アナログのレビュー・感想・評価
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ビートたけしの背中
携帯を持っていないミステリアスな女性との恋愛、そんなテーマで1本の映画になる?と訝しみつつ鑑賞。
結果、こんな恋愛はおとぎ話。なのにそれが地に足ついて成立できているという奇跡的な映画だった。二宮和也と波瑠の2人が現実とファンタジーの限りない淡いを絶妙な匙加減で演じていて、拍手を送りたくなるくらい。
また桐谷健太と浜野謙太の幼馴染トリオのアドリブに声を出して笑う。この幼馴染のシーンがあることで、ダレずに見続けることができる。板谷由夏やリリー・フランキー他の役者さん全員がどの人もハマり役で誰1人欠けても成立しない。
原作者ビートたけしの背中が二宮越しに浮かぶ。本当に優しい映画だ。言ってしまえば凡庸な筋書きを、魅せる脚本にした港岳彦さん、タカハタ監督の手腕に脱帽。
なぜこの作品を今製作したのかがもっと明確になれば良かった。
ミステリアスな女性、みゆきが素敵だった
鉛筆による手書きのデッサンや手作りの模型にこだわるデザイナーの水島悟は、自身が内装を手がけた喫茶店ピアノで、小さな商社に勤める女性・美春みゆきと出会った。自分がこだわったデザインに気づき、褒めてもらった事をきっかけに、価値観が似たみゆきにひかれた悟は連絡先を聞いたが、彼女は携帯電話を持っていなかった。そこで2人は連絡先を交換する代わりに、毎週木曜日に、ピアノで会う約束をした。週に一度、会える時間を大切にし、食事に行ったり、海に行ったりし、2人は関係を深めていった。しかし、悟がみゆきにプロポーズしようとした日、みゆきは現れず、それ以降みゆきは姿を消してしまった。みゆきに何が起きたのか・・・てな話。
よくあるパターンのストーリーなのだが涙が出てきた。事故で死んだのかと思ってたら・・・
二宮和也、さすがの名演技だった。
ミステリアスなみゆきを好演した波瑠が素晴らしかったし、彼女のスタイルの良さ、姿勢の良さ、毎回違う衣装が素敵で似合ってた。
徐々にでも記憶が戻り、出来れば歩けるようになればいいな、と希望が持てるラストが良かった。
映画で久々に泣きました
公開前から観ると決めていて、レビューもいろいろ読んでから行きました。
評価が高いので期待も高まっていましたが、それを超える素敵な作品!
物語自体は日々の生活をベースに静かに過ぎていく感じですが、それぞれの想いを想像するたび心が揺さぶられるというか。
後半にいろいろなことが動く感じで、2時間が短く感じました。
何と言っても波瑠さんが役にピッタリでした!
アナログ主義の可能性
二宮くん目当てで鑑賞
感想
王道の純愛ラブストーリー作品で率直に感動した。携帯不所持のヒロインとのラブストーリーはアナログ主義の一周回った新鮮さを感じられて心地良かった。
物語展開自体は王道の純愛ラブストーリーなので、大きく予想を超えてくる展開は無い。しかし、緩やかでテンポが心地良い物語構成と編集、後半からの別視点からの感動要素の導入が一作品としての満足度を大きく高めていた印象。
途中幾度か挟まれるコメディ要素はたけしさんらしさを感じた。
俳優陣の演技も実力派揃いだったので、引き込まれた。
オールドスクールなラブストーリー でも嫌いじゃないんだなーこれが
これだけ様々なジャンルのコンテンツが溢れかえっている昨今、ちょっと時代遅れにも感じるようなオールドスクールのラブストーリー。
それなのに心にグッとくる、自然と涙してしまうのはどうしてなんでしょうね。
本当に丁寧で優しいラブストーリーに仕上がっています。
サカナクションの”新宝島”くらい丁寧ですし、Superflyの”やさしい気持ちで”くらい優しいです。
二宮くんと波瑠さんの仕草や言葉、表情の一つ一つがそんな雰囲気をつくっているのでしょうね。
特に二宮くんの演技とても良かった!個人的イチオシシーンは、2回目に彼女と会ったところ。冗談を言った後「嘘でーす」の言葉に合わせて、めちゃくちゃ耳を真っ赤にしている二宮くんに、「そんなんもう演技のレベル超えてますやん…」と感服しました。
僕は基本、映画の中でアドリブ全開なシーンはあまり好みではないのですが、本作はそこを全く不快に感じませんでした。むしろ自然と笑みがこぼれたくらいです。
俳優陣のまさに”自然体の演技”が感じられて、そういった意味でも丁寧で優しい映画でしたね。映画界の無印良品です。
最後に、最近インスパイアソングという文化?流行っているような気がしますが、普通に主題歌にしたらダメなんでしょうか?「エンドロールでinst流すんならもう主題歌でええやん」と思ってしまいました。
心地いい音楽、後味がいいラストシーン
アナログを観たが、ものすごくよかった。アナログの題名に興味があって観たが、
観ていくうちに題名の意味が分かる。
このような恋愛は興味があるし、水島のような恋愛もしたいし、美春みゆきのような
女性にも憧れてしまう素敵な話。
二宮和也の演技もさすがだったし、波瑠の演技も素晴らしかった。
ラストシーンは感動。音楽も心地よい。二宮和也ファンは必見だし、心が疲れた時に
観るといい作品。2023年のベスト邦画候補に入れたい。
愛を教えてくれる映画
愛とは何か教えてくれた映画です。ビートたけしさんがこんな物語を、と凄く驚きました。是非原作も読んでみたいです。
映像と音楽と雰囲気と全てがよかったです。映画はよく見ますがレビューを書いたことはありませんでした。この映画は思わずレビューを書きたくなってしまうほど、誰かに語りたくなってしまうほど本当に良い映画です。
お付き合いしていた彼と見に行く予定でした。
逆さ人情紙風船の映画です
木曜日のシンデレラが、不器用だが誠実な王子様と出会い、紆余曲折を経て、希望の一歩を踏み出す素敵なラブストーリー
二宮和也、桐谷健太、浜野謙太の3人はどう考えても酒飲みすぎのように思います。奥さんを看病する前に自分の内臓がやられます。
それにしても食事のシーンが多いですね、まるで昔のTBSのドラマみたい(笑)食べながら飲みながらの会話劇はまさにそれ
こういう流れも含めてアナログなんでしょうか?
懐かしさを覚えます。
一番の泣き所はシンデレラの日記です。
映画館で没入してください。
泣けて。泣けて。良かった。
泣けて。さらに泣けて。最後は良かった。
かなり心を揺さぶる。観る価値有り。
ビートたけしの原作は監督と違って見やすい。ただ普通の話の印象。
ちょっと設定が古いかなとは思ったがそれはそれで良かった。
見やすさ◎
ストーリー◎
キャラクター◎
没入感◎
個人的好み◎
ほんとにタケシの小説???
波瑠ちゃんは
弥生3月君を愛した30年(2020年公開)以来。
またまた、ピッタリの役でした。
まさに宝石💎ですわ
頻繁に映画やドラマに出演しないからいいんですね。
高画質のきれいな映像も波瑠ちゃんに負けてない。
スマホもガラケーも持たず、
木曜日にお気に入りの決まった店で待ち合わせ。
ステキです。
普通、スマホ持ってないんですって言われたら、キョーレツな拒絶と感じると思うんですが、まったく疑う余地がないほどの清らかさ。
通常のニノのキャラだと、マジ切れでもおかしくない状況だと思うんですが、おとなしく従うんです。
ほんとにタケシの小説???
誰かゴーストライターが書いたんじゃないの?
紙コップにタコ糸の糸電話。
たぶんなんにも聞こえないと思うんだけど・・'
芝浜は談志派です
良い距離感 良い人間関係 人の温かさ
映画館の告知でよくやってたので見に行きました
役者さんの演技が良かったなぁ〜
全体的に演技演技してないというか ホントの日常を切り取った感じで
ニノは優しい表情凄い良いですね 喫茶店からトボトボ帰るの背中でわかりましたよ顔が
波瑠さんも綺麗だけどリアル感あるお金の持ちのお嬢さんみたいなのとたまに無邪気に笑う表情とか良いよなぁ
2人の絶妙な距離感がいいねぇ~
かすかに笑ったりして一気に距離感詰めない感じが
恋愛パートも良いんですが男3人での友情シーンが凄く良かった!
居酒屋での会話とかあんな感じですもんね
けどおふざけだけじゃない付き合い
良いですねぇ リアルですねぇ
大きなスクリーンで見るキレイな海が良かったです😉
あと全体的にご飯や飲み物のシーンが美味しそうに感じたのも良いです
気になったのは同じ絵面でカット変わらないのにつなぎ合わせの編集はバラエティ見てるみたいでそこは気になりました
ちょこちょこ泣きましたけどこれで最後のエンドロールで楽器じゃなくて歌声だったらめちゃくちゃ泣いたと思います(笑)
まぁ全体的に良かったです満足です
映画にありがちな蛇足かつ不要なラブシーンは無いのでいろんな年代の人でも大丈夫かと思います
寒い季節になってきますが温かい気持ちになりたい人は是非映画館で
原作がビートたけしさんって驚き。
ビートたけしさんって、ロマンティストなのね。
この王道のロマンチックなラブストーリーを書いたことに驚き。
人を愛することの喜びと切なさ、そして尊さをたっぶり堪能できますので、デートムービーとしてもオススメです。
主演のふたりをはじめ、カフェのマスターや友人たちなどキャスティングも見事にハマっていました。
特にストーリーの展開に驚きはありませんが、携帯電話なし、手作り模型、ぶら歩き、糸電話、等々のアナログな設定がいきていました。
今時
今時ケータイを持たない女性に恋したら何か起きそう、みたいな予告ムービーだったけど、純全たるラブストーリーで悲しくも美しい恋物語でした。
ケータイが無いからすれ違いや誤解が生まれる恋なのかと思いきやそんな安いドラマみたいな事は起きない。
ただただ人が人を思う気持ち、人間が人間たる姿がゆっくり描かれる。
一応映画らしくドラマティックな展開もやって来るんだけどあの時ケータイさえ有れば!とか連絡さえ出来てれば!みたいなシーンも無い。
つまりは人間を描きたい作品なんですよね本作。
シーン毎に食事は良かったですよね、そうだよ人はメシ食うんだよ、ちゃんと腹すかせるヤツだからこそ人として信頼出来る。
タイトルアナログってのは合理性や計算で動けない人間そのものを表してるんだろうな。
ただ一つ現実感薄かったのは、ヒロイン波瑠が文化系美術系男子の理想の頂点を突破してるくらいファンタジーな存在で恋殺しさせに来てんのかと思った。
大切な人と観てよかった
大切な人と急に観ることにしました。
二人共ハリウッド系の映画が好きなので、こんなに穏やかな作品を一緒に観るとは思いませんでした。
でも観てよかったです。
一緒にいる時間を本当に大切にしたいと思いました。
予定調和だが涙腺崩壊
編集によるぶつ切りカットがリアリティを生み、たわいない仕草や会話、仲間や親子のじゃれ合いなど、全てが愛おしい映画でした。
予定調和なのですが、涙のキッスをはじめ、ニノにやられ、前半から涙が出る始末。
大輔兄さんも丈一郎君も、もちろん高橋恵子さんなどみなさん、素敵な演技で良い時間が過ごせました。大好きな女優の板谷さんが、半泣きで話されている姿で、完全に涙腺崩壊となりました。
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