年7月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

2.5 なんか中途半端

2025年5月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ラーメン物語というのにラーメンの扱いが雑。
繁盛店になるまでの味の工夫などが欲しかった。
姉妹の話としても盛り上がり感にかける。

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A1_Godzilla

2.5 母親の味を復活させるため姉妹の奮闘記

2025年5月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

妻が予告を見てこの映画を見たいと言ったので一緒に鑑賞。

物語の舞台は、岩手県釜石市のラーメン店「小川食堂」。東日本大震災で、お店を切り盛りしていた母親が行方不明になり、残された父親と次女が店を守っていたが、お客の入りはイマイチだった。

そんなある日、3年前に家を飛び出し音信不通になっていた長女が突然戻ってきて、妹が作るラーメンにダメ出しをし店を畳もうと言い出し、そこから街の人も巻き込んでのドタバタ劇が始まるというもの。

残念だったのが、長女役の井桁弘恵さんの演技が大げさ過ぎて、内容が入ってこないというのが正直な感想だった。不良役だったから、仕方がないのかもしれませんが…。

他の方も言っていましたが、母親が作っていたラーメンの味を再現する難しさ、調味料が分かったからといって簡単に再現できるものでもないので、そういう点が簡単に省略されているので、物語の内容が薄く感じてしまったのかとも思ってしまった。

ただ、田舎独特の人情というか人と人との繋がりについては、お店の人と常連客の絆の深さという視点で上手く表現されていて、昭和にあった人情の良さを感じられたのは良かったかなと思う。

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BANAO1975