おまえの罪を自白しろのレビュー・感想・評価
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弱いものは強くなれないのか
宇田家の次男宇田晄司は会社が倒産し、父宇田清治郎国家議員の秘書をしていたいつもの日々、姪の緒形柚葉が誘拐された。犯人は金銭目的ではなく、宇田清治郎議員の罪の告白を要求した。犯人の真の目的と政治家それぞれの目的に揺さぶられます。晄司は姪の救出と真犯人の逮捕に奮闘する話です。
テンポもよく、話が少し難しく、物語は始終繋がっています。ストーリー理解に頭を少し使う映画でした。
追い込まれたときに理性を失い、冷静になったときに後悔をする。どんなに辛くても感情を冷静にコントロールすることが大切である。
仕事においてもそうですが、やりたいことをするためには犠牲や汚れ仕事も必要である。あたまの回転が早く、人を転がせるものが強い。それを見極める必要も生きる能力として必要である。
晄司がどうして秘書になったのか。父の狙いは何かが見どころでした。
日本の議員のような映画
上っ面、見た目だけはいいんだよ。
完全に堤真一有りきの映画。雰囲気と堤真一だけで成り立っている。政治ドラマというのに、これっぽっちもリアリティが無いし、緊張感もない。直ぐに感情的になる秘書と警察にイライラ。大した内容じゃないのに、見た後どっと疲れてしまいました。
別に演技が下手とかそういう訳じゃないんだけど、中島健人演じる議員秘書が、全くもって好きになれない。なんでそんないちいちカッコつけるかな?もっと堂々と振舞った方が絶対カッコイイのに、やっぱりファンのこと気にしてるのかな?元ジャニーズ(この言い方嫌だけど、smile upももっと嫌いなんで)映画にはなって居ないんだけど、明らかにウケを狙っているような過度な演出に腹が立つ。いやいや、この手の映画にそんなのいらないから。単純に、深みのないキャラであるのも、そう思う理由の一つ。原作どうなんだろう。気になるな...。
本作は政界や事件、人物に真摯に向き合っていない。
私、池井戸潤作品をはじめとした銀行もの、政治ものが大好物なのだけど、その手の映画というのはテンポの良さを求めすぎず、じっくりと丁寧に物語を展開していくのが肝となると思っている。また、納得あっての伏線回収であるため、まとめ方や説得力ある説明も重要だ。だが、本作においてはスピーディな展開のせいで、内容を観客に理解させようとする気がまるでなく、しかも支離滅裂で何一つまとまっていない物語の構成に、嫌気がさしてしまう。決して難しくないのに、何故か難しくしようとして混乱させている。
役者が適材適所でないところにもすごく違和感。
池田エライザにこんな役は良さが全然引き出せていないし、中島健人はもっといい演技が出来る役者だと個人的に思っている。山崎育三郎の刑事なんてすっごく中途半端だし、中島渉なんて雑に扱われすぎて可哀想になる。せっかくいい俳優集めているんだから、もっと真剣にやりましょうよ。堤真一だけだよ、魅力爆発してんの。
前半はかろうじて楽しめたものの、後半からの失速が半端じゃなく、期待していただけに結構ショックを受けてしまった本作。水田伸生監督はコメディが本業の方なので、ちょっと違ったのかも。ん〜、ほかの監督が撮っていたらどうなっていたんだろう。気になる。
政治家のいつもの行動のせいで…っていう映画
個人的には、決して面白くないわけでもなく
ハードル上げなければ 普通に面白かった
まぁ いつもの悪いことして 追い詰められて…
誘拐犯は、何者?って考えて観ると 楽しめるのかも………。
オチに対しての感想は 敢えて言わない事にしときます。人それぞれ感じるだろうしね。
視聴者を欺く二重構造のプロット
なぜここに新幹線の駅や大学ができるの?、と誰かに問うと、きまって、「政治家が裏で糸を引いているんだよ」という答えが返ってきたものだ。
政治家による利権がらみの誘致そして建設計画。
利権が政治の派閥や世襲制の中で蠢き、地域社会のインフラが形作られる。
そんなイロハを知りたかったら、本作を入門書と考えるのも悪くはない。
政治家一家を脅迫する、誘拐犯の「おまえの罪を自白しろ」という殺し文句は、「利権がらみの裏話を包み隠さず公表しろよ」という言葉で置き換えたらどうだろうか。
現に本作の見どころは、宇田という政治家が、誘拐された孫娘のために、包み隠さず公表するところにある。
ただそれはほんの序章にすぎず、政治家=加害者、先住者=被害者という固定観念を微妙に操りながら、じわじわと核心に迫ってくる。
いわば視聴者を欺く二重構造のプロットで。
原作は、序章と第二章が全然違う話のように思えた。だが本作はそんな違和感が、映像ならではのキャラの躍動感で一掃され、間断なくスムーズな展開を実現している。そこがなによりも印象的だった。
チグハグ。
要素過多、ゴチャゴチャ、チグハグ。
政治って多分こうだよね的な批評モドキの幼稚な茶番。
で、変なオチ。
政治家も顔が良い方がイイかも、だけが残る。
外れ無しの誘拐モノでこうも外すとは。
これを未だ平然とやるから邦画が舐められる。
出た役者陣は猛省を。
強く非支持。
出演者みんな良いよ
中島健人くん主演だけど アイドル映画ではなく本格サスペンス映画
脇を固めるキャストも とても豪華で適任
政治家 記者 政治一家 が上手く演じてる
わたしは政治家の見方が変わった
そこに興味ある人にはすごく面白いかも
まずまず楽しめます
メインキャスト達が奔走するスピード感と次々と出てくる名優達の演技に痺れているうちにラストを迎え、かっこいいB'zの曲に合わせてエンドロール!
なぜだかスッキリした気持ちに。
振り返ってよくよく考えてみるとツッコミどころもあるけれど、政界を舞台にしたエンターテイメントとして捉えれば面白かった。
めちゃくちゃよかった、不満なし
江戸川乱歩賞作家の真保さん原作。政治家一家におきた誘拐事件の話。思ったより登場人物が多かった。普段あまりサスペンス映画をみないのもあるが見応えある堤真一主演といっていいし中島健人他、尾野真千子、池田エライザ、山崎育三郎、角野さん等脇を固める重厚な俳優が勢ぞろいで違和感は全くなかった。前半は疾走感ありハラハラしたが後半は結局は家族の話という感じ。ストーリーを細かく描いてほしいとか細かい要望はあるが時間にも限りがあるから、100分という短い時間でよくまとめていて全体的に大満足だった。主題歌B`zも重厚感あってよかった。見る価値あると思う。
犯人に無理がある
事件を扱う作品だと無能になる警察。そこは仕方ないとして、犯人がハイスペックで、だったらそうはならんやろ…と思う。
細かいことを言い出したらきりがないけど、事件のカギになる部分は説得力が欲しかった。
会見を逆手にとるのはよかったけど、大仰に「会見まで〇時間〇分」とやっていた割に緊迫感がなく会見が盛り上がらなかった。
もっと山場に焦点をあててメリハリをつければ後半失速しなかったかも。
堤真一の演技がよかった。この映画を支えていた。
中島健人無双。長男が徹底的に無視されて可哀そうだった(笑)
内容が難しかった。。
予約した日でも座席は空席で、私の期待は薄かった。
俳優さんの動きはgoodで、走っているシーンなどは迫力があったが...
喋っている内容は繋がっていない点も多かった。
中盤までは呼吸を忘れるぐらい見入ったが、終盤はうまく物語が着地してないなと思い、少し「はてな」だった。
あとは男4人が階段を駆け上るシーンは緊張感があり、面白かった。
思ったよりも普通
レビューの点数が4.0だったので
思いの外高いなと思って観に行ったけど
評価高過ぎるような内容だったと思う。
ラスト15分くらいは倍速でも良かったくらい。
現在の政治家がやりそうないかにもありそうな事件で
これが原作通りだったら
わざわざ映画化するような内容でもなかったと思うし
原作に忠実でない作りなら原作に失礼な作りだったと思う。
原作読んでないからわからないけど。
にしても、一般人が他人のスケジュール帳に書き込んだり
追跡されないようにいろんな国、経由したり出来るもんなのかね?
これがいちばんの謎だったかも
思ったほどではなかった
予告を観る限り緊張感 全盛期の角川作品の様な迫力ある作品かと思ったが誘拐と政界とは別の話?
犯人は政界の大物がプロを雇って手の込んだ思い展開と思ったが犯人は!?政界とは無関係の素人の犯罪 動機も私的な事 オトリ捜査的なやり方は日本ではアリかな?
タイトルとキャストに惹かれて鑑賞。展開が早く、政治の形勢逆転劇にス...
タイトルとキャストに惹かれて鑑賞。展開が早く、政治の形勢逆転劇にスカッとする一方で、家族間の心の動きに感情移入して切なくなりました。ラストシーン、主人公晄司に希望の光が射して良かった。男女問わず楽しめる作品と思いました。
裏だらけの世界
実際に政治家の世界で登り詰めるためには、汚れ仕事も必要なのでしょうか。
突っ込みどころも多々ありはしましたが最後までずっと裏がありそうな展開が続き、面白かったです。
おもわずニヤッとしてしまうラストシーンは好き。
家族愛のお話なのでおすすめです
政治のドロドロのストーリーと思いがちですが、知らず知らずのうちに誰かを傷付けていたり、家族の愛を描いたタイムリミットサスペンスです。展開もスピード感があるし、豪華キャストでおすすめです
腐った政治界にメスを入れた、痺れる作品。
ケンティー良いね!!堤真一を含め大物俳優に負けず劣らずの気迫。
現実の政治界も何かしらの罪を隠蔽し、己の体裁を守る事を最優先とし、邪魔な者は全て切り捨てる様な汚い大人達なのだろうか(笑)。
政治界の裏を描くような作品は多々あるが、その中でも結末までのテンポ良し、といった感じで見やすかった。政治家は意地汚いのだろうと言う勝手な思いが増々私の心に刻みこまれてしまった。
設定も真新しさは無いものの、俳優陣の気迫あふれる演技によって飽きのこない作品に仕上がっている。常日頃から私達が見ているメディアやマスコミの情報は本当に正しいのか?そんなことも考えさせられた。
ケンティーのキメ顔多いよ!(笑)。絵になるから良いけど(笑)。あと、アキラ100%の議員に仕える腰巾着感が凄い良かった。(味噌汁振る舞うシーンが一番の見せ場かな。)
いいこととわるいとこ
ストーリーは社会派作品として、国会へ行こうや、新聞記事などの優勝作品と思う。
テンポもいいし緊迫感もあるこの作品。
だからあえて失点を協調したいと思う。
何人かの演技が、んー。何人かの演技は最高なのに。
それと構成がんー。
最後の結を縮小してももっといきさつを密にしてほしかった。
原作は知らないけど、きっとすごく面白かったと感じた。
一見の価値あり新境地作品
映画好きで主演のファンでもあり
ライブビューイングも鑑賞。期待値も高かったので厳し目に評価。
中島健人の銀幕映えは文句無く素晴らしかったし、観たことの無い新しい表情も沢山ありで良かった。映画の内容は正直、少々退屈。映像も重厚感出すためか暗いので観づらい場所も。心を掴まれるような展開もあまり無くて、まだ終わらないのか?と数回感じてしまった。もう少し細部を丁寧に描いて欲しかったかな。ただ、後に記載するがそれらはそれで良いのかもしれない。キャストはとても豪華で、あ、あの役者さんも出ている!とドラマ映画好きなら楽しめると思う。イケメン好きなら山崎育三郎も目の保養。笑 池田エライザは初の母親役とのこと。あれほどの美女がなりふり構わず体当たりの演技に挑戦しているのも見どころ。堤真一はこの映画のオファーをはじめは断ったと聞いているが、それは賢明な判断だったのかもしれない。ただ、やはりこの映画は堤真一の存在感と説得力が無くては成立しなかったし、一筋縄ではいかない役柄に向きあって演じた役者魂はこれまで以上に評価されるべきだと感じた。日本でこの役を演じることができるのは堤真一しか居ない。せっかくなので主演の中島健人の良かったところをもう少し。序盤は議員秘書という黒子に徹しており主演なのに、いるのかいないのか気付かないほど目立つことはない。中盤戦から正義感溢れるヒーロー的なオーラを纏うが、コンビニおにぎりにむしゃぶりついていたりとお茶目なシーンも。ラストに向けて覚醒し、不敵な笑みを浮かべて名台詞を残す姿はこの映画で一番ゾクゾク、ワクワクさせる名シーンとなったのでは?日曜劇場でも観ているのかと思ったし、中島健人は正統派のイメージが強いかもしれないが、クセの強い濃い役も絶対ハマる伸びしろを感じる。ちなみに水田監督は次は中島健人で大人のラブストーリーを撮りたいとの話をされていたが、是非ともお願いしたい。今作は社会派、骨太な作品とのことだったが、いうほどむつかしく無く、重苦しい題材を若者向けにもわかりやすく、テンポよく、多くを語り過ぎず、説教くさくならないように「自分の頭や想像力で考える」ことも醍醐味として作られていたように受け止めた。なので次は中島健人のファン層やパブリックイメージに合ってそうな大人のラブストーリーを観てみたい。できれば今作で彼を認知した高齢層も楽しめるような。ドロドロした恋愛ものも面白そう。話は戻り、この作品のために書き下ろされたB'zの新曲だが、天才としか言いようがないくらいに良き!ずっとサビが頭から離れず永遠ループしてる。主題歌がかかるタイミングも秀逸。映画の内容にはスカッとより少しのモヤモヤが残るのだが(そこも狙いだと思う)今後、主人公の人生はどうなっていくのだろう?の期待のような不安のような、だけど彼ならやってくれるんじゃないか?と願わずにいられない思いを大スクリーンでB'zの主題歌を聴きながらはせる。ああ、やっぱり観て良かったな。相関図の載ったパンフレットがとても良いつくりでネタバレも上手く隠してあるので購入すると一層楽しめるのでオススメ。政治を題材にしたこの作品が映画界に爆誕したのは新しく、総じて素晴らしい。色んな意見があるかもしれないが、迷っているなら一見の価値あり。この映画に携わった全ての皆さんありがとう、また何度か、観に行きます。最後に一番の本音を言わせて。「ケンティーの顔とナイスバディと溢れる持ち前の品の良さがただただ絶品な映画だった!」
全402件中、61~80件目を表示