おまえの罪を自白しろのレビュー・感想・評価
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うーん。。軽い。
テーマの割にさらっと見れたけど、ドラマで良かったのでは、がぬぐえない。
というより、中途半端に大して活躍しなくてもいい次男を主役にしたがために、肝心の問題議員の心情の変化があまり見られなかったのが残念。普通に堤真一主役にしてそれにフォーカスした方がメッセージは伝わった気はするけど。。
指揮権発動するかどうか、はそんな制度知らなかったので面白かった。
でもなぜ指揮権も発動しないのに最初の会見で橋の話を言わなかったのか。(しないからまだ保身ということ?)どう孫娘と自分の葛藤で闘ったのか。次男はなんで急に次期総理に忖度したのか。長男はただ出来が悪いだけなのか。死体なぜわざわざ掘り返すのか。もう少し描いてくれてもなあ。という気がする。
世襲議員の現状も、汚れ役議員も、忖度も圧力も実際あるのだろう。こういったテーマは段々溢れてきたので、深掘りするよりも数多くだして権力者を牽制するのが目的なのかな?とすら思えた。昔から疑問なんだけど警察は企業とかと違って大してメリットも潰される脅威もないのになんで議員に忖度して犯罪もみ消す必要あるんだろう?
ケンティと育三郎のプリンス二人がいたからそこだけやたら優雅だったなあ。。
予告と堤真一の印象が違いすぎる
2023年劇場鑑賞245本目。
舞台挨拶中継付で鑑賞。
上映後で、しかもマスコミがいないのでネタバレ気にせずトークができて最高でした。中島健人の、二十代の頃は少女漫画原作の映画でヒロインにやっていたことが、この映画ではおじさん相手にやることになったという話は爆笑でした。
さて、予告だと孫娘が誘拐されて、開放の条件に国会議員の罪の自白を求められた堤真一が、孫娘の命より罪を隠蔽することを優先しているような印象でしたがそんなことは全然なく、本気で孫娘を助けようと出来る限りの事をしようとするおじいちゃんだったのと、罪の自白するかしないか、させられるかどうか、というところは中盤でもう終わってしまい、そこからまだまだ都筑という2点が印象操作って怖いな、と思わされた点でした。
そして、予告で自分が予想した展開を越えられず、なんかスケールちっちぇ話だな、と思ったのがこの映画の自分の評価を下げることになったのは残念です。
宇田家の関係
政治家の駆け引きがメインかと思いきや
実は
家族のお話だったと言う感じ
でもだから老若男女問わず
観やすい作りになってる
物足りなさはあるけれど
エンタメに昇華させるのが目的なのだろう
堤真一の後半、人が変わったようで流石
中島健人も好演
青臭いヒーローからの変化がわかりやすい
しかし角野卓造見るためだけにもう
一回観たい
面白くて切ない
誘拐事件の身代金は罪の自白。この時点でもう面白いのに、事件を解決するまでのテンポとスピード感が最高であっという間。
でもそこで話は終わらなかった。
重たすぎず、でも心にはズシっときました。
俳優さんたちが豪華でワクワクしますよ。
みなさん味があって渋い。
その中で真っ直ぐで誠実でありながらも成長をしていく中島健人さんの演技が良かった。
名優さんとの対峙、負けてなかった。これから先も楽しみな役者さんです。
あっという間でした
テンポよく話が進むのであっという間で見応えはありました。ただ、最初は登場人物がどの役職で、誰と誰が対立しているのか、誰がどちら側なのか、などが少々分かりにくかったかもしれません。
主演の中島健人さんは好演でした。晄司の真っ直ぐなようで実は強かなところが、中島さん本人と通じるところがあると感じ、この役のオファーに納得でした。堤真一さんはもちろん、周りの重鎮たちも錚々たる顔ぶれで驚きました。個人的には池田エライザさんがとてもよかったです。議員の娘として、周りに気を遣いながら、愛想笑いをしながら、控え目に大人しく生きてきたんだなというのがとてもよく伝わりました。いい意味で地味で身近に感じられました。
堤真一さん演じる清治郎が悪のように描かれていますが、実はそうではないと思います。側近が「裏の仕事を引き受けるようになったが決して私腹を肥やすことはない」と話していたり、最後、犯人の話を聞いて心を痛めていましたし。
正直、現実の政治家はもっと闇深く派閥争いと忖度にまみれて、一市民の生活や命がどうなろうと心を痛めないと思います。。
あと、清治郎は長男にももう少し期待してあげてほしいです。笑
テンポに早い展開で飽きない
見る前は誘拐事件は重そうなテーマだなと思っていましたが、始まってみると、まずはテンポの早さに驚き、そうきたかと想像を超えたストーリー展開に興奮しました。
主人公の頭のキレと正義感や迫力のシーンに圧倒され、終わりまで一気に駆け抜ける感じの映画。終わり方も納得の一言に尽きます。
子供には難しいかもしれませんが、性別を問わず幅広い年代におすすめです。
政治の駆け引きが見ものと思いきや
原作既読で観ました。
設定変更が思ったよりあったので未読で観れば良かったと少し後悔。
しかし、変更によって家族それぞれの思いが推し量られる演技が光ったし、複雑な設定が上手くまとまっていたと思う。
何よりも主役の宇田家次男がたった一日の物語の間にどんな素養があるのか、それがどう政治家に目覚めていくのか見ごたえがあった。
男親や主人公の世代に是非見て欲しいと思った。
それと、宇田家長女の母親役に意外に感情移入してしまい涙が出ちゃったので、小さいお子さんがいるお母さんは一応ハンカチ持ってって!
良作です!是非複数鑑賞を!
タイトルのインパクトが強いのと政治がテーマだと思って二の足を踏んでいましたが蓋を開けてみれば、誰かの為に必死に生きている登場人物達によるヒューマンドラマだったのであっという間に世界観に引き込まれて、見終わった後は素晴らしい作品だったなと思いました。
個人的には堤真一さんの演技力の高さに感動しました。
彼のシーンは空気がピリッとして見ているこちらにも緊張感が伝わってきてとても良かったです。
あと、この度の誘拐犯が意外な人物だったので犯人がわかった上で2回目、3回目と鑑賞すると見落としていた伏線にも気がつけるので、回を重ねた分味わい深くなる作品だと思っています。
主演の中島健人さんも政治の世界でさまざまな思惑に振り回されながらも懸命に生きる若者を好演されていました。
特に角野卓造さん演じる幹事長との対峙シーンが見どころです。
久しぶりの邦画鑑賞となりましたが、これは当たり作品です。
迷っておられる方、是非見てください!
微妙。
いま出ている人達が誰で、どういう人なのかが分かりづらかった。せめて、テロップ出して欲しかった。
演技は大声を出すシーンとか、いまいちな感じだった。全体的にバランスが取れてないというか、微妙だった。
ただ、最近ありがちな、誹謗中傷はダメだよー、みたいなテーマではなかったし、設定は面白かったから、余計、残念に感じた。
見終わった後に見返したくなります
原作を読まずの初見だったのもあり、登場人物の名前や関係性などを把握するのに少し時間がかかりましたが、ストーリーは展開が早すぎず置いていかれずに最後まで観れました。一旦解決したかと思う展開からの別の視点に移り更なる展開というのは意外で、面白かったです。堤真一さん演じる政治家の父の重厚感あるお芝居からの中島健人さん演じる次男の次第に覚醒していく姿は見応えがありました。
見れば見るほど解像度が上がるスルメ映画
ネタバレ回避のため原作を読まずに劇場公開迎えた。どの程度原作にあった設定やシーンがカットされ再構成されているかは分からないが、製作者側が伝えたいメッセージや空気感、家族の関係性は、セリフやエピソードに頼らず演者さんのちょっとした表情の変化やきや細かな体の動きにも込められていた。それらを限られた時間内で伝えきろうとする気概が素晴らしい。2度3度と見るうちに、誘拐事件の行方や政治家同士の忖度・駆け引き、結末への期待だけでなく、家族の本音や後継への想い、政治家としての現実や悲哀にまで目が行くようになる。1度見ただけではそれらを見過ごしたままで終わってしまう気がして、それではもったいない。何度も見て味わい尽くして、とにかくたくさんの想いと熱意を受け取りたくなる、そんな映画だと感じた。
原作も読んでみたい
テンポ良くストーリーが進むので、観やすかったです。政治家として出演されている俳優の方々の演技は流石だと思いました。
個人的には、角野卓造さんと中島健人さんのお二人のシーンの、表情がとても見応えがあって、もう一度観たいと思いました。
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