碁盤斬りのレビュー・感想・評価
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なんじゃこりゃ
役者陣は悪くない
素晴らしい芝居だった
なのにご都合主義で主人公のキャラが崩壊した脚本にイライラしながら我慢して観ましたが、最後の結婚にずっこけた
その上復讐相手の斎藤工の嘘!に共感うけて掛け軸盗むし、藩の人もすんなり渡すし、なにこれ?
最後はみんなを置いて一人旅立つエンディングがかっこよくないですか?
って権力者の誰かが言ってたの?ってくらい無理エンディンのせいで掛け軸盗んでキャラ崩壊
なんで評判いいのかわかりません
あそこまで時代を再現しといて斎藤工の髪型変だし、置屋で折檻されてた女郎が娘にいじわるしそうな伏線いれといて何にもなし
最後に置屋の女郎様達がハッピーエンディングに拍手した時に確信したよ
これ途中で脚本変えられたね
あの場面の女郎達の泊手が一番の嘘くさくて気持ち悪かった
役者の所作や立ち居振る舞いが美しい時代劇
久しぶりに作り手の丁寧さが感じられる、端正な時代劇を観て感激しました。監督さんが、警察ドラマやサスペンス等、現代物が多い白石和彌監督なのも意外でした。年季の入った碁盤にこれまた年季の入った碁石を丁寧に打っていく、冒頭のシーンからしてこの作品に魅せられます。碁石の打ち方や打つ音で打ち手の誠実な心を表しながら、相手もいつの間にか取り込んでしまう主人公の精神が魅力的です。原作が落語の人情噺だけに、前半は浪人父娘と大店の質屋主人や遊郭の女主人、長屋の人々の交流など、なんとも気持ちがほっこりとするような展開です。ところが、後半は主人公が仇討ちの旅に出ることと、五十両もの大金を盗んだ嫌疑がかけられるなど、ガラリと雰囲気が変わります。仇との凄まじい戦い、娘の身請けの期限がせまるなど、お話しの語り口が絶妙です。薄暗い屋内での明暗をきかした照明や奥行きのある映像、静から動への鮮やかなカットも素晴らしいです。役者では、草彅剛が立ち居振る舞いや所作が美しく、台詞回しもメリハリが聞いていて,見事な演技でした。娘役の清原果耶の武士の娘らしい凛とした演技がよかったです。國村隼も、巧いのは分かっていても、硬軟交えてやっぱり巧かったです。
もう一度観に行く!!
素晴らしい作品でした
私は好き
囲碁わからないけど緊張感や登場人物の所作の美しさなど見てて飽きなかった
今度は空いてるであろう朝イチで見に行く!!
今日は混んでて隣のオジサンの加齢臭がちと気になったのでw
この作品は江戸時代の風景が美しく描かれ
現代とは違う価値観など凄く勉強になった
一番好きなシーンは父の切腹を止め、自ら吉原に向かう娘の決意のシーン。
母の仇を取りたいと娘も決意する瞬間だったのかなぁ
父親が娘を自分の身の潔白の為に吉原に売るとか信じられないって思う人も居ると思うけどコレ江戸時代の話しだし、自害した母の真実を知った時に娘も父の仇討ちに加勢するのは武士の娘なら当然だったのでは
50両を父が返す期限が過ぎ、吉原の店に出されると決意した瞬間に父が50両を持って現れる場面も泣いたわ~
その場面でキョンキョンが言うセリフも粋でねぇ♪
格好いい!!
家族の為に売られてきた悲しい過去を背負った遊女達が娘を迎えにきた父の姿に心から喜んでる笑顔も心に染みたなぁ
まず、江戸時代にそんなこと滅多に無いと思うから奇跡を見た瞬間だったんだろうね
格好いいといえば草彅剛
彼はどんどん進化しますねえ
時代劇凄い似合う
横顔が綺麗なんだよねぇ
声のトーンの強弱や間の取り方も絶品
脇を固める役者の皆様も素晴らしい
國村隼はどんな役やっても痺れるねぇ
韓国映画の哭声/コクソンを見た時に改めて天才だと思いましたが今回も上手かったなぁ
中川大志も清原果耶の2人も良かった~
彼女が父の身の潔白を証明する為に吉原に売られたことを知り涙を流す演技なんて私も貰い泣きした
そして何といっても清原果耶!!
娘役に清原果耶を持ってきたのは凄い
本当に良かった
孤狼の血2で大根役者をママ役に持ってきたのを見てガッカリだったので今回もアイドル崩れの大根役者だったらこの作品台無しだったよ
キャスティングが清原果耶ちゃんで本当に良かった
娘にとって最後がハッピーエンドなのもいいよ
また、じっくり見たい!!
音楽も良かった
エンドロールは曲を聴きながら最後まで座ってられました♪
そして白石監督は本当に素晴らしい監督だと改めて思った
是非、劇場で観てほしい作品です
落語と囲碁の知識ほしかった
演者 内容 構成 様々な総合力が高い作品ですね!
草なぎくんと國村くんの演技が良かったのと金の件のケジメと復讐のダブル攻撃でクライマックスがまさかまさかの囲碁勝負で静かに盛り上げるとか(そのあと結局斬り合いにはなるんですが!)かなり変わった展開で落とし所のイメージ湧かなくてめちゃくちゃ楽しめました!(草なぎくんは目で感情を表現できるのが凄いっす)
回想シーンに行く前に草なぎくんの顔が映ってる画面が斜めになってからの回想シーンの流れが面白って思いましたね!
あとセットで演技してます感があまり無くてそういう場所に住んでいるっていう説得力があるから没頭して作品を見れますし話の展開が気持ち良いくらい綺麗に流れていくので作品としてのクオリティの高さを感じました。
それと全面的に出しては居ないですが許しというテーマがしっかりあって色々な許しを見る事もできますね!
あと碁盤斬りってタイトルだけどそういう必殺技みたいのあるのかと思ってたら ケジメの時のアレだったんで
なるほど!上手いタイトルだよなってなりましたね!
あとビックリしたのが碁盤斬りの娘役の人が直後に連続で18✖️2を見たヒロイン役なのに全く気づいて無くて調べて発覚してビックリしました!清原ちゃん演技上手過ぎよ!
現代みるには辛い
判る人には判る
いや~面白かった~。観終わった後、思わず拍手したくなった(しなかったけど)。Гおいごばん」が若い女性の間で流行というのも納得だけど、老人施設や公民館で上映したら喜んで頂けそう。
融通の効かない男が融通の効く女に救われたというオチもイイ。
弥吉が正直に格之進に話したのも
イイ。
弥吉とお絹の間を想像させるのも
イイ(お絹に拝み倒したとか)。
碁敵でなくなった源兵衛の元を去
って行く格之進もイイ。
格之進は何処へ?と想像させるのもイイ(故郷ヘ帰る前に親分に会いにとか、新たな碁敵を探すなど)。
今頃になって何事にも一生懸命な
格之進様が愛しくなってきた(旦那よ許して)
続編を期待したいけど、斬られる碁盤が可哀想だからタイトルは別のがイイナ。
白石監督らしさは希薄
白石監督の過去作にあるようなヒリヒリした緊迫感や凄みはあまり感じられなかった。時代劇らしさを演出するのに精一杯で、彼の持ち味が活かされなかったようにも感じられる。それでいて時代劇らしい味わいはあるような、ないような、良くも悪くも中庸な印象。全てが赦されるラストも、もう少しロジック、または粋なセリフが欲しかった。
誠実さと許す心と憎しみと
脚本ミス?
柳田格之進、何処へ
しっかりした時代劇
久しぶりにいい映画を観ました
映画館で観るのは1年以上ぶりでしたが、よい作品に当たってよかったです。
草彅さん主演ということと、白石監督ということ、そして時代劇というのが観てみたいと思った理由です。一つ一つの場面が丁寧に描かれていて、幼い頃に観ていた古き良き時代劇を思い出してノスタルジックになりました。清原果耶さんという女優さんも着物がよく似合って、控えめだけれど芯の強い役柄がとても合っていました。國村隼さんという役者さんもベテランの方なので、流石、悪役かと思いきや善人になっていくその過程を見事に演じられていました(スクルージのようでした)。草彅さんの表情でのお芝居がとても好きなのですが、今回も眼光だけで怒りが伝わってきて、「これがミッドナイトスワンの凪沙と同じ人なのか」と思ってしまいました。物語も上手に伏線が回収され、「走れメロス」のようにハラハラする場面もあり、名作のいいとこどりのような展開でしたが、観覧後はとてもよい気持ちで家路に着くことができました。とてもいい日となった休日でした。ありがとうございます。
「囲碁」侍でテレビドラマ化したら?
またも後半失速するお決まり感
やっぱり後半弱い白石和彌映画の特徴をすべて兼ね備えていた。前半はほんといい滑り出し。囲碁の対局で清廉潔白なある意味変人と出会い、それに感化されて、國村隼演じるケチな金貸しが評判を上げていくあたりまではほんといい。そこから後半に転じる、一番重要な例の50両の件がかなりすっ飛ばすために、カタルシスがまったくなく、かつスピード感もない。時代劇の黄金期にはこんなモタモタした映画はなかったろう。そして誰が誰に惚れるとか、50両を握った、とか説明カットが多過ぎなのももたつく原因。そんなのバカでもわかるって。なくていいって。逆に番頭のいい加減さ、國村隼に何の情報がいってるのかいないのかがわからないのでドラマチックにもならない。丁寧にしなきゃいけないのはそこ、って感じ。起承転結の転の部分ですべてを背負って草彅剛が出ていかなきゃいけなくなるところが本当に背負わせきれてないのでドラマチックにならない。草彅剛だけがいい顔してるがドラマの説明が追いついてない。
しかし白石和彌の映画は毎回毎回こうも後半ダメになるのはなんなのか。不思議。つーか、もったいない。
草彅剛は絵になるし、若い二人も絵になってた。
しかしやっぱり山田洋次のたそがれ清兵衛というのはワンランク上だったのだな、とか思う
本格時代劇
ただの仇討ち話に終わらない。新たな形の時代劇!
大筋の仇討ちストーリーだけではなく、
大小様々な謎、色々な人間関係、時代劇だからこその江戸文化要素、囲碁勝負の中身の伏線・・・
それぞれがしっかり絡み合っていて最初から最後までわくわくしながら楽しめました。
前情報なしで見ると「碁盤斬り」というタイトルから想像できるものがほぼないため、どういう話になるかわからず、より面白いかも・・・。
(私があまり時代劇を知らないのもありますが、)
特にあの時代だからこその要素は結構面白かったかも。
・ああいうことで自刃したくなるのか、あるいは斬ってもよいのか。法の咎めは?
・柴田が碁の最中に水を求めた理由って、
食事の際に両手を見せて食べるマナーに通じるんだろうか
・柴田(斎藤工)が大男で通じるのは、あの時代の平均身長から
・好いた二人でも武家と商人がくっつくのは容易じゃないのか?
出自(身分)の設定を敢えて用意する必要がそこにあるのか
・あんなにあちこちに碁会があったり、祭りの最中にみんな碁をうってたり
実際あの時代はあんなに碁が流行ってたのだろうか・・・
などなど、、、。興味がそそられる部分はいろいろありましたが、それらが全て話にしっかり
関わってくるのが見てて楽しかった。
あとはとにかく草薙剛のキャラづくりが圧巻でした。予告の時点から、あの髭を伸ばした野生のような武骨なキャラ立ちに「この映画面白そうかも・・」と思えたし、その期待を裏切られず正解でした。斎藤工も良かった!
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