交換ウソ日記のレビュー・感想・評価
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桜田さんは新人賞という感じでもないけど、この映画で何らかの賞を取ってもおかしくないと思った。
高橋文哉さんと桜田ひよりさんがこの映画で日本アカデミー賞の新人賞をとっていたので見てみた。
高橋文哉さんは見たことあるようなないような感じで旧ジャニーズ系の人なんだろうと思っていたら違っていた。
後で調べたら『仮面ライダーゼロワン』の人だった。
ずっと見ていたのに感じが違うから全く気がつかなかった。
『仮面ライダーゼロワン』の頃よりだいぶかっこよくなったような気がする。
埼玉県春日部市出身となっていたけど、春日部にこんなかっこいい人がいたらモテまくって大変だっただろうなと思った。
桜田ひよりさんは『咲 阿知賀編』がよかったので、それ以来注目して見ていた。
『咲 阿知賀編』は2018年の映画で、振り返ってみると「桜エビ~ず」(現ukka)の水春さん(脱退)とか小倉優香さん(ラジオでやらかして一時消息不明になった)とかが出演していて、ずいぶん昔のような気がする。
今更新人賞でもないような気がするけど、日本アカデミー賞の新人賞を取れたならよかったのかもしれない。
桜田ひよりさんはけっこういろんなドラマや映画に出演していて、中でもマンガ原作物が多かったような気がする。
いろいろ見たけど、ほぼ脇役であまりはまっているような役はなかった。
少女マンガ原作物の恋のライバル役もやっていたような気もするけど、恋のライバル役という感じではなかったので印象に残っていない。
ドラマで『彼女、お借りします。』というのを見ていたけど、プライドが高くてツンツンしている役だったので、全く合わなかった。
桜田さんは演技はうまいんだけど、正直言って、顔が、可愛いんだか可愛くないんだか、整っているんだかいないんだか、よくわからなくて中途半端な感じがする。
だから可愛さが要求されるところに入れるとちょっともの足りないし、普通の人という感じでもないから普通の人の役に入れても違和感がある。
かといってブス役もなかなか難しい。
だから入れるところがないので、全部見ているわけではないけど『咲 阿知賀編』以来はまり役みたいなものは無かったと思う。
でもこの映画は合っていた。
桜田さんはこういう直球系少女マンガ原作の、脇役ではなくて主役が合う。
少女マンガって、地味で目立たないけど実はちょっと可愛いみたいな女の子が主人公で、その子が明らかに可愛い女の子に勝って、学校一かっこいい人気者の男子とくっつくというのが基本だと思う。
その主人公の地味で目立たないけど実はちょっと可愛い女の子という設定は桜田さんにぴったりだった。
けっこうキャリア長くて、マンガ原作ものを多くやっていたのに何でこういうのなかったの?と思った。
映画の内容も『君に届け』みたいな完全な直球ではなくて、昔ながらの他人になりすまして文通するパターンを混ぜていた。
今時、文通とか交換日記とかはないと思ったけど、SNSでなりすましやると炎上したりするし、犯罪っぽくなるからしかたないのかもしれない。
変化を入れた分、ちょっとストーリーが複雑になって、桜田さんの演技力も発揮できたし、男の方もかっこよくてお似合いだったので、本当にぴったりのはまり役だった。
これぞ恋愛映画!
黒歴史を思い出した
内容は良くあるラブコメ展開。…なのだが、観ているうちに中学生時代、文通していたことを思い出した。
相手は隣町の中学のスポーツ女子。他の運動部の交流試合で来ていて応援に行ってた。あまり好みのタイプじゃなかったのに、周りが「あのコかわいい」って盛り上がってたのに便乗して、手紙を出した。←この辺、この頃何考えてたのか、またどうやって手紙届けたのか覚えてない。
無事、文通することになって、半年か一年くらい手紙のやり取りをした。向こうは彼氏がいて恋バナもあったけど、こっちは好きなコいないって言って、学校の話とかしてた。相手に大して興味が無かったのに、よく続いたなと。
高校に進んで、同じクラスになった男子が、その彼氏だった笑。アイツと文通してたんだよね、読んでたよ、と声掛けられて死ぬほど恥ずかしかった。でも向こうはコッチを歯牙にもかけてない感じだった。イケメンだったし。
彼女のことは正直顔もあまり覚えてなかったし、中学高校で会うことは無かったけど、卒業して予備校に通う電車内で見掛けて、声を掛けに行った。何かカッコつけてタバコ咥えながら話しに行ったけど、話題もなくてなんだかな~って感じだった。
と、そんな半世紀も昔の黒歴史を思い出し、LINEやDMじゃなくて手紙や交換日記ってユメがあっていいよな、と思った。
しかしコレ、恋も友達も失うハイリスク過ぎる行為ではないですか。無事で良かった、としか。心臓に悪い。
ホルモンが胸キュンと混ざり合う麺カタコッテリラブコメ
いやいや!噂通りの良作で!胸キュン王道ラブストーリーを詰め込んでくると見せかけ、等身大を描いてくる上手さ。これは思わず泣いてしまった…。
とにかくまず、テンポが良い!嘘から始まると2人の物語を見える範囲でしっかりと描き出し、助走をしっかりと取っている。だからこそ走り出した時のザワザワ感が一段と引き立っている。また、いつバレるか分からないことが片隅によぎる一方、共通点や話題が結びついた時の高揚感も繊細に描く。よって、2人を外から観ているというより、その渦中に飛び込んでいる感覚。これによって「いやいやそうは…」と言いたくなる所もカバーしている。(あるはある。笑)
また、カメラワークも多彩かつ意欲的で面白い。叶美が話しかけられている様な目線、松本を見上げるような視点、遊園地を楽しんでいるシーンの距離感もリアル。そのくすぐったさも作品の胸キュンと高校生らしさを存分に発揮させている。
そして何より音楽よ…!マキシマム ザ ホルモンを起用する大胆さは、自分の意見が言えない主人公と人前では出しにくい部分がリンクしており、これまた挑戦的で面白い化学反応を生み出している。これは余談であるが、刃渡り2億センチ(TV edit)を映画用にリミックスするという謎の2ステップを踏んでいる。これはまだフル音源を解禁していない為…。なんかまどろっこしいな。笑
主演は高橋文哉さんと桜田ひよりさん。いよいよヒロインまで来たと思うと嬉しい所もあり、高橋文哉さんは現代的な若者っぽいモテ男を醸し出している。今っぽさを押さえつつ、多角的に描かれるラブストーリーを丁寧に描いている。ただ、最後のはいるかどうか…。あと、茅島みずきさんの可憐なポジション、板垣瑞生さんのザ2番手も嫌いじゃない。配置も上手く効いている。
胸キュンシーンにザワザワする館内。終わった後笑いあうJKたち。それを微笑ましく思ってしまう辺り、おじさんになったなぁ…。評価は高いが当のJKたちには痛く写っているのか。何がともあれ、映画として胸キュンの作り方とヒロインの成長を描く塩梅が絶妙。良かった〜。
あれ、意外と良い
めっちゃ良かった!
•キュンキュンする恋愛映画は苦手だけどこれは見て良かったと思えた!
•ノートを通じて心変わりするの嫌だなーと思ってたら好きな相手を勘違いしてたという予想外な展開めっちゃ好き!
つまらないし、男の子(高橋文哉)が何か怖い!!
毎年大量生産される、邦画の恋愛ものの中でも、かなりつまらないと思います。男の子の何が素敵なのか全く分からないし、演者のせいか何かかなり怖いです。日記でしか喋れない訳ではないので、日記の使い方も弱く元々無くて良い感じです。全体的に苦行です。
ユー・ガット・ノート‼️
女子高生のヒロインが、学校一のイケメン男子から机の中に告白の手紙を受け取る。しかし、それは男子の人違いによるものだった。しかしヒロインはそのまま相手になりすまし、男子とノートによる手紙のやりとりを続ける・・・‼️相手が誰だか分からない手紙のやりとり‼️古くはエルンスト・ルビッチ監督の「街角 桃色の店」や、わりかし最近の「ユー・ガット・メール」などを思い起こさせますよね‼️ただ今作ではヒロインは相手がイケメン男子だと分かっているのですが‼️音楽の趣味が一緒だったり‼️本命の彼女も交えて遊園地に遊びに行ったり‼️苦手なバスケを教えてもらい、彼が苦手な英語を教えてあげたり‼️すっかりヒロインのことが好きになったイケメン男子が放送室で告白‼️ご丁寧に全校生徒の元へ生放送されてしまう‼️そしてエンドクレジット後に、卒業し社会人になってからも交際を続けている二人の幸せな未来を暗示してジ・エンド‼️ちょっと一昔前の恋愛ドラマのような古風な演出で、いまどきの若者向けのチャラチャラした印象もなく、主演の二人も魅力的で、意外としっかりした作りの恋愛映画で好感が持てました‼️
王道な話
あたりです♡
王道だけど後味のいい恋愛映画。控えめ女子が掴み取る結末。
この手の王道ラブストーリーはどうしても誰と誰が結ばれるのかが観る前から分かってしまう部分もあり気持ちの盛り上がりに欠けてしまうことが多いのですが、この作品は描き方が良かったです。
まず嫌味なキャラクターがいない。
そして王道ではありつつも、互いに違う形の不器用×不器用な二人が嘘に始まり、嘘に翻弄され、けれどその嘘があったからこそ迎える結末。嘘を題材にしているところが活かされていて非常に良かったです。
恋するきっかけはそこかしこに落ちていて、恋愛はいつどんな風に想いが変わっていくか分からないものですよね。
主に学生ものの恋愛映画においてはパターンが統一されているため、よりキャスティングが重要視されると思っています。
自分は特撮オタクなので高橋文哉さんのお芝居を拝見したく鑑賞しましたが、熱血でズッコケたキャラクターのお芝居のイメージから入った自分の場合、クール且つ不器用なキャラクターのお芝居もお上手で素敵でした。ヒロインの桜田ひよりさんは子役時代から様々な作品で拝見しておりますが、スリル系ハラハラ系の作品に出演していることが多いからか怒りのシーンや泣いているシーンなどをよく拝見してきました。その時からどんなお芝居も器用にこなす女優さんだなとは感じていましたが、この作品でも涙のお芝居が凄く良かったです。
ここ10年程はラブコメで元気いっぱい!って感じのヒロインが多かったように感じますが、昨今はハニーレモンソーダなど少々気弱で控えめなヒロインが活躍する作品が流行っているようですね。
キャストの皆さんのお芝居が全体的に素敵な映画でした。
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