アナログのレビュー・感想・評価
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何も無かった昭和を思い出します
素晴らしい映画でした。
こだわりの暮らし、仕事、恋愛、友情。
便利に馴れた時代だから、ひと昔前のような物語にロマンを感じ、感動した。
途中からBABIさんのこと思い出して、食器拭いてるところで発見。ピントはあってなかったけど。他にも出ていたのかな?
リリーさん、この物語と今日(10/14)のスナラジとの世界観ギャップ大きすぎ。
大前提で私は二宮和也という人が大好きです。 なので、彼が出ている作...
大前提で私は二宮和也という人が大好きです。
なので、彼が出ている作品の評価は割り増しされます。
俳優としてもスゴいのはわかっていますが、今回はそこにアイドルのキラキラもありました。
というか溢れ出ていて漏れ出ている。
普通にキュン死にします。
前作が捕虜役なのでホントに幅広いなぁと素直に感動します。
今作は泣けることもわかっていたし、ストーリーも知っていましたが、それでも脇を固める俳優さんとの掛け合いも素晴らしいです。
何と言っても波瑠さんがいい。
波瑠さんの横顔は本当に美しくて見惚れます。ハマり役です。
当たり前のようで当たり前にできない、相手への尊敬や愛情を表現することの大切さや、それができなかった時に後悔をしないように、と改めて考えさせてくれる映画でした。
個人的に仕事がしんどくて癒しを求める意味もあったので大満足でした。
心がほかほかします。
スマホなんか捨てて、私もカフェに通おうかなー。
主人公は手作りや手書きにこだわるアナログなデザイナー、ヒロインは携帯をもたないアナログな人間。そんな2人が織りなす純愛に満ちた儚くも清い恋愛物語。恋愛ものにしてはくどくなく起承転結、非常に分かりやすく物語が進んでいき、恋に落ちてから、段階的にステップを踏んでいく2人の初々しさや恋における本質的な部分、ヒロインが困難に見舞われ、選択を迫られる主人公、お涙頂戴ものと言うとあまり響きは良くない感じがするが、実際鑑賞して私も涙なしには観ることが出来なかった。
今や電子機器が普及し、通信手段として呼吸をするようにしてスマートフォンで連絡を取り合う我々であるが、今回の作品の様なアナログな恋というのはどこか羨ましい部分があり、今、この世で生きる限りでは味わえないのだろうと言うのが私自身非常に残念に感じた。
主人公を取り巻く、うざったくも肝心な場面で頼りがいのある親友、仕事面では信頼のおける環境や仲間、つくづく人や環境の大切さを感じる事が出来た。
2人の恋物語を鑑賞して、愛いなーっこの野郎!とニヤニヤしたり、もっと踏み込めよ!という主人公へのじれったさを感じたり、親友のおちゃらけでクスッとしたり、主観的に観れる場面もあれば、どこか毎日という日常を通して徐々に2人が恋人同士になっていく過程を俯瞰的に観る事の出来る場面があったり、恋愛物語として非常に完成された作品なのではと感じた。
一人の俳優としての「二宮和也」がまた一段と好きになった。
もう一度観たい
気軽な気持ちで行きましたが、後半涙が止まりませんでした。二宮くんと波瑠さんの演技が素晴らしかったです。
観終わった後、じんわりと心が温まる映画でした!
ちょっと眠くなりそうな雰囲気の中、桐谷健太さんが良いスパイスになっていて、フッと笑える場面も多かったので飽きずに最後まで楽しめました。
心洗われる
全体的にはベタな話。
未読だが、小説として読むと凡庸なんだろう。
ただ、こうやって映像化すると心に滲み入る素敵なストーリーになる。
ビートたけしの感性をきっちりと受け取って描き出したタカハタ秀太監督が見事。
誇張しない等身大の日常を描いてるのが良かったと思う。
そういう意味では、二宮和也と友人二人(桐谷健太、浜野謙太)のアドリブのやりとりも観客を物語の世界観に誘導するのに効果的だったのかな。
それにしても、波瑠が美し過ぎ。
美人女優と言われる人でも、こういう上品な役どころを演じると役に負けてしまう人もいるが、このみゆき役はこの人しかいないと思わせるくらい魅力的だった。
最後すすり声が聞こえた
ストーリーとしての目新しさや斬新さはないが、演出、演技、雰囲気で飽きずに登場人物に寄り添いながら最後までもって行かれた。上品で、アナログな女性に隠された秘密が何かに観客もモヤモヤしながら鑑賞することになる。
二宮和也の人物造形と波瑠の上品でミステリアスな人物造形、そして演技が素晴らしい。
気になったのはシーンごとの暗転といきなりの手の動き(←ぼやかしてます)。
そして自分は携帯持ってなくても相手の連絡先を聞いたり、自宅や職場の連絡先交換しておけばいいのにっていう点。
ジャーマンポテトは伏線だったのでびっくり。
ニノかわいい
ある意味シンプルなストーリーですが、ちょっと泣きました。ニノよいね。最初の頃のはしゃいだ中学生の恋みたいな空気が好き。Wけんたの友達っぷりも最高。くすくす笑いました。アドリブ入ってそう。
波瑠もよかったし、リリーフランキーがいるカフェも行きたいし、良いメンバーでした。
素敵な恋と深い愛。よきです👏
木曜日の奇跡 (追記:鑑賞2回目)
素敵な映画でした。
やっぱり二宮くんの演技は凄い。
ナチュラルなのにグイグイと
魂揺さぶられました。あっぱれ。
前半の軽やかな展開もよかったし
後半の展開は涙腺崩壊、数回嗚咽。
(自分の経験と所々重なりヤバかったw)
波瑠さんとにかく終始ずっと美しい。。
あの役は美人にしか務まらない。
謎めきながら見た目だけでなく
見た目に伴う心の美しさが滲み出ていて
とても素敵でした。
男子の友情の描き方も最高でした。
(結構声出して笑っちゃいました)
一生大切にしたいと思える仲間、
みんな裏表なく素直でいい奴ら。
3人の人柄、よかったなぁ。
カタカナ上司、最初から笑えました。
ピアノカフェ、リリーマスターの
空間、空気感、存在感、さすがでした。
コーヒーというより“珈琲”、
飲みたくなっちゃいますね。
ピュアな純愛、友情、家族、それぞれの絆、
全体を通じての人間愛に心温まりました。
時の流れ方もシンプルながら
不自然さも違和感もなく
心地よかったです。
ストーリーも配役も
無駄な部分が全くなく
必要最低限な絞り込みといいますか
絶妙な引き算が効いていたと思います。
秋になると思い出しそうな
しっとり静かに心に響いた
上質で素敵な映画でした。
また観たいです。
心洗われ浄化されました。
ありがとうございました。
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【鑑賞記録】
①2023.10.13㈮13:40〜@新座
②2023.10.17㈫ 8:45〜@板橋
まさか2回目鑑賞するとは。
しかも中3日で。
初回より更に深く響き刺さり没入
結末がわかっていても涙腺崩壊。
笑える場面もやっぱり笑えるし最高。
スラダンぶりに何度でも観れる系。
終始展開が心地よく美しく素晴らしい。
やっぱり引き込まれました。
「今日から毎日が木曜日」(涙涙涙)
近々3回目、4回目・・あるかも。
インスパイアソング「With」も最高。
先週鑑賞後にDLし聴きまくり。
劇中に流れずビックリでしたが
幾田りらさんの魂と感情込もった
美しい唄声と歌詞、曲は耳と心に響き
鑑賞後の余韻用に完璧すぎる名曲です。
役者さんたちも、りらさんも、
ますます好きになりました。
素敵な素晴らしい作品(名作認定!!)、
関わった皆さんに改めて感謝♡
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北野たけしだからこそ描けた、純愛物語
原作が、あの北野たけしというのは、本当に驚かされるピュアなラブ・ストーリー。しかし、携帯もネットも無い時代を生きてきた、北野だからこそ描ける物語でもあったと思うし、昭和を歩んできた自分から視ても、非常に共感できる作品でもあった。
いつでもどこでもLINEで連絡が付き、あらゆる情報がネットで手に入れることのできる、デジタルな生活が染みついてきた現代社会。こうした昭和の匂いのする、スマホを持たない恋愛を若者はどう視るのだろう?公衆電話で100円玉を用意して、ダイヤル回し、彼女の父親が出たら何と言おうと、冷や汗かきながら電話していた青春時代が懐かしい(笑)
個人的な見方だが、原作よりも映画の方がストーリーに入り込めたし、感動も大きかった。おじさん一人で観たのだが、後半は目頭に熱いモノが溢れてきた。それは、主人公のみゆきを演じた波留が、原作のイメージ通りの、清楚で、揺蕩う中に謎を纏い、それでも凛とした美しさを備えた女性を見事に演じていたからなのだろう。特に、立ち姿や姿勢の良さが、より一層の美しさを引き出していて、改めて、波留の魅力を感じた。
また、水島を演じたニノの、みゆきを前にした微妙な距離感も切なく、この2人のコンビだからこその、より透明感のあるアナログな世界観での純愛物語を作り出していた。そして、脇を固めた水島の親友・高木を演じた桐谷健太と山下を演じた浜野謙太が、多分、アドリブかましながら、みゆきと水島をしっかり支える役所に、とても好感が持てた。
但し、みゆきが水島の前から居なくなった後の描き方は、「実際は、こんなに美しいものではないだろう」というのが、正直なところで、「そこは映画だから仕方ないか…」と、現実的な思いには、蓋をした。それを差し引いても、久々に私達世代からしたら、共感度が高い作品となった。
涙がキラリ
ビートたけし原作の恋愛小説を映画化、という話題性だけでは語れない。
何でもかんでも効率を重視するあまりデジタル化する社会に、私自身も違和感を覚える。残すべきアナログ感覚はあると思いたい。
来るか来ないかわからない木曜の「ピアノ」に通う。この発想は現代人の無くしたものだろう。
純愛ストーリーが一転して辛い展開になり、それが深みを増した。
余談であるが、監督は伝説の番組「ビートたけしの元気が出るテレビ」のディレクターもしていたようだ。たけしさんへのリスペクトは半端ではないんだろう。
以下、軽いネタバレ
たけしさんは、交通事故で生死をさまよった経験がある。突如としていなくなったヒロイン美春みゆきのことは、それを連想した。
アナログというよりアナクロ感
ビートたけしの恋愛小説が原作ということと大スクリーンでの波瑠を観たくて鑑賞。波瑠が生成AI画像か?とビビるほどツルピカの美しさ。ジャニーズ案件の中では相変わらず演技がうまいニノ。素レベルのナチュラル感の桐谷健太。たけし原作らしさが出た浜野謙太を交えたボケシーン。よかった点は以上で、正直感動どころか展開が進むほどに鼻白らんでしまった。
陳腐な恋愛話は設定以上のおもしろみがなく、話の表面をなぞるだけで具体的な細部の作り込みがまるでない。ニノも模型作ってるだけで売れっ子建築家らしい教養や知識の幅広さがあるように見えないし(本人のキャラ問題かも…)、市民会館的なとこでの貧乏くさいコンサートは眼をつぶるとしても、クラシックをネタにしながらクラシック音楽というイメージしか描かれない。
波瑠もかわいいだけのお人形さんで人間的な魅力を感じられず、ずっと敬語を使われ続けて2人の距離が近づいてるようには思えなかった。そもそも今どきいい大人がこんだけデートしてキスもしない、でもプロポーズを考えるってどんな精神年齢なんだよ? 10年前に高校生の波瑠は濱田岳に胸まで揉ませてたってのに。
単純にオレ自身の好みの問題なのかもしらんけど、とりあえず中村義洋監督のみなさん、さようならは必見(濱田の役名は偶然にもおんなじ悟!)。
映画 アナログ 友達と…
ビートたけしが70歳にして初めて書き上げた恋愛小説を映画化。
原作にひかれ、映画どうかな?とおもいながら見に行きました。
映画本当によかった~!
見終わった後、めっちゃ心が温かくなったお話でした。
終盤は涙がとまらない…。笑えて泣ける。
何より二宮君の演技がすごくいい。
自然な感じの演技、間の取り方、目の演技はやっぱりうまいな~と思った。
はるちゃんも演じるヒロインのみゆきにすごくあっていて
健太、謙太が演じるリアルな4人の友人同士のやりとりもおもしろかった。
もう一度映画館で観たい♡
最初何かしゃらくさいのおと思ってたけどちゃんと良かった。 僕は役者...
最初何かしゃらくさいのおと思ってたけどちゃんと良かった。
僕は役者が〜とか音楽が!とかじゃなくて、
男ってあーゆーキレイで知的でハイソな良識ある色白の女神のような、アングラを知らないけど素質ありみたいな子に憧れに近い好意を抱くんだよなあ。
それが転校生とかだったら尚更〜。
みたいなとこでチューニングが合って、
それまで何でも無かった事や日々が、そしてアナログなことも色付くんだよ
二宮君、コメディっぽい所の方がイキイキしてたよ。
便利さ故の不便なとこ……
若かりし頃を思い出させてくれて、キュンとなれた映画だったかな。
初めての彼氏との連絡ツールは家電と手紙。
親が寝静まってからかける家電。
もし、カレの親が出たら……ドキドキ。話す内容をメモしてた頃もあったなぁ
メールのやり取りも便利だけど、話しをするって大事だって改めて思った。
会話を重ねて、お互いを知っていく、理解するって……
とても切なくて、でも、あったかい気持ちになったなぁ……
糸電話をしたくなりました。
(でも、しませんでしたが・・・)
週に一度携帯を使えない日を作ろうかと思いました。
(でも、多分無理ですが・・・)
水島さんは友達に恵まれた人だと思いました。
映画としてはちょっとやりすぎでしたが、そんなことはどうでもよくなるような、恋人同士や好きな人と見に行って欲しい作品です。
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