おまえの罪を自白しろのレビュー・感想・評価
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二世議員と言う設定ありき
ストーリー展開はテンポが良くて楽しめたが、【二世議員】と言う設定でなければ作れない作品だったと思った。
常に足を引っ張りあうのが当たり前の政界。
ある意味で【やっぱり国民のことなんぞ微塵も考えてない輩集団なんだな。】と実感
サスペンス<家族愛
主演のオタクなので複数回見ました。忖度なく書きます。
ジャンル?がタイムリミットサスペンスと言われてたんですが、どちらかといえばむしろ「堤真一と中島歩と中島健人と池田エライザの家族愛映画feat.政治な二時間ドラマ」という感じです。
オタクでなければ一回しか見ないと思うのでそれ前提で書きます。
展開が速く進むので、飽きるタイミングはないです。が、一度引っ掛かったり理解し損ねると戸惑うかもしれません。あと政治家関連のポジションが少しわかりにくかったです。テロップで「国会議員」とか「秘書/次男」とか「県議会議員/長男」とか「市議会議員/長女の婿」とか名前と共に出しててもらいたかった。特に政治家周りは判りづらかったなあという印象です。元々長尺というわけでもないので、その辺にもう少し時間割いてあれば更にわかりやすかったかなあと。上映前にパンフレットを見れば解決はしますが、パンフレットを見るとほぼ犯人がわかるのが難点すぎます。
また、複数回視聴した結果、回数を重ねると疑問とアラが見えるので、個人的には一回見ただけの方が良かった。というか逆説的になってしまうんですが、一度勢いで見る分には面白かったです。これは本当。
二週目以降、投げっぱなしの伏線や、伏線にもなりきれない謎の台詞、とある場所で何故か邂逅する二人、消える刑事、真の要因についてのツッコミなど、なかなか…なかなかです。ただしこちらは原作小説が書かれた時代背景などが影響している可能性もあり、一概には言えません。
主演のオタクだからこそべったべたに褒めちぎりたいんですが、そうでなくてすみません。話自体はおもしろかったし、演者も良かったです。でもやっぱりサスペンスというよりは家族の話だった印象です。
初見時は⭐︎3.5、主演なので⭐︎+0.5で⭐︎4とさせてもらいました。
弱いものは強くなれないのか
宇田家の次男宇田晄司は会社が倒産し、父宇田清治郎国家議員の秘書をしていたいつもの日々、姪の緒形柚葉が誘拐された。犯人は金銭目的ではなく、宇田清治郎議員の罪の告白を要求した。犯人の真の目的と政治家それぞれの目的に揺さぶられます。晄司は姪の救出と真犯人の逮捕に奮闘する話です。
テンポもよく、話が少し難しく、物語は始終繋がっています。ストーリー理解に頭を少し使う映画でした。
追い込まれたときに理性を失い、冷静になったときに後悔をする。どんなに辛くても感情を冷静にコントロールすることが大切である。
仕事においてもそうですが、やりたいことをするためには犠牲や汚れ仕事も必要である。あたまの回転が早く、人を転がせるものが強い。それを見極める必要も生きる能力として必要である。
晄司がどうして秘書になったのか。父の狙いは何かが見どころでした。
日本の議員のような映画
上っ面、見た目だけはいいんだよ。
完全に堤真一有りきの映画。雰囲気と堤真一だけで成り立っている。政治ドラマというのに、これっぽっちもリアリティが無いし、緊張感もない。直ぐに感情的になる秘書と警察にイライラ。大した内容じゃないのに、見た後どっと疲れてしまいました。
別に演技が下手とかそういう訳じゃないんだけど、中島健人演じる議員秘書が、全くもって好きになれない。なんでそんないちいちカッコつけるかな?もっと堂々と振舞った方が絶対カッコイイのに、やっぱりファンのこと気にしてるのかな?元ジャニーズ(この言い方嫌だけど、smile upももっと嫌いなんで)映画にはなって居ないんだけど、明らかにウケを狙っているような過度な演出に腹が立つ。いやいや、この手の映画にそんなのいらないから。単純に、深みのないキャラであるのも、そう思う理由の一つ。原作どうなんだろう。気になるな...。
本作は政界や事件、人物に真摯に向き合っていない。
私、池井戸潤作品をはじめとした銀行もの、政治ものが大好物なのだけど、その手の映画というのはテンポの良さを求めすぎず、じっくりと丁寧に物語を展開していくのが肝となると思っている。また、納得あっての伏線回収であるため、まとめ方や説得力ある説明も重要だ。だが、本作においてはスピーディな展開のせいで、内容を観客に理解させようとする気がまるでなく、しかも支離滅裂で何一つまとまっていない物語の構成に、嫌気がさしてしまう。決して難しくないのに、何故か難しくしようとして混乱させている。
役者が適材適所でないところにもすごく違和感。
池田エライザにこんな役は良さが全然引き出せていないし、中島健人はもっといい演技が出来る役者だと個人的に思っている。山崎育三郎の刑事なんてすっごく中途半端だし、中島渉なんて雑に扱われすぎて可哀想になる。せっかくいい俳優集めているんだから、もっと真剣にやりましょうよ。堤真一だけだよ、魅力爆発してんの。
前半はかろうじて楽しめたものの、後半からの失速が半端じゃなく、期待していただけに結構ショックを受けてしまった本作。水田伸生監督はコメディが本業の方なので、ちょっと違ったのかも。ん〜、ほかの監督が撮っていたらどうなっていたんだろう。気になる。
政治家のいつもの行動のせいで…っていう映画
視聴者を欺く二重構造のプロット
なぜここに新幹線の駅や大学ができるの?、と誰かに問うと、きまって、「政治家が裏で糸を引いているんだよ」という答えが返ってきたものだ。
政治家による利権がらみの誘致そして建設計画。
利権が政治の派閥や世襲制の中で蠢き、地域社会のインフラが形作られる。
そんなイロハを知りたかったら、本作を入門書と考えるのも悪くはない。
政治家一家を脅迫する、誘拐犯の「おまえの罪を自白しろ」という殺し文句は、「利権がらみの裏話を包み隠さず公表しろよ」という言葉で置き換えたらどうだろうか。
現に本作の見どころは、宇田という政治家が、誘拐された孫娘のために、包み隠さず公表するところにある。
ただそれはほんの序章にすぎず、政治家=加害者、先住者=被害者という固定観念を微妙に操りながら、じわじわと核心に迫ってくる。
いわば視聴者を欺く二重構造のプロットで。
原作は、序章と第二章が全然違う話のように思えた。だが本作はそんな違和感が、映像ならではのキャラの躍動感で一掃され、間断なくスムーズな展開を実現している。そこがなによりも印象的だった。
チグハグ。
出演者みんな良いよ
まずまず楽しめます
めちゃくちゃよかった、不満なし
犯人に無理がある
内容が難しかった。。
思ったよりも普通
思ったほどではなかった
タイトルとキャストに惹かれて鑑賞。展開が早く、政治の形勢逆転劇にス...
タイトルとキャストに惹かれて鑑賞。展開が早く、政治の形勢逆転劇にスカッとする一方で、家族間の心の動きに感情移入して切なくなりました。ラストシーン、主人公晄司に希望の光が射して良かった。男女問わず楽しめる作品と思いました。
裏だらけの世界
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