おまえの罪を自白しろのレビュー・感想・評価
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さくっと楽しめる映画 中身は薄い
原作未読で鑑賞しました。
良かった点
・役者陣の演技は申し分なし、たくさんの大御所俳優陣の演技を見れて楽しかったです。
・カメラワークと画の構図やライティングがすごく綺麗で銀幕で見るべき画だなと感じました。
・角野卓造さんと中島健人くんの対峙シーンは迫力満点で、良かったです。
中島健人くんの表情の変化にゾワっとしました。
悪かった点
・ストーリーは微妙にリアリティに振り切っていないような気がして、かといってエンタメに振り切っているかと言われたらそうでもなく中途半端だなと思いました。
犯人の素人なのにハッキング技術があるのとか特に...
・テンポ良くストーリーが進んでいき面白いは面白いのですが、それぞれの人物の心情描写が少なく、行動心理などが読めない点が多くあまり感情移入が出来ませんでした。
・予告からして、父を取り巻く政界の闇へもっと切り込んでいき、罪の自白までハラハラドキドキで楽しめるのかと思いきやそうではなく割とあっさりと自白、その後中盤から
主人公の謎解きが始まった時はちょっと醒めてしまいました。
結局何を重点的に伝えたかったんだろう、という感じです。
家族愛なのか、社会の闇についてなのか....いずれにせよ全部薄いなと思いました。
予告と本編の温度差を結構感じたかなあという印象です。
原作を読んでもっと話を深く知ろうと思います。
色んな要素が多かった
中島健人君目当てで見に行きました。普段はあまり邦画は映画館では見ません。
ストーリーに疾走感もあり、途中中弛みすることもなく面白いまま終わりを迎えました。
各キャラクターの心の内がもっとわかれば更によかったと思いますが映画という限られた時間の中ではこれが最善だったのかな?
いい役者さん揃いだったので、表情で読み取るところが多かったです。
キラキラアイドルではない中島健人くんももっと見てみたいと思いました。
小説は未読で映画を観たのでストーリーの展開に違和感は特になく、最後...
小説は未読で映画を観たのでストーリーの展開に違和感は特になく、最後まで集中して観られました。
晄司が徐々に政治家らしい狡猾さを発揮していく畳み掛けるような展開が観ていて楽しい!重い題材なのに爽快さすら感じて、観終わった後は心が沸りました。
中島健人を見たい人のための映画
ケンティー目当てで観に行きました。
感想としては、ケンティーで映画を作りたい人が作った映画って感じでした。
私がうーんと思ったのは以下の通りです。
○起業した会社が潰れ、国会議員の父親の秘書になったにも関わらず、やけに態度のでかいコウジ(中島健人)にイライラしてしまう。視聴者目線だとコネで仕事に就いてるように見えるけど、なんでそんなに偉そうに父親に口がきけるんだ?そんなに父親の仕事の姿勢が嫌なら、さっさと自分の好きな職についた方が良くないか??と思ってしまう。
○誘拐された娘の父親(浅利陽介)が娘を心配したり、妻を気遣う様子が少ないせいで、娘が返ってきた時に、感情移入しづらく良かったねの気持ちがあまり沸かない。
○ずっと血がついたシャツを着ている妻(池田エライザ)が気になってしょうがない。事件現場で頭から血を流してる人がいたら、事件のことを聞くより心配しようよ、刑事さん。脳震盪とか起こしてる可能性だってあるよ?そして病院から帰ってきてからも、血のついた洋服を着替えさせてやろうとするまともな人間はいないのか?
○コウジの父(堤真一)がコウジの会社を潰してまでも、コウジに仕事を継がせようとしたかった理由をはっきりと教えて欲しかった。兄だって能力が無いようには見えないのに、何故コウジに肩入れしてたのかよく分からなかった。むしろ正義感の強いコウジを鬱陶しく感じてそうにも見えたのに、あれは期待してる分当たりが強いって事だったのか??
○コウジに見せ場を作るためとはいえ、10人程の警察が待機してる中、犯人の1人を逃す展開が警察無能過ぎてそうはならんやろ。なんで4人で1人にだけ向かっていくんだよ。そりゃもう1人逃げるだろ。ちょいちょいそうはならんやろって展開があって、イライラしてしまった。
少し物足りない
予告を観て面白そうだと思ったけれど本編を観ると政治的要素はそこまで強くなく派閥争いによる駆引きも浅いやり取りが少しある程度で思っていた映画と違った。サスペンス要素もそれほどなく動機も弱い。子供を攫われた母親が最初に連絡したのが兄弟というのも違和感がある。普通なら子供の父親である夫にかけるのがまず第一のはず。物語上、主人公または議員の父親に子供が誘拐されたことを知らせなければ話が進まないので理解はできるが現実味がない。主人公が真相に迫る場面もなぜその発想に至ったかの過程が雑である。全体的に予告やポスターから受ける印象とはかなり違って内容は薄いが、出演俳優がベテランの実力派揃いで見応えがある。主人公も若さ溢れる真っ直ぐな青年の役がよく似合っていて、緩急のつけ方などまだまだ力み過ぎ感があるもののこれからが楽しみになる。ただ、歌舞伎の人か分からないけれど若い刑事役の人が随分と大袈裟なお芝居をしていて1人浮いていたのが気になった。全体的に展開は早く飽きずに観られて悪くないが、もっとしっかりとした内容を求めている人には物足りなく若い人に向いている映画かもしれない。
その動機で、その犯行はしないですね!
映画化する原作選択の失敗が最大の問題点ですが、演出にも問題ありです。
キャスティングで前半すぐに犯人分かってしまいますし、唖然とする犯行動機の判明後に、犯人の流す涙のアップなど、そうじゃないでしょ感で全編溢れてます!
中島健人さんのファンの方だけ、どうぞご鑑賞下さい。
政治的思惑の絡む誘拐事件とその先には…
政治家の孫娘が誘拐され、要求はタイトルの通り「おまえの罪を自白しろ」。さまざまな政治的な思惑の中、ハラハラしながら冒頭からひきこまれました。後半は政治的な思惑よりは親子、家族を考えさせられました。後半の推理要素は、たしかにそう言えば…なぜだろう…と主人公と一緒に楽しめました。
父が息子に何を択したかったのか、息子はそれをどう受け止めたのか…そして、続きが観たくなる映画でした。
堤真一さんはもちろんのこと、日本の名優さんがたくさん出演されていて、豪華なキャストが脇を固めていて大変見応えある映画でした。
1作品でこんなにたくさんの名優の演技を見られるのも本作の醍醐味だと思います。
そんな中、主演の中島健人さんは少し鬱屈とした若い議員秘書を丁寧にそして力強く演じられていました。池田エライザさんの母親役、そして子役さんも素晴らしかったです。
親子の物語
2回目は父親目線で観ました。
長男は人当たり良く、特に駄目ではないのですが、行動力、判断力、気遣い等やはり次男の方が政治家向きに見え、後継者に選びたい気持ちが表情や視線に現れていました。とある退場シーン、あれは本来長男の役割でしたよね。とっさの事態に動ける次男が際だっていました。
長男はどんな気持ちだろう、これからどうするのかなと長男のことが気になっています。
余談ですが宇田家はみなさん高身長でスタイルがよくて画面映えしていました。家族と言われて納得するキャストでした。
さっくり楽しめる社会派エンタメ
話の展開にスピード感があり、政治がテーマの一つでもありますが、どちらかと言えば家族の在り方がメインに感じられました。
ポスターの印象とはちょっと違うストーリー展開でしたが、おもしろかったです!
登場人物が多いので、公式サイトの相関図は見ておいた方がいいかもしれないと思いました。
あと主題歌がかっこいい!
画がいい
政界での立場と孫娘の命を天秤にかけられ常に窮地に追いやられている宇田清治郎を、次男の晄司の視点で写されるその意味と立ち回りが上手く、最後まで見応えがある作品でした。テンポもいい。色々な表情を魅せる中島健人の演技にも注目。誘拐犯の動機に意外性がなく-1。原作は内容が異なるのか気になりました。読んでみたいと思います。
三度目の会見
安っぽくダサいポスター、「タイトル強すぎ!」という無駄に若者ぶった予告、『新・中島健人編』のトレーラー。
何より、週末から爆発的に伸びるレビュー数。
もしや主役は…事務所は…
『Gメン』はよかったが、今作は嫌な予感が的中してしまった。
ミステリではないので犯人を予測できる構成でなくてもいい。
でも、「まさかコイツが!?」とか「アレってそういうことだったの!?」といった驚きが欲しかった。
あるいは最低限、犯人に到る過程をちゃんと見せて欲しい。
よもやPCカタカタして犯人突き止めて、その片方が話にすら出てなかったキャラとは。
麻由美が気を失った(これも不自然だが)のは偶然だし、柚葉の方が大怪我してたらどうしたのか。
声明も攫ってから打ち込んでるし、ハッキングスキルが謎すぎるし、そもそもクラッキングする意味がない。
車を盗む意味も感じないし、マンションが建ち並んだからって深夜なら掘り返せるだろ。
自己破産もほぼ自業自得だし、誘拐の目的は自らの罪の隠蔽でしかないので共感も同情もナシ。
演技や演出は悪くないが良くもない。
逆にあれだけシナリオがペラペラだと、重めの演技が上滑りしていた印象すらあった。
序盤、身体を半分戻しながら答弁する堤真一の動きは秀逸。
議員秘書と記者と警察があんなに仲良く並んで歩くもんかな。
とりあえず、エライザの血の付いたシャツは早く着替えさせてあげてほしい。
最初は義理の息子と父の話かと思った
義理の息子と父の政治との葛藤かと観てました!!後日王様ブランチとかシューイチのインタビュー聞いて実の息子と父の葛藤に人間らしいさを感じました。出演俳優さんたちが豪華で相関図必要だと罪の自白生産でお互い勘違いしていた家族の絆が少し戻った様な気がします!お金と政治は臭いものに蓋をする様なことは人を幸せしないと語りかけられたような感じました。私も市議会議員で嘘は市民を幸せしないと心に刻み反省し誰にでも近くへ言って話を聞きたいなぁと思いました。ミステリーとヒューマン好きな人におすすめしたいです!自白のずる賢さを観てきてください(笑)!!
あっという間の101分
主人公は父に反発していて汚れた政治家が嫌いな正義感の強い若者。。
かと思っていたけれど、狡猾で野心家な部分があって、いい意味で裏切られた。
全員がなにを考えてるのか?分かるような分からないような。。
スピーディーで考えながら観るのであっという間です。
面白かったです!!!
ラストの主人公の顔と照明がサイコーです!
主人公の父親は誰かモデルになっている政治家がいるのか?と思わせるよ...
主人公の父親は誰かモデルになっている政治家がいるのか?と思わせるような内容でした。現実とリンクするようにずっと暗い画面で、次々と怪しいオジが出てきて正直言うと楽しくはない。主人公はイケメンで賢くてシゴ出来で「こんなやつおらんわ」と思うけど「いたらいいのに」とは思います。演出が少しメロドラマちっくな部分もあり、ミステリーと呼ぶには至らない内容でした。しかしここまで政治にフォーカスを当てた大衆向け映画は久しぶりだと思うので、その点で少なくない意義があると思います。
面白い!誰でも楽しめる
私はサスペンスものも政治ものも
あまり得意ではないのですが、
CMが面白そうでなんとなく気になって
見てきました。サスペンスが得意じゃない人にも見てもらいたい、誰にでもおすすめできる良作でした。身構えずに見なくて良いです○
面白かった〜!!
俳優陣の演技が良すぎて二度見に行きました。
良いところ育ちのおぼっちゃまの主人公が
汚れた世界の中で強かに立ち回るようになっていく姿にゾクゾクします。
登場人物の黒さに嫌悪感を抱くのではないかと
心配でしたが、演出や俳優さんの芝居が良くて、掛け合いを見てるだけでも最高に楽しかったです。
過激な演出もなくて、
良い芝居、良い脚本、良い演出etc…で
シンプルに勝負してる感じがしました。
あなたの好きなシーンはどこですか?
語り合いたくなる映画です。
おすすめします!
俳優さんたちがすごい
予告やポスターを観た印象からいい意味で裏切られた。
とにかくいっぱい走ってたけど、印象に残るのは大切なものを守ろうとする心の動き。
主人公宇田晄司の、父・清治郎への思い…抱く感情が変わっていくのも中島健人さんの表情や眼差し、あるシーンで添えられた手からも感動するほど伝わってきた。清治郎の複雑な感情も堤真一さんの表情に最初に感じたイメージからどんどん変わっていく。秘書の皆さんを見てるだけで清治郎さんの人柄がわかる。
角野卓造さんの幹事長と晄司の対峙シーンはゾクッとするほどおもしろかったし、兄・揚一郎さんの賢いのにちょっと不器用な感じも最高でした。
誘拐されてからの柚葉ちゃんのことが気になるし、妹・麻由美さんは兄たちと待ちたかったのではないかと思ってしまいますが、玄関での柚葉ちゃんとの可愛いシーンは緊張が始まる前の唯一の癒しでした。
1度目より2度目、回を重ねるごとにそれぞれの立場からみるとまた違うことが見えてきて何度も楽しみたくなる映画です。
サスペンスでありヒューマンドラマの物語
予告から政界を舞台にしたサスペンスという認識で鑑賞したが、鑑賞後は熱く実直な主人公が覚醒してゆく様子を描いた家族愛、ヒューマンドラマの物語だと感した。
政治の駆け引き、サスペンス、ヒューマンドラマの要素がバランス良くテンポ良く描かれていて、中弛みする事なく引き込まれた。
脇を固める豪華実力派俳優が安定なのは勿論のこと、
主人公演じる中島健人さんも、周りに埋もれることなく印象的な演技をしていた。
特に幹事長や犯人と対峙した際の表情、物語最後の表情。セリフが無いにも関わらず強烈に印象に残った。
主人公がその後どのような人生を送るのか知りたくなった。
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