AIR エアのレビュー・感想・評価
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マーケティングのお手本!
仕事柄、このコンペはどうしたら勝てるのか?を一年中考えてる。経験上、相手にエモーショナルに響いたものは勝率がいい。そんな実感を、歴史的な誕生秘話でリアルに感じることができるなんて。
80年代に生まれた伝説的バスケットシューズ「エア・ジョーダン」。今も驚くほどの価値で取引されるらしい。当時バスケット界で圧倒的に弱者だったNIKEが、Converse、Adidasに挑んだ史実はめちゃ感動的。
常識破りの泥臭い交渉でマイケルジョーダンの両親を口説き、新しいスキームを作り、タイアップビジネスの常識を覆した男の話。
アメリカが大好きな強者に挑むヒーローに、マット・デイモン。こういうのやらせたら、ピカイチだよなぁ。ぷよぷよのお腹も、崖っぷち感も役作りがナイス。
監督権CEO役のベン・アフレックもよき。ジャッキーチェンとラッシュアワーで時代を築いた、久々に見たクリスタッカーも、おじさんのいい味出してて嬉しくなった。映像のトーンと音楽が80sに徹底しててサイコー!
マーケティングに携わる人は、絶対見た方がいい。一昔前の当たり前なやり方だって、熱意があれば壊せる。まだまだ新しいアイデアが、切り開けるかもしれないね。
熱血ビジネスマン必見ムービー
逆算前提
NIKEはジョーダンと契約でき大成功するという事を知っているという前提があるのでソニー以外の理解の無さに腹が立つが、ジョーダンに賭ける事に決めた根拠が「学生時代の監督やチームメイトは分かっていたんだ!」というのがあれだけ目が肥えているという触れ込みのソニーにしては弱すぎないか?
どこまで事実か分からないけど、もう少し根拠を積み重ねるか、ソニーだけが気づいた決定的な何かがあった方がよかった。
説得したシーンも準備していた靴や映像ではなく、その後のジョーダンの波瀾万丈な人生から逆算された言葉とシーンになっていたので、ジョーダン本人がどこまでその言葉に影響されたかが分からず。
母親の契約の条件についても、それを飲むところと契約しようとしてたのか、エアジョーダンという名前をつけるならこういう条件が妥当でしょ?と考えていたのか分からないなと。
結局ジョーダンに何が響いてNIKEと契約する決め手となったのかがちゃんと描かれておらず、なんとなく契約したなという印象だし、契約するのはこっちは知ってたし。
見てて退屈はしないし、まあ面白いんだけど、淡々と事が「契約するという観客が知ってる未来」に向けて進んでいった印象。
ロブの「リスクを甘く考えすぎだ」というのは一番響いた。
仕事への姿勢に痺れる
バスケもスニーカーも特に興味がなかった私でも、物心ついた時から知っていたスーパースター・マイケルジョーダン。彼の名前を冠に据えたスニーカーの誕生を、ブランドの再興を掛けるNIKEのビジネスマン達の闘いと共に描くサクセスストーリー。
既に大企業ではあるけれど、イマイチ協業他社に勝ちきれないNIKEが打つ大博打が、マイケルジョーダン一本勝負。その大博打を成功させるためにそれぞれのスペシャリティを発揮しまくり、勇気と度胸と心意気で勝利を勝ち取るプロセスが変に誇張せず語られている本作。それでもエンタメとしてしっかり面白く、胸が熱くなりました。小さな会社から大きな企業へ成長させたことで失っていたベンチャーマインドと、勝機への嗅覚、決断する勇気をもって答えを出す姿、痺れました。
ソニー・フィル・ロブ・ハワード・ピーター、そしてジョーダンママ。みんなカッコ良かった!!!
その靴に込められた情熱と刻まれた歴史
ナイキといえば、ジョーダンとエアマックス!
ちょうどエアマックスが流行った頃、学生だった自分的に見たかった映画。
実際にあった事に基づいてると思うので、ハラハラドキドキとかは無いですが、単純に楽しめました。
でも、NBAデビュー前から、メーカー間であんなジョーダン争奪戦が繰り広げられてたとは知らなかったので、やっぱ凄い人だなと。
バスケやってる人からすれば、神様みたいな存在ですもんね。
プレゼンの最後、マット・デイモン演じる主人公のジョーダンへのプレゼンは心に響くものがありました。実際にあんな事言ったのかな?
あんな事言われて、オリジナルシューズまで作られたら、そら落ちるわなと思いました(笑)。
何事もそうですが、物事が動くのって、物凄い熱意のある人がいて、周りを巻き込んでいくというか、そういう時ですよね。
自分も明日から頑張ろうって前向きな気持ちになれる、いい映画です。
直接関係無いですが、何年か前に買ったエアマックス、久しぶりに履いてみようかなという気分になりました(笑)。
けっこう面白い
『マイケルジョーダン・ラストダンス』を去年見てナイキに乗り気じゃなくてアディダスがいいと言っていて、お母さんの勧めでナイキになったことも知っていた。しかし、その裏でこのようなドラマがあったことは知らず、すごく面白い。
お仕事映画で、おじさんたちが若者の顔色をうかがっているのがちょっと切ない。お母さんのタフなネゴシエーターぶりがすごい。マイケルジョーダンは本人映像と後ろ姿などだけだ。
主人公がいろいろな人の言葉に動かされているところがいい。自分も従姉妹に二十歳くらいの時に「ずっとふらふらしていて欲しい」と言われたことが心に残っていて五十を過ぎた今もふらふらしている。
80sカルチャー好きは満足する良作!
昨今の大作とは違う良質な作品。私はとにかく面白かったです! 話はテンポが良くしかも内容は濃厚。それぞれのキャラも更に濃い。少年時代、青春時代1980年代をリアルタイムで過ごしてきたから分かるリアルさがあります。映像の質感や音楽はもちろん電話やパソコン、自販機、車、当時の(ダサい感じの)ファッション…。加えて当時の映画やドラマのような軽やかさ。虚飾されていないリアルな80年代カルチャーが描かれた本当に素晴らしい作品でした。そして久々にパンフレットを買い読みました。映画をご覧になるなら是非読むべきです。何故ジョーダンが出て来ないのか。ベンアフ達が作品を通して何を伝えたかったのかがよく分かります。
ストーリーや俳優陣の素晴らしい演技や見せ方のテクニック等については皆さん語られていると思いますので敢えてそれ以外の見所をレビューしました!
熱い想い
エアジョーダンにあんな物語があるなんて
ベン・アフレックが気になって鑑賞
いつもはアクション系の映画しか見ないので、初めは少し退屈かなーと思っていました。しかしソニーがマイケル・ジョーダンに猛アタックする辺りからおもろしかったです。こうしたドキュメンタリー映画は、その業界を知っていないと理解するのが難しいと思っていましたが、わかりやすいストーリーでした。
経営は少し勉強していたので通じる部分もいくつかあり、成功させるには熱意とコミュ力が重要と実感しました。
マッドのちちが~揺れているΣ(゚∀゚ノ)ノキャー
マッドデイモンとベンアフレック♫
グッドウィルハンティングを思いだします。
当時、友人たちと観に行ったんですよね~☆彡
そんなこんなで~幼馴染コンビが出てるんだぁ~って
思って観てきました♫
内容は僕らの世代ですね。エアジョーダン°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
その誕生物語です。
見事にその時代を再現していて~♫
日本人を狙い撃ちにされてる?ひょっとして~って思いましたが~♫
もぅ~ナイトライダーとか特攻野郎Aチームとか~♫
ツボでツボで~♫フラッシュダンスみたいなのも~♫
あと~1984の時代感。
映画自体は~説明が多い演出やメッセージ自体はhiro好みではなかったんですが~♫
それはそれとして~それなりに楽しめました(^^;
hiroの楽しみポイント~♫
●ボーンシリーズの面影ぶっとぶ~♫
マッドのちち揺れ~※走ろうとして途中でやめるところとか~(^^;
●ベンアフレックのフィルナイト成りきりファッション
このポイントだけで~hiroの☆彡は加算1✨
チームプレーでの勝利が、逆転劇の爽快さを増幅する
会話劇が主体で、決して映画的な派手さはないが、主人公たちが、検討し、議論し、説得し、交渉する様の「熱さ」に引き込まれる。
この映画を観ると、NIKEがマイケル・ジョーダンとの契約に成功した最大の要因が、彼の素質を見抜いて交渉を推し進めた主人公の信念と情熱であったことがよく分かる。
ただし、それだけでなく、シューズの赤い部分の割合を増やすために一試合毎に罰金を払うことを決断した上司や、シューズの売り上げに応じた報酬をジョーダン側に支払うことを許可したCEOの姿もしっかりと描かれており、まさに、チームプレーで勝ち取った勝利であることも分かるようになっている。
そこには、まさに、スポーツ・ドラマのような感慨があるのだが、これは、一発逆転の爽快さだけでなく、NIKEの面々から、旧弊を打破するチャレンジ精神が感じられるからだろう。
一つ、物足りないところがあるとすれば、主人公が、これまでどのような人生を送ってきたのか、その背景がよく分からないこと。
ジョーダンの才能を見極める慧眼の持ち主でありながら、NIKEにしか雇ってもらえなかった主人公は、決して華々しい経歴の持ち主には見えない。
そこが描かれたならば、「一発逆転」のドラマが、更に際立ったのではないだろうか?
タイトルなし(ネタバレ)
・マイケルジョーダン役が少しでも交渉の場に出て欲しかった
・ソニーがジョーダンの何にそんなに目をつけたのか、フワッとしすぎでよく分からなかったので、もう少し深掘りして欲しかった
お仕事映画の快作!
最終的にソニーはジョーダンと契約を締結することになるのだが、その結果が分かっていても面白く観れた。そこに至るまでの関係者の苦難の道のりがドラマチックに描かれているからであろう。そういう意味では、本作に出演もしている監督ベン・アフレックの手腕は見事のように思う。
またソニーを演じたマット・デイモンもいい味を出していた。ジェイソン・ボーンシリーズで一気にアクション俳優に開眼した彼だが、元々はこうした等身大のキャラクターをやらせると大変に上手い俳優である。
見た目はメタボ体型の冴えない中年男だが、”バスケの師”の異名を持つほどの玄人目線でNBAのドラフト候補からマイケル・ジョーダンの才能を見抜き今回のプロジェクトを推進していく。一か八かの大博打にかけるその姿は実に痛快であった。
ただ、本作は基本的に人間ドラマ的な部分は必要最小限にとどめられている。ソニーのバックボーンやCEOフィルとの過去は表面をなぞるのみである。唯一、ソニーの上司ロブが愛する娘について吐露するシーンだけはしみじみと見れたが、それ以外は人間ドラマ的な趣が完全にオミットされている。あくまで”お仕事映画”という括りに徹したスッキリとした構成になっている。
随所にユーモアを挟み込んでくるのも上手いと思った。結果、映画全体に軽妙さが行き届き最後までストレスフルに観ることが出来る。個人的には、ソニーとエージェントの電話の口論に爆笑してしまった。
また、時代に合わせて80年代の楽曲や映画、サブカルをフィーチャーした所も個人的にはツボに入りまくりである。
キャストでは、マイケルの母親デロリス・ジョーダンを演じたヴィオラ・デイヴィスの存在感が印象に残る。実は今回の最大の敵はアディダスやコンバースといった大手競合会社ではなく彼女だったのではないかと思う。最後に見せた彼女のしたたかさは、劇中に出てくるセリフ「黒人の家族は女が仕切っている」を地で行くようであった。
大物キャストぞろいで、あの時代がよみがえる!
中学生の頃、エアージョーダンが大ブームになってました。あの頃、この映画のような裏話があるとは知らず、大人になった今だからこそブームを作り出す人たちの人生に感銘しました。しかし、事実に基づいているからこそなのか、なんか感動に物足りなさが残りました。大物キャストぞろいなのに、なんかこれでいいのか?という気分でした。
見応えのある作品でした
どこか『マネーボール』にも通じるようなスポーツの裏方エンタメ作品でした
84年デビューのNBAの当たりもあればハズレもあるルーキー達から誰と契約するのか
会議でもこれと言って意見もまとまらず
大学一年生時のジョーダンのプレービデオを観ていたソニーが
ある事に気づきジョーダンと何としても契約しようとまるで取り憑かれたように奮闘することから、この物語が一気に動き出す
ソニーが気づいたのはジョーダンの勝負強さ
負けられない試合の終盤でシュートを決められる精神的な強さ
しかもまだ一年生なのにこの大仕事を託せると
当時のヘッドコーチもチームメートもわかっていた
だから作戦として実行した
絶対にこの男はリーグを代表するスターになる
ジョーダン一家をナイキ本社に招いての運命のプレゼン
ジョーダンの正面のショットはまったくない後ろ姿だけ
プレゼンチームで作ったプロモーションビデオを上映中にソニーがマイケルの顔をチラ見する
あまり好い顔をしてなかったんだろう
突然ビデオを止めて部屋の明かりを点け直す
キング牧師のスピーチの後半はアドリブだったこと
どうしてマイケルにエアジョーダンを履いて欲しいのか
熱意を伝えるソニー
それにしても
当時からすでにあったであろう
シグネーチャーモデルのシューズに
本人へ利益の一部を分配してくれと交渉したジョーダン母の商才
これもなかなか驚かされました
さすがにそれは無理だよと契約を諦めかけてるソニーだけど
最後の最後でフィル・ナイトの男気
熱かったです
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